カナリア

そのために僕は何を捨てて 拾い集めていけばいいの
君への想いと不安が相乗 すき間を埋めていく通り雨

一人より楽なものはない
一人より寂しいものもない
それに僕は気づいているけど
いつも素直になれない

背丈の合わないランドセルを 背負ってるような居心地だよ
重なることのない月と太陽 その間を季節が通り過ぎていく

本当に大事にしていたのに 今では押し入れに眠ったまんまで
予測はしてても期待はしない 傷つくこと恐れてばかりです

一人より楽なものはない
一人より寂しいものもない
それに僕は気づいているんだよ
だからこんなに想っているんだろう

カナリアの声が響くから 愛しさが僕の胸をつく
通り雨が過ぎるのを待ち 「このまま全てを失ってもいいかな」
なんて言ってみたり 君を思い出してみた
ただそれだけで 会いたくなる
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