シニカルシニカル シニカル ア、ハン ア、ハン シニカル シニカル ア、ハン ア、ハン ルールがあるから安心だって 誰でもみんながそう思っているでしょう シニカル シニカル ア、ハン ア、ハン シニカル シニカル ア、ハン ア、ハン すぐ前をまわる回転木馬 いきなり振り向きニッと笑ったらどうする 恋は一ツのドラマ 追って追われる間柄 初めはあなたが愛してくれて 私はいつも逃げる役 恋は一ツのゲーム なぜかそのうち負けがこみ 私が本気で熱くなったなら あなたはとうに消えていたわ シニカル シニカル ア、ハン ア、ハン シニカル シニカル ア、ハン ア、ハン 確かに時には番狂わせで 困ってあたふたする事も多いはず 初めはあなたが愛してくれて 私はいつも逃げる役 そのうち私が熱くなったなら あなたはとうに消えていたわ シニカル シニカル ア、ハン ア、ハン シニカル シニカル ア、ハン ア、ハン 皮肉もちょっとの分量ならば この世によくある恋のかくし味なのね ア、ハン ア、ハン ア、ハン | 山口百恵 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | 萩田光雄 | シニカル シニカル ア、ハン ア、ハン シニカル シニカル ア、ハン ア、ハン ルールがあるから安心だって 誰でもみんながそう思っているでしょう シニカル シニカル ア、ハン ア、ハン シニカル シニカル ア、ハン ア、ハン すぐ前をまわる回転木馬 いきなり振り向きニッと笑ったらどうする 恋は一ツのドラマ 追って追われる間柄 初めはあなたが愛してくれて 私はいつも逃げる役 恋は一ツのゲーム なぜかそのうち負けがこみ 私が本気で熱くなったなら あなたはとうに消えていたわ シニカル シニカル ア、ハン ア、ハン シニカル シニカル ア、ハン ア、ハン 確かに時には番狂わせで 困ってあたふたする事も多いはず 初めはあなたが愛してくれて 私はいつも逃げる役 そのうち私が熱くなったなら あなたはとうに消えていたわ シニカル シニカル ア、ハン ア、ハン シニカル シニカル ア、ハン ア、ハン 皮肉もちょっとの分量ならば この世によくある恋のかくし味なのね ア、ハン ア、ハン ア、ハン |
悲しきドラマー・マンOH, Mr.ドラマー・マン on my mind OH, Mr.ドラマー・マン 嘆きの少年 俺の友達の話なのさ 笑わないなら話してあげる バンド・ボーイにゃめずらしいけど 背の低いやせた少年だった 好きな女がいたらしくてね そりゃもう毎日ごきげんだった 貧乏暮らしも苦にならないし 夢があるよと笑っていたけど OH, Mr.ドラマー・マン on my mind OH, Mr.ドラマー・マン 嘆きの少年 あの日は何故か無口になって 楽屋の裏でしゃがんでいたよ 何があったかしらないけれど スティック片手に空を見ていた あいつの女が別れないなら 夢をすてろとせまったらしい とっさにあいつはナイフを握り 後はきまりの三面記事さ OH, Mr.ドラマー・マン on my mind OH, Mr.ドラマー・マン 嘆きの少年 最後にあいつとあった日は 雨があがった夕暮れだった 俺にウインクしながら奴は 男にひかれてどこかへ行った OH, Mr.ドラマー・マン on my mind OH, Mr.ドラマー・マン 嘆きの少年 OH, Mr.ドラマー・マン OH, Mr.ドラマー・マン OH, Mr.ドラマー・マン | 山口百恵 | 谷村新司 | 谷村新司 | 萩田光雄 | OH, Mr.ドラマー・マン on my mind OH, Mr.ドラマー・マン 嘆きの少年 俺の友達の話なのさ 笑わないなら話してあげる バンド・ボーイにゃめずらしいけど 背の低いやせた少年だった 好きな女がいたらしくてね そりゃもう毎日ごきげんだった 貧乏暮らしも苦にならないし 夢があるよと笑っていたけど OH, Mr.ドラマー・マン on my mind OH, Mr.ドラマー・マン 嘆きの少年 あの日は何故か無口になって 楽屋の裏でしゃがんでいたよ 何があったかしらないけれど スティック片手に空を見ていた あいつの女が別れないなら 夢をすてろとせまったらしい とっさにあいつはナイフを握り 後はきまりの三面記事さ OH, Mr.ドラマー・マン on my mind OH, Mr.ドラマー・マン 嘆きの少年 最後にあいつとあった日は 雨があがった夕暮れだった 俺にウインクしながら奴は 男にひかれてどこかへ行った OH, Mr.ドラマー・マン on my mind OH, Mr.ドラマー・マン 嘆きの少年 OH, Mr.ドラマー・マン OH, Mr.ドラマー・マン OH, Mr.ドラマー・マン |
