惚れて振られてまた惚れて

苦労したなと 抱き寄せられて
夢を見ました 女の夢を
咲いてひと咲き 恋の花
三日(みっか)見ぬ間に 散る桜
惚れて振られて また惚れて
女の人生…泣き笑い

男心は 気まぐれ夜風
胸をかすめて ひらりと逃げる
散るも儚(はかな)い 恋の花
にじむ涙の うしろ影
惚れて振られて また惚れて
女の人生…泣き笑い

人の噂も 笑顔で耐える
弱音吐いたら なおさらつらい
いつか咲かせる 恋の花
ひとり見上げる 路地の月
惚れて振られて また惚れて
女の人生…泣き笑い
×