阿久悠作詞の歌詞一覧リスト  1695曲中 601-800曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
めざめ木之内みどり木之内みどり阿久悠三木たかしささやかれ ささやかれ どうしていいのか わからない あのひとの あのひとの 言葉は私を困らせる  高校二年なら 大人のはずだから わかってくれるね とあなたはいうけれど 愛しているなんて 余りに恐すぎて 真赤なスカートを 思わずひるがえす  いじめちゃいやいや 急いじゃいやいや 怒っちゃいやいや いやいや  さそわれて さそわれて ことわる言葉もさがせない あのひとの あのひとの まなざし 私をなやませる  返事をすることが 大人の礼儀だと あなたは少しだけ 怒った顔をする 何かを言いたいと 答えをさがすけど 髪の毛かみながら 私はふるえてる  いじめちゃいやいや 急いじゃいやいや 怒っちゃいやいや いやいや
ふりふり叶和貴子&五木ひろし叶和貴子&五木ひろし阿久悠三木たかし若草恵たぶん ふたりのシナリオは 次のページが破れてる ラストシーンの書きなおし あなた どう書くの  ハッピーエンドになる筈が にがい味付けしたものさ 愛のヤマ場のその後を きみは どうするの  だましたふり 信じたふり 愛したふり 妬いてたふり やさしいふり つめたいふり 激しいふり ふりふり  ふりで書けない真実に あなたと私 私とあなた いま 心を迷わせる  いつか頬杖つく癖が きまりポーズになっている セリフ忘れた人のよう あなた どうしたの  恋が遊びで終るなら 洒落たラストに出来るけど エンドマークのその先を きみは どう思う  嬉しいふり 悲しいふり 淋しいふり せつないふり 夢見たふり 焦がれたふり 溺れたふり ふりふり  ふりで書けない真実に あなたと私 私とあなた いま 心を迷わせる  だましたふり 信じたふり 愛したふり 妬いてたふり やさしいふり つめたいふり 激しいふり ふりふり  いま 心を迷わせる
KID田原俊彦田原俊彦阿久悠井上ヨシマサメンズマガジン 抱いて流行りをおぼえ あの娘好み お洒落になって 車のミラーをのぞく やさしい いい子でうつってる アア アア パイの焼き方ならい 得意になって エアロビクス なんかも通い ツルツルしてる 顔で ラインを気にしてばかりいる アア それが BOY のカガミだと…  BYE-BYE GOOD LUCK おととい おいで BYE-BYE GOOD LUCK お呼びじゃないよ ゾクゾクするような男の気分を 知らないか  リップステックなめて 猫なで声で 甘いだけの おしゃべりしてる グラビアみたいなポーズ 気にして 小首を傾けてる アア アア 天の声より全てあの娘の好み 上目づかい 出来ばえたずね 可愛い人ねと云われ しあわせ感じて笑ってる アア それが BOY のカガミだと…  BYE-BYE GOOD LUCK おととい おいで BYE-BYE GOOD LUCK お呼びじゃないよ ゾクゾクするような男の気分を 知らないか  BYE-BYE GOOD LUCK おととい おいで BYE-BYE GOOD LUCK お呼びじゃないよ ゾクゾクするような男の気分を 知らないか
杯に歌のせて五木ひろし五木ひろし阿久悠大野克夫いま まぶたをほんのり 赤く染め いま 涙をたたえて 佇むは 愛という名の戦い終えた 勇士たち 胸の傷など もう癒えた 友よ 歌え みんな 杯かかげて よろこび熱く伝えよ 生きて 愛し 夢をつむぐ 二人の未来に  いま くちびる合せて 誓い合い いま たかぶる心で 躍るのは 愛の奇跡を信じて生きた 勇士たち 明日はやさしい人となる 友よ 歌え みんな 杯かかげて 人生 ともに語れよ 花と嵐 春と冬 駆けぬく二人に  友よ 歌え みんな 杯かかげて よろこび熱く 伝えよ 友よ 歌え 肩を組んで 今宵の宴に
約束フォーリーブスフォーリーブス阿久悠筒美京平指から指へ 胸から胸へ 熱いおもいが 流れて行くよ 今日から明日へ 明日から永遠(とわ)へ 君の心で 育って行くだろう 今は小さな約束も いつかふたりをつないでくれる だから 別れが 少しもつらくない  小雨にうたれ 散らずにのこる あの花のように 残していたい たとえどんなに 変って行っても このひとときは 忘れずにいたい 今は小さな約束も いつかふたりをつないでくれる だから 別れが 明日をつれてくる
学生街の四季岩崎宏美岩崎宏美阿久悠川口真学生街に 雪どけ春が来て また新たな顔が ふえたわ 一月前に 涙のさよならが 街中あふれて いたのに  ポプラ並木 風が流れ 渡り鳥も 帰って来た だけど海の町へ帰った彼 どうしたのか 便りもない  坂道下り 角のコーヒーショップ 英語のカセットひとりできいていたら ガラスの窓に 夏の光がさして 心が少し やわらぐ  故郷へ帰り のんびりするひとや 外国旅行など するひと それぞれ何処か 出かけて行ったけど 私はどこへも 行かない  時計台に赤とんぼが すいすいとび 秋が来たわ 愛の行方きめてほしいけれど まだ二人に 答はない  図書館前の 薄い陽だまりの中 就職試験をあれこれ思いながら 誰かがポツリポツリひいてるギター 涙をうかべ きいてる  学生街に 吹雪の冬が来て みんなストーブ囲み 集まる 別れの時が 来るのを知りながら ビールのジョッキを あげたわ
魅惑西郷輝彦西郷輝彦阿久悠川口真あなたは心に 罪の甘さを のこしてひとりで 帰るのですね 朝まだ早い 霧の空港 ひそかに見送る せつない思い 美しいと云うことは 罪なものですね それがそれがあなた 憎い憎いのです  去り行くあなたの 胸の中には あの日の恋など ないのでしょうか やがてこの霧 雨にかわって すべてを流して しまうのでしょう  美しいと云うことは 罪なものですね それがそれがあなた つらいつらいのです  美しいと云うことは 罪なものですね それがそれがあなた つらいつらいのです
マイ・チャンプおぼたけし・森みどりおぼたけし・森みどり阿久悠渡辺岳夫もしもその道で ぼくにぼくに出会ったら 見つめるだけにしてほしい 君のやさしさに ふれてふれてしまったら 獣の道は 獣の道は歩けない  オー・マイ・チャンプ マイ・ボーイ よそ見をするなと 誰かが誰かがいった オー・マイ・チャンプ マイ・ボーイ よそ見をするなと 誰かが誰かがいった  いつかこの胸に 君を君を抱きしめて 心のすべてを話すだろう 今は目を閉じて 何も何も語らずに 乾いた風の 乾いた風の中にいる  オー・マイ・チャンプ マイ・ボーイ よそ見をするなと 誰かが誰かがいった オー・マイ・チャンプ マイ・ボーイ よそ見をするなと 誰かが誰かがいった  夢を見つめれば 愛は愛は遠ざかり 愛する時に夢は去る 喉の乾きには 水が水があるけれど 心の飢えに 心の飢えに水はない  オー・マイ・チャンプ マイ・ボーイ よそ見をするなと 誰かが誰かがいった オー・マイ・チャンプ マイ・ボーイ よそ見をするなと 誰かが誰かがいった オー・マイ・チャンプ
毎日がバレンタイン柏原芳恵柏原芳恵阿久悠川口真ヘイボーイ ヘイヘイボーイ ヘイボーイ ヘイヘイボーイ  私は今もぎたてのオレンジ したたり落ちる甘いしずく 私は今まぶしさの最中 季節の色に染まる果実 ありのままの私をありのままに見せたい 飾らない心を 飾らない姿を ヘイボーイ ヘイヘイボーイ ヘイボーイ ヘイヘイボーイ きらめきの女の子には 毎日がバレンタインデー  私は今てのひらのオレンジ 光の中がとても似合う 私は今朝露のシャワーを いっぱい浴びて風に歌う 今のままの私を今のままのあなたに サラサラの心と サラサラの姿を ヘイボーイ ヘイヘイボーイ ヘイボーイ ヘイヘイボーイ きらめきの女の子には 毎日がバレンタインデー  今のままの私を今のままのあなたに サラサラの心と サラサラの姿を ヘイボーイ ヘイヘイボーイ ヘイボーイ ヘイヘイボーイ きらめきの女の子には 毎日がバレンタインデー
あの鐘を鳴らすのはあなたゴスペラーズゴスペラーズ阿久悠森田公一多胡淳・村上てつやあなたに逢えてよかった あなたには希望の匂いがする つまづいて 傷ついて 泣き叫んでも さわやかな希望の匂いがする  町は今 眠りの中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 悩みの中 あの鐘を鳴らすのは あなた  あなたに逢えてよかった 愛しあう心が戻って来る やさしさや いたわりや ふれあう事を 信じたい心が戻って来る  町は今 砂漠の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 孤独の中 あの鐘を鳴らすのは あなた  町は今 砂漠の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 孤独の中 あの鐘を鳴らすのは あなた
ひき語りちあきなおみちあきなおみ阿久悠及川恒平外は雨ですか 土砂降りですか 妙に気分が 沈んで来ます こんな夜には 身の上話を 問わず語りに したくなります 半分はつくり話と思って下さい おひまなら 真実を見つけて下さい 真夜中に 女ひとり 目をとじて しみじみ歌う ひき語り  雨はやみますか 長雨ですか ぬれて帰れば 風邪をひきます こんな機会は めったにないから 朝が来るまで 歌いましょうか 半分はつくり話と思って下さい おひまなら 真実を見つけて下さい 暗がりに 女ひとり ギター抱き しみじみ歌う ひき語り
夏の花よ内山田洋とクール・ファイブ内山田洋とクール・ファイブ阿久悠三木たかしお前を抱いたら 軽い 軽い こんなにも 泣いてくらす時が長過ぎて やせてしまったか 花園に 戻したら 咲くかもしれない 別れるなら この季節 もいちど咲ける 夏に  いつでも お前が 損な役を引き受けて 笑うことが苦手だったのと いってくれたけど 微笑めば しあわせが 来るかもしれない 別れるなら この季節 もいちど咲ける 夏に  背中を見たなら 細い 細い あんなにも 雨とまじる影がはかなくて 消えて行きそうだ この部屋に 忘れもの あるかもしれない 別れるなら この季節 もいちど咲ける 夏に
五番街のマリーへ堀内孝雄堀内孝雄阿久悠都倉俊一五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は 古い町で 昔からの人が きっと住んで いると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街で うわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい  五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で 住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街は 近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い察してほしい  五番街で うわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい
夜明けの夢和田アキ子和田アキ子阿久悠都倉俊一恋する日は 夜明けの夢 今にも覚めそうな はかないまぼろしか 悲しいわ 女はみな 夜明けの夢 消えると 知っても 恋して苦しむの 悲しいわ  あゝ この恋 やがては終わる いのちまで 燃やしたけれど いとしいひと 夜明けの夢 涙にかすんで 見えない遠いひと 悲しいわ  恋する日は 夜明けの夢 波間にただよう 鴎に似ているの 悲しいわ けだるい夢 夜明けの夢 いつでも 涙に ただよう私なの 悲しいわ  あゝ この恋 やがては終わる いのちまで 燃やしたけれど 泣いては覚め 夜明けの夢 覚めてはまた見る 愚かなくりかえし 悲しいわ  あゝ この恋 やがては終わる いのちまで 燃やしたけれど 泣いては覚め 夜明けの夢 覚めてはまた見る 愚かなくりかえし 悲しいわ
MISS KISS(ミス・キッス)桜田淳子桜田淳子阿久悠佐藤準佐藤準誰のための赤い唇 MISS KISS MISS KISS あまりに悩まし過ぎる 夏の夜は恋の泥棒 眠りに落ちれば 誰かが窓から入る  闇夜に盗まれたら困る 月の夜に愛をそえ あげる 深い海の眠りの美女には 小指をふれても 重たくきびしい罪になる  ぬれた肌にからむビキニは 男の火薬に 真赤な炎をつける 君のために誰も彼もが ゼンマイ仕掛けの 野獣に変ってしまう  砂の上のサボテンの花よ 可憐に見えても チクリとつき刺すとげがある  君がもしも浮気者なら 誰もが突然 しあわせ気分になれる 赤く熟れた甘い罠 M・I・S・S K・I・S・S MISS KISS 見つけながら深いためいき M・I・S・S K・I・S・S MISS KISS  誰のための赤い唇
どうにもとまらないモーニング娘。モーニング娘。阿久悠都倉俊一うわさを信じちゃいけないよ 私の心はうぶなのさ いつでも楽しい夢を見て 生きているのが好きなのさ  今夜は真赤なバラを抱き 器量のいい子と踊ろうか それともやさしいあのひとに 熱い心をあげようか  あゝ 蝶になる あゝ 花になる 恋した夜はあなたしだいなの あゝ 今夜だけ あゝ 今夜だけ もう どうにも とまらない  港で誰かに声かけて 広場で誰かと一踊り 木かげで誰かとキスをして それも今夜はいいじゃない  はじけた花火にあおられて 恋する気分がもえて来る 真夏の一日カーニバル しゃれて過ごしていいじゃない  あゝ 蝶になる あゝ 花になる 恋した夜はあなたしだいなの あゝ 今夜だけ あゝ 今夜だけ もう どうにも とまらない
ロマンスモーニング娘。モーニング娘。阿久悠筒美京平土肥真生あなたお願いよ 席を立たないで 息がかかるほど そばにいてほしい あなたが 好きなんです  ひとりでいるのが こわくなる このまま逢えなく なりそうで くちづけさえ 知らないけど これが愛なのね  もしもとべるなら とんでついて行く たとえ嵐でも たとえ遠くでも あなたが 好きなんです まるで今の私 迷い子のようね あなたが 好きなんです  生まれて始めて 愛されて 私はきれいに なって行く 甘い甘い ロマンスなの しあわせな私  こんな私だから 抱きしめていてね  あなたお願いよ 席を立たないで 息がかかるほど そばにいてほしい  あなたお願いよ 席を立たないで 息がかかるほど そばにいてほしい
秋日和あべ静江あべ静江阿久悠三木たかし秋のセーターを編みあげました 多分気にいると思います 好きな果物を買っておきます 鍵はともだちにあずけます  私は行かなければなりません 話が出来なくてごめんなさい 私をさがさないで下さい 私をさがさないで下さい  窓のカーテンをとりかえました すぐに気がついてくれるでしょう 爪を伸ばしては危いのです 棚に爪切りを置きました  私は行かなければなりません あなたにさよならをいうのです 私をさがさないで下さい 私をさがさないで下さい
友ありて・・BOYS AND MENBOYS AND MEN阿久悠都倉俊一いたみを分け与えてくれ 半分このぼくにくれ きみだけ傷を負わせて 捨てやしない  言葉が空(むな)しいのならば 黙って手を出せばいい 世界に一人ではない それを感じろ  今こそ確かな手応え感じて 傷だらけでも生きられると 信じる時だよ  何かが云いたいのならば 明日(あした)の朝にしてくれ 孤独のかげりなど捨て 笑顔うかべて  すべてを見せ合って生きた 短い青春の日々 想えば 友ありてこそ 生きて来られた  何か頼れば 何かに背(そむ)かれ そんな時でもつまずかずに 心を信じた  時代が駆けぬけて行って 別れが訪れようと たがいに見つめていると 今も思える
花のように鳥のように堀内孝雄堀内孝雄阿久悠杉本眞人Park Young-Min・Hong JungーSuそこにあるから 追いかけて 行けば はかない 逃げ水の それが しあわせ あるよでなくて だけど夢見る 願(がん)かける  花のように 鳥のように 世の中に 生れたら いちずに あるがままの生き方が しあわせに近い  指の間を さらさらと いつの間にやら こぼれ落ち 拾い集めた 欠片(かけら)を見つめ 恋の終わりを 知らされる  花のように 鳥のように 晴れの日も 風の日も 人生 そんなふうに思えたら しあわせに近い  誰が わたしを 捨てるでしょう いつも こんなに 一筋に こころ捧げて なさけをかけて 愛をいっぱい あげたのに  花のように 鳥のように 限りある一生を 信じて 生きることが 何よりも しあわせに近い  花のように 鳥のように 世の中に 生れたら いちずに あるがままの生き方が しあわせに近い
ハーモニカの詩小林旭小林旭阿久悠吉田拓郎若草恵夕やけに 鉄棒の影がのび オルガンの 七つの子 遠く聞こえる 留守番のいやな子が ブランコを 鳥になれ 雲になれ 強くこいでる ガラス窓 光らせて 陽が沈む 黒板の白い文字 赤く色づく 赤く色づく 砂場には いろいろの忘れ物 ペシャンコのボールだけ 砂にうもれる  赤とんぼ 追いかける子のあとを コロコロと柴犬が 追って転がる ただひとり 赤い靴 はいた子は さよならも 云わないで 町をはなれる 泣きながら ハーモニカ 吹く日ぐれ 校庭の日もかげり 誰か呼んでる 誰か呼んでる 星空を 見上げつつ 歩いたら くちびるに 塩からい 涙ながれる くちびるに 塩からい 涙ながれる
渚のシンドバッド増田惠子増田惠子阿久悠都倉俊一アアア アアア…… 渚のシンドバッド  ここかと思えばまたまたあちら 浮気なひとね サーフィンボード小わきにかかえ 美女から美女へ ビキニがとっても お似合ですと 肩など抱いて ちょいとおにいさん なれなれしいわ 唇盗む早業は 噂通りだわ あなたシンドバッド セクシー あなたはセクシー 私はいちころでダウンよ もうあなたに あなたにおぼれる  波乗りあざやか 拍手をあびて キッスの嵐 あちらのパラソル こちらのパラソル ウインク投げて 夜ふけになったら あなたの部屋へ しのんで行くよ ちょいとおにいさん いい気なものね うっとりさせるテクニック 腹が立つほどよ あなたシンドバッド セクシー あなたはセクシー 私はいちころでダウンよ もうあなたに あなたにおぼれる
北の宿からUAUA阿久悠小林亜星鈴木正人あなた変わりはないですか 日ごと寒さがつのります 着てはもらえぬセーターを 寒さこらえて編んでます 女ごころの未練でしょう あなた恋しい北の宿  吹雪まじりに汽車の音 すすり泣くよに聞こえます お酒ならべてただひとり 涙唄など歌います 女ごころの未練でしょう あなた恋しい北の宿  あなた死んでもいいですか 胸がしんしん泣いてます 窓にうつして寝化粧を しても心は晴れません 女ごころの未練でしょう あなた恋しい北の宿
死んでもいい五木ひろし五木ひろし阿久悠三木たかしこころの中で かき抱き 逢わない間は 夢だけど ふとした運命(さだめ)のいたずらで 逢ってしまえば地獄にも 嬉し涙の熱さだけ 頬に感じて 愛したい うしろ指さされても 転げ落ちたい二人して 死んでもいい  ちぎれた糸をたぐり寄せ 思いを託して結ぶのは 世間の人から見たならば 道にはずれた罪になる 夢もうつつも まぼろしも すべて信じて 愛したい うしろ指さされても 転げ落ちたい二人して 死んでもいい  うしろ指さされても 転げ落ちたい二人して 死んでもいい
東京白夜内山田洋とクール・ファイブ内山田洋とクール・ファイブ阿久悠三木たかしらせん階段 裸足でおりながら 恋と酒との 酔いざまし 耳のピアスを 忘れて来たけれど 取りに戻れば 帰れない 今日で終わりと しっかり云いきかせ 辛い恋など 切り捨てる だけど心は未練にひきずられ 足の運びも遅くなる もう私 つかれたわ あれこれ めんどうで  眠りたい 眠れない かくれる夜がない 東京白夜  くせのない髪 何度もかき上げて うしろ見たさを 我慢する きれいごとでは 済まないさよならを 私きれいに 云って来た 薄荷煙草を一口喫ったけど おとは指先 焦がすだけ 揺れるからだを 支える人の手が ここにあったら 抱かれそう でも私 ならないわ すっかり臆病で  眠りたい 眠れない かくれる夜がない 東京白夜  眠りたい 眠れない かくれる夜がない 東京白夜
テレビが来た日ピンク・レディーピンク・レディー阿久悠都倉俊一都倉俊一(セリフ)テレビが来たぞ やったー!  テレビが来た日 このぼくは 学校を休んだ ご近所の人も集まって 到着を待った  電器屋さんの通る道に 赤い絨毯敷いて 電器屋さんのくぐる門に クス玉さげたい気持ちさ (気持ちさ)  テレビが来た日 テレビが来た日 それは家族が増えた日 テレビはなぜか床の間に ドンと座った (座った)  (セリフ)テレビが来た テレビが来たよ テレビが来たぞ やったー!バンザーイ!  テレビが来た日 ぼくんちは 劇場に変わった 八畳の部屋はスシヅメで 立ち見さえあった  誰もが口を開けて見てる すぐに笑ってしまう 誰もが肩を叩き合って いいわね いいわねといった (皆いった)  テレビが来た日 テレビが来た日 それは歴史にのこる日 テレビはきっと父さんの 役をするだろう  テレビが来た日 見た夢は 大相撲だった 横綱とともに重ねモチ 悲鳴をあげた  今夜はきっと野球だろう 次は愉快な漫画 起きてもテレビ 寝てもテレビ 授業の時だけ眠った (眠った)  テレビが来た日 テレビが来た日 家に笑いが満ちた日 窓から見える月さえも ゲラと笑った  テレビが来た日 テレビが来た日 それは家族が増えた日 テレビはなぜか床の間に ドンと座った (座った)  (セリフ) テレビが来た 嬉しい!
