会いたい時に君はいない

きっと眠り過ぎたのね
おかしな夢ばかり見る
風が少し騒ぐから朝は近い もうすぐ

友達はみんな気付いてる
おかしな事口走る
ねえそれじゃ最初から 最初から何もかもを知ってたの?

もうこれ以上 君を庇えない
もうこれ以上 愛されるふりはできない

会いたい時になぜ君はここにいない いない いない
届くあてない言葉ばかりでつまづいて転びそう
今すぐぎゅっと抱いて君を許してしまいたい
他に何も欲しくはない

明け方の間違い電話の向こうで誰かが泣いてる
何も言えなくて切った
喉が渇いていた

セロハンテープで留めたような強がり 風に吹かれてる
本当はいつだって いつだって気付いてと呼んでいたの

もうこれ以上 追い詰めたくはない
もうこれ以上 涙は飲みこめない

泣きたい時になぜ君はここにいない いない いない
叶うことない願い降り積もって今にも溺れそう
こんな日にロックなんて何の役にも立ちはしない
伸ばした手は宙をつかむ

そう君のたった一言ですぐに救われるのに
「さよなら、平気」なんてきっと最後に笑ってみせるだろう
二人はどこか似てる優しい嘘つき同士だろう
会いたい時に君はいない
会いたい時に君はいない
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