ペイパー・ドリーム夜が両手に あふれた時 誰も知らない 二人のワルツ 遠くの街は 薄化粧 風さえ戻ってく女に 夢にゆれる指先 二人だけの旅へと 白い馬に股がり シャガールの絵のように 真夜中だけ 私は天使 明日に続かぬ愛の 眠る森の美女を起こすの誰 しのびよる朝の光に 急いで眼を閉じてみたけれど遠く 消えていく あなたの姿 ひとり色違う夜の中で 青いジープが 二人を誘う マストで叫ぶカモメにも 優しくなれるのは不思議ね 夢に触れる指先 二人だけの旅へと ローランサンの風が 肌の中までしみる 真夜中だけ あなたはロミオ 優しい口づけ残す 眠る森の美女を起こしたのは あなた 消えてゆく夢物語 静かに眼を開けてみたければ今朝(けさ)も 遠ざかる あなたの姿 | 山口百恵 | 浅野裕子 | 萩田光雄 | | 夜が両手に あふれた時 誰も知らない 二人のワルツ 遠くの街は 薄化粧 風さえ戻ってく女に 夢にゆれる指先 二人だけの旅へと 白い馬に股がり シャガールの絵のように 真夜中だけ 私は天使 明日に続かぬ愛の 眠る森の美女を起こすの誰 しのびよる朝の光に 急いで眼を閉じてみたけれど遠く 消えていく あなたの姿 ひとり色違う夜の中で 青いジープが 二人を誘う マストで叫ぶカモメにも 優しくなれるのは不思議ね 夢に触れる指先 二人だけの旅へと ローランサンの風が 肌の中までしみる 真夜中だけ あなたはロミオ 優しい口づけ残す 眠る森の美女を起こしたのは あなた 消えてゆく夢物語 静かに眼を開けてみたければ今朝(けさ)も 遠ざかる あなたの姿 |
幕間の風景手をとめて見れば 窓は空区切り 母の声遠くから よみがえる胸に 甘えたい今すぐに 子守唄聞かせて欲しい 潮のかおりが風に運ばれて 思いははるか波にただよう なつかしさ今でも この胸にあふれ 露地裏の夕暮れ セピア色遠い色 折紙の鶴たちが ひとつずつ翼をたたむ お別れです 次の夜明けまで みないで下さいうしろ姿は 枯葉舞う雲が飛ぶ季節のなかに バスが往く 夜がくる 私は歩きだす 折紙の鶴たちが ひとつずつ翼をたたむ お別れです 次の夜明けまで みないで下さいうしろ姿は お別れです 次の夜明けまで みないで下さいうしろ姿は | 山口百恵 | 伊藤強 | 杉真理 | 大谷和夫 | 手をとめて見れば 窓は空区切り 母の声遠くから よみがえる胸に 甘えたい今すぐに 子守唄聞かせて欲しい 潮のかおりが風に運ばれて 思いははるか波にただよう なつかしさ今でも この胸にあふれ 露地裏の夕暮れ セピア色遠い色 折紙の鶴たちが ひとつずつ翼をたたむ お別れです 次の夜明けまで みないで下さいうしろ姿は 枯葉舞う雲が飛ぶ季節のなかに バスが往く 夜がくる 私は歩きだす 折紙の鶴たちが ひとつずつ翼をたたむ お別れです 次の夜明けまで みないで下さいうしろ姿は お別れです 次の夜明けまで みないで下さいうしろ姿は |
喰べられてしまった貘まずまず初めは小さな声で アドバギ アドバグ シンナ シンナ 寝ている妖精 起こさぬように アドバギ アドバグ シンナ シンナ 籐の椅子にも 午後が来て 杏(あんず)の枝の影が揺れます 水蜜桃の罐詰の 淡雪(めれんげ)の雪 溶けだしました ぱく ぱく 夢を食べる貘 ぱく ぱく 貘を食べてしまった あなたと私 アドバギ アドバグ シンナ シンナ 明日はきっと きっと 不幸福(ふしあわせ) 銀のフォークで つき刺した 枇杷(びわ)が汗かき嘆いています 種の大きな 果物は 産毛も甘く 傷つきやすい ぱく ぱく 夢を食べる貘 ぱく ぱく 貘を食べてしまった あなたと私 アドバギ アドバグ シンナ シンナ 呪文もきっと きっと 効かないわ ぱく ぱく 夢を食べる貘 ぱく ぱく 貘を食べてしまった あなたと私 アドバギ アドバグ シンナ シンナ 明日はきっと きっと さよならね | 山口百恵 | 阿木燿子 | 芳野藤丸 | 大谷和夫 | まずまず初めは小さな声で アドバギ アドバグ シンナ シンナ 寝ている妖精 起こさぬように アドバギ アドバグ シンナ シンナ 籐の椅子にも 午後が来て 杏(あんず)の枝の影が揺れます 水蜜桃の罐詰の 淡雪(めれんげ)の雪 溶けだしました ぱく ぱく 夢を食べる貘 ぱく ぱく 貘を食べてしまった あなたと私 アドバギ アドバグ シンナ シンナ 明日はきっと きっと 不幸福(ふしあわせ) 銀のフォークで つき刺した 枇杷(びわ)が汗かき嘆いています 種の大きな 果物は 産毛も甘く 傷つきやすい ぱく ぱく 夢を食べる貘 ぱく ぱく 貘を食べてしまった あなたと私 アドバギ アドバグ シンナ シンナ 呪文もきっと きっと 効かないわ ぱく ぱく 夢を食べる貘 ぱく ぱく 貘を食べてしまった あなたと私 アドバギ アドバグ シンナ シンナ 明日はきっと きっと さよならね |
死と詩 death and poem訪ねる人はいつも 見つからなくて ようやく探した住所の ドアをたたくと 小さな子供がでてきて言うの「あっち」「あっち」 会いたい人は何故か 行方不明で まったく連絡つかずに 困っていると 背中の曲った老人 指で「こっち」「こっち」 あっち こっち あっち こっち どっち どっち あっち こっち あっち こっち どっち どっち 私が訪ねたのは もしかしたら あっち こっち あっち こっち 生と死の間 行きたい場所がすぐに 見えているのに 私のドレスを握って 引きとめながら 花束を抱いた少女が言うの「買って」「買って」 聞きたい歌の題が 想い出せずに レコードケースを ひっくり返していると コインを並べて少年 側で「売って」「売って」 買って 売って 買って 売って どっち どっち 買って 売って 買って 売って 何を 何を みんなが欲しがるのは もしかしたら 買って 売って 買って 売って 夢と詩の言葉 | 山口百恵 