藍の唄

心の奥深くにある 落書きに君の名前を探した
もうそこに居るはずないのに 面影ばかり浮かんで消える

明日はどんな色になる 傷付け合った僕らは
明日を望んでばかりだ わからずやの愛に隠れてく

忘れてく事ばかりで 君のその手を離せないよ
愛の詩はいつのまに 悲しい声(うた)に変わったの

からっぽの入れ物に 詰め込んだ願い事
いつの間にか冷めていた 底のほうに溜まる言葉

甘い夢に溶けていた 傷付け合ったあの日々の
探さなかった裏側に わからずやの愛が隠れてるんだ

見えないものばかりで 僕はその手を離せないよ
迷子になった僕らは 愛の詩を探してる

他人のようで もっと近くて
同じようで もっと遠くて
触れられないよ

隠れてることばかりさ 僕はその手を離さないよ
愛の詩はいつまでも 僕らを待っているから
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