泣き虫DAYS

泣き虫坊やはどこへ行く?
あてもなくただふらふら風任せ。
意味も持たずただなすがままに。
訳も知らずただ風のままに。

道行く人々はどこへ行く?我知らず。
ぶらぶらと理由(わけ)任せ。
十人十色のその役目は、
僕じゃない誰かを救うタメ。

そっと触れたその頬に、
すっとつたう冷たい水の正体を教えてよ。

心の中の天気は、過去最高のどしゃぶり模様。
悲しさに雨は頬を濡らす。

降りしきる雨がいつしか上がるように、
あなたの心の中の天気も晴れるでしょう。
繰り返す毎日も、同じ天気じゃないさ。
きっと きっと 明日は晴れるから。

濡れたステージの上に立ち止まる僕ら。
震えた口からこぼれだす音楽。
「きれいごと並べて、さぞかし満足でしょう。」

弱虫なくせに強がってたって、
いつしかバレる泣き虫な本音。
「ホントは誰よりも弱いんだ…。」

隠した涙の理由を誰かが見つけてくれるまで、
息を潜めて隠れてたんだ。

「こんなのカッコ悪いよな。
誰も知らない場所まで。」と、
世界の果てさえ見えなくなってた。

降り止まない雨は涙を隠すように。
ささくれだった心をそっと潤す。
生きてりゃいつだって悩みくらいあるだろ?
きっと きっと 明日にゃ忘れるさ。

どれくらいの間泣いていたんだろ?
赤く腫れた目をそっと撫でてみる。
誰かが唄ってた。

「涙はなくても支障はないけれど。」
悲しさ・喜び・幸せ表せる。
そんな泣き虫になりたい。

どしゃぶりの雨は、いつしかやむけれど
僕らの心の痛みは癒えるのかなあ?
流した分だけ、悩みが消えていく。
そんな魔法みたいな涙が欲しいな。

君と僕なら繋がるこの世界。
明日も何処かで誰かが
きっと笑ってるんだろう。

繰り返す毎日も同じ天気じゃないさ。
きっと きっと きっとさ

そんな今日は泣き虫DAYS
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