白い蝶のサンバ島谷ひとみ島谷ひとみ阿久悠井上かつおCHOKKAKUあなたに 抱かれて わたしは 蝶になる あなたの胸 あやしい くもの糸 はかないいのち さだめなの  あなたに 抱かれて わたしは 蝶になる 涙をため くちづけ 受けるのよ あふれる蜜に 酔いながらおぼれるの  恋は心も いのちもしばり 死んで行くのよ 蝶々のままで  あなたに 抱かれて わたしは 蝶になる 気ままな夢 忘れて 苦しむの はかないいのち 恋のため散らせるの  あなたに 抱かれて わたしは 蝶になる あなたの胸 あやしい くもの糸 はかないいのち さだめなの  あなたに 抱かれて わたしは 蝶になる ふるえる羽 はげしい 恋に灼く 二度とは空に 帰れない 夜に泣く  恋は心も いのちもしばり 死んで行くのよ 蝶々のままで  あなたに 抱かれて わたしは 蝶になる 朝日の中 うつろな 蝶は死ぬ はかないいのち 恋の火を抱きしめて
さらばオーシャン加山雄三加山雄三阿久悠加藤邦彦弾厚作・ワイルドワンズファミリー飛び立つ鳥は 心を残さない 波をかすめて 翼を濡らすだけ  あいつが去って ここからひとりきり 風に唇あわせて歌うだけ  鳥よ So long いつかまた逢おう お前に同じ一途さを見たよ 鳥よ So long 赤い帆に戻れ 傷つきながら行くことはないよ  さらば さらば さらば オーシャン 夢はまだ遠い  星降る夜の想いは果てしなく 光る銀河に手紙を流すよう  あいつはどこか小島にたどりつき 翼たたんで 夢見ているだろうか  鳥よ Good luck きっとまた逢おう お前もきっとそう思う筈さ 鳥よ Good luck ふり向いておくれ 海原こえる旅人じゃないか  さらば さらば さらば オーシャン 夢はまだ遠い  さらば さらば さらば オーシャン 夢はまだ遠い  さらば さらば さらば オーシャン 夢はまだ遠い
みずいろの手紙BUZZBUZZ阿久悠三木たかしBUZZ“お元気ですか? そして 今でも 愛しているといって下さいますか”  みずいろは涙いろ そんな便箋に 泣きそうな心を たくします あれこれと楽しげなことを書きならべ さびしさをまぎらす私です 逢えなくなって二月過ぎて なおさらつのる恋心 手紙読んだら少しでいいから 私のもとへ来て下さい  みずいろは涙いろ それを知りながら あなたへの手紙を 書いてます 誰からも恋をしているとからかわれ それだけがうれしい私です 愛していると言われた時が だんだん遠くなるみたい 手紙読んだら少しでいいから 私のもとへ来て下さい 私のもとへ来て下さい
恋歌ふたたび川中美幸川中美幸阿久悠藤竜之介めまいがしたなら 転げて落ちるような 苔むした 寺の石段 危なげな 足どりで 傘さす女が おりて行く  女の盛りを からだにまといながら うつむいた 顔の哀しさ なにゆえの 寺まいり くちびるきりりと 噛みしめて  あのひとに 恋歌を ふたたび 恋歌を 女を捨ててはいけないと 誰か歌ってあげておくれ  黄昏せまれば 背中で鐘が響き 小雨降る 寺の茶店で 二度三度 ためいきを お茶飲む間に もらしてる  はるかな昔の 激しい恋のために 情熱を 使い果たして 今はもう 過去ばかり 夢みているよに 見えている  あのひとに 恋歌を ふたたび 恋歌を その身を縛っちゃいけないと 誰か歌ってあげておくれ  あのひとに 恋歌を ふたたび 恋歌を 女を捨ててはいけないと 誰か歌ってあげておくれ 誰か歌ってあげておくれ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
鳥の詩JULEPSJULEPS阿久悠坂田晃一JULEPS・濱田織人あなたがいた頃は 笑いさざめき 誰もが幸福(しあわせ)に見えていたけど 人は人と別れて あとで何を想う 鳥は鳥と別れて 雲になる 雪になる 私の心が空ならば 必ず真白な鳥が舞う 鳥よ 鳥よ 鳥たちよ 鳥よ 鳥よ 鳥の詩  あなたを想うのは 日ぐれ時から あたりが夕闇に沈む時まで 人は人と別れて 夜にひとり迷う 鳥は鳥と別れて 月になる 風になる 私の心が水ならば 必ず北から鳥が来る 鳥よ 鳥よ 鳥たちよ 鳥よ 鳥よ 鳥の詩  あなたはいつの日か 巣立つ私を 静かな微笑みで見つめてくれる 人は人と別れて 愛の重さ覚え 鳥は鳥と別れて 春になる 秋になる 私の心が湖ならば 必ずやさしい鳥が棲む 鳥よ 鳥よ 鳥たちよ 鳥よ 鳥よ 鳥の詩
2年目のジンクスピンク・レディーピンク・レディー阿久悠都倉俊一“愛したら 永遠なんて 横着言ったら いけません 努力に努力 進歩に進歩 いつでも いつでも 綱渡り”  空を飛ぶキッスでも 出来ないなら 恋は2年で 退屈だわ 夢がさめたら 普通のひと あなた 努力が足りないの  (少女は すぐ 魔女に) 魔女に (聖女も はや 悪女) 悪女 (1年過ぎたなら) そうよ 見違えてしまうのに あなたの無邪気さがおそろしい 変りのないのがおそろしい (ジ・ン・ク・ス ジ・ン・ク・ス 気にしていない) ジ・ン・ク・ス ジ・ン・ク・ス 信じていない  恋はいつでも こわれもの 時の流れに枯れるもの 安心しては駄目になる (WOO) もっともっと 愛を もっともっと 愛を もっと いっぱい 愛を  “2年目のジンクスは 誰にも必ず訪れる 他人のことだと 安心してたら あるとき 突然 やって来る アレアレこういう筈ではないよと 思ったときには どうにもならない”  あのときは何故かしら 魔がさしたの とてもいい子に思えたけど おなじパターンで 迫って来る あなた 進歩が見えないの  (小石も すぐ ルビー) ルビー (蕾も はや薔薇に) 薔薇に (1年過ぎたなら) そうよ あでやかに変るのに  あなたは今でも夢うつつ 私に抱かれて夢うつつ (ジ・ン・ク・ス ジ・ン・ク・ス 気にしていない) ジ・ン・ク・ス ジ・ン・ク・ス 信じていない  恋の刺激は 1年よ 同じ季節に使えない 怠けていては つづかない (WOO) 恋の刺激は 1年よ 同じ季節に使えない 怠けていては つづかない (WOO) もっともっと 愛を もっともっと 愛を 愛をください 愛を もっと
媚薬夏木マリ夏木マリ阿久悠川口真愛して 今夜はふたり すべてを あなたにあげる もう駄目 世界がとまる 真赤な火花がとんでいるわ どこかでドラムが鳴っているわ 愛してしまえばいのちがけ 心もからだも粉にする ああ ああ この世は 男と女 こうして いるのがほんと うわさに 目かくしをして 私はあなたを 愛している 奴隷になるほど 好きよ  愛して お酒に酔って はげしく こころをぶつけ ひとりは 死ぬほどいやよ 星屑流れて消えて行くわ 窓辺に花びら散っているわ 愛してしまえばいのちがけ 心もからだも粉にする ああ ああ 恋とは 魔法の薬 ふたりを めくらに変える それでも 恋していたい 私はあなたを愛している 奴隷になるほど 好きよ
夢みる頃伊藤咲子伊藤咲子阿久悠シュキ・レヴィ私にも夢を下さい すばらしい恋を下さい 誕生日が過ぎて私は 大人になることを知ったの  さわやかな風が吹く朝 いそいそと花を手にして 好きな人のもとへ急ぐの 愛の言葉少しおぼえて  十六は夢みる頃 何もかもバラいろ あのひとと同じ夢を見たいだけ それだけ  あのひともきっと私を 好きになりそうな気がする 肩を抱いてある日突然 いわれそうで胸がときめく  十六は夢みる頃 蝶のように自由に あのひとと同じ夢を 見たいだけそれだけ  私にも夢を下さい すばらしい恋を下さい
ジョニィへの伝言宮本浩次宮本浩次阿久悠都倉俊一ジョニィが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと 割と元気よく出て行ったよと お酒のついでに話してよ  友だちなら そこのところ うまく伝えて  ジョニィが来たなら伝えてよ わたしは大丈夫 もとの踊り子でまた稼げるわ 根っから陽気に出来てるの  友だちなら そこのところ うまく伝えて  今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は  友だちなら そこのところ うまく伝えて  今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は  ジョニィが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと サイは投げられた もう出かけるわ わたしはわたしの道を行く 友だちなら そこのところ うまく伝えて うまく伝えて
恋唄−2007−前川清&クールファイブ前川清&クールファイブ阿久悠鈴木邦彦ほんのみじかい夢でも とてもしあわせだった 逢えてほんとによかった だけど帰るあなた 泣かないと誓ったけれど それは無理なことだと知った 折れるほど抱きしめたいと 心からそう思う はかないだけの恋唄  少しやつれた姿に 胸が痛んでならない ついていきたいけれど ひとり帰るあなた 何ゆえに結ばれないか 出逢う時が遅すぎたのか 人前でくちづけたいと 心からそう思う せつないだけの恋唄
かあさん水前寺清子水前寺清子阿久悠小林亜星お母さん かあさん お母ちゃん かあちゃん どの言葉も とっても あったかい感じがします この前 母の手をみたら あかぎれで いっぱいでした 髪の毛をみたら 白髪でいっぱいでした 長い間苦労して大きくしてくれたんだなーって 感謝の気持ちでいっぱいでした 面とむかって「ありがとう」って、てれくさくて 言えないけれど 本当は心の中で 母さんありがとう いつまでも いつまでも 長生きしてね そう思っているんです  かあさんの てのひらは 固くて ひびだらけ だけど その手は あたたかかった あたたかかった 恋に破れた十六の わたしのこころには  かあさんの 髪の毛に ちらほら 白いもの だけど 何より 美しかった 美しかった 駅で別れる十七の わたしのこの目には  かあさんの くちぐせは わたしは しあわせよ だけど 時々 さびしげだった さびしげだった そっとのぞいた十八の わたしの瞳には  かあさんの おもいでは 遠くて とぎれがち だけど この頃 そっくりだって そっくりだって ほんのはずみの しぐさにも あなたが生きている
もう忘れましょうちあきなおみちあきなおみ阿久悠彩木雅夫小杉仁三今さら 今さら何さ こぼれた酒はそのまま 昔よ昨日も昔 楽しい夢も終りよ たがいに忘れましょう 忘れましょうよ 東と西へ 消えて消えて行きましょう 未練はきらいなはずよ 涙じゃないわ違うわ  たがいに忘れましょう 忘れましょうよ 東と西へ 消えて消えて行きましょう さようならくちづけさえも しないでおくわさようなら
街の灯り研ナオコ研ナオコ阿久悠浜圭介松井忠重そばに誰かいないと 沈みそうなこの胸 まるで潮が ひいたあとの 暗い海のように  ふれる肩の ぬくもり 感じながら 話を もっともっと 出来るならば 今はそれでいいさ  息でくもる窓に書いた 君の名前 指でたどり あとの言葉 迷いながら そっといった  街の灯り ちらちら あれは何を ささやく 愛が一つ めばえそうな 胸がはずむ時よ  好きな唄を 耳のそばで 君のために 低く歌い あまい涙 さそいながら そして待った  街の灯り ちらちら あれは 何をささやく 愛が一つ めばえそうな 胸がはずむ時よ
北の宿から八代亜紀八代亜紀阿久悠小林亜星伊藤雪彦あなた変わりはないですか 日毎寒さがつのります 着てはもらえぬセーターを 寒さこらえて編んでます 女心の未練でしょう あなた恋しい北の宿  吹雪まじりに汽車の音 すすり泣くよに聞こえます お酒ならべてただ一人 涙唄など歌います 女心の未練でしょう あなた恋しい北の宿  あなた死んでもいいですか 胸がしんしん泣いてます 窓にうつして寝化粧を しても心は晴れません 女心の未練でしょう あなた恋しい北の宿
夜もすがら踊る石松すぎもとまさとすぎもとまさと阿久悠杉本眞人馬鹿でなければ踊れない カッコつけてちゃ走れない 純な心は正直者で うれしさ 楽しさ すぐに形にしてみせる  遠州森町 よい茶の出どこ そこで育って名前を売って 清水港は鬼より恐い 中でも石松暴れ者 酒好き 歌好き 女好き 馬鹿がつくほど 馬鹿がつくほど みんな好き  さて こんな男はどうだろう 利口ばかりの世の中じゃ さぞや石松 さぞや石松 窮屈だろう  破れかぶれに 見えるけど 無茶を通したことはない 野暮を承知で無粋を決めて 引き立て役など 泣いてつとめることもある  富士山拝んで旅立つ朝よ しばしごぶさた ごきげんさんよ 無事に役目を果たしたあとに 言いたいことばがひとつある 酒駄目 歌駄目 女駄目 願をかけたら 願をかけたら みんな駄目  さて こんな男はどうだろう 利口ばかりの世の中じゃ さぞや石松 さぞや石松 窮屈だろう  酒好き 歌好き 女好き 馬鹿がつくほど 馬鹿がつくほど みんな好き  さて こんな男はどうだろう 利口ばかりの世の中じゃ さぞや石松 さぞや石松 窮屈だろう
自分のことをどのくらい知ってますか河島英五河島英五阿久悠水谷公生自分のことをどのくらい 知ってますか 他人のことはいい 時代のこともいい 世の中のことも どうでもいい 自分のことを 自分のことが答えられますか  たとえば 突然必要になる勇気のこと がまんの限界について 愛情の深さは何キロか 卑怯のパーセンテージ 好みのポピュラリティ 自信があるのか ないのか 暗いのか 明るいのか ETC… 自分は何 自分は  自分のことをどのくらい知ってますか 政治のことはいい 仕事のこともいい 流行のことも どうでもいい 自分のことを 自分のことが答えられますか  たとえば どういう仕事をすれば幸福とか 生きると 生活について 人のため 何かが出来るか 道化のパーセンテージ 主張のポピュラリティ 心が広いか せまいか いい人か 悪い人か ETC… 自分は何 自分は  自分のことをどのくらい知ってますか 他人のことはいい 時代のこともいい 世の中のことも どうでもいい 自分のことを 自分のことが答えられますか
旅路五木ひろし五木ひろし阿久悠三木たかしあのひとは 今はもう 名前も変り しあわせに 訪ねることも ためらわれ 噂を聞いて 遠ざかる  この旅は いつ終わる 悲しみだけを 道づれの 愛するひとの 一人さえ この手に抱いて やれなくて  ふるさとは いつの日も 見つめるだけの ほろ苦さ 旅路の宿で 酒をくみ 一人で思い 眠るだけ
おもちゃ石川さゆり石川さゆり阿久悠都志見隆若草恵固いベッドに 身を横たえて 息も細々 夢をみる 死ぬ気 生きる気 どちらが勝つか 朝が来るころ 決められる 人生をめんどくさいと思ったら そこから先のページは開かない 恋して おもちゃ 愛して おもちゃ 泣いて 笑って また おもちゃ 運命なんて そういうものさ ああ 目が覚めた ああ いい天気 ああ それなら わたし 生きますよ  窓のカーテン 斜めに開けて 体あずけて 空を見る 名前隠して 年齢までかたり 友の一人も ないという 傷ついてそれを辛いと嘆いたら ふたたび夢の人には出会えない 転んで おもちゃ 滑って おもちゃ 拗ねて お道化て また おもちゃ 神様ならば 遊んでくれる ああ 気がついた ああ いい景色 ああ やっぱり わたし 生きますよ  恋して おもちゃ 愛して おもちゃ 泣いて 笑って また おもちゃ 運命なんて そういうものさ ああ 目が覚めた ああ いい天気 ああ それなら わたし 生きますよ
雨じゃんじゃん香田晋香田晋阿久悠船村徹丸山雅仁雨じゃんじゃん 雨じゃんじゃん この肩に この胸に また嘆きの激しい雨が降る たそがれの街灯り 横顔にゆらめいて演歌が歌う いくじなしの男の子守歌 あのひとは今どこに たずねても探しても 夢のつづきはプツンと途切れて 今夜も雨の中  雨じゃんじゃん 雨じゃんじゃん 涸れるまで降るがいい 身も心もいつしかびしょ濡れて 傘がない宿がない あたためる 胸がない 女がさそう 寝ぐらのない男の子守唄 あのひとは ほろ苦い 想い出の中にだけ たとえどんなに恋して呼んでも 今夜も雨の中  雨じゃんじゃん 雨じゃんじゃん 傷ついた胸の底 もう涙があふれる水たまり 酔いどれて雨やどり 火の消えた 煙草すう ネオンが笑う 行くあてない男の子守唄 あのひとに捨てられて 未練でも 愚かでも ひとの気持はわかりはしないと 今夜も雨の中
万華鏡五木ひろし五木ひろし阿久悠三木たかしあなたが 男で そして 私が女なら 色づく花になりそうなの このまま終わらないわ  たがいに 大人で 酸いも甘いも 知っていて 今さら若いこどものように 夢うつつもないけれど  たび重ねればいとしさが増し もう何もかも捨ててもいい 落着いた恋なんて ないわ ないわ ない アアア  はかなく崩れ 崩れて結び またきれいに咲く アア こぼれて散って 色どり変えて 恋 万華鏡  本気にならずに 好きとすましていられたら 火傷もせずに 生きられるのに それでは つまらないわ  静かに飲んだり 時に抱かれて踊ったり こういう仲でいるのがいいと 云いきかせていたけれど  このしあわせが苦しさを呼び 火の激しさを求めている 何げない恋なんて ないわ ないわ ない アア アア  はかなく崩れ 崩れて結び またきれいに咲く アア こぼれて散って 色どり変えて 恋 万華鏡 アア  はかなく崩れ 崩れて結び またきれいに咲く アア こぼれて散って 色どり変えて 恋 万華鏡
どうにもとまらない天の妃少女合唱団:かなこ(真田アサミ)&鞠也(小林ゆう)&茉莉花(井上麻里奈)天の妃少女合唱団:かなこ(真田アサミ)&鞠也(小林ゆう)&茉莉花(井上麻里奈)阿久悠奥田もとい三浦誠司うわさを信じちゃいけないよ 私の心はうぶなのさ いつでも楽しい夢を見て 生きているのが好きなのさ  今夜は真赤なバラを抱き 器量のいい子と踊ろうか それともやさしいあのひとに 熱い心をあげようか  あゝ蝶になる あゝ花になる 恋した夜はあなたしだいなの あゝ今夜だけ あゝ今夜だけ もう どうにも とまらない  港で誰かに声かけて 広場で誰かと一踊り 木かげで誰かとキスをして それも今夜はいいじゃない  はじけた花火にあおられて 恋する気分がもえて来る 真夏の一日カーニバル しゃれて過ごしていいじゃない  あゝ蝶になる あゝ花になる 恋した夜はあなたしだいなの あゝ今夜だけ あゝ今夜だけ もう どうにも とまらない
恋は砂時計北原ミレイ北原ミレイ阿久悠田尾将実あなたは きっと はしゃいでいても 孤独なひとに 違いない 心を満たす 恋に出会えずに 悪い女のふりをしている  見つめるだけで こっちへ来ない 臆病者の ひとがいる 堕(お)ちてもいいと 時に思わせて ずるい男が すぐに横向く  さらさらさらと こぼれて落ちる 男と女は 砂時計 時間という名の いたずらで めぐり逢ったり はぐれたり  寂しさだけを 体にまとい よろめきながら 歌ってる 都会の夜に 染まる横顔は 過去の三つも あると思える  楽しいだけの 男に飽きて 無口なひとを 愛しても 近づくことを 拒む顔をする 夜がこんなに 深くなるのに  さらさらさらと こぼれて落ちる 男と女は 砂時計 時間という名の いたずらで めぐり逢ったり はぐれたり  さらさらさらと こぼれて落ちる 男と女は 砂時計 時間という名の いたずらで めぐり逢ったり はぐれたり
カクテル八代亜紀八代亜紀阿久悠川口貴悲しみ色したお酒に混ぜるものは 涙のにがさ 吐息の重さ それだけで 充分よ 未練やうらみは 入れないで どうやら私も またまたもとの一人 ジェラシーなんか 知らずに生きる 一口のカクテルで 陽気に歌えるひとになる 女もなかなかよ その気になりさえすりゃ 選ぶのも 捨てるのも いつだって 女しだい  ふられた女を見つめる顔をしたら グラスの酒を ぶっかけるわよ いま私 つらいのは つめたいベットが厭(いや)なだけ 幸福(しあわせ)ベースに 笑いを少し入れて 希望と夢を 一滴 二滴 カクテルの名前など 忘却なんかで いいじゃない 女もなかなかよ その気になりさえすりゃ 選ぶのも 捨てるのも いつだって 女しだい  女もなかなかよ その気になりさえすりゃ 選ぶのも 捨てるのも いつだって 女しだい