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | 萩田光雄 | 訪ねる人はいつも 見つからなくて ようやく探した住所の ドアをたたくと 小さな子供がでてきて言うの「あっち」「あっち」 会いたい人は何故か 行方不明で まったく連絡つかずに 困っていると 背中の曲った老人 指で「こっち」「こっち」 あっち こっち あっち こっち どっち どっち あっち こっち あっち こっち どっち どっち 私が訪ねたのは もしかしたら あっち こっち あっち こっち 生と死の間 行きたい場所がすぐに 見えているのに 私のドレスを握って 引きとめながら 花束を抱いた少女が言うの「買って」「買って」 聞きたい歌の題が 想い出せずに レコードケースを ひっくり返していると コインを並べて少年 側で「売って」「売って」 買って 売って 買って 売って どっち どっち 買って 売って 買って 売って 何を 何を みんなが欲しがるのは もしかしたら 買って 売って 買って 売って 夢と詩の言葉 |
野菊の墓私は十七 あなたは十五 姉さん気どりの 里の秋 日暮れて暗い 矢切(やぎり)の渡(わた)し 舟を見つめる 影法師 揺れて触れ合う 指先に 通う心は あたたかい まわりの人は ふたりの仲を 汚(けが)れに満ちた 噂する お墓に咲いた 野菊の花は 私のこぼす 泪なの あなたは竜胆(りんどう) 私は野菊 恋をたとえる 花言葉 雨降り雲に 泣く十三夜 ともる提灯(ちょうちん) 宵(よい)祭り 本を読んだり 話したり 逢えばはにかむだけなのに まわりの人は ふたりの仲に 疑り深い 眼をむける お墓に咲いた 野菊の花は 私のこぼす 泪なの | 山口百恵 | 千家和也 | 佐々木勉 | 高田弘 | 私は十七 あなたは十五 姉さん気どりの 里の秋 日暮れて暗い 矢切(やぎり)の渡(わた)し 舟を見つめる 影法師 揺れて触れ合う 指先に 通う心は あたたかい まわりの人は ふたりの仲を 汚(けが)れに満ちた 噂する お墓に咲いた 野菊の花は 私のこぼす 泪なの あなたは竜胆(りんどう) 私は野菊 恋をたとえる 花言葉 雨降り雲に 泣く十三夜 ともる提灯(ちょうちん) 宵(よい)祭り 本を読んだり 話したり 逢えばはにかむだけなのに まわりの人は ふたりの仲に 疑り深い 眼をむける お墓に咲いた 野菊の花は 私のこぼす 泪なの |
あまりりす散りゆく花がきれいに咲くのは せいいっぱいの抵抗なんだね あなたはそっと私の髪の毛 指ですいてはさみしくつぶやく うらやましいのはアマリリス 自由に咲いて自由に散れる 私ときたら愛をなくして 血の気も失せた悲しみの中 それでも生きてゆくのです 風は花粉を運んでゆくのに 人の心は動きもしないの おしべは苦い紅茶のみほし めしべはスプーンみつめて泣いてる あざやかすぎるアマリリス 私の影がこんなにうすい あなたときたら紺のセーター 夜より青いつめたさの中 ためいきばかり舞うのです ねたんでしまうアマリリス あなたの指がクキを手折った 私ときたら背が折れるほど つつまれた日も思い出の中 静かに椅子をたつのです | 山口百恵 | 松本隆 | 岸田智史 | 船山基紀 | 散りゆく花がきれいに咲くのは せいいっぱいの抵抗なんだね あなたはそっと私の髪の毛 指ですいてはさみしくつぶやく うらやましいのはアマリリス 自由に咲いて自由に散れる 私ときたら愛をなくして 血の気も失せた悲しみの中 それでも生きてゆくのです 風は花粉を運んでゆくのに 人の心は動きもしないの おしべは苦い紅茶のみほし めしべはスプーンみつめて泣いてる あざやかすぎるアマリリス 私の影がこんなにうすい あなたときたら紺のセーター 夜より青いつめたさの中 ためいきばかり舞うのです ねたんでしまうアマリリス あなたの指がクキを手折った 私ときたら背が折れるほど つつまれた日も思い出の中 静かに椅子をたつのです |
NAVY HILLなつかしい風に 髪を洗わせて ひとり登る 港の丘 あの人の腕に たどりつく前に サヨナラを 置いて行くの Hi! NAVY HILL 幼なじみの景色 Hi! NAVY HILL ブルー・グレイの NAVY BAY よく似た色をしていた 私の目も ほのかに燃えてるはず Bye! NAVY HILL ひとりぼっちの少女は Bye! NAVY HILL 死んでカモメになったわ もう二度と ここに立たずむこともない あの子に どうぞよろしく 生まれて来たから しかたなく生きる 罪なゲームは おしまいなの おしまいなの | 山口百恵 | 山川啓介 | 芳野藤丸 | B.Fasman | なつかしい風に 髪を洗わせて ひとり登る 港の丘 あの人の腕に たどりつく前に サヨナラを 置いて行くの Hi! NAVY HILL 幼なじみの景色 Hi! NAVY HILL ブルー・グレイの NAVY BAY よく似た色をしていた 私の目も ほのかに燃えてるはず Bye! NAVY HILL ひとりぼっちの少女は Bye! NAVY HILL 死んでカモメになったわ もう二度と ここに立たずむこともない あの子に どうぞよろしく 生まれて来たから しかたなく生きる 罪なゲームは おしまいなの おしまいなの |
