I Was Seventeen

なんにも いらなかった
あふれる 陽ざしだけ
I was seventeen そして

大人のまねをして それでも真剣に
恋をしていた あの日

あのちっぽけだった 世界がすべてへと
つながっていることなど 知らずにいた

川辺にねころんで 時々 話した
特別だった 時間

心のいたみを わかりあえることが
彼女と私だけの ひみつだった

よろこびは 涙をあふれさせ
幸せは かたちにできなかった

みんながあつまった 通りで一日が
はじまっては おわる

やがて18に なる日がちかづいて
恋を失ったこと 知らされたの

かなしみは 胸のおくにとどき
泣くことは かくさなくてよかった

なんにも いらなかった
ただそこに いただけ
17才の 風の中に

よろこびは 涙をあふれさせ
幸せは かたちにできなかった

かなしみは 胸のおくにとどき
泣くことは かくさなくてよかった
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