早春五木ひろし五木ひろし阿久悠船村徹蔦将包生きてきたから 朝がある 朝に春まで 重なって やっと心の おもたさが とけていったと 嬉しがる あなた こちらは 春よ春 風がいくらか のこっても みどり芽をふく 春よ春 ああ あなた恋しい  ひゅるる ひゅるるの 風の音 夜半にぴたりと 止んだあと ひとり 乾杯したくなり 冷めた盃 上げてみる あなた こちらは 春よ春 胸がいくらか 疼いても 小鳥さえずる 春よ春 ああ あなた恋しい  春に始まる 人生が 巡り巡って 何度目が 嘘をつかない ご褒美に 花と一緒に 訪れる あなた こちらは 春よ春 涙 ひと粒 こぼれても 歌が流れる 春よ春 ああ あなた恋しい
ふたり自身ちあきなおみちあきなおみ阿久悠筒美京平朝のコーヒーは にがい悲しみが そしてたばこは 白いはかなさが 窓の外には 細い雨が降り ぬれた小鳥が 迷いこんで来る ふたりはだまって たがいの肩を抱き そんな景色に 心をひたしてる 逢えば同じ数だけ 別れを味う ふたり自身  好きなポピュラーを そっとくちずさみ 胸の思いを 伝えているけど 白いYシャツ 黒いタイをしめ そしてスーツを 肩にかけている ふたりはそれぞれ 思いをしのばせて そんな時間を 静かに見つめてる 逢えば同じ数だけ 別れを味う ふたり自身
学園天国MAXMAX阿久悠井上忠夫Are you ready? Hey hey hey hey(Hey hey hey) Hey hey hey(Hey hey hey) Hey(hey)…  あいつもこいつもあの席を ただ一つ ねらっているんだよ このクラスで一番の美人の隣を あー みんなライバルさ あー いのちがけだよ yeah… 運命の女神さまよ このぼくにほほえんで 一度だけでも  勉強する気もしない気も この時にかかっているんだよ もし駄目ならこのぼくは もうグレちまうよ  Hey hey hey hey(Hey hey hey) Hey hey hey(Hey hey hey) Hey(hey)…  二枚目気どりの秀才や あのいやな悪党番長も 胸はずませ待っている どの席になるか あー あの横顔を あー 見つめられた Oh yeah… 授業中天国だよ このぼくにしあわせを与えておくれ  勉強する気もしない気も この時にかかっているんだよ もし駄目ならこのぼくは もうグレちまうよ  Hey
お前のすべてをザ・モップスザ・モップス阿久悠村井邦彦いやだ いやだ いやだよ… もうもどれない ああ もうお前をはなせない お前なしでは… もう もう もう いやだ  この手を俺のために この香りを俺のために このぬくもりを俺のために もしお前がいなくなったら 俺は 俺は 暗い闇に沈んでしまう だから しっかり しっかり俺の手を お願い ああ I LOVE YOU…  バカだと言うのかい クレージィだと言うのかい いいのさ 何と思われても だから しっかり しっかり俺の手を お願い ああ I LOVE YOU…
悦楽の園長山洋子長山洋子阿久悠さだまさし若草恵お許し下さい 悦楽の園におります いつ帰れるやら 心はあなたを想い からだはこの場を動きません 人間だからでしょうか 女であるからでしょうか  またたびを嗅いだ猫です バイオリンで金縛りです 悪い男が とても親切で 私を惑わせつづけます  今は秋 やがて冬 きっと冬は長く ここを出られません 春には戻ります  お忘れください 悦楽の園におります もう見知らぬひと この世はいつわりばかり 愛には嘘など混りません 溺れているのでしょうか はかない夢なのでしょうか  哀しみを捨てた鳥です ただ楽しく歌っています 悪い女が ここは天国と ささやきつづけているのです  今は秋 やがて冬 きっと冬は暗く 道に迷いそうで 春まで過します  今は秋 やがて冬 きっと冬は長く ここを出られません 春には戻ります
ナザレの舟唄門倉有希門倉有希阿久悠浜圭介女はみんな黒を着て 浜で網をつくろう 寄せる波の荒さよ 晴れた空の眩(まぶ)しさよ 天までとどけ ナザレの舟唄 天までとどけ 舟唄 波の中から戻るあんたを 十年待つよ わたしの心  女が後家(ごけ)と思うなら とうに浜を捨てるよ 焦(こ)げて匂う鰯よ 赤い酒の美味(おい)しさよ 天までとどけ ナザレの舟唄 天までとどけ 舟唄 波を拍子に歌うあんたを 覚えているよ わたしの心  女は時に石を蹴り 神を呪い 踊るよ 風がなぶる黒髪 灼けた肌の悲しさよ 天までとどけ ナザレの舟唄 天までとどけ 舟唄 濡れた体で走るあんたを 抱く気でいるよ わたしの心 抱く気でいるよ わたしの心
嫁に来ないか木村充揮木村充揮阿久悠川口真押尾コータロー嫁に来ないか ぼくのところへ さくら色した 君がほしいよ 日の暮の公園で ギターを弾いて なぜかしら忘れ物している気になった しあわせという奴を 探してあげるから 嫁に嫁に来ないか からだ からだひとつで  嫁に来ないか ぼくのところへ 財布はたいて 指輪買ったよ たんぽぽを指にはめ よろこんでいた あの頃と同じよに 笑ってくれるかい 傾いたこの部屋も 綺麗に片づける 嫁に嫁に来ないか からだ からだひとつで  真夜中のスナックで 水割りなめて 君のことあれこれと考えているのさ しあわせという言葉 ぼくにはキザだけれど 嫁に嫁に来ないか からだ からだひとつで
心の扉をあなたのために中尾ミエ中尾ミエ阿久悠川口真晴れた 空を見て 少しでも 楽しいなら まだまだ 生きがいを なくしちゃ いけない もしも私で いいのなら 一緒に行って あげましょう やさしい朝 さみしい夜 私となら 泣かずに行ける  何を 何を今 考えて いるのかしら ふたりで あけるのよ 心の扉を 体寄せあい あたためて 何でもふたり 話しましょう 男らしく 女らしく 愛を見つめ 歩いて行くの  心の扉 あけはなち あなたのために あけはなち 悲しみでも 楽しみでも すべて胸に つつんであげる ラララ………
たそがれラブコール小柳ルミ子小柳ルミ子阿久悠川口真日ぐれて あなたは来ない 窓ガラスに むらさきの夜が 指輪が くるりとゆるむ もうあなたと逢えないわ  五時から八時まで 黄昏はかけ足で 心のすれ違い あわれむように  あなたが 此処にいたら 何もかも きらめいて見える 今では街の色も セピアにかすむ想いで  やっぱり あなたは来ない 十字路には 夜霧が流れて またたくライトの色も 薄紅色にぼやける  西から東まで ハイヒール急がせて あてないたずねびと くり返しても  あなたが とても憎い 愛された あの時が憎い 夜霧よそっとつつめ 悲しいだけの女を  あなたが 此処にいたら 何もかも きらめいて見える 今では街の色も セピアにかすむ想いで
北の宿からイルカイルカ阿久悠小林亜星石川鷹彦あなた変わりはないですか 日毎寒さがつのります 着てはもらえぬセーターを 寒さこらえて編んでます 女心の未練でしょう あなた恋しい北の宿  吹雪まじりに汽車の音 すすり泣くよに聞こえます お酒ならべてただ一人 涙唄など歌います 女心の未練でしょう あなた恋しい北の宿  あなた死んでもいいですか 胸がしんしん泣いてます 窓にうつして寝化粧を しても心は晴れません 女心の未練でしょう あなた恋しい北の宿
雪の華八代亜紀八代亜紀阿久悠浜圭介吹雪いたら アア 道がない 遠い 近いも わからない かかと もとより 膝までも 雪にもぐらせ 行く女 アアア アア アアア 風がバチ打つ かき鳴らす  乱れ散る アア 雪の華 頬に まぶたに 受けながら 夏の祭の 想い出を 冬に返しに 来た女 アアア アア アアア 風がバチ打つ かき鳴らす  凍えたら アア 夢を見て 腕に抱かれた 心地して 心だけでも とどいたら それでいいのと 云う女 アアア アア アアア 風がバチ打つ かき鳴らす
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
北斗七星-乙女の神話-石原裕次郎石原裕次郎阿久悠三木たかし若草恵まだくちびるに 紅もなく 前髪さえも 切りそろえ 頬をうぶ毛で光らせて はじらう乙女よ 乙女よ…  うなじは細く うつ向いて おさない肩は ふるえがち といたリボンを 投げすてて 夢見る乙女よ 乙女よ…  きみに思いを託すなら 北にまたたく星に云う 空よ くもるな 雨降るな 北斗七星 光らせろ  瞳は濡れて かげりなく 耳たぶ薄く 貝に似て 花の香りの 肌白く ほほえむ乙女よ 乙女よ…  無邪気なまでに明るくて 素足で草を 踏みつけて 渡る小川に春の色 まぶしい乙女よ 乙女よ…  きみに思いを託すなら 北にまたたく星に云う 空よ くもるな 雨降るな 北斗七星 光らせろ  空よ くもるな 雨降るな 北斗七星 光らせろ
学園天国TWIN CROSSTWIN CROSS阿久悠井上忠夫UTA「Are you ready?」  Hey Hey Hey Hey Hey (Hey Hey Hey Hey Hey) Hey Hey Hey Hey Hey (Hey Hey Hey Hey Hey) Hey (Hey) Hey (Hey) Hey (Hey) Hey (Hey) wow  あいつもこいつもあの席を ただ一つねらっているんだよ このクラスで一番の 美人の隣りを  あーみんなライバルさ あーいのちがけだよ (woo) yeah yeah yeah  運命の女神さまよ このぼくにほほえんで 一度だけでも  勉強する気もしない気も この時にかかっているんだよ もし駄目ならこのぼくは もうグレちまうよ  Hey Hey Hey Hey Hey (Hey Hey Hey Hey Hey) Hey Hey Hey Hey Hey (Hey Hey Hey Hey Hey) Hey (Hey) Hey (Hey) Hey (Hey) Hey (Hey) wow  二枚目気どりの秀才や あのいやな悪党番長も 胸はずませ待っている どの席になるか  あーあの横顔を あーみつめられたら (woo) yeah yeah yeah  授業中天国だよ このぼくにしあわせを 与えておくれ  勉強する気もしない気も この時にかかっているんだよ もし駄目ならこのぼくは もうグレちまうよ  Hey
この広い空の下岩崎宏美岩崎宏美阿久悠馬飼野康二ひとり窓辺で 空を見つめて 今あなたを 想う私 きっとあなたも 同じ時間に この夜空を 見つめている この広い空の下 結ばれた二人なら たとえ今 はなれても 心の糸 つながれている あなたおやすみ いって下さい この私が いった後で  白い花びら 露にぬらして 名も知らない 花が咲いて やがて夜ふけに なってしまうわ もう手紙も 書き終わるわ この広い空の下 ひとときも忘れない この気持ち 愛なのね ただぼんやり 見上げる夜空 あなたおやすみ いって下さい この私が いった後で
目を見て語れ 恋人たちよ高橋真梨子高橋真梨子阿久悠宇崎竜童小林信吾いつの間に きみたちは 面と対って 話せなくなった 電話では あんなにも 夜が朝になるまで 話しつづけていたのに  人間と人間は やがて重たくなってしまうから 逃げ場所を 用意して 遠い会話ばかりで 心つないでいるのか  目を見て語れ 恋人たちよ 瞳の色の真実を 時に怯える瞼の動きを 心いためて探り合えよ それが愛になる それが愛になる  おたがいを 語るのに 衛星のたすけを借りてどうするの すぐそばに いるひとの 胸のふるえ感じる 何か変化があったか  目を見て語れ 恋人たちよ ガラスの壁を取り外し 時に重たい現実受けとめ 呼吸乱して 語り合えよ それが愛になる  目を見て語れ 恋人たちよ 瞳の色の真実を 時に怯える瞼の動きを 心いためて探り合えよ それが愛になる それが愛になる
あの鐘を鳴らすのはあなた岩崎宏美岩崎宏美阿久悠森田公一あなたに逢えてよかった あなたには希望の匂いがする つまずいて 傷ついて 泣き叫んでも さわやかな希望の匂いがする 町は今 眠りの中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 悩みの中 あの鐘を鳴らすのは あなた  あなたに逢えてよかった 愛しあう心が戻って来る やさしさや いたわりや ふれあう事を 信じたい心が戻って来る 町は今 砂漠の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 孤独の中 あの鐘を鳴らすのは あなた  町は今 砂漠の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 孤独の中 あの鐘を鳴らすのは あなた
転がる石あさみちゆきあさみちゆき阿久悠杉本眞人十五は 胸を患って 咳きこむたびに 血を吐いた 十六 父の夢こわし 軟派の道を こころざす  十七 本を読むばかり 愛することも 臆病で 十八 家出の夢をみて こっそり手紙 書きつづけ  ああ ああ ああ ああ…  転がる石は どこへ行く 転がる石は 坂まかせ どうせ転げて行くのなら 親の知らない 遠い場所  怒りを持てば 胸破れ 昂ぶりさえも 鎮めつつ はしゃいで生きる 青春は 俺にはないと 思ってた  迷わぬけれど このままじゃ 苔にまみれた 石になる 石なら石で 思いきり 転げてみると 考えた  ああ ああ ああ ああ…  転がる石は どこへ行く 転がる石は 坂まかせ どうせ転げて行くのなら 親の知らない 遠い場所  転がる石は どこへ行く 転がる石は 坂まかせ どうせ転げて行くのなら 親の知らない 遠い場所
濡れた瞳あさみちゆきあさみちゆき阿久悠杉本眞人昨日 大人に扱われ 今日は 子供と捨てられる くやしい思いに 身を拗ねて 意地の言葉を 投げつける  夜は魔物で 生きる場所 朝は素顔の ただのひと 濡れた瞳を 見られたら 可哀相だと 思われる Ah… Ah… Ru…  重い吐息が 白く見え いつか季節も 冬もよう 凍えた両手を ポケットに 夜明け間近の 街を行く  苦いお酒も 甘いのも 酔ってしまえば 同じこと 濡れた瞳に うつるのは 妙にやさしい ひとの顔 Ah… Ah… Ru…  夜泣き 朝泣き 昼に泣き まぶた腫らした そのあとで 夢見た何夜を ちぎり捨て 無理な笑いの 顔になる  恋で泣くのは 愚か者 男追うのは なおのこと 濡れた瞳が 乾いたら もとの女に 戻りましょう Ah… Ah… Ru…
舟唄中森明菜中森明菜阿久悠浜圭介お酒はぬるめの 燗(かん)がいい 肴(さかな)はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯(あか)りはぼんやり 灯(とも)りゃいい  しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌い出すのさ 舟唄を  沖の鴎(カモメ)に深酒させてヨ いとしあの娘とヨ 朝寝する ダンチョネ  店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛(むてき)が 鳴ればいい  ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌い出すのさ 舟唄を  ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしく なったなら 歌い出すのさ 舟唄を  ルルル‥‥
ロックの好きなベイビー抱いてシーナ&ロケッツシーナ&ロケッツ阿久悠鮎川誠シーナ&ロケットロックの好きなベイビー抱いて 可愛いママが行く  この子が二十歳(はたち)になる頃には この世はきっとよくなっている だから しばらく ママとおまえで がんばろうね がんばろうね ロックで笑うおまえを見ていると 勇気がいつもわいて来るから  愛したから おまえが出来て 愛があるから おまえを産(う)んで いろいろあれこれ言われたけれど ロックでこの世がまわるまで 人間信じて がんばろうね  ロックの好きなベイビー抱いて 可愛いママが行く  まだまだ醜いこの世だけれど やがてはいつかまともに変わる 憎み合っても 得はないから 笑っていようね 笑っていようね ロックで眠るおまえに触れると 心がひとりで踊り出すから  愛したから お前がここに 愛があるから おまえとともに 明日(あした)も未来も 必ず来るよ ロックで話が出来るまで 人間愛して 笑ってようね  ロックの好きなベイビー抱いて 可愛いママが行く
渡り鳥 …北から南から…香田晋香田晋阿久悠三木たかし雨の札幌 女がひとり つららみたいに冷えた指 生まれさいはて稚内 十九過ぎから来たという あなたみたいな渡り鳥 惚れて苦労をしたという  雨の金沢 女がひとり 能登の匂いの汽車を待つ 輪島旅したあのひとが きっと帰りに寄るという あなたみたいな渡り鳥 だけど心があるという  雨の大阪 女がひとり 橋を渡って店に出る 雨の降る日は化粧して 紅も濃いめにひくという あなたみたいな渡り鳥 たまに惚れてもいいという  雨の倉敷 女がひとり 傘を斜めに川づたい はねの上った裾あげて 古い女とそっという あなたみたいな渡り鳥 泣いて待つのはいやという  雨の長崎 女がひとり 恋の迷路の石だたみ 白いコートの肩さえも ぬれて重たくなるという あなたみたいな渡り鳥 ついて行ってもいいという
津軽海峡・冬景色八代亜紀八代亜紀阿久悠三木たかし伊藤雪彦上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけをきいている 私もひとり 連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ 泣いていました ああ 津軽海峡冬景色  ごらんあれが竜飛(たっぴ)岬 北のはずれと 見知らぬ人が指をさす 息でくもる窓のガラス ふいてみたけど はるかにかすみ見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡冬景色  さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡冬景色
想い出のセンチメンタル・シティ伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかしもうここで別れようと あのひとがいった もう少し歩いてよと 私がいった  ベージュ色した枯れ葉が舞う 赤いコートのひとが通る そうね 季節が秋になったのね 心細いと思ったら  ぼくらはあまりに若過ぎた だからこんなに傷ついた ポツンと話すあのひとに 霧が降る 霧が降る センチメンタル・シティイ  もうここで別れようと あのひとがいった もう少し歩いてよと 私がいった  銀杏(いちょう)並木がはだかになり 笛の音のような秋風吹き そうね すべてが終るころなのね 私ひとりと思ったら  たのしいことだけ想い出に 泣いた日のこと忘れよう 笑顔で話すあのひとに 霧が降る 霧が降る センチメンタル・シティイ  もうここで別れようと あのひとがいった もう少し歩いてよと 私がいった
スポットライトしばたはつみしばたはつみ阿久悠三木たかし誰でも一度くらい スポットライトが当るでしょう ねえ それが 人生というものでしょう  あなたとくらすときまった時に 私はそうかと思ったけれど そんなの夢だと三日でわかり 一日過ぎたらこわれていたわ タクシードライバー 朝のコーヒーすする横で 私は汽車の時間表を見ている  やり直しだわ もう一度 やり直しだわ もう一度 どこかで楽しげにくらしてみるわ くらしてみるわ  くやんで泣いたり決してしない あきらめやすさが取り得だけれど 踊り子ぐらしも限りがあるし そろそろいい目に当ってみたい 人生ルーレット はってみる気になった時に 私はいつもドジを踏んでしまうの  やり直しだわ もう一度 やり直しだわ もう一度 どこかで楽しげにくらしてみるわ くらしてみるわ  誰でも一度くらい スポットライトが当るでしょう ねえ それが 人生というものでしょう