ただよいの中でわたしは 自由の宇宙をただよう 失われた夢を 地上にのこし 傷ついた愛を 過去にのこして Soul Trip Soul Trip Soul Trip to Freedom 別れの時 あなたの涙が語っていた もう一度やりなおそうと わたしは旅立った わけも告げずに 幻の夢はきえ 偽りの愛はもういらないから Soul Trip Soul Trip Soul Trip to Freedom わたしは 自由の宇宙をただよう 命の熱い火がもえつきるまで わたしを待っている 夢のために わたしを待っている 愛のために | 山口百恵 | 古川英昭 | 来生たかお | 萩田光雄 | わたしは 自由の宇宙をただよう 失われた夢を 地上にのこし 傷ついた愛を 過去にのこして Soul Trip Soul Trip Soul Trip to Freedom 別れの時 あなたの涙が語っていた もう一度やりなおそうと わたしは旅立った わけも告げずに 幻の夢はきえ 偽りの愛はもういらないから Soul Trip Soul Trip Soul Trip to Freedom わたしは 自由の宇宙をただよう 命の熱い火がもえつきるまで わたしを待っている 夢のために わたしを待っている 愛のために |
いた・せくすありす木々が緑を 芽ぶくよに 胸のふくらみ 気付いたのは 12の年 レモンの色の セーター着た 私の事を はやし立てる 腕白坊主 ノートを抱えて 駆けたけど 燃えたつように 恥ずかしかったわ 初めて手紙 もらったのは 夏休みまで あとわずか 14の頃 くれたその子が はにかむから 私もなぜか 顔を伏せて うつむいたまま 白い封筒 目に痛くて 返事はとうとう 書かなかったわ 大人の中で くらしたから その人の事 憧憬(あこがれ)たの 16の時 幼い夢を 話し合える たった一人の 心通う 人だったのね だけどはしかのように過ぎる 淡い初恋 それだけなの 好きというより 友達なの 兄キのように 甘えられる 18の今 ぶっきら棒な 人だけれど その人の胸 その言葉も 信じられる 幸福という 目に見えない 夢を一緒に 見ている私 18の今 | 山口百恵 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | | 木々が緑を 芽ぶくよに 胸のふくらみ 気付いたのは 12の年 レモンの色の セーター着た 私の事を はやし立てる 腕白坊主 ノートを抱えて 駆けたけど 燃えたつように 恥ずかしかったわ 初めて手紙 もらったのは 夏休みまで あとわずか 14の頃 くれたその子が はにかむから 私もなぜか 顔を伏せて うつむいたまま 白い封筒 目に痛くて 返事はとうとう 書かなかったわ 大人の中で くらしたから その人の事 憧憬(あこがれ)たの 16の時 幼い夢を 話し合える たった一人の 心通う 人だったのね だけどはしかのように過ぎる 淡い初恋 それだけなの 好きというより 友達なの 兄キのように 甘えられる 18の今 ぶっきら棒な 人だけれど その人の胸 その言葉も 信じられる 幸福という 目に見えない 夢を一緒に 見ている私 18の今 |
恋のホットラインプールサイドに 飛沫(しぶき)をあげて しなやかに あなたが泳ぐ 目で追いかけ 描く 流線型の夢 いつまでも あなたのそばに あざやかな女でいるわ 灼けた肌を重ね リオの恋をまねる あなたによく似てる彼(ひと)の名前を この頃 思い出せないの だから今よ 熱い One more kiss! 恋のホット・ライン ホット・ライン抱きしめて 恋のホット・ライン ホット・ライン悩ましく Mu…金縛りよ 人波にもつれて ふれた 指だけで 熱くさせたい いたずらな彼だけど 笑うあなたが好き 突然 稲妻が走る季節は 一瞬 めまいが襲うの だから今よ 熱い One more kiss! 恋のホット・ライン ホット・ライン抱きしめて 恋のホット・ライン ホット・ライン悩ましく Mu…金縛りよ | 山口百恵 | 森雪之丞 | 佐藤健 | 萩田光雄 | プールサイドに 飛沫(しぶき)をあげて しなやかに あなたが泳ぐ 目で追いかけ 描く 流線型の夢 いつまでも あなたのそばに あざやかな女でいるわ 灼けた肌を重ね リオの恋をまねる あなたによく似てる彼(ひと)の名前を この頃 思い出せないの だから今よ 熱い One more kiss! 恋のホット・ライン ホット・ライン抱きしめて 恋のホット・ライン ホット・ライン悩ましく Mu…金縛りよ 人波にもつれて ふれた 指だけで 熱くさせたい いたずらな彼だけど 笑うあなたが好き 突然 稲妻が走る季節は 一瞬 めまいが襲うの だから今よ 熱い One more kiss! 恋のホット・ライン ホット・ライン抱きしめて 恋のホット・ライン ホット・ライン悩ましく Mu…金縛りよ |
