百人一首 有明のver.

有明の つれなく見えし 別れより
暁ばかり うきものはなし

契りきな 形見に袖を しぼりつつ
末の松山 波越さじとは

夜もすがら もの思ふころは 明けやらで
閨(ねや)のひまさへ つれなかりけり
閨(ねや)のひまさへ つれなかりけり

わびぬれば 今はた同じ 難波なる
みをつくしても 逢はむとぞ思ふ

風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ
くだけてものを 思ふころかな

かくとだに えやはいぶきの さしも草
さしも知らじな 燃ゆる思ひを
さしも知らじな 燃ゆる思ひを
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