あなたの匂いシーナ&ロケッツシーナ&ロケッツ阿久悠鮎川誠シーナ&ロケットあなたの匂い あなたの匂い あなたの匂い あなたの匂い よく眠れるわ いい夢見るわ とげとげしさも 忘れてしまう  あなたの匂い あなたの匂い あなたの匂い あなたの匂い 気を失うわ 溺れて死ぬわ いいことだけを 信じてしまう  わたしが 淋しがったり 嘆いたり ひとつのしあわせを 羨(ねた)んだり つまらない恋に 意地になったり ときどき めまいを起こしたら あなたの匂い あなたの匂い あなたの匂いが ほしいから  あなたの匂い あなたの匂い あなたの匂い あなたの匂い やさしくなるわ 素直になるわ 小さな見栄が 恥ずかしくなる  あなたの匂い あなたの匂い あなたの匂い あなたの匂い 裸になるわ 見せたくなるわ 子供のように はしゃいでしまう  わたしが化粧変えたり 飾ったり 嘘を得意げに ふりまいたり 似合わない場所で 派手になったり 突然 だまってしまったら あなたの匂い あなたの匂い あなたの匂いが ほしいから
白夜抄~北のおもいで~菅原洋一菅原洋一阿久悠森田公一野の百合の彼方に むらさきの島影 夏の海はやさしく 歩いても行けると 旅のこころは 白夜さまよい 夢とおぼえて 涙ぐむ  しらじらと夜明けて とろとろと日ぐれて 砂に恋を埋めた あのひとをしのべば 旅のこころは いそぐ季節に 歌も忘れて 立ちつくす  冬の月 見上げて くちびるに 火の酒 岸に寄せる流氷 人声に思えて 旅のこころに 翼もたせて 月光に躍れと 口ずさむ 月光に躍れと 口ずさむ
また逢う日までクレイジーケンバンドクレイジーケンバンド阿久悠筒美京平小野瀬雅生また逢う日まで 逢える時まで 別れのそのわけは 話したくない なぜかさみしいだけ なぜかむなしいだけ たがいに傷つき すべてをなくすから  ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう  また逢う日まで 逢える時まで あなたは何処にいて 何をしてるの それは知りたくない それはききたくない たがいに気づかい 昨日にもどるから  ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう  ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう
宇宙戦艦ヤマト (TVSize)Project Yamato 2199Project Yamato 2199阿久悠宮川泰さらば地球よ 旅立つ船は 宇宙戦艦ヤマト  宇宙の彼方 イスカンダルへ 運命背負い 今とび立つ  必ずここへ 帰って来ると 手をふる人に 笑顔で答え 銀河をはなれ イスカンダルへ はるばるのぞむ 宇宙戦艦ヤマト
ナイフをとれよ沢田研二沢田研二阿久悠大野克夫船山基紀レモンをしぼり テキーラを飲め さあ酔ってしまえ 何にもいうな ごろりと寝ろ 朝まで死んだように 女の愛に傷つけられて あゝ暗い目をするな 俺に何をしてほしい なぐさめてほしいのかい  めそめそ話など らしくないぜ ボトルが今日の枕さ 裸になれよ シャワーでも浴び さあ洗い流せ それから先は ケロリとしろ 昔のお前らしく ゆうべは酔って しまったなんて あゝその顔がいいよ 迎え酒なんかどうだ 一息に飲んでみろよ  あばよといいながら 消えて行けよ 煙草の煙のこして 悲しいのなら ナイフをとれよ あゝ泣き言はいうな 俺は夜明けまで見たよ 泣きながら眠るお前 あれからうわささえ 消えたけれど お前はどこにいるのか
京都から博多まで前川清前川清阿久悠猪俣公章伊戸のりお肩につめたい 小雨が重い 思いきれない 未練(みれん)が重い 鐘(かね)が鳴る鳴る 憐(あわ)れむように 馬鹿な女と 云うように 京都から博多(はかた)まで あなたを追って 西へ流れて 行(ゆ)く女  二度も三度も 恋したあげく やはりあなたと 心にきめた 汽車が行(ゆ)く行く 瀬戸内ぞいに 沈む気持を ふり捨てて 京都から博多まで あなたを追って 恋をたずねて 行く女  京都育ちが 博多になれて 可愛(かわ)いなまりも いつしか消えた ひとりしみじみ 不幸を感じ ついてないわと 云いながら 京都から博多まで あなたを追って 今日も逢(あ)えずに 泣く女
花のある坂道チェリッシュチェリッシュ阿久悠都倉俊一その頃のぼくは 感じやすくて 心はいつも 傷ついていた あのひとにもしも 逢えなかったら 悲しい日々を 重ねただろう 花のある 小さな坂道を ふたりでふたりで 歩いたね そんな日があった そんな日があった 楽しく過ごした そんな日があった  その頃のぼくは しあわせ過ぎて 明日がまるで 見られなかった あのひとが 遠く去って行くなど 夢みることも なかっただろう 花のある 小さな坂道を ふたりは手をふり 消えて行く そんな日があった そんな日があった せつなく別れた そんな日があった
哀愁のロカビリアン渚ようこ渚ようこ阿久悠宇崎竜童受けた花束に 顔を埋めて 去ったあのひとを 思い出してる 喝采の中 さびしさが募(つの)り 晴れやかな舞台も 墓場に思えて来る アアア 哀愁のロカビリアン  地味に暮らしたいひとと別れて 心狂わせる道を選んだ 七色の虹 走って渡り 絶叫の嵐も 耳鳴り感じるだけ アアア 哀愁のロカビリアン  これもまた時代の中の 男と女の物語 時代の風が吹いたばかりに 運命が揺れ動く  今を逃(のが)したら ただの男さ 今に溺れたら 愛を失う かき鳴らすギター 投げ上げるマイク 乱れ飛ぶテープも 幸福(しあわせ) 邪魔するだけ アアア 哀愁のロカビリアン  これもまた時代の中の 男と女の物語 時代の風が吹いたばかりに 運命が揺れ動く  アアア 哀愁のロカビリアン アアア 哀愁のロカビリアン
愛って林檎ですか岡本舞子岡本舞子阿久悠山川恵津子山川恵津子何か私に重たいものを 抱かせてしまいましたね 姿の見えない 不確かなものの 形をたどっているのです  甘いだけではなさそなキスを うっかり知ってしまって答を出せない 不可思議な問いに 眠れぬことさえあるのです  愛って林檎ですか? 食べられますか? 色づくとハートに似てますか? 愛って林檎ですか? 食べられますか? 酸っぱいことを云いますか?  時が過ぎたら重さも忘れ 躰の一部みたいに 輝きあふれて 美しい色に 変って行くよと云われます  急に沈んで死にたいような 全てが青くそまって 手放す勇気が あったならいいと 時々せつなく思います  愛って林檎ですか? 食べられますか? 色づくとハートに似てますか? 愛って林檎ですか? 食べられますか? サクリと割れて泣きますか?
UFOモーニング娘。モーニング娘。阿久悠都倉俊一手を合せて見つめるだけで 愛し合える話も出来る くちづけするより甘く ささやき聞くより強く 私の心をゆさぶるあなた  ものいわずに思っただけで すぐあなたにわかってしまう 飲みたくなったらお酒 眠たくなったらベッド 次から次へとさし出すあなた  信じられないことばかりあるの もしかしたらもしかしたら そうなのかしら  それでもいいわ 近頃少し 地球の男に あきたところよ  でも私は確めたいわ その素顔を一度は見たい 鏡にうつしてみたり 光をあててもみたり それでもあなたは普通のあなた  ああ突然 オレンジ色の ああ光が 私をつつみ 夢みる気持ちにさせて どこかへさらって行くわ やっぱりそうなの素敵なあなた  信じられないことでしょうけれど 嘘じゃないの嘘じゃないの ほんとのことよ  それでもいいわ 近頃少し 地球の男に あきたところよ
愛を切り札にして由紀さおり由紀さおり阿久悠三木たかしバスを降りたら そこは 海辺の町だった 少し早めの季節につつまれてる  今日のホテルを探し 通りを歩いたら 人の視線が私にそそがれる  愛を切り札にして しばり合ってた日々は 胸に見えない傷を 数知れず刻んだけれど  今は私はひとり この孤独とひきかえに 思うまま翼をひろげる 自由を手に入れた  窓をあけたら 海に いさり火またたいて 遠いところへ来たわと思えて来る  酒と男と夢と 過ぎ行く歳月と そして心の寒さを思い出す  くわえ煙草のままで 上げる水割りグラス 遠くはなれて あなた さよならの乾杯しましょ  今は私はひとり この孤独とひきかえに 思うまま翼をひろげる 自由を手に入れた
ステーションホテル24時八代亜紀八代亜紀阿久悠杉本眞人さびしさの あまりに いたずらの 煙草 立ちのぼる けむりに 涙ぐむ 実りなく 終わった 恋の日を 思い むなしさの 真夜中 ひとりきり くるおしい抱擁 信じたい言葉 すべて 投げ捨てて わたしは 旅へ… ああ ああ ステーションホテル 24時  口紅を 落として 爪の色 変えて 出来るだけ 素顔で 眠りましょう 明日の朝 始発で 旅に出る時は けだるさの かけらも ないように 華やかな 毎日 にぎやかな くらし 今は もう忘れ わたしは 他人… ああ ああ ステーションホテル 24時  ああ ああ ステーションホテル 24時
波止場通りちあきなおみちあきなおみ阿久悠川口真波止場通りの朝 流れる白い霧 よろめくように急ぐ あなた 私 好きにならなきゃいい 最初はそう思い 重ねた愛がいつか 傷をつける もっとゆっくり歩いて 別れ道だから からだから逃げて行く しあわせのぬくもり 誰も乗らない船 あなたがひとりだけ 悲しいドラマみたい あなた 私  波止場通りの朝 まばらな人の影 鼻唄まじり帰る つらい私 どうせいつものよう 終りが来ただけと 強がる頬をぬらす 白い涙 もっとしっかり歩いて みじめ過ぎるから 燃えるだけ燃えたから 後悔はないはず 船の汽笛が鳴る 鴎がとんでいる 波止場の朝があけて それで終り
横浜から山崎ハコ山崎ハコ阿久悠山崎ハコ安田裕美横浜から来ました女の子です 初恋は鴎にさらわれました 港の匂いをかいでることが 悲しくなって来たのです 長い髪がけだるそうなら 切ってしまってもいいのです 刺青していた船乗りさんから 貰った指環も捨ててしまいます  横浜から来ました女の子です 変わり者なんだといわれてました 人間ぎらいで おしゃべりぎらい 港が好きでいたのです 黒い服がかなしそうなら 白に変えたっていいのです 刺青していた船乗りさんから 習った歌でも捨ててしまいます
ドラゴンピンク・レディーピンク・レディー阿久悠都倉俊一流れ星が一つ消えて 夜の闇が深くなった アスファルトはジャングルだよ 飢えたけものばかり歩く ひとり歩きの 女の子には 危険いっぱい 闇夜にご用心 HELP ME DRAGON  黒い影が一つ二つ 靴の音がカタリカタリ 臭い酒の息をかけて 悪い奴が肩を叩く 映画だったら こんな場面に きっと誰かが 助けに来るのに HELP ME DRAGON 何するの馬鹿なことはやめて 肩にさわらないで 大声で叫ぶわよ 助けを呼ぶわよ 助けてよ ドラゴン 助けてよ ドラゴン  頼りになるのはあなただけ 稲妻みたいに駈けて来て 目のさめる早技で 奴らをやっつけて お嬢さん お待ちどう 安心してなさい HELP ME DRAGON  風の音がひゅるるひゅるる 秋の枯葉通り過ぎて 飢えた獣たちが迫る どこもここも行きどまりよ 足はふるえる 汗は流れる 声はかすれる どうにも出来ない HELP ME DRAGON 何するの馬鹿なことはやめて 肩にさわらないで 大声で叫ぶわよ 助けを呼ぶわよ 助けてよ ドラゴン 助けてよ ドラゴン  群がる男がバタバタと 舗道にたおれたその中に 夢にみたあのひとが スックと立っている お嬢さん 夜遊びは 今日からおよしなさい COME BACK DRAGON
悲恋森進一森進一阿久悠猪俣公章竹村次郎夜明けに小雨が 残る頃 港で汽笛が むせぶ頃 どこへ行くのか 顔かくし 小さい荷物の 二人づれ 恋とよぶには 悲し過ぎ 声をかけるもつらくなる つらくなる  行く人来る人 空港の ロビーで二時間 待つ女 吸ったたばこが 目にしみて まだ来ぬ男に 涙ぐむ 恋とよぶには 悲し過ぎ うしろ姿を見るばかり 見るばかり  地の果て行きの 汽車に乗り 窓から想い出 捨てる人 短い手紙 二人して 何度も何度も 書き直す 恋とよぶには 悲し過ぎ 汽車にまかせて ゆれるだけ ゆれるだけ
契りジェロジェロ阿久悠五木ひろし鈴木豪あなたは誰と 契りますか 永遠の心を 結びますか  波のうねりが 岸にとどく 過去の歌をのせて 激しい想いが砕ける 涙のように 緑は今も みずみずしいか 乙女はあでやかか 人の心は 鴎のように 真白だろうか  愛する人よ 美しく 愛する人よ すこやかに  朝の光が 海を染める 生きる夢に満ちて まぶしい願いがきらめく いのちのように  流れは今も 清らかだろうか 子供はほがらかか 人はいつでも桜のように 微笑むだろうか  愛する人よ 美しく 愛する人よ すこやかに  愛する人よ 美しく 愛する人よ すこやかに
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
恋々日記あさみちゆきあさみちゆき阿久悠杉本眞人くちべにつけた 十六に こころ感わす ひとに会い 愛を信じて 苦しんで やせて二十歳を こえました  夢をみるなら ひろびろと 空を飛ぶよな ものがいい 背中ばかりを 追いながら 泣ける夢など 夢じゃない ルルル ルルル ルルル…… ルルル ルルル ルルル……  嘘の上手な ひとだから 恋も上手と 気がついて やっとくちべに 拭きとって 生きるつもりに なりました  愛は一生 信じます 恋は三年 休みます こころ乱れる こともなく 今はいきいき しています ルルル ルルル ルルル…… ルルル 恋々日記
あした悪魔になあれ木之内みどり木之内みどり阿久悠三木たかし今日は可愛い 君でいいから あしたはあしたは 悪魔に悪魔に悪魔に悪魔になあれ  おとなし過ぎる 私がつまらない 時にははめをはずせるといいのだけれど とってもそれは出来そうにもないの あなたがじれていることは知ってるけれど  くちづけしそうな 顔を私に寄せて あなたは強く抱きしめてささやくの  今日は可愛い 君でいいから あしたはあしたは 悪魔に悪魔に悪魔に悪魔になあれ  内気なだけじゃ 駄目だと知ってても いい子になってしまうのはどうしてかしら 頭の中で考えてることは 驚くほどに大胆な 女の子なの  からだのふるえを知られたくない私 あなたはそれを感じていじめるの  今日は可愛い 君でいいから あしたはあしたは 悪魔に悪魔に悪魔に悪魔になあれ
風に吹かれて 再会篇南こうせつ南こうせつ阿久悠南こうせつ河合徹三・南こうせつぼくの呼び出しに きみが来るなんて 期待は半分もしていなかったけど きみは若やいで 駆けて来てくれた 青春そのものの さらりとした顔で  風に吹かれて ちりぢりバラバラ 時代の迷い子で 別れて二十年 ぼくは戦うことに とうに疲れて きみのリンとした 面影追うばかり あの風は 何だったのだろうね あの風は きみとぼくにとって  今日は少しくらい 遅くなっていい あの頃流行ってた 歌でも歌いましょう きみはこのぼくの 傷を知っていて やさしく慰める気持ちでいてくれる  風に吹かれて 翼をいためて 遠くへ流されて かれこれ二十年 きみも指輪を捨てて 生きているのか それを確かめる 勇気もないけれど あの風は 何だったのだろうね あの風は きみとぼくにとって  きみも指輪を捨てて 生きているのか それを確かめる 勇気もないけれど あの風は 何だったのだろうね あの風は きみとぼくにとって きみとぼくにとって きみとぼくにとって
いつかその気になったら三代目コロムビア・ローズ三代目コロムビア・ローズ阿久悠水森英夫川口真いつかその気になったら 電話下さいね 今は無理を云いません 悲しいけど 待ちましょう 恋は相手があること いくら燃えてても 一人芝居だったなら みじめなだけ そうでしょう からだを磨き 心を作り きれいな言葉で話しましょう 抱かれた時に ときめくように 一途な思いで生きてゆきましょう  いつかその気になったら 時間下さいね きっと厭な思いなど させないから お願いよ あまり長いとつらいわ だけど 待ってます 他の人を愛したり くやしいけど 出来ません からだを磨き 心を作り きれいな言葉で話しましょう 抱かれた時に ときめくように 一途な思いで生きてゆきましょう
宇宙戦艦ヤマトRAG FAIR & INSPiRAG FAIR & INSPi阿久悠宮川泰Kenichi Mitsudaさらば地球よ 旅立つ船は 宇宙戦艦ヤマト  宇宙の彼方 イスカンダルへ 運命背負い 今とび立つ 必ずここへ 帰って来ると 手をふる人に 笑顔で答え 銀河をはなれ イスカンダルへ はるばるのぞむ 宇宙戦艦ヤマト  さらば地球よ 愛する人よ 宇宙戦艦ヤマト  地球を救う 使命を帯びて 戦う男 もえるロマン 誰かがこれを やらねばならぬ 期待の人が 俺たちならば 銀河をはなれ イスカンダルへ はるばるのぞむ 宇宙戦艦ヤマト
今日で終ってちあきなおみちあきなおみ阿久悠彩木雅夫小杉仁三さよならが終ったら うらむのはやめましょう そんな寒いことしたくないしたくない いい人はいい人よどうなって別れても 愛されたあの頃のあなたがほんとなのよ やせがまんしなくても しあわせが祈れそう 二度とこんな恋しないでねしないでね しないでね  さよならが終ったら 何もかも捨てましょう いやなことならばなおのことなおのこと いい人はいい人よどうなって別れても 愛されたあの頃のあなたがほんとなのよ 男なら似たあなた 女なら似た私 いつかそんな人見つけそう見つけそう 見つけそう
気絶するほど悩ましい中森明菜中森明菜阿久悠梅垣達志鏡の中で口紅をぬりながら どんな嘘をついてやろうかと考えるあなたは 気絶するほど悩ましい  ふり向きながら唇をちょっとなめ 今日の私はとてもさびしいと目を伏せるあなたは 気絶するほど悩ましい  あゝまただまされると思いながら ぼくはどんどん堕ちて行く  うまく行く恋なんて恋じゃない うまく行く恋なんて恋じゃない  まつ毛に涙いっぱいにためながら あなただけはわかる筈なのと訴えるあなたは 気絶するほど悩ましい  あゝ嘘つき女と怒りながら ぼくは人生かたむける  うまく行く恋なんて恋じゃない うまく行く恋なんて恋じゃない
絹の靴下中森明菜中森明菜阿久悠川口真間違いはあの時生れた 私はがまんできない 上流の気どった生活 退くつ過ぎる毎日 もういや 絹の靴下は 私を駄目にする ああ抱いて 獣のように 裸の私に火をつけて  情熱をむりやりとじこめ 私はがまんできない 砂の上ころがる女が 何より似合う私よ もういや 絹の靴下は つめたく凍らせる ああ抱いて 嵐のように 心をゆさぶるくちづけを  ああ抱いて 嵐のように 心をゆさぶるくちづけを
ペッパー警部石川さゆり石川さゆり阿久悠都倉俊一ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ あなたの言葉が 注射のように 私のこころにしみている ああ きいている むらさきいろした たそがれ時が グラビアみたいに見えている ああ 感じてる その時なの もしもし君たち帰りなさいと 二人をひきさく声がしたのよアアア ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ  ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ 愛しているよと 連発銃が 私を殺してしまいそう ああ 負けそうよ 都会の空では 奇跡のような 星空ひろがる夏の夜 ああ 夢みたい その時なの もしもし君たち帰りなさいと 夢からうつつに戻されたのよアアア ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ
若い涙はみな熱い森田健作森田健作阿久悠鈴木邦彦小谷充泣けよ 涙は熱いさ 胸のすきまに 流せよ 恋のためならば それでもいいさ あしたのおまえが 楽しみだから  だれのためなら 泣けるか それは誰にも 言わない いつかそのひとの しあわせのため 青春の時を 賭けてもみるさ  若い涙は いつでも 熱いものだと 知ったよ からだ ぶつけあい 確めあって きれいな涙を 流してみよう
女の旅ちあきなおみちあきなおみ阿久悠川口真川口真お別れをいうため 泣きながら来ました 幸せに背を向け 愛を捨てるのです 愚かな道だと いわれるでしょうが 女でも旅に 出たいことがあるのです わかって下さい 私はひとり 傷つくために 歩きはじめます  ボロボロになるのも 考えた上です 生きている証が とても欲しいのです 悲しいやつだと いわれるでしょうが 女でも旅に 出たいことがあるのです 今日からこうして 私はひとり 傷つくために 歩きはじめます