愛のTWILIGHT TIME街にもうすぐ日暮がくるわ 薄いブルーの夕闇が 涙だいてさよなら告げるため あのひともうこない 私ももう会いたくない 思い出見えかくれ 汚れた川面をみつめてる 会いたくなくて 会いたくなくて 迷う 迷う 渡りかけて途中でとまる とまりかけてはまた渡る どこへ続く恋人たちの橋 短い髪の毛も 腕輪もあのひとの好み にぎわう人ごみに ポツンと私の影がある 愛していても 愛されなくて ひとり ひとり 渡りかけて途中でとまる とまりかけてはまた渡る どこへ続く恋人たちの橋 どこへ続く恋人たちの橋 | 山口百恵 | 伊藤アキラ | 浜田省吾 | | 街にもうすぐ日暮がくるわ 薄いブルーの夕闇が 涙だいてさよなら告げるため あのひともうこない 私ももう会いたくない 思い出見えかくれ 汚れた川面をみつめてる 会いたくなくて 会いたくなくて 迷う 迷う 渡りかけて途中でとまる とまりかけてはまた渡る どこへ続く恋人たちの橋 短い髪の毛も 腕輪もあのひとの好み にぎわう人ごみに ポツンと私の影がある 愛していても 愛されなくて ひとり ひとり 渡りかけて途中でとまる とまりかけてはまた渡る どこへ続く恋人たちの橋 どこへ続く恋人たちの橋 |
TIME TRAVEL二十歳(はたち)を過ぎたら時間が早いよと 誰かが私に教えてくれたから 過ぎ去った時に心を奪われて 涙を流してばかりはいられないの 1980 ちょうど21になって 1981 花も恥じらう娘盛りよ トレビの泉にミロのビーナス 光の国に憧憬(あこがれ)る頃 1982 きっと23になれば 1983 ステキな恋に巡り合ってる スペインの古城を二人で訪ね 古代(いにしえ)の夢 追いかけてるわ 1984 やっと25を過ぎたら 1985 シックなドレス似合っている フランスベッドにフランスパンで ヘーゼもついでにフランスじこみ 1986 そして27からなら 1987 大人の女 そう呼ばれてる 世界の広さを体で知って 心に宇宙 見つけた頃よ 心に宇宙 見つけた頃よ | 山口百恵 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | 萩田光雄 | 二十歳(はたち)を過ぎたら時間が早いよと 誰かが私に教えてくれたから 過ぎ去った時に心を奪われて 涙を流してばかりはいられないの 1980 ちょうど21になって 1981 花も恥じらう娘盛りよ トレビの泉にミロのビーナス 光の国に憧憬(あこがれ)る頃 1982 きっと23になれば 1983 ステキな恋に巡り合ってる スペインの古城を二人で訪ね 古代(いにしえ)の夢 追いかけてるわ 1984 やっと25を過ぎたら 1985 シックなドレス似合っている フランスベッドにフランスパンで ヘーゼもついでにフランスじこみ 1986 そして27からなら 1987 大人の女 そう呼ばれてる 世界の広さを体で知って 心に宇宙 見つけた頃よ 心に宇宙 見つけた頃よ |
陽のあたる坂道陽のあたる坂道で あなたとすれ違いました 女のひとと御一緒なので 声もかけられませんでした 幸せと悲しみが 目をそらし すれ違います いつもあなたと登った坂を 影をふみふみ下ります 霊南坂の夕陽は 暖かい春の色 でも心は冬のように寒い 霊南坂の夕陽は レンガ塀に燃えます でも心は夜のように青い 教会は坂の上 鐘が背中に響きます 結ばれる日を夢みた私 追われる様に坂をおります | 山口百恵 | 松本隆 | 佐藤健 | 萩田光雄 | 陽のあたる坂道で あなたとすれ違いました 女のひとと御一緒なので 声もかけられませんでした 幸せと悲しみが 目をそらし すれ違います いつもあなたと登った坂を 影をふみふみ下ります 霊南坂の夕陽は 暖かい春の色 でも心は冬のように寒い 霊南坂の夕陽は レンガ塀に燃えます でも心は夜のように青い 教会は坂の上 鐘が背中に響きます 結ばれる日を夢みた私 追われる様に坂をおります |
ワン・ステップ・ビヨンド迷路のように ゆくてを遮(さえぎ)って たちこめる霧 うごめく影は こころの稲妻が 照らし出す罪… 逢いたさに時間もわすれ 乗りつけた白いフェラーリ・ディノ 押しなれたチャイムが まさか 舞台裏あばきだすとも知らずに… ワン・ステップ・ビヨンド 誰よ 抱かれてたのは ワン・ステップ・ビヨンド ひとり 疑惑の森 真紅の薔薇が光に身をかえて しのびよる朝… つじつまのあわないことも ほろ苦く胸でおさえたけど 愛に名を借りてた月日 もう何も信じられなくなりそう… ワン・ステップ・ビヨンド どこよ 明日(あす)への出口 ワン・ステップ・ビヨンド ひとり 疑惑の森 急カーブ切り飽きる頃 余熱(ほとぼり)が答だしてる筈 したたかな女になるか ハンドルを海に向って放すか… ワン・ステップ・ビヨンド なぜよ おとこの こころ ワン・ステップ・ビヨンド ひとり 疑惑の森 | 山口百恵 | ちあき哲也 | トミー・シュナイダー | 萩田光雄 | 迷路のように ゆくてを遮(さえぎ)って たちこめる霧 うごめく影は こころの稲妻が 照らし出す罪… 逢いたさに時間もわすれ 乗りつけた白いフェラーリ・ディノ 押しなれたチャイムが まさか 舞台裏あばきだすとも知らずに… ワン・ステップ・ビヨンド 誰よ 抱かれてたのは ワン・ステップ・ビヨンド ひとり 疑惑の森 真紅の薔薇が光に身をかえて しのびよる朝… つじつまのあわないことも ほろ苦く胸でおさえたけど 愛に名を借りてた月日 もう何も信じられなくなりそう… ワン・ステップ・ビヨンド どこよ 明日(あす)への出口 ワン・ステップ・ビヨンド ひとり 疑惑の森 急カーブ切り飽きる頃 余熱(ほとぼり)が答だしてる筈 したたかな女になるか ハンドルを海に向って放すか… ワン・ステップ・ビヨンド なぜよ おとこの こころ ワン・ステップ・ビヨンド ひとり 疑惑の森 |
