変らない奇跡

いつもの 帰り道を
君と歩いてく

気付かれないように
少し足を止めた

長い影と 夕焼けに染まってく背中

ありふれすぎて 気付かない
でも 優しい灯火のように

心の奥 揺れているのは
振り向いた 微笑む君が
広げた腕に 手を伸ばして

いつしか 夜のとばり
ふたり包まれて

ふとした 瞬間
指先 触れて 絡んだ

わざとそらす 瞳には きらめく光

空を仰げば 降り注ぐ
流星に見守られながら

わたしが今 あるがまま
ここに居ても 愛されてること

初めて知った 奇跡だから

どこにでもある 見えなくても
確かな 温もり抱きしめ

ありふれすぎて 気付かない
この 優しい灯火のように

わたしが今 あるがまま
君のことを 愛しているから

いつまでも 変わらない奇跡
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