幸福への招待堺正章堺正章阿久悠筒美京平筒美京平きっと幸福に できると思ったら 車を走らせ 迎えに行くよ だから今は 泣かないで 強く生きて ほしいのさ はなればなれも その日のためさ  たとえその日が遠く 淋しい毎日でも いつか必ず来るよ 悲しみ忘れられる明日が  きっと幸福に できると思ったら 夜明けを待たずに 扉をたたくよ 何かひとつ 君のため 胸に抱いて 生きたいさ がまんするのも その日のためさ  たとえその日が遠く 淋しい毎日でも いつか必ず来るよ 悲しみ忘れられる明日が
街の灯り小野リサ小野リサ阿久悠浜圭介ビル・カントスそばに誰かいないと 沈みそうなこの胸 まるで潮がひいたあとの 暗い海のように  ふれる肩のぬくもり 感じながら話を もっともっと出来るならば 今はそれでいいさ  息でくもる窓に書いた 君の名前指でたどり あとの言葉迷いながら そっといった  街の灯りちらちら あれは何をささやく 愛が一つめばえそうな 胸がはずむ時よ  好きな唄を耳のそばで 君のために低く歌い あまい涙さそいながら そして待った  街の灯りちらちら あれは何をささやく 愛が一つめばえそうな 胸がはずむ時よ
お元気ですか岩崎宏美岩崎宏美阿久悠三木たかしお元気ですか 幸福(しあわせ)ですか お返事下さい 気にしています 夜ふかしぐせはいけないのです 若さがどんどんなくなるのです 私にとって あなたはとても とても大事なひとですから お願いです お願いです お元気で そしてまた逢いに来て下さい  お元気ですね 幸福ですね お返事ないのはそうなのですね 毎日何か夢中になって 手紙を書くまがなくなるのでしょう 私はだけどちょっぴり不幸 不幸感じて 悩んでいます お願いです お願いです お元気で そしてまた逢いに来て下さい  私にとって あなたはとても とても大事なひとですから お願いです お願いです お元気で そしてまた逢いに来て下さい
掠奪西郷輝彦西郷輝彦阿久悠都倉俊一愛はうばうもの あきらめないもの ほんの小さな 悔いも持たぬもの  あなたは今 ウェディングドレス あなたは今 なぜか泣いている 幸せの顔 つくろうとして 幸せの顔 出来ずにいる あゝ 嘘だよ そんな幸せは 来るんだ そのままかけて あなたをさらう さらって逃げる それでなければ この愛は 愛は 愛は 嘘になる  あなたは今 破れたドレス あなたは今 ベールを捨てた ひたむきな愛 心に感じ ひたむきな愛 求めて走る あゝ いいんだ たとえつらくても 来るんだ 情熱のまま あなたをさらう さらって逃げる それでなければ この愛は 愛は 愛は 嘘になる
卒業前―10日で100の出来事―井上あずみ井上あずみ阿久悠服部克久好きなひとと 記念写真 とってみました 気取ったポーズ 考えながら 並んでみました 短いけれど 感激でしたね  逢いたい 逢えない 逢えなくなれば 逢え 逢う時 いつかまた いつか また逢いましょうね  春になれば 忘れものを想い出します 卒業前の10日は特に 想い出します あれこれみんな しあわせでしたね  逢いたい 逢えない 逢えなくなれば 逢え 逢う時 いつかまた いつか また逢いましょうね  逢いたい 逢えない 逢えなくなれば 逢え 逢う時 いつかまた いつか また逢いましょうね
若き獅子たち野口五郎野口五郎阿久悠三木たかし太陽に向い歩いてるかぎり 影を踏むことはないそう信じて生きている あなたにもそれを わからせたいけど 今は何にも告げず ただほほえみのこすだけ  甘いくちづけだけに おぼれそうな今 ぼくはふりきって さらばあなた  風よなぶるな獅子のたて髪を 涙をかざれない時であれば  闇よかくすな獅子のたて髪を 若さを誇らしく思う時に  太陽が昇り落ちて行くまでの ほんの短い間何をしたらいいのだろう 愛だけに生きてほしいのとすがる 黒い瞳のあなた もう何にもいわないで  熱い抱擁だけに 時を忘れそう ぼくは目をあげて さらばあなた  風よなぶるな獅子のたて髪を 涙をかざれない時であれば  闇よかくすな獅子のたて髪を 若さを誇らしく思う時に  風よなぶるな獅子のたて髪を 涙をかざれない時であれば
ヤンマだアゲハだマメゾウだヤング・スターズヤング・スターズ阿久悠三沢郷ミクロの仲間は 3勇士 ギドロンと戦う ミクロイドS 水平飛行に急降下 ヤンマの勇気は 銀の羽 つづけ アゲハよ マメゾウよ くじけちゃできない 泣いてちゃできない ずっこけ 失敗 何のその 3人そろって 空をとぶ ヤンマだ アゲハだ マメゾウだ  ミクロの世界は 真暗だ ギドロンと戦う ミクロイドS スイスイ ヒラヒラ ドッコイショ とんでけ たたかえ 3勇士 つづけ アゲハよ マメゾウよ くじけちゃできない 泣いてちゃできない ずっこけ 失敗 何のその 平和になるまで 3勇士 ヤンマだ アゲハだ マメゾウだ
若い人桜田淳子桜田淳子阿久悠三木たかし君はまだ青い 青い木の実 だから枝を はなれてはいけない あのひとはいつも そんな言葉を 残して行く くちづけもしないで 制服の胸に吹く風よりも その方が私にはつらいのに 初恋はとどかない 若過ぎてとどかない こんなにも好きなのに 好きなのに  もうすぐに赤い 赤い木の実 その時から 何もかもはじまる 恋だってきっと 変るはずだと 見つめながら 肩に手を置くひと あたたかいてのひらが何よりも 泣きそうな私にはつらいのに  初恋はとどかない 若過ぎてとどかない こんなにも好きなのに 好きなのに  初恋はとどかない 若過ぎてとどかない こんなにも好きなのに 好きなのに
本牧メルヘンジェロジェロ阿久悠井上忠夫鈴木豪本牧で死んだ娘は 鴎になったよ ペットのブルースに送られて 踊るのが大好きと言ってたあの娘が さびしさに耐えかねて死んだのさ ジョニーもスミスも 泣くのを忘れて 海鳴りに向かって歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う  本牧の夜ふけ頃にがめのコーヒー 飲みながら思い出すあのことを 恋をしたこともなく悩みもないのに あの店の片隅で死んだあの娘を ジョニーもスミスも さえない顔で 真夜中に泣き泣き歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う  ジョニーもスミスも 泣くのを忘れて 海鳴りに向かって歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う
いつか誰かザ・ジャガーズザ・ジャガーズ阿久悠すぎやまこういちいつか誰か 悲しみわけあって 愛をかよわせる 胸から胸へ いつか何処か 迎える夜と朝 一人で持つには 孤独は重い どうして気づかずに 今まで来たのか 誰もが許される ひとつの胸があること  いつか誰か 幸福わけあって 言葉かよわせる 胸から胸へ いつか何処か 目覚める愛の朝 新しい世界 見つめあえるさ どうして気づかずに 今まで来たのか 誰もが許される ひとつの胸があること  いつか誰か 悲しみ分けあって いつか何処か 迎える朝と夜 いつか誰か 幸福わけあって
若草物語コスモスコスモス阿久悠都倉俊一あなたの髪の毛 とてもやわらかいの だからさわって みたくなるの 若草みたいな 甘い匂いがする だからいつでも 好きになるの  ねえ いくつになれば あの教会へ行き 結婚が出来るのよ 大人になりたい  あなたと二人で 赤い屋根の家を 早くつくって くらしたいわ  あなたは16 そして私は14 夏のひざしを あびて話す 友達どうしが 恋に変ってきて だからいつでも 逢いたいの  ねえ いくつになれば あの教会へ行き 結婚が出来るのよ 大人になりたい  初恋見つめて 胸をときめかして いつか来る日を待っている
学園天国ロイ-RoE-ロイ-RoE-阿久悠井上忠夫Hey Hey Hey Hey Hey (Hey Hey Hey Hey Hey) Hey Hey Hey Hey Hey (Hey Hey Hey Hey Hey) Hey (Hey) Hey (Hey) Hey (Hey) Hey (Hey) Ah  あいつもこいつもあの席を ただ一つ ねらっているんだよ このクラスで一番の美人の隣を  ああー みんなライバルさ ああー いのちがけだよ  運命の女神さまよ このぼくにほほえんで 一度だけでも  勉強する気もしない気も この時にかかっているんだよ もし駄目ならこのぼくは もうグレちまうよ  Hey Hey Hey Hey Hey (Hey Hey Hey Hey Hey) Hey Hey Hey Hey Hey (Hey Hey Hey Hey Hey) Hey (Hey) Hey (Hey) Hey (Hey) Hey (Hey) Ah  二枚目気どりの秀才や あのいやな悪党番長も 胸はずませ待っている どの席になるか  ああー あの横顔を ああー 見つめられたら Oh yeah yeah yeah  授業中 天国だよ このぼくにしあわせを 与えておくれ  勉強する気もしない気も この時にかかっているんだよ もし駄目ならこのぼくは もうグレちまうよ
青春時代MAXMAX阿久悠森田公一デイブ・ロジャース卒業までの半年で 答えを出すと 言うけれど 二人が暮した 年月を 何で計れば いいのだろう  青春時代が夢なんて あとからほのぼの 想うもの 青春時代の真ん中は 道に迷っているばかり  二人はもはや美しい 季節を生きてしまったか あなたは 少女の時を過ぎ 愛に悲しむ女になる  青春時代が夢なんて あとからほのぼの 想うもの 青春時代の真ん中は 胸に刺さすことばかり  青春時代が夢なんて あとからほのぼの 想うもの 青春時代の真ん中は 胸に刺さすことばかり
ポロロッカピンク・レディーピンク・レディー阿久悠都倉俊一ヤボなドレスは脱いで きついタブーも捨てて こころ 裸に するがいい  誰に遠慮がいるの 生きて 愛することに まして 若さの 真ん中で  真っ赤なくちびる 花に変えながら 熱いささやきで 蝶を誘えば からだのボタンが はじけ飛ぶ はじけ飛ぶ もう 駄目なの  (今夜は ポロロッカ) 流れても いいじゃないの (今夜は ポロロッカ)  少しみだらなふりで 踊る2人のことを 誰も 悪くは 云わないよ キスは 2分で終る 恋は 3日できまる 愛は 一生 忘れない  きらめく瞳は 誰を殺すのか 強いまなざしで 愛を語れば こころの扉の 鍵が飛ぶ 鍵が飛ぶ もう 駄目なの  (今夜は ポロロッカ 今夜は ポロロッカ) 流れても いいじゃないの (今夜は ポロロッカ 今夜は ポロロッカ) 情熱の 大逆流
目かくし石江理世石江理世阿久悠都倉俊一近ごろ私 恋したために 目かくしされたよう あなたが鳴らす指音だけを 頼りに歩くの 危いことだといわれるけれども 私は恋してる だからいいの  知らない人がさし出す花は きれいに見えないの あなたがくれるやさしい言葉 その方がいいの 危いことだといわれるけれども 私は恋してる だからいいの  目かくしされた小鳥の私は ささやきだけ ぬくもりだけ 信じているの 危いことだといわれるけれども 私は恋してる だからいいの  近ごろ私 恋したために 目かくしされたよう 季節が変り流れていても 知らずに生きてる 目をさますのよといわれるけれども しあわせ感じてる だからいいの  あなたのことが頭の中で いつでもふくらむの すてきな夢のつづきのように 私をよわせる 目をさますのよといわれるけれども しあわせ感じてる だからいいの  目かくしされた小鳥の私は ささやきだけ ぬくもりだけ 信じているの 目をさますのよといわれるけれども しあわせ感じてる だからいいの
初秋森昌子森昌子阿久悠遠藤実あなたの娘であるうちに もっと甘えていたかった 父の胡坐(あぐら)の膝の上 組んだ両手に陽が揺れる あれは十五 そして十九 ポツリポツリと 想い出を 嫁ぐ朝(あした)に語らいながら 涙ぐませる秋を見る  秋桜(こすもす)かすめる赤とんぼ あれと指さし見ていたら 思いがけない淋しさが ふいに心にこみ上げる ここにお茶を そこに煙草 慣れぬ手つきで世話をやき 嫁ぐ朝(あした)を見送りながら 父と娘で秋を見る  あれは十五 そして十九 ポツリポツリと 想い出を 嫁ぐ朝(あした)に語らいながら 涙ぐませる秋を見る
パイプの怪人ピンク・レディーピンク・レディー阿久悠都倉俊一そこまでだよ はなれなさい それ以上は また今度に  私がうっとりしてたら いつでも出て来る怪人 パイプをくわえた影しか わからないけれども 誰なのだろ  キスも出来ない 咳(せき)ばらいがきこえて 彼 しらけて帰るわ 馬鹿馬鹿ほんとに困ってしまうわ  どんなうらみが この私にあるのよ あのパイプの怪人 許せない奴よ  そこまでだよ 許せるのは それ以上は まだ早いぞ  こっそりここまで来たのに またまた出て来た怪人 いいとこ行きそな気分が これでぶちこわしね またおじゃんよ  好きといったら その男はいかんと 暗闇からきこえる いやいや私の 邪魔しに来ないで もしかしたなら パパなのかもしれない あのパイプの怪人 そんな気がするの  好きといったら その男はいかんと 暗闇からきこえる いやいや私の 邪魔しに来ないで もしかしたなら パパなのかもしれない あのパイプの怪人 そんな気がするの
星降る夜の二人大石吾朗大石吾朗阿久悠都倉俊一このフランスパンを ふたりで食べたら もう恋人どうし どこかへ行こうよ 星降る夜の広場 そろいのシャツ着て おぼえたての歌を 歌ってみようよ ぼくとおいで 恋人だよ お気にいりの女の子 なにもこわいことは 起きたりしないよ この心もどうぞ さらってお行きよ  もしその気になれば お嫁になってよ あのチャペルへ行って すぐにも誓うよ 友達だけよんで コーラス歌って くちびるかさねたら 旅行に出ようよ ぼくとおいで 恋人だよ お気にいりの女の子 花が香る夜は 楽しいものだよ この心もどうぞ さらってお行きよ
枯葉の宿堺正章堺正章阿久悠井上忠夫森岡賢一郎手紙を書くしかすることがない 枯葉が舞いちる山あいの宿 一にぎりの悲しみに追いたてられて 言葉もかけずに旅に出たけれど ぼくには何もすることがない あなたを想っているしかない枯葉の宿  あなたがあいつを好きだと知って ひそかに身をひき別れて来たよ らしくもないことだよと笑われるけど あなたを泣かせることは出来なかった ぼくには何もすることがない あの日をしのんでいるしかない枯葉の宿  たとえばひょっこり あなたがここへ たずねて来るなど望めぬ夢か 枯葉の道ふみしめて現われるような 予感にひかれて窓を見つめてる ぼくには何にもすることがない 未練をくやんでいるしかない枯葉の宿
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
時代おくれ岩崎宏美岩崎宏美阿久悠森田公一一日二杯の酒を飲み さかなは特にこだわらず マイクが来たなら 微笑んで 十八番(おはこ)を一つ歌うだけ  妻には涙を見せないで 子供に愚痴をきかせずに 男の嘆きは ほろ酔いで 酒場の隅に 置いて行く  目立たぬように はしゃがぬように 似合わぬことは無理をせず 人の心を見つめつづける 時代おくれの男になりたい  不器用だけれど しらけずに 純粋だけど 野暮じゃなく 上手なお酒を 飲みながら 一年一度 酔っぱらう  昔の友には やさしくて 変わらぬ友と 信じ込み あれこれ仕事も あるくせに 自分のことは 後にする  ねたまぬように あせらぬように 飾った世界に流されず 好きな誰かを思いつづける 時代おくれの男になりたい  目立たぬように はしゃがぬように 似合わぬことは無理をせず 人の心を見つめつづける 時代おくれの男になりたい
サウスポーW(ダブルユー)W(ダブルユー)阿久悠都倉俊一渡部チェル背番号1のすごいやつが相手 フラミンゴみたい ひょいと一本足で スーパースターのお出ましに ベンチのサインは敬遠だけど 逃げはいやだわ  男ならここで逃げの一手だけど 女にはそんなことは出来はしない 弱気なサインに首をふり 得意の魔球をなげこむだけよ そうよ勝負よ  しんと静まったスタジアム 世紀の一瞬よ 熱い勝負は恋の気分よ 胸の鼓動がどきどき 目先はくらくら 負けそう 負けそう  私ピンクのサウスポー 私ピンクのサウスポー きりきり舞いよ きりきり舞いよ 魔球は魔球はハリケーン  背番号1のすごいやつが笑う お嬢ちゃん投げてみろとやつが笑う しばらくお色気さようなら でっかい相手をしとめるまでは ちょいとおあずけ  さっと駈けぬけるサスペンス スリルの瞬間よ 熱い視線が からみ合ったら 白い火花がパチパチ 心はめらめら 燃えそう 燃えそう  私ピンクのサウスポー 私ピンクのサウスポー きりきり舞いよ きりきり舞いよ 魔球は魔球はハリケーン
舟唄美空ひばり美空ひばり阿久悠浜圭介お酒はぬるめの 燗がいい 肴はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり 灯りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を  沖の鴎に深酒させてヨ いとしあの娘とヨ 朝寝するダンチョネ  店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を  ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を  ルルルル…
時の過ぎゆくままに島津亜矢島津亜矢阿久悠大野克夫田代修二あなたはすっかり つかれてしまい 生きてることさえ いやだと泣いた こわれたピアノで 想い出の歌 片手でひいては ためいきついた  時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら 堕ちてゆくのも しあわせだよと 二人つめたい からだ合わせる  からだの傷なら なおせるけれど 心のいたでは いやせはしない 小指に食い込む 指輪を見つめ あなたは昔を 思って泣いた  時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう  時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう
涙きらり森進一森進一阿久悠猪俣公章そんな女に逢いたい夜は きざと嘘とを置いて行け たった二杯のほろ酔い酒と あとはまごころ見せるだけ 涙きらり きらきらきらり 女泣きます 酒場の隅で  惚れた想いが確かであれば 言葉少なにいうがいい 夜の終りに枯れない花は ずっと朝まで咲くだろう 涙きらり きらきらきらり 女泣きます 灯りの下で  灯り落とした 真夜中過ぎは 人の心の裏舞台 流れ流れて岸辺を歩く そんな男と女だけ 涙きらり きらきらきらり 女泣きます お前の腕で
バレンチノ インフェルノ浅野ゆう子浅野ゆう子阿久悠都倉俊一肩ごしに誰かを見てる 耳たぶ噛んだまま やっぱりあなたは浮気な浮気なひとだわ  ささやきの余韻の中で 目うつりするなんて どういうつもりと責めても責めても無駄かも  長いまつ毛が二度三度またたいて 惚れたお前が悪いというひと  映画みたいな台詞 気ままに吐いて 背中を向けるのね 背中を向けるのね 私の私のバレンチノ  つきまとう女の数は 両手で足りないと 今夜もあなたはどこかへどこかへ消えたわ  指先で氷をつまみ カリカリ噛みくだき グラスのお酒をひとりでひとりで飲むだけ  悪い夢なら くり返すこともない 馬鹿な話を笑えばいいのに  熱いシャワーのしぶき 夜ふけにあびて 今夜も抱きしめる 今夜も抱きしめる 私の私のバレンチノ
もしもピアノが弾けたならキリンジキリンジ阿久悠坂田晃一もしもピアノが弾けたなら 思いのすべてを歌にして きみに伝えることだろう 雨が降る日は雨のように 風ふく夜には風のように 晴れた朝には晴れやかに だけど ぼくにはピアノがない 君に聴かせる腕もない 心はいつでも半開き 伝える言葉が残される アア アー アア ……… 残される  もしもピアノが弾けたなら 小さな灯を一つつけ きみに聴かせることだろう 人を愛したよろこびや 心が通わぬ悲しみや おさえきれない情熱や だけど僕にはピアノがない きみと夢みることもない 心はいつでも空まわり 聴かせる夢さえ遠ざかる アア アー アア ……… 遠ざかる