バケイションV・A・C・A・T・I・O・N 楽しいな ギラギラと輝く 太陽背に受けて 青い海 泳ぎましょう 待ち遠しいのは 夏休み 山に行く事も すてきな事よ 山びこが 呼んでいる 待ち遠しいのは 秋休み 冬は楽しいスキーに行きましょう 白い雪けり 寒さなんか忘れ すべるの ハイヤイヤイオオオ マッシュポテトを水辺で あの人と踊ろう 湖も 呼んでいる 待ち遠しいのは 春休み V・A・C・A・T・I・O・N 楽しいな 冬は楽しいスキーに行きましょう 白い雪けり 寒さなんか忘れ すべるの ハイヤイヤイオオオ マッシュポテトを水辺で あの人と踊ろう 湖も 呼んでいる 待ち遠しいのは 春休み V・A・C・A・T・I・O・N 楽しいな | 山口百恵 | Connie Francis・Hank Hunter・Gary Knight・訳詞:漣健児 | Connie Francis・Hank Hunter・Gary Knight | | V・A・C・A・T・I・O・N 楽しいな ギラギラと輝く 太陽背に受けて 青い海 泳ぎましょう 待ち遠しいのは 夏休み 山に行く事も すてきな事よ 山びこが 呼んでいる 待ち遠しいのは 秋休み 冬は楽しいスキーに行きましょう 白い雪けり 寒さなんか忘れ すべるの ハイヤイヤイオオオ マッシュポテトを水辺で あの人と踊ろう 湖も 呼んでいる 待ち遠しいのは 春休み V・A・C・A・T・I・O・N 楽しいな 冬は楽しいスキーに行きましょう 白い雪けり 寒さなんか忘れ すべるの ハイヤイヤイオオオ マッシュポテトを水辺で あの人と踊ろう 湖も 呼んでいる 待ち遠しいのは 春休み V・A・C・A・T・I・O・N 楽しいな |
銀河カフェテラス昼下りも星くずちりばめた カーテン 降ろしたままの 銀河カフェテラス 牡羊座が 描かれた カップにレモンを 落とせば ふっと 想い出が香る 私の目にキラキラと 時計を反射させて 顔をむけたとたんに くちづけした彼 銀河を あてなく 流れゆく あなたは 気ままな 牽牛星 立ち寄った星で 恋に落ち 数え切れない 織り姫を つくるのです 三時間も待ってたはずなのに 時計は 動いちゃいない 銀河カフェテラス 待たせたねと 私の肩たたく あなたの 心は 謎の暗黒星雲 「ヘラクレスと 腕相撲してくる」と書き残し ある日 消えてしまった 恋の流れ星 銀河を あてなく 流れゆく あなたは 気ままな 牽牛星 立ち寄った星で 恋に落ち 数え切れない 織り姫を つくるのです | 山口百恵 | 森雪之丞 | 森雪之丞 | 萩田光雄 | 昼下りも星くずちりばめた カーテン 降ろしたままの 銀河カフェテラス 牡羊座が 描かれた カップにレモンを 落とせば ふっと 想い出が香る 私の目にキラキラと 時計を反射させて 顔をむけたとたんに くちづけした彼 銀河を あてなく 流れゆく あなたは 気ままな 牽牛星 立ち寄った星で 恋に落ち 数え切れない 織り姫を つくるのです 三時間も待ってたはずなのに 時計は 動いちゃいない 銀河カフェテラス 待たせたねと 私の肩たたく あなたの 心は 謎の暗黒星雲 「ヘラクレスと 腕相撲してくる」と書き残し ある日 消えてしまった 恋の流れ星 銀河を あてなく 流れゆく あなたは 気ままな 牽牛星 立ち寄った星で 恋に落ち 数え切れない 織り姫を つくるのです |
宇宙旅行のパンフレット宇宙へのご旅行をおすすめします 四泊五日の惑星めぐりよ 恋人の場合は今月限り特別価格の二割引! パスポート、住民票、ご用意下されば あとは予防注射をするだけ、それだけ その他、ご予算のことならば 月賦でもいいです あなたのアイディアをおきかせ下さいね ただ今募集中!wowowo……今がチャンス! 宇宙へのご旅行は安全本位 サービスいいよとわが社は評判 新型のロケットいつでもそろえあなたのおいでを大歓迎! カバンに二、三枚着替があればいい ほしいものは現地で買うだけ、それだけ その他、わからない事柄は お問合せ下さい あなたのお電話を お待ち申上げます ただ今募集中!wowowo……今がチャンス! | 山口百恵 | 伊藤アキラ | 浜田省吾 | 萩田光雄 | 宇宙へのご旅行をおすすめします 四泊五日の惑星めぐりよ 恋人の場合は今月限り特別価格の二割引! パスポート、住民票、ご用意下されば あとは予防注射をするだけ、それだけ その他、ご予算のことならば 月賦でもいいです あなたのアイディアをおきかせ下さいね ただ今募集中!wowowo……今がチャンス! 宇宙へのご旅行は安全本位 サービスいいよとわが社は評判 新型のロケットいつでもそろえあなたのおいでを大歓迎! カバンに二、三枚着替があればいい ほしいものは現地で買うだけ、それだけ その他、わからない事柄は お問合せ下さい あなたのお電話を お待ち申上げます ただ今募集中!wowowo……今がチャンス! |
