未練のなみだ

泣いても泣いても 堰(せき)を切る
なみだよどうして あふれるの
よわい女と 言わないで
恋をしなけりゃ わからない
なみだは命の しぼり水

この世で逢うこと 許さない
悲しい別れを させられた
だれが悪いの おしえてよ
あつい血潮が もえるまま
わたしは女で 生きただけ

くるくるむなしく まわってる
祭りの夜店の 風車
あなた好みの ゆかた着て
夏の一と夜を さまよえば
未練のなみだが また滲む
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