ファンレター岡本舞子岡本舞子阿久悠山川恵津子山川恵津子あなた どうか お願い 私を道に迷わさないで いたずらな笑顔で 苦しめないで 言葉の一つ一つで 揺れてしまう  あなた どうか お願い これから先はふりむかないで 背のびした私を からかわないで ささいなしぐさだけでも 泣いてしまう  あなたの指へ あなたの腕へ 私の想い あなたの胸へ まるで ファンレター 届けばすぐに 開けばすぐに 読んだらすぐに アー 翔んで 翔んで来て  あなた どうか お願い 未来を一人考えないで さびしげな姿を 見せつけないで 瞳の色が 暗いと 死んでしまう  あなた どうか お願い 秘密の色で惑わさないで くちづけの噂を 打ち消さないで 知らないふりをされたら すねてしまう  あなたへ夢を あなたへ歌を 私のすべて あなたへの愛を まるで ファンレター  届けばすぐに 開けばすぐに 読んだらすぐに アー 翔んで 翔んで来て  あなたの指へ あなたの腕へ 私の想い あなたの胸へ まるで ファンレター 届けばすぐに 開けばすぐに 読んだらすぐに アー 翔んで 翔んで来て
気絶するほど悩ましいISSAISSA阿久悠梅垣達志鏡の中で口紅をぬりながら どんな嘘をついてやろうかと 考えるあなたは 気絶するほど悩ましい  ふり向きながら唇をちょっとなめ 今日の私はとてもさびしいと 目を伏せるあなたは 気絶するほど悩ましい  あゝ まただまされると思いながら ぼくはどんどん堕(お)ちて行く  うまく行く恋なんて恋じゃない うまく行く恋なんて恋じゃない  まつ毛に涙いっぱいにためながら あなただけはわかる筈なのと 訴えるあなたは 気絶するほど悩ましい  あゝ 嘘つき女と怒りながら ぼくは人生かたむける  うまく行く恋なんて恋じゃない うまく行く恋なんて恋じゃない
あんぶれら桂銀淑桂銀淑阿久悠浜圭介川村栄二都会はいつでも悪戯(いたずら)ばかりが満ちて 小指の糸も 時にもつれて たそがれのにわか雨 見知らぬ二人を寄りそわす お困りでしょうとうっかり傘さしかけて 不幸なくじを引いてしまった 運命(うんめい)と思うには あまりにささいな出来事で あなたが濡(ぬ)れて わたしが濡れて どちらの肩も びっしょりと あなたが男 わたしが女 ふとその時に感じてた  レースのカーテン斜めにめくって覗(のぞ)く 季節が春に変わる夜明けを 腹ばいで 吸う煙草 何だか空(むな)しくなりました テラスにひろげた水玉模様の傘が 春一番の風に吹かれて 笑いたくなるように くるくるどこかへ消えました あなたが揺れて わたしが揺れて 出来ごころから まごころへ あなたが男 わたしが女 あの時あの夜(よ) そうでした  晴れてもいない 降ってもいない あなたはここに もういない 晴れてもつらい 降ってもつらい 用なし傘は とんで行け 用なし傘は とんで行け
何でもない 何でもない柏原芳恵柏原芳恵阿久悠都倉俊一都倉俊一一番電車が太陽をひっぱって 都会の屋根を真赤に染める 今日がはじまる 昨日が終っていないのに 小さな部屋ではレコードが六時間 終りもなしに鳴りつづけてる 愛があふれる ふられて沈んでいるくせに 何でもない 何でもない 何でもない 一ねむり出来たなら 何でもない 何でもない 何でもない 陽気な女の子に戻れるでしょう  夜明けの窓からハイヒール投げすてて パジャマの胸を抱きしめてる すべてが終った 涙は乾いていないけれど 晴れたり降ったり 時々はくもったり 私の日々はお天気次第 今日は青空 明日はどうだか知らないが 何でもない 何でもない 何でもない 一ねむり出来たなら 何でもない 何でもない 何でもない 陽気な女の子に戻れるでしょう
京都から博多まで島津亜矢島津亜矢阿久悠猪俣公章肩につめたい 小雨が重い 思いきれない 未練(みれん)が重い 鐘(かね)が鳴る鳴る 憐(あわ)れむように 馬鹿な女と 云うように 京都から博多(はかた)まで あなたを追って 西へ流れて 行(ゆ)く女  二度も三度も 恋したあげく やはりあなたと 心にきめた 汽車が行(ゆ)く行く 瀬戸内ぞいに 沈む気持を ふり捨てて 京都から博多まで あなたを追って 恋をたずねて 行く女  京都育ちが 博多になれて 可愛(かわ)いなまりも いつしか消えた ひとりしみじみ 不幸を感じ ついてないわと 云いながら 京都から博多まで あなたを追って 今日も逢(あ)えずに 泣く女
三日月哀歌新沼謙治新沼謙治阿久悠川口真初心と純との初恋は とうに破れて 夢の中 白い林檎の花びらを 風が散らした あの日から  *やせても照らせ 三日月よ せめても遠い面影を 吐息を酒にあびせつつ 今宵もきみを また想う*  ふれて恥じらうくちびるに 熱い涙が流れ込み 永遠の別れの旅立ちを ひとり見送る 影法師  欠けても照らせ 三日月よ 哀れと思え 初恋を 年月重ね 日を送り おさないままの きみに逢う  初心で色づく はじらいと 純が邪魔する ためらいが 花の嵐に あそばれて ついに思いも とげぬまま  落ちても照らせ 三日月よ 忘れることのないように ほろほろ泣いて くちずさむ はるかなきみの 好きな歌  (*くり返し) 
しゃれた生活ちあきなおみちあきなおみ阿久悠川口真川口真あなたの嘘は 嘘で楽しいわ 今日も何度か笑ってしまったわ しゃれた人生は宝石にうもれ くらしてるようで 私は好きよ 愛してると口ぐせみたいに いうひとに抱かれてくらす しゃれた私の生活 ああ だけど本当を誰が知る 誰が知る  あなたのしゃれが通じなくなって 妙に本気になったら困るのよ 出来るものならば 昼顔のように はかなげに咲いてみたいと思う 愛してるとよそ見しながら いえたなら楽しいはずよ しゃれた私の生活 ああ だけど本当を誰が知る 誰が知る
吟遊詩人ガロガロ阿久悠日高富明・堀内護吟遊詩人がギターをかきならし歌う歌は 特別の人じゃない普通の人のこと あの時代愛してた仲間の青春を 歌ってきかせたいと今おもう  過ぎ去った時代だと思うも自由 愛らしいやつらだと思ってくれてもいい あの時代愛してた仲間の青春を 歌ってきかせたいと今おもう  華やかに結ばれてすぐ他人になったやつ 旅だけが生きがいの孤独なやつのこと 喧嘩して殺された馬鹿馬鹿しいやつのこと ツインヘッドにこだわった同棲時代 一本の煙草を男同志でまわしのみするやつ ありきたりの恋の悲劇演じたあいつ  大都会の羊飼いとわらわれるやつ 青春は愚かな遊びとふりかえるやつ 永遠のマドンナをさがし求めたやつ 行方さえつかめない冒険好きのやつ
事件が起きたらベルが鳴るピンク・レディーピンク・レディー阿久悠都倉俊一天国と地獄 この世の中はさまざま 天使から悪魔 人の心はわからない  何かしら起こる また胸さわぎがして来た てのひらがかゆい こいつが来たら ベルが鳴る ああ きらめく稲妻 激しい土砂降り どこかで事件が呼ぶ  甘いささやきは ちょっとおあずけだ 俺の心の虫がさわいで 気分が出ない ベルが鳴る ベルが鳴る 夜がふけたら事件のベルが鳴る  アスファルト道路 獣が歩くジャングル 華やかな夜も人を迷わす砂嵐  女には俺のこの気持などわかるか ツベコベいうな その手を放せ ベルが鳴る ああ 眠りを忘れた都会の真夜中 どこかで事件が呼ぶ  キスの半分は後で仕直しだ 頬にルージュをつけたままでは 行かれやしない ベルが鳴る ベルが鳴る 夜がふけたら事件のベルが鳴る
未完の肖像岩崎宏美岩崎宏美阿久悠筒美京平誰でも一つだけは 物語が書けますね 自分を見つめてれば 愛も恋も描ける my story  人に会い また別れ 微笑みと 泣き顔を くり返し つづけたら 知らぬ間に 時は過ぎ  見慣れた筈の 景色も変り 最初の出会いの 誰もがいなくなった 嫌いになった わけでもなくて 時代と云う名の いたずらでしょう  今であるなら もっと心に 残す努力を している筈のものを あっさり 捨てたこともあった  だけどそれも 今思うだけで 生きることは ただ激しいだけ 時は流れ 日は移り変り 今日から また始まる  未完のままで 書きつづけたら どんな素敵な 人生でしょう 揺れて揺られて さまよいながら 人を愛する心を なくさずに 私は 夢を抱いていたい  急ぎ足で 行く人もいるが 歩くことは まだ自然がいい 思いこめて 目をそらさないで 今日から また始まる  いつの日か あなた いい女だねと 云ってね 私は 夢を抱いていたい  急ぎ足で 行く人もいるが 歩くことは まだ自然がいい 思いこめて 目をそらさないで 今日から また始まる
ラム酒入りのオレンジ沢田研二沢田研二阿久悠大野克夫船山基紀オレンジみたいなひとと思って 唇ふれてみたら めまいがしそうなラムの匂いに 心を奪われたよ あどけない顔は 誘い水だよ 中味は大人さ 知らぬまに 深い川に溺れる 思いに誘われる 可愛いしぐさが罠と 気づいて 逃げても手遅れだよ なまめくあの娘の腕に 抱かれて どうでもよくなってる 天国へ行って みたいけれど どうやら地獄さ こうなれば もっと 堕ちてみたいよ あの娘を道づれに (あゝ男と女) こういうものさ (あゝ男と女) だましてだまされ (あゝ男と女) 表と裏の (あゝ男と女) 二つの顔だよ  目がさめた時は いつも二人で ベッドの中だよ この胸にそっと 唇ふれ いい夢みたなんて おさない娘のように はじらい まぶたを伏せたりする 芝居とわかっていても やっぱり 可愛く思えて来る 天国へ行って みたいけれど どうやら地獄さ こうなれば もっと 堕ちてみたいよ あの娘を道づれに (あゝ男と女) こういうものさ (あゝ男と女) だましてだまされ (あゝ男と女) 表と裏の (あゝ男と女) 二つの顔だよ
北の宿から市川由紀乃市川由紀乃阿久悠小林亜星あなた変わりは ないですか 日ごと寒さが つのります 着てはもらえぬ セーターを 寒さこらえて 編(あ)んでます 女心の 未練(みれん)でしょう あなた恋しい 北の宿  吹雪まじりに 汽車の音 すすり泣くように 聞こえます お酒ならべて ただ一人 涙唄など 歌います 女心の 未練でしょう あなた恋しい 北の宿  あなた死んでも いいですか 胸がしんしん 泣いてます 窓にうつして 寝化粧を しても心は 晴れません 女心の 未練でしょう あなた恋しい 北の宿
北の宿から吉幾三吉幾三阿久悠小林亜星野村豊あなた変わりはないですか 日毎寒さがつのります 着てはもらえぬセーターを 寒さこらえて編んでます 女ごころの 未練でしょう あなた恋しい 北の宿  吹雪まじりに汽車の音 すすり泣くよにきこえます お酒ならべてただひとり 涙唄など歌います 女ごころの 未練でしょう あなた恋しい 北の宿  あなた死んでもいいですか 胸がしんしん泣いてます 窓にうつして寝化粧を しても心は晴れません 女ごころの 未練でしょう あなた恋しい 北の宿
タブー小出広美小出広美阿久悠井上大輔誘われて 愛されて そして いつしか未来を語り合い 寄りそって 触れ合って 胸の孤独を薄めていたの  なぜかよく笑う日々が訪れて おしゃべりする時でも 揺れて 揺れて 揺れていたわ  ただそれだけで 愛しただけで なのに すべてが すべてがタブー 夢みるのも 苦しむのも なぜか すべてが すべてがタブー  悪いひとと 悪いことを したとささやく ささやく  叱られて とび出して 鳥になりたい気持で さまよって さとされて 落着いて 腕の太さに安らいでいたの  急にだんまりの癖がよみがえり やさしくされてるのに きらい きらい きらいばかり  ただ彼だけ 甘えただけ なのに すべてが すべてがタブー  呼び合うのも 手をふるのも なぜか すべてが すべてがタブー  悪い夢を 悪い時に 見たとささやく ささやく
富士山だ加藤登紀子加藤登紀子阿久悠加藤登紀子告井延隆・南利一富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ  朝に見ても 富士は富士 夕べに見ても 富士は富士 笑って見ても 富士は富士 涙で見ても 富士は富士  遠くへどんどん離れても ぐるりと山裾巡っても 春夏秋冬みんな富士  富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ  富士に逢いに 来たひとは 心の嘘を 吐き出して きれいな夢を 見たくなって 近くの宿で 目を閉じる  朝焼け 夕焼け 月の影 くっきりしてても 霞んでも 喜び悲しみ みんな富士  だれでも だれでも 富士が好き だれでも だれでも 富士が好き だれでも だれでも 富士が好き  だれでも だれでも 富士が好き だれでも だれでも 富士が好き  富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ
流転の詩ちあきなおみちあきなおみ阿久悠猪俣公章若い男に 惚れたら駄目と 貢ぐ気持に なったら駄目と あれほどみんなに いわれていたのに あなたは こうしてここにいる 私にもたれて ここにいる  馬鹿な女と いわれる前に そっとどこかへ 流れて行くわ やっぱり裸に むかれてしまって 私は手荷物 一つだけ 涙のたまった 一つだけ  風のうわさは よくないうわさ 死んだ話しも 一つや二つ 時々お酒の さかなにされてる だけども 私は生きている 流転の巷で 生きている
居酒屋増位山太志郎・長沢薫増位山太志郎・長沢薫阿久悠大野克夫もしも きらいでなかったら 何か一杯 のんでくれ  そうね ダブルのバーボンを 遠慮しないで いただくわ  名前きくほど 野暮じゃない まして 身の上話など  そうよ たまたま 居酒屋で 横にすわっただけだもの  絵もない 花もない 歌もない 飾る言葉も 洒落もない そんな居酒屋で  外へ出たなら 雨だろう さっき 小雨がパラついた  いいわ やむまで 此処にいて 一人グイグイ のんでるわ  それじゃ 朝までつき合うか 悪い女と知り合った  別に 気にすることはない あなた さっさと帰ってよ  絵もない 花もない 歌もない 飾る言葉も 洒落もない そんな居酒屋で
お別れ記念ちあきなおみちあきなおみ阿久悠及川恒平出来るなら 三日後の午後七時 坂上のレストランで お逢いしたいのです お別れしてちょうど二年 その時間 同じ場所同じように お逢いしたいのです なぜかしら 理由がなければ 声がかけられません お別れ記念というのは 変ですか 正直にいえば 愛してるのです  お天気は当分は くずれません そのように天気予報 今朝もいってました あなたはまだ 雨が降れば怒りっぽく 傘をさし出かけるなど きっとしないでしょう なぜかしら 理由がなければ 声がかけられません お別れ記念というのは 変ですか 正直にいえば 愛してるのです
銀のライター森昌子森昌子阿久悠猪俣公章お前が大きくなったなら 恋人同士になろうねと 冗談みたいにあのひとが 私にこっそりいったのは 五年も前の秋のこと 私が十五になった頃  お前と十五も違うけど それでもいいかと笑ってた ふとした言葉のいたずらが それから心をはなれずに 恋する年令(とし)になったのに 私はなぜだかひとりきり  五年も恋したひとなのに 今ではうわさも消えたまま 私があの日を想うのは さびしい日ぐれにあのひとの 小さな銀のライターで かすかな炎をつける時 かすかな炎をつける時
渚のシンドバッドGO!GO!7188GO!GO!7188阿久悠都倉俊一GO!GO!7188アアア アアア・・・・・ アアア アアア・・・・・ 渚のシンドバッド  ここかと思えばまたまたあちら 浮気なひとね サーフィンボード小わきにかかえ 美女から美女へ ビキニがとってもお似合ですと 肩など抱いて ちょいとおにいさん なれなれしいわ くちびる盗む早わざは うわさ通りだわ あなたシンドバッド セクシー あなたはセクシー 私はいちころでダウンよ もう あなたにあなたにおぼれる  波乗りあざやか拍手をあびて キッスの嵐 あちらのパラソルこちらのパラソル ウインク投げて 夜ふけになったらあなたの部屋へ しのんで行くよ ちょいとおにいさん いい気なものね うっとりさせるテクニック 腹が立つほどよ あなたシンドバッド セクシー あなたはセクシー 私はいちころでダウンよ もう あなたにあなたにおぼれる
それからどうするの夏木マリ夏木マリ阿久悠川口真思惑通りに 事が運んで あなたはとっても 気分がよさそう 押したりひいたり 教科書通りに 宵から私を 口説いているわ きらいなタイプじゃ ないけれど 抱かれるほどでもなさそうね それからどうするの それからどうするの 肩にかけた手を どうするの  手軽な相手と 思わないでね これでも結構 ぜいたくなのよ 気持をおもちゃに したくはないから もう少し本気で 口説いてほしい コロリとイカれる まごころを あなたは忘れているようね それからどうするの それからどうするの 時計狂わせて どうするの  それからどうするの それからどうするの 時計狂わせて どうするの
Hardにやさしく田原俊彦田原俊彦阿久悠林哲司長い髪の毛を指でかき上げて 暗いポーズなど俺の趣味じゃない けだるく揺れてるくちびる 斜めに見上げるまなざし いつでも心を試すようで  I like SOUL & SPIRIT もっと裸になってみろよ I like SOUL & SPIRIT 胸に爪など立ててみろよ hardな場面 二人でくぐり なるよになりたいね なりたいね  いつもききわけがないと怒らせる 軽くお仕置きをしたらよかったが 謎々みたいなおしゃべり 心をそらせるためいき 全てが飾りに見えるようで  I like SOUL & SPIRIT もっと素直にもたれかかれ I like SOUL & SPIRIT 俺のからだでヤケドしろよ hardなケリをつけたいけれど おまえは可愛いね 可愛いね  I like SOUL & SPIRIT もっと素直にもたれかかれ I like SOUL & SPIRIT 俺のからだでヤケドしろよ hardなケリをつけたいけれど おまえは可愛いね 可愛いね
野生の女夏木マリ夏木マリ阿久悠川口真あまったれ男ふりすて 思いきり強いこいつと 綱渡りしてる気持で 荒っぽい恋してる うわさのなかで はちきれる胸にたまのあせをして おどる私は燃える野生の女よ しばってもむだにげだすわ そこをどいてよ どいてよ そうら 女豹がとおる  くるおしい胸にだかれて つかの間の恋におぼれる そのあとはもとの他人で 荒っぽいわかれをしたいつものように ふきつける風に髪をさかだてて 歩く私は強い野生の女よ ささやきはいや きまらない その手はなして きまらない そうら 女豹がとおる しばってもむだにげだすわ そこをどいてよ どいてよ そうら 女豹がとおる
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
たそがれマイ・ラブ中西圭三中西圭三阿久悠筒美京平下野ヒトシ今は夏 そばにあなたの匂い しあわせな夢に おぼれていたけれど 夕立ちが 白い稲妻つれて 悲しみ色の 日ぐれにして行った しびれた指 すべり落ちた 珈琲カップ 砕け散って 私はただ あなたの目を 言葉もなく 見つめるだけ さだめという いたずらに ひきさかれそうな この愛  今は冬 そばにあなたはいない 石畳 白く粉雪が舞い踊る ひきさかれ 愛はかけらになって それでも胸で 熱さをなくさない 凍える手で ひろげて読む 手紙の文字が 赤く燃えて 私はもう あなたの背に もたれかかる 夢を見てる さだめという いたずらに ひきさかれそうな この愛
五番街のマリーへ岩崎宏美岩崎宏美阿久悠都倉俊一平野義久五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は古い街で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街でうわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい  五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー 今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街は近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい
夏八景麻丘めぐみ麻丘めぐみ阿久悠筒美京平夏です どなたもうきうき夏です 夕立ちあとの 蝉しぐれ 虹です 突然大きな 虹です 相合傘の終りです 花火がポンとはじけた時 くちびる盗んで行ったひと ビキニの胸をかくした時 キュートでいいよといったひと 夏はいろいろです ほんとに 夏はいろいろです ほんとに  夏です いたずら気分の夏です 気楽に泳ぐ熱帯魚 恋です 夜明けにゆれてる 恋です つめたい海ではしゃぎます 危険にさせるお酒に酔い サンダルぬぎすて 千鳥足 踊りに熱が入った時 フレアのスカート舞い上る 夏はいろいろです ほんとに 夏はいろいろです ほんとに  いきなり誰か肩を抱いて やさしくささやく 色っぽいね 何度か逢って ポツンという 心の底から ほれちゃった 夏はいろいろです ほんとに 夏はいろいろです ほんとに
学園天国FriendsFriends阿久悠井上忠夫「Are you ready?」  Hey Hey Hey Hey Hey (Hey Hey Hey Hey Hey) Hey Hey Hey Hey Hey (Hey Hey Hey Hey Hey) Hey (Hey) Hey (Hey) Hey (Hey) Hey (Hey) Ah  あいつもこいつもあの席を ただ一つねらっているんだよ このクラスで一番の 美人の隣りを ああー みんなライバルさ ああー いのちがけだよ Oh yeah yeah yeah  運命の女神さまよ このぼくにほほえんで 一度だけでも  勉強する気もしない気も この時にかかっているんだよ もし駄目ならこのぼくは もうグレちまうよ  Hey Hey Hey Hey Hey (Hey Hey Hey Hey Hey) Hey Hey Hey Hey Hey (Hey Hey Hey Hey Hey) Hey (Hey) Hey (Hey) Hey (Hey) Hey (Hey) Ah  二枚目気どりの秀才や あのいやな悪党番長も 胸はずませ待っている どの席になるか ああー あの横顔を ああー みつめられたら Oh yeah yeah yeah  授業中 天国だよ このぼくにしあわせを 与えておくれ  勉強する気もしない気も この時にかかっているんだよ もし駄目ならこのぼくは もうグレちまうよ  「Thank you」
ストリッパーに栄光を新しい学校のリーダーズ新しい学校のリーダーズ阿久悠H ZETT MH ZETT M豊かという言薬を 内側に抱く人は少ない 誰もが外を 外を飾り立てる 値札の付いた 架空の豊かさに うっとりするのは 何故(なぜ)だろう 何から何まで 紋章入りで 自分をいつしか見失う  それに比べると 彼女の魅力は 正真正銘 豊かということで 皮膚を真赤に染めながら ジス・イズ・私 を証明する  ストリッパーに栄光を ストリッパーに栄光を  誇りという言薬を 肉体に見ることは少ない いつでも他人(ひと)の 他人の品で見せる 吐息のもれる 虚飾の華やぎ 錯覚するのは 何故だろう バッグの値打ちが 自分を超(こ)えて それでも得意に胸を張る  それに比べると 彼女の魅力は 自分で自分を表現することで 時に妖しく身悶えて ジス・イズ・私 を証明する  ストリッパーに栄光を ストリッパーに栄光を
また逢う日までスターダスト☆レビュースターダスト☆レビュー阿久悠筒美京平添田啓二また逢う日まで逢える時まで 別れのそのわけは話したくない なぜかさみしいだけ なぜかむなしいだけ たがいに傷つきすべてをなくすから ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう  また逢う日まで逢える時まで あなたは何処にいて何をしてるの それは知りたくない それはききたくない たがいに気づかい昨日にもどるから  ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう  ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう
居酒屋木の実ナナ・梅沢富美男木の実ナナ・梅沢富美男阿久悠大野克夫もしも きらいでなかったら 何か一杯 のんでくれ そうね ダブルのバーボンを 遠慮しないで いただくわ 名前きくほど 野暮じゃない まして 身の上話など そうよ たまたま 居酒屋で 横にすわった だけだもの 絵もない 花もない 歌もない 飾る言葉も 洒落もない そんな居酒屋で  外へ出たなら 雨だろう さっき 小雨がパラついた いいわ やむまで 此処(ここ)にいて 一人グイグイ のんでるわ それじゃ 朝までつき合うか 悪い女と 知り合った 別に 気にすることはない あなた さっさと帰ってよ 絵もない 花もない 歌もない 飾る言葉も 洒落もない そんな居酒屋で
ラスト・シーン岩崎宏美岩崎宏美阿久悠三木たかし何年でも待つよといったら あなたは さびしく微笑みながら そんなことをしたら不幸になるわ 忘れた方がいいという ありがとう しあわせだったわ 一緒に歩けなくてごめんなさい あたたかい春の陽ざしの中で 熱があるように ぼくはふるえてた  もう恋などしないといったら あなたは 馬鹿ねとつぶやきながら そんなことをいって困らせないで 無邪気な方がいいという ありがとう しあわせだったわ 出来ればもっと早く逢いたかった にぎやかな街の通りの中で 夢をみたように ぼくは泣いていた  にぎやかな街の通りの中で 夢をみたように ぼくは泣いていた
大人でしょう石川さゆり石川さゆり阿久悠弦哲也秋の長雨に くさくさしますね 寒くはないけど 心がふるえます  しまい忘れてた 風鈴かたづけ ためいきつきながら 手紙を書いてます  大人でしょう 大人でしょう 心ぼそさによろめいて ふいに涙をこぼしても  大人でしょう 大人でしょう 見たい逢いたい それだけで 雨に濡れては行けません  急に冷え込んで 楓が色づき くちびる染めてる 紅より あざやかに  二年前かしら 激しく恋した そのとき この胸は 何より紅かった  大人でしょう 大人でしょう 酒のうまさを覚えても 誰も責めたりしないでしょう  大人でしょう 大人でしょう 腕の枕を夢見ても 酔って もつれも 出来ません  大人でしょう 大人でしょう 心ぼそさによろめいて ふいに涙をこぼしても  大人でしょう 大人でしょう 見たい逢いたい それだけで 雨に濡れては行けません
乾いた花びら小林旭小林旭阿久悠浜圭介あのひとは 可哀相 乾いた花びら 季節の嵐に吹かれて 震えているだけ  チリチリと 砕けそう 乾いた花びら 心をうるおす言葉が ほしいと泣いてる  おまえが 男なら 愛しておやりよ ひろげた胸の中へ つつんでおやり  幸福にになれるものなら 幸福にに出来るものなら なれる時に 出来る時に まごころを見せてごらん  あのひとは いじらしい 乾いた花びら いつしか涙も涸れはて 嘆きも忘れて  ユラユラと 儚げな 乾いた花びら いつわりばかりにあふれて ためいきついてる  おまえが 男なら 話しておやりよ 笑える話ひとつ きかせておやり  幸福にになれるものなら 幸福にに出来るものなら なれる時に 出来る時に まごころを見せてごらん まごころを見せてごらん 
夢を語れる相手がいれば沢田研二沢田研二阿久悠大野克夫後藤次利ざわめきのあとの静かさがきらいで にぎやかな祭に背を向けて来た 孤独が好きなわけじゃない 今より孤独になりたくないだけさ  三年前から深酒はやめにした その朝悲しい女の顔を見たから だけど今夜は君と出会えて 久々に飲もうかと思っているよ  夢を語れる相手がいれば 男の心はほぐれるものさ ム…… ム……  抱きしめただけの名も知らぬ女でも しあわせにしたいと思ってしまう そいつはとても重たくて うぬぼれだけでは出来ないことなのさ  女がきらいな男などいるものか 生身の俺には迷惑過ぎる話さ そうさこうして君に向って あれこれ話すのも愛したからさ  夢を語れる相手がいれば 男の心はほぐれるものさ 夢を語れる相手がいれば 男の心はほぐれるものさ ム…… ム……
街の灯り藤田恵美藤田恵美阿久悠浜圭介木原健太郎そばに誰かいないと 沈みそうなこの胸 まるで潮が ひいたあとの 暗い海のように  ふれる肩の ぬくもり 感じながら 話を もっともっと 出来るならば 今はそれでいいさ  息でくもる窓に書いた 君の名前 指でたどり あとの言葉 迷いながら そっといった  街の灯り ちらちら あれは何を ささやく 愛が一つ めばえそうな 胸がはずむ時よ  好きな唄を 耳のそばで 君のために 低く歌い あまい涙 さそいながら そして待った  街の灯り ちらちら あれは何を ささやく 愛が一つ めばえそうな 胸がはずむ時よ  胸がはずむ時よ
白いサンゴ礁トワ・エ・モワトワ・エ・モワ阿久悠村井邦彦吉川忠英青い海原 群れとぶかもめ 心ひかれた 白いサンゴ礁  いつか愛する 人ができたら きっと二人で 訪れるだろう  南の果ての 海の彼方に ひそかに眠る 白いサンゴ礁  まことの愛を 見つけたときに きっと二人で 訪れるだろう  南の果ての 海の彼方に ひそかに眠る 白いサンゴ礁  まことの愛を 見つけたときに きっと二人で 訪れるだろう
二泊三日ちあきなおみちあきなおみ阿久悠小林亜星永過ぎる春に 終りを告げるため 私はあなたと 旅に出ました 何ごともなくて 毎日過ぎて行き ふたりの心は 死んでいたから 二泊三日の旅に すべてを 賭けるつもりで やって来ました あなたはまるで 子供のように 景色見つめて はしゃいでいるけど  旅の宿へ着き ゆかたに着がえたら なぜだか 涙があふれ出ました 悲しみじゃないと わかっているけれど よろこびでもない 涙だったわ 二泊三日の旅は ふたりを どんなふたりに 変えて行くでしょう あなたはずっと 煙草をふかし 妙に無口で すわっているけど
淳子の花物語桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士この花は私です やっと綺麗に咲いたのです 誰よりも先に あなたに 見せたかったのです 窓辺に置きます 知らない間に そつと置いて帰って来ます 気がついて くれるでしょうか 手にとって あゝ綺麗だと いってくれるでしょうか それとも 風に吹かれても 雨にうたれても 知らん顔で そのままでしょうか 窓の外に置かれたままでしょうか  この花は私です この花は私です やっと綺麗に咲いたのです 初恋なのです どうしてもあなたの 胸にとどけたいのです 明日の朝 窓の外に 立ってみます もしも 私の花が枯れていたら あきらめます そのかわり 私のことが好きなら でも それを約束する 方法も知らないのです この花は私です どうぞ 可愛がって下さい
銀座・おんな・雨美川憲一美川憲一阿久悠中村泰士だから別れました 今朝のことです いつか笑い合って 逢えるはずです ああ あの人は いい人だったけど このまま暮しちゃ いけない人だから 夜の銀座に 雨が降る 今日はどの娘が 泣くだろうか あ…  爪を噛んで話す 今朝のあの人 何故か胸に残って つらくなります ああ 今日からは どうしてゆくのでしょう 何にも出来ない おさない人だから 夜の銀座に 雨が降る 今日はどの娘が 泣くだろうか あ…  外は雨のようね 傘はいらない やせた肩をぬらして かけて行きます ああ おたがいのためだと 別れたが 想い出たくさん 残した人だから 夜の銀座に 雨が降る 今日はどの娘が 泣くだろうか あ…
名場面川中美幸&松平健川中美幸&松平健阿久悠宇崎竜童川村栄二いつもふたりは 名場面 そうよ女と 男なら 外に出たなら にわか雨 傘が一つの みちゆきの  濡れて悲しい 片袖が あなた恋しと 泣いている 急ぎ足なら つまづいて 歩みをとめれば なお濡れる  あゝ… 幕あけの名場面 そこがどこでも 花道の ひとり ひとりの 思い入れ アアア…  いつもふたりは 名場面 そうさ男と 女なら 風の寒さは しのげても 冷えた心は 耐えられぬ  せめてあなたの その言葉 形だけでも つくろって 回り舞台さ 人生は 涙と想い出 みちづれに  あゝ… 幕ぎれの名場面 それがいつでも 正面の ひとり ひとりの 思い入れ アアア…
津軽海峡・冬景色歌恋歌恋阿久悠三木たかし上野発の夜行列車 おりたときから 青森駅は 雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけを きいている 私もひとり 連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ 泣いていました ああ 津軽海峡・冬景色  ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと 見知らぬ人が 指をさす 息でくもる窓のガラス ふいてみたけど はるかにかすみ 見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡・冬景色  さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡・冬景色
青春時代吉幾三吉幾三阿久悠森田公一野村豊卒業までの半年で 答えを出すと言うけれど 二人が暮らした年月を 何で計れば いいのだろう  青春時代が夢なんて あとからほのぼの想うもの 青春時代の真ん中は 道に迷っているばかり  二人はもはや美しい 季節を生きてしまったか あなたは少女の時を過ぎ 愛に悲しむ女(ひと)になる  青春時代が夢なんて あとからほのぼの想うもの 青春時代の真ん中は 胸にとげ刺すことばかり  青春時代が夢なんて あとからほのぼの想うもの 青春時代の真ん中は 胸にとげ刺すことばかり
冬の舞五木ひろし五木ひろし阿久悠三木たかし雪が降る からだ凍えたままで 消えそうな胸の炎を抱きしめて 立ちつくす女の姿 白鷺に似て 悲しい冬の舞  あなたにそれが見えますか いちずな胸の激しさが 吹雪の彼方で揺れるのが  雪が舞えば 鳥になり 風が吹けば 花になり 川が凍れば駈け渡り あなた恋しと思うのが……  雪が降る やはりあなたは遠い かじかんだ指を吐息であたためて 蒼ざめた肌の女のいのち 風花に似て はかない冬の舞  あなたにそれが見えますか やがては紅く色づいて 真白な景色に踊るのが  雪が舞えば 鳥になり 風が吹けば 花になり 川が凍れば駈け渡り あなた恋しと思うのが……
スイートポテト42キロ目黒ひとみ目黒ひとみ阿久悠中村泰士私の魅力を何かにたとえたなら スイートポテト ヘイヘイヘイスイートポテト 特別製じゃないけれど 親しみやすくって スマートではないけれど あったかそうで きっとキミと結婚したら 楽しいだろうなんて 彼がいったの  私スイートポテト 42キロ 上から数えて 80 60 92 少しポッチャリかげんかな  私の恋人いつでもこういうの スイートポテト ヘイヘイヘイスイートポテト 美人といえばウソだけど 可愛いひとだよ くちづけだとウソだけど チュウなら似合う きっとキミはいっぱい赤ちゃん 生む人だろうなんて 彼がいったの  私スイートポテト 42キロ 上から数えて 80 60 92 少しポッチャリかげんかな
まつり(祭)あさみちゆきあさみちゆき阿久悠杉本眞人宮崎慎二おさな子の 手にくるくると 風車(かざぐるま) まつりに急げ 転ばぬように 手土産を かかえておりる 人の群れ 花火の音に ふりあおぐ人  ふるさとの まつりを不意に 思い出し 汽車を遅らせ しばし眺むる 見上げれば あかねに燃える 鰯雲 赤いとんぼが スイと横切る  まつりが あったなら 心にあったなら あすなろう… あすなろう… ああ ああ…  締込みが きりりと光る 若者の 肌に染まれば 日も昏れかかる 人波を 蹴立てるように 行く御輿 やんや やんやの 声も懐かし  人の世は まつりと同じ にぎわいの 陰にひっそり 暗がりもあり 声かけて みる人もない ふるさとの まつりは赤い 炎に見える  まつりが あったなら 心にあったなら あすなろう… あすなろう… ああ ああ…  まつりが あったなら 心にあったなら あすなろう… あすなろう… ああ ああ…
忘れかけた愛を尾崎紀世彦尾崎紀世彦阿久悠川口真川口真激しい 愛がひとつ 不幸な 終り告げて それからあなたは何処へ まだ悲しいままか  忘れかけた愛を もう一度 思い出して またひたむきに 愛する 人になってほしいのさ 心の扉 とざして 泣いていてはいけない  ふたたび 人を愛し 傷つく ことはいやと 最後のあなたの言葉 まだ心に残る  忘れかけた愛を もう一度 思い出して また微笑(ほほえみ)の かわいい 人になってほしいのさ ようやくそれが あなたに 言えるようになったよ  忘れかけた愛を もう一度 思い出して またひたむきに 愛する 人になってほしいのさ 心の扉 とざして 泣いていてはいけない  泣いていてはいけない
幸福の目じるし西田敏行西田敏行阿久悠坂田晃一(ナレーション) 神さまはものぐさで眼鏡を忘れ 幸福を求めている人に気がつかない だから人はいつでも幸福の目じるし 身につけていなければいけないという  もしも いつか ぼくの愛に気づいたなら バラ色のスカーフを手首に巻いて そよ風が吹く中を歩いておくれ 幸福の便りが訪れるだろう  一枚で不安ならば 二枚三枚 躰中をバラ色に飾ればいい  神さまより このぼくが先に見つけて 愛の言葉と土産を持って行く 幸福の目じるしの バラ色のスカーフ バラ色のスカーフ  もしも 何か 胸につかえ切ない時 バラ色のスカーフを窓辺にかけて 人の目につくようになびかせてくれ 明るさが部屋中流れこむだろう  一枚が淋しいなら 二枚三枚 空の色もバラ色に染めればいい  はるか彼方はなれても見える筈だよ 夢のつづきと希望を抱いて行く 幸福の目じるしの バラ色のスカーフ バラ色のスカーフ
深夜放送伊東ゆかり伊東ゆかり阿久悠中村泰士See you again あなたと別れて 五年が嘘のように過ぎた あの時ある夜 眠られぬつらさにラジオを きいてたその時 二人の記念の唄が 流れて来たの 読みかけの本落として 私は立ち上がるの See you again 心をゆすぶる あなたの言葉が 突然よみがえって来たの  See you again あなたの吐息の 熱さを感じているようで 私はせつない リクエストしたのは誰だか 知らないけれども 二人の記念の唄が 流れて来たの ラジオと話すみたいに 私は泣いているの See you again 心をゆさぶる あなたの言葉が 突然によみがえって来たの あなたの言葉が 突然によみがえって来たの
何も死ぬことはないだろうに北原ミレイ北原ミレイ阿久悠筒美京平筒美京平汚れてしまった おもいでに きれいな雪が 降りかかる あなたは悔やみは しませんか こうしてふたり 死ぬことを 雪が降る 雪が降る 涙こおらせ 雪が降る 後できっとみんなは こう云うだろう 何も死ぬことはないだろうに  ふたりで送った あの手紙 今頃そっと とどくだろう はじめてあなたに 抱(いだ)かれて 眠れる今は しあわせよ 雪が降る 雪が降る さよならと 雪が降る 後できっとみんなは こう云うだろう 何も死ぬことはないだろうに
ウォンテッド(指名手配)吉井和哉吉井和哉阿久悠都倉俊一Kazuya Yoshii私の胸の鍵を こわして逃げて行った あいつは何処にいるのか 盗んだ心返せ wanted wanted  あんちくしょうに逢ったら 今度はただで置かない 私の腕にかかえて くちづけ責めにあわせる  恋泥棒の手配を くぐって生きて行けない つかまる前にこっそり 自首して来たらどうなの  ある時謎の運転手 ある時アラブの大富豪 ある時ニヒルな渡り鳥 あいつはあいつは大変装  好きよ 好きよ こんなに好きよ もうあなたなしでいられないほどよ 空っぽよ 心はうつろよ 何もないわ あの日あなたが 盗んだのよ  I want you baby, I want you baby Wanted wanted  両手に鉄の手錠を 足には重い鎖を 私のそばにいつでも つないでおいてあげるわ  あんちくしょうの噂を きいたらすぐに教えて 地球の果ての町でも 逮捕に向うつもりよ  ある時気障(きざ)な若社長 ある時真面目(まじめ)な医学生 ある時しゃれた音楽家 あいつはあいつは大変装  好きよ 好きよ こんなに好きよ もうあなたなしでいられないほどよ 空っぽよ 心はうつろよ 何もないわ あの日あなたが 盗んだのよ Wanted!