昨夜からの雨表はゆうべから 雨が降りつづく あなたが開けたまま 行った扉が揺れる ぼんやりどの位 時が過ぎたのか たくさん泣いたから 今は泪も出ない 愛していたから言えた 悲しいサヨナラに 耳も貸さずに 口もきかずに あなたは帰った―― もうすぐ街へ出て 髪を切りにゆく あなたが置いたまま 行った雨傘さして 表はゆうべから 雨が降りつづく あなたが投げ捨てて 行った指輪がひとつ 別れた悲しさを 話す人もない 私が悪いのと 肩でため息ついた 愛していたから出来た 最後のくちづけに 顔も向けずに 指も触れずに あなたは帰った―― もうすぐ街へ出て 服を買いにゆく あなたが置いたまま 行った雨傘さして | 山口百恵 | 千家和也 | 馬飼野康二 | | 表はゆうべから 雨が降りつづく あなたが開けたまま 行った扉が揺れる ぼんやりどの位 時が過ぎたのか たくさん泣いたから 今は泪も出ない 愛していたから言えた 悲しいサヨナラに 耳も貸さずに 口もきかずに あなたは帰った―― もうすぐ街へ出て 髪を切りにゆく あなたが置いたまま 行った雨傘さして 表はゆうべから 雨が降りつづく あなたが投げ捨てて 行った指輪がひとつ 別れた悲しさを 話す人もない 私が悪いのと 肩でため息ついた 愛していたから出来た 最後のくちづけに 顔も向けずに 指も触れずに あなたは帰った―― もうすぐ街へ出て 服を買いにゆく あなたが置いたまま 行った雨傘さして |
SPACE OPERAまわる まわる 地球がまわる まわる地球の円心力 傘の柄を両手で挟んで くるくるまわせば 雨の雫が空に向って 飛び散ってゆく ちょうど 私の恋心 まわる まわる あなたがまわる まわるあなたは無重力 透き通る時間の間を ゆらゆら漂い 恋から恋へ軽い気持で 泳いでいるわ ちょうど あなたの薄情(うすなさけ) この世の事は法則きまりのまま ルール通りに運ぶけど 心の中は そうはいかないの まわる まわる 私がまわる まわる私の想像力 いつの日か あなたが私に 振り向いてくれて もしもやさしく 愛していると 言ってくれたら ちょっと切ない春の夢 ちょっと切ない春の夢 | 山口百恵 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | 萩田光雄 | まわる まわる 地球がまわる まわる地球の円心力 傘の柄を両手で挟んで くるくるまわせば 雨の雫が空に向って 飛び散ってゆく ちょうど 私の恋心 まわる まわる あなたがまわる まわるあなたは無重力 透き通る時間の間を ゆらゆら漂い 恋から恋へ軽い気持で 泳いでいるわ ちょうど あなたの薄情(うすなさけ) この世の事は法則きまりのまま ルール通りに運ぶけど 心の中は そうはいかないの まわる まわる 私がまわる まわる私の想像力 いつの日か あなたが私に 振り向いてくれて もしもやさしく 愛していると 言ってくれたら ちょっと切ない春の夢 ちょっと切ない春の夢 |
悲願花気のない言葉の やりとりに そぞろ歩きの 夏の夜 乙女はしばし 立ち止まり 溜息まじりに 草をかむ 何故か悲しき ヴィオロンの 心をふるわす セレナーデ 身のほど知らぬ 恋なれど 神も見捨てし 恋なれど 手首に流るる 血の色は 恨み忘れし 赤き色 かすむ景色に いささかの 未練は残れど 悔いはなし 人の心の移(うつ)ろいは まず避(さ)け難(がた)き 真実(まこと)なり 人の命の はかなさは 悲しきゆえに 美しき | 山口百恵 | 谷村新司 | 谷村新司 | 川村栄二 | 気のない言葉の やりとりに そぞろ歩きの 夏の夜 乙女はしばし 立ち止まり 溜息まじりに 草をかむ 何故か悲しき ヴィオロンの 心をふるわす セレナーデ 身のほど知らぬ 恋なれど 神も見捨てし 恋なれど 手首に流るる 血の色は 恨み忘れし 赤き色 かすむ景色に いささかの 未練は残れど 悔いはなし 人の心の移(うつ)ろいは まず避(さ)け難(がた)き 真実(まこと)なり 人の命の はかなさは 悲しきゆえに 美しき |
BLACK CAB (ロンドン・タクシー)ロンドン・タクシー GO & GO 胸はずませて ドンドン行け ドキドキ はじめての旅 夢中にさせる恋のような 素晴らしい世界 ロンドン・タクシー GO & GO 向い合せに乗るよ ダンダン行け ワクワク はじめての旅 とりこにさせる夢のような 新しい世界 何かが起るような だれかに会えるような そよ風にさそわれそうな 私 何かができるような だれかに恋するような そよ風にうばわれそうな 私 ロンドン・タクシー GO & GO 胸はずませて ドンドン行け ドキドキ はじめての旅 夢中にさせる恋のような 素晴らしい世界 ロンドン・タクシー GO & GO ロンドン・タクシー GO & GO ロンドン・タクシー GO & GO | 山口百恵 | ジョニー大倉 | ジョニー大倉 | | ロンドン・タクシー GO & GO 胸はずませて ドンドン行け ドキドキ はじめての旅 夢中にさせる恋のような 素晴らしい世界 ロンドン・タクシー GO & GO 向い合せに乗るよ ダンダン行け ワクワク はじめての旅 とりこにさせる夢のような 新しい世界 何かが起るような だれかに会えるような そよ風にさそわれそうな 私 何かができるような だれかに恋するような そよ風にうばわれそうな 私 ロンドン・タクシー GO & GO 胸はずませて ドンドン行け ドキドキ はじめての旅 夢中にさせる恋のような 素晴らしい世界 ロンドン・タクシー GO & GO ロンドン・タクシー GO & GO ロンドン・タクシー GO & GO |
