ハナノイロ

涙の雨が頬をたたくたびに美しく

くだらないルールからはみ出せずに泣いていた ぼやけすぎた未来地図
すり減ったココロを埋めたくて集めた 要らないモノばかり

バイバイ あの愛しき日々は戻りはしないから

開いてゆく 小さく閉じたココロが夜の隅で静かに
色付いてく もっと深く優しく朝の光を受けて

涙の雨が頬をたたくたびに美しく

だれかの明日をただ憂えたり嘆いたりすることが優しさなら
すり減ったココロは思うよりも簡単に埋められやしないかな

何回だって間違えるけど終わりはしないなら
笑ってたいな

閉じてゆく ずっと隠してた傷が夜の隅で静かに
繋がってく いつかはぐれたすべてが朝の光を受けて

開いてゆく 小さく閉じたココロが夜の隅で静かに
色付いてく もっと深く優しく朝の光を受けて

近付いてく 何度となく夜を越え昨日より空の方へ
たまに枯れながら そうしてまた光に目を細め深く呼吸をして

涙の雨が頬をたたくたびに美しく
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