水中花倍賞千恵子倍賞千恵子阿久悠井上忠夫線香花火チリチリと 松葉模様えがいてる 金魚蜂(ばち)ではポトリ 紙の花咲く 水の中で開く花 外に出せばただの紙 そうよ私は ここで生きているだけ あなたには二度と逢えないわ お互いに不幸になるだけよ さよなら さよなら お酒でも飲みます  針の音がシャアシャアと 歌のすきまうずめてる 古いレコードかけて 酒を飲むのよ 辞書を開き知らぬ文字 さがしながら書く手紙 頬に流れる 涙拭きもしないで あなたには二度と逢えないわ お互いに不幸になるだけよ さよなら さよなら 夜明けでも待ちます  あなたには二度と逢えないわ お互いに不幸になるだけよ さよなら さよなら 夜明けでも待ちます
ひまわり娘杏里杏里阿久悠シュキ・レヴィ清水信之誰のために咲いたの それはあなたのためよ 白い夏のひざしをあびて こんなに開いたの 恋の夢を求めて まわるひまわりの花 そしていつも見つめてくれる あなた太陽みたい 涙なんか知らない いつでもほほえみを そんな君が好きだと あなたはささやく  もしもいつかあなたが 顔を見せなくなれば きっと枯れてしまうのでしょう そんなひまわりの花  涙なんか知らない いつでもほほえみを そんな君が好きだと あなたはささやく 誰のために咲いたの それはあなたのためよ あなただけの花になりたい それが私の願い あなただけの花になりたい それが私の願い
時の中を走りぬけて石原慎一・こおろぎ'73石原慎一・こおろぎ'73阿久悠都倉俊一愛こそが ヒーローになるための 條件だと  誰かしら この胸を駆けぬけて そう教えた  小さな勇気を いとしいひとのために 守りたい 守りたい その微笑み 消さないよう ヒーローは 今ここに 心の中にいる  この時が 未来への扉だと 思うことが  美しい 生き方になるのだと 今感じた  やさしい想いが 涙にならぬように 走りたい 走りたい 時代の中 夢を抱いて ヒーローは それぞれの 瞳の中にいる  小さな勇気を いとしいひとのために 守りたい 守りたい その微笑み 消さないよう ヒーローは 今ここに 心の中にいる
ゆううつ日ピンク・レディーピンク・レディー阿久悠都倉俊一ゆううつ日 ゆううつ日 ブルーに暮れて なぜかしら 悲しみがたちこめている 肌寒いくもり空 枯葉が舞って 人は誰も背中丸めて 急いでいる あなたがいないから 微笑みもない ひとりレコードをかけて お部屋にいるわ  ゆううつ日 ゆううつ日 小雨になって なおのこと さびしさがつつまれている 手づくりの人形が 窓辺でゆれて ビーズ玉のような涙を 流している あなたがいないから おしゃべりもない ひとり手紙など書いて ためいきばかり あなたがいないから 微笑みもない ひとりレコードをかけて お部屋にいるわ
もしもピアノが弾けたならPlastic TreePlastic Tree阿久悠坂田晃一プラスティックトゥリーもしもピアノが弾けたなら 思いのすべてを歌にして きみに伝えることだろう  雨が降る日は雨のよに 風吹く夜には風のよに 晴れた朝には晴れやかに  だけど ぼくにはピアノがない きみに聴かせる腕もない 心はいつでも半開き 伝える言葉が残される アア アー アア…残される  もしもピアノが弾けたなら 小さな灯りを一つつけ きみに聴かせることだろう  人を愛したよろこびや 心が通わぬ悲しみや おさえきれない情熱や  だけど ぼくにはピアノがない きみと夢みることもない 心はいつでも空まわり 聴かせる夢さえ遠ざかる アア アー アア…遠ざかる  だけど ぼくにはピアノがない きみに聴かせる腕もない 心はいつでも半開き 伝える言葉が残される アア アー アア…残される  残される 残される 残される
ペッパー警部GO!GO!7188GO!GO!7188阿久悠都倉俊一ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ あなたの言葉が 注射のように 私のこころにしみている ああ きいている むらさきいろした たそがれ時が グラビアみたいに見えている ああ 感じてる その時なの もしもし君たち帰りなさいと 二人をひきさく声がしたのよアアア ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ  ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ 愛してるよと 連発銃が 私を殺してしまいそう ああ 負けそうよ 都会の空では 奇跡のような 星空ひろがる夏の夜 ああ 夢みたい その時なの もしもし君たち帰りなさいと 夢からうつつに戻されたのよアアア ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ
もしもピアノが弾けたなら渡辺真知子渡辺真知子阿久悠坂田晃一もしもピアノが弾けたなら 思いのすべてを歌にして 君に伝えることだろう  雨が降る日は雨のよに 風吹く夜には風のように 晴れた朝には晴れやかに  だけど ぼくにはピアノがない きみに聴かせる腕もない 心はいつでも半開き 伝える言葉が残される アア アー アア…… 残される  もしもピアノが弾けたなら 小さな灯りを一つつけ 君に聴かせることだろう  人を愛したよろこびや 心が通わぬ悲しみや おさえきれない情熱や  だけど ぼくにはピアノがない きみと夢見みることもない 心はいつでも空まわり 聴かせる夢さえ遠ざかる アア アー アア…… 遠ざかる
乱~らん~坂本冬美坂本冬美阿久悠宇崎竜童若草恵(セリフ)恋なんて乱れてナンボのものでございます  花一輪 散らしたら いのちを奪うと同じこと そんな心も持たないで 恋を玩具にしている男  髪が逆立つ ルージュが溶ける 胸の嵐を吹き出すように 恋は一途と身をよじる  乱れ 乱れて あなたが欲しい 乱れ 乱れて あなたが欲しい  夢うつつの日々の果て 男と女の恋地獄 それが運命と知ったなら ともに堕ちてもいいじゃない  外は夜桜 二十日の月が 蒼く照らして舞台を作り 恋の女を待ちわびる  乱れ 乱れて あなたが欲しい 乱れ 乱れて あなたが欲しい  乱れ 乱れて あなたが欲しい 乱れ 乱れて あなたが欲しい  乱れ 乱れて あなたが欲しい 乱れ 乱れて あなたが欲しい
アクセサリーピンク・レディーピンク・レディー阿久悠都倉俊一いつも腕にぶら下り あなただけのアクセサリー そんな私だったけど それだけじゃ駄目なの この頃のあなたの目 飾(かざ)り物見てるみたいよ 他(ひと)のひと見つめる目の光 まるで違うわ カフスボタンみたいなの お気に入りのアクセサリー これじゃ恋といえないわ もう一度やり直し  あなたから はなれるわ 居心地(いごこち)はとてもいいけど このままじゃいつかはつらくなる それがわかるの 慣(な)れた腕をはなれたら 心細くなって来る ひとり歩きした後は 恋人と認(みと)めてね  慣(な)れた腕をはなれたら 心細くなって来る ひとり歩きした後は 恋人と認(みと)めてね
この場所から五木ひろし五木ひろし阿久悠三木たかしこの場所から 何処へ どんな姿で 行こうとするのか見ていてほしい 別れも云わず 愛想も見せず ただ自然に旅立つ 僕の心を見ていてほしい  今だから歌える歌があり 今だから語れる夢があり 明日になれば もっともっと 唇に花咲くようになる  アア この場所から この場所から  この場所から 何を どんな想いを 感じているのかわかってほしい 気負いもなくて 飾りもなくて ただ素直にふるえる 僕の心をわかってほしい  愛あれば時代の風を知り 愛あれば季節の色を知り 涙を知れば もっともっと この胸が波立つようになる  アア この場所から この場所から  明日になれば もっともっと 唇に花咲くようになる  アア この場所から この場所から
気ままなジーナ松尾ジーナ松尾ジーナ阿久悠森田公一森田公一気ままなすがたで ゴメンナサイ 空から突然 ゴメンナサイ きのうの私 きのうで終り ぼうけんずきな 小鳥みたいよ 何かが起きる 何かが起きる 何かがきっと 私に起きる  気ままなすがたで ゴメンナサイ 窓から飛び出し ゴメンナサイ 昨日の雨は 昨日で上り 自由が好きな 小鹿みたいよ 何かが起きる 何かが起きる 何かがきっと 私に起きる  気ままなすがたで ゴメンナサイ そよ風みたいで ゴメンナサイ 昨日のおそれ 昨日で消えて 誘惑ずきな 小犬みたいよ 何かが起きる 何かが起きる 何かがきっと 私に起きる
もしもピアノが弾けたなら観月ありさ観月ありさ阿久悠坂田晃一もしもピアノが弾けたなら 思いのすべてを歌にして きみに伝えることだろう  雨が降る日は雨のよに 風吹く夜には風のよに 晴れた朝には晴れやかに  だけど ぼくにはピアノがない きみに聴かせる腕もない 心はいつでも半開き 伝える言葉が残される アア アー アア…… 残される  もしもピアノが弾けたなら 小さな灯りを一つつけ きみに聴かせることだろう  人を愛したよろこびや 心が通わぬ悲しみや おさえきれない情熱や  だけど ぼくにはピアノがない きみと夢みることもない 心はいつでも空まわり 聴かせる夢さえ遠ざかる アア アー アア…… 遠ざかる
教会へ行くペドロ&カプリシャスペドロ&カプリシャス阿久悠都倉俊一都倉俊一坂道を教会へ行く 真黒なドレス着て 好きなひとが死んだ朝に たったひとりで あのひとはいいひとだった 私だけ知っている 可哀想な人生だと ひとはいうけど 誰も来なくて 私だけでいい ひそかな祈りを捧げてあげる どんよりとあの雲がたれ 坂道は急だけど 涙こらえ私は行く 丘の教会  しあわせな人たちが行く やすらかな日曜日 公園のあのベンチで 話す人々 そんな絵がもうかすんでる 遠い日のことのように 涙が出てとまらないの とても悲しい 誰も来なくて 私だけでいい ひそかな祈りを捧げてあげる 坂道を教会へ行く 真黒なドレス着て 好きなひとが死んだ朝に たったひとりで
ルネッサンス西田敏行・桃井かおり西田敏行・桃井かおり阿久悠坂田晃一坂田晃一幻の鳥は あなたの胸で 飢えて 渇いて 身悶えている ある日 それに気づいた うつむかない詩人のように  勇気と道化(どうけ)は紙一重 誠意と愚かも紙一重 だけど僕ならば あなたがわかる  月の光があれば手紙が読める 雨のしずくがあればピアノが聴ける 愛はRENAISSANCE 男と女はRENAISSANCE  砂山の砂に 埋(うず)めた夢を いつか女は確かめに行く ある日 それを見つけた あきらめない子供のように  自由と孤独は紙一重 微笑(びしょう)と嘆きも紙一重 だけど私には あなたがわかる あなたがわかる わかる  部屋にマッチがあれば希望を照らす 紙の飛行機あれば未来へ翔(と)べる 愛はRENAISSANCE 男と女はRENAISSANCE
年の瀬あじさい心中市川由紀乃市川由紀乃阿久悠幸耕平若草恵希望がないのなら 私が一緒に死んであげてもいい 年の瀬だもの それも似合う あじさい荘も 有名になる  どうにかなるのなら 私が一緒に住んであげてもいい 東京だもの 真冬だもの あたたかさだけ 欲しくもなるわ  どちらがいいの どちらでもいい 死ぬも生きるも つき合うわ どちらがいいの どちらでもいい 除夜の鐘までに 考えて  当分世の中は あんたを認めてくれやしないからね 諦めるなら 今がいいわ いくらか夢を 抱いてるうちが  自信があるのなら あんたがそういう顔をして見せなきゃ 他人だものね わからないわ 憂鬱だけと思うじゃないの  どちらがいいの どちらでもいい 死ぬも生きるも つき合うわ どちらがいいの どちらでもいい 除夜の鐘までに 考えて  どちらがいいの どちらでもいい 死ぬも生きるも つき合うわ どちらがいいの どちらでもいい 除夜の鐘までに 考えて
時の過ぎゆくままに真田ナオキ真田ナオキ阿久悠大野克夫吉川さくらあなたはすっかり つかれてしまい 生きてることさえ いやだと泣いた こわれたピアノで 想い出の歌 片手でひいては ためいきついた  時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら 堕ちてゆくのも しあわせだよと 二人つめたい からだ合わせる  からだの傷なら なおせるけれど 心のいたでは いやせはしない 小指に食い込む 指輪を見つめ あなたは昔を 思って泣いた  時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう  時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう
ジョニイへの伝言鈴木雅之鈴木雅之阿久悠都倉俊一ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと 割と元気よく出て行ったよと お酒のついでに話してよ 友だちなら そこのところ うまく伝えて  ジョニイが来たなら伝えてよ わたしは大丈夫 もとの踊り子でまた稼げるわ 根っから陽気に出来てるの 友だちなら そこのところ うまく伝えて  今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は  友だちなら そこのところ うまく伝えて  今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は  ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと サイは投げられた もう出かけるわ わたしはわたしの道を行く 友だちなら そこのところ うまく伝えて うまく伝えて
明日晴れるか加藤和彦加藤和彦阿久悠加藤和彦通わぬ心が いつの日も この世に小雨を 降らすのさ 明日は晴れるか 今日は雨でも 鳩がとぶ 青空よ  ほゝえみ忘れた 雨の日に こころの歌まで 忘れたか 明日は晴れるか 今日は雨でも 鐘が鳴る 青空よ  誰かがどこかで ぬれている おしえてあげたい 陽のひかり 明日は晴れるか 今日は雨でも 虹が出る 青空よ
風の吹く日と一日はちあきなおみちあきなおみ阿久悠川口真風の吹く日と 一日(ついたち)は なぜか心が ゆれ動く 遠い昔に 別れたひとを 思い出したり しのんだり このままで のんびりいることが 女にとって しあわせでしょうか そんなつぶやき くり返す 私は女 ゆれる女  風の吹く日と 一日(ついたち)は 肌が乾いた 気がするの ひとり鏡に 顔をうつして 長い時間を 過してる 何ごとも起きない 毎日が 女にとって しあわせでしょうか そんなつぶやき くり返す 私は女 ゆれる女
ムーンライト・エクスプレスチェウニチェウニ阿久悠大野克夫船山基紀喧嘩のあとに 激しく愛しあい また わがままばかり 云い合い 愛することと 甘えて 生きるのが いつしか一諸に なっていた ほんの二年 だけど二年 もう 今は子供じゃない キスの数をかぞえ 嬉しがって これから先 生きられない さよなら あなた 私ひとりになるわ 失恋列車と呼ばれる 汽車に乗って 行くあてなしの ちょっと心の旅路 ほんとに これで さよなら  流れる街は はんぶん 灯も消えて ただ 涙の中を かすめる フランス料理 ひとりで食べたあと 小さなベットで 横になる たった二年 長い二年 目を見ても ときめかない テレビドラマ 真似たような恋は くやしいけど 出来なくなる さよなら あなた 私ひとりになるわ 涙と未練はホームに 置いてきたわ 窓から入る 月の光に濡れて 手を振りながら さよなら  明日は明日 昨日はもう来ない この私は 二度と泣かない 思い出だけが 一駅過ぎる度 だんだん 遠くになって行く
もしもピアノが弾けたなら岩崎宏美岩崎宏美阿久悠坂田晃一大江千里もしもピアノが弾けたなら 思いのすべてを歌にして きみに伝えることだろう 雨が降る日は雨のよに 風吹く夜には風のよに 晴れた朝には晴れやかに だけど ぼくにはピアノがない きみに聴かせる腕もない 心はいつでも半開き 伝える言葉が残される アア アー アア ……… 残される  もしもピアノが弾けたなら 小さな灯を一つつけ きみに聴かせることだろう 人を愛したよろこびや 心が通わぬ悲しみや おさえきれない情熱や だけどぼくにはピアノがない きみと夢みることもない 心はいつでも空まわり 聴かせる夢さえ遠ざかる アア アー アア ……… 遠ざかる  アア アー アア ……… 遠ざかる  もしもピアノが弾けたなら
ブルージンの子守唄萩原健一萩原健一阿久悠加藤和彦もやもやしたなら くちづけしようよ 部屋には何もない ふたりだけだよ  ごわごわブルージン さわってごらんよ 心をなぜるよな 音がするだろ  泣かずに眠れたら 何よりしあわせさ ふたりで歌おうよ ブルージンのララバイ  ちらちら街の灯 窓から見えるよ こわれたベッドでも 飾ってみよう  ぶるぶるふるえる 子犬になろうよ 枕はギターでも 夢はみれるよ  泣かずに眠れたら 何よりしあわせさ ふたりで歌おうよ ブルージンのララバイ
五番街のマリーへSPEEDSPEED阿久悠都倉俊一五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は 古い町で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街で うわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい  五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で 住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街は 近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい  今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい
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