ヴァイオレット・ラプソディー紫色の河が流れる 一枚の絵に立ち止まり 「謎」というタイトルに あなたの哀しさ見つけたわ 紫色に河が流れる 足跡も影も残さず 「嘘」というタイトルを 私は自分につけてきたの 呟きふやしていくのは…私 無口になって歩いていくのは…あなた ヴァイオレット ヴァイオレット・ラプソディー ヴァイオレット ヴァイオレット・ラプソディー あゝ今でも あの人に伝えて欲しい あゝ今でも あなたを愛していると… 紫色の風に吹かれた 青い鳥追いかければ 「夢」というタイトルに あなたは倖せ賭けていた 紫色の風に吹かれた 優しさを知るすべもなく 「今日」というタイトルに 私はあなたを捨ててきたの ひとりで生きてゆけるのは…女 ひとりで死んでゆけるのは…男 ヴァイオレット ヴァイオレット・ラプソディー ヴァイオレット ヴァイオレット・ラプソディー あゝ今でも あの人に伝えて欲しい あゝ今でも あなたを愛していると… | 山口百恵 | 浅野裕子 | 萩田光雄 | 萩田光雄 | 紫色の河が流れる 一枚の絵に立ち止まり 「謎」というタイトルに あなたの哀しさ見つけたわ 紫色に河が流れる 足跡も影も残さず 「嘘」というタイトルを 私は自分につけてきたの 呟きふやしていくのは…私 無口になって歩いていくのは…あなた ヴァイオレット ヴァイオレット・ラプソディー ヴァイオレット ヴァイオレット・ラプソディー あゝ今でも あの人に伝えて欲しい あゝ今でも あなたを愛していると… 紫色の風に吹かれた 青い鳥追いかければ 「夢」というタイトルに あなたは倖せ賭けていた 紫色の風に吹かれた 優しさを知るすべもなく 「今日」というタイトルに 私はあなたを捨ててきたの ひとりで生きてゆけるのは…女 ひとりで死んでゆけるのは…男 ヴァイオレット ヴァイオレット・ラプソディー ヴァイオレット ヴァイオレット・ラプソディー あゝ今でも あの人に伝えて欲しい あゝ今でも あなたを愛していると… |
幸福の実感昨日までなら幸福と 思った事が 今日は不幸に感じられる 私困った女ですね あなたと過す一時が 今はかえって 私の心波立たせる なんの理由もないはずなのに 幸福はシーソーゲーム 手にしたとたん 重くなる 重くなる すべてを賭けて愛せると 思った人が 今日は他人に見えるなんて 私いけない女ですね あなたの話す何気ない 言葉の癖が 時々すごく気になったり そんな自分が怖いのです 幸福はシーソーゲーム 手にしたとたん 重くなる 重くなる 縛られる事が愛なんて 思ったけれど 今は自由が欲しいのです 私かってな女ですね 暖か過ぎるその手から 翼を広げ 飛ぶことばかり夢に見てる そんな女に変りました 幸福はシーソーゲーム 手にしたとたん 重くなる 重くなる | 山口百恵 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | 高田弘 | 昨日までなら幸福と 思った事が 今日は不幸に感じられる 私困った女ですね あなたと過す一時が 今はかえって 私の心波立たせる なんの理由もないはずなのに 幸福はシーソーゲーム 手にしたとたん 重くなる 重くなる すべてを賭けて愛せると 思った人が 今日は他人に見えるなんて 私いけない女ですね あなたの話す何気ない 言葉の癖が 時々すごく気になったり そんな自分が怖いのです 幸福はシーソーゲーム 手にしたとたん 重くなる 重くなる 縛られる事が愛なんて 思ったけれど 今は自由が欲しいのです 私かってな女ですね 暖か過ぎるその手から 翼を広げ 飛ぶことばかり夢に見てる そんな女に変りました 幸福はシーソーゲーム 手にしたとたん 重くなる 重くなる |
OPENING(TAKE OFF)FRY ME TO THE FANCY MILKY-WAY FRY ME TO THE LOVELY SPACE FRY ME TO THE FANCY MILKY-WAY I NEED YOU, LOVER EVERY-WHERE LEO, CANCER,LIBRA, SCORPIO, CAPRICORN, AQUARIUS | 山口百恵 | うさみかつみ | 萩田光雄 | 萩田光雄 | FRY ME TO THE FANCY MILKY-WAY FRY ME TO THE LOVELY SPACE FRY ME TO THE FANCY MILKY-WAY I NEED YOU, LOVER EVERY-WHERE LEO, CANCER,LIBRA, SCORPIO, CAPRICORN, AQUARIUS |
軌道修正軌道修正しなくちゃ 軌道修正しなくちゃ 危いわ あいつ加速度で 私に 興味を 失してる 今は もう二人きりじゃない いつでも 別れが そばにいる ああ 謎めかなきゃ 女は敗けなのね やさしさが 倖せが 愛を破る ジグザグ= 軌道修正しなくちゃ 軌道修正しなくちゃ 氷の様な笑顔で あなたの胸をえぐる 標的を射とめた男は 新たな獲物を 探すから 恋人と 呼ばれていたって 怪しい女豹で いなきゃだめ ああ わかってても 甘えてしまうのよ 淋しさが せつなさが 夢を逃がす ジグザグ! 軌道修正しなくちゃ 軌道修正しなくちゃ 可愛いだけの女の仮面を脱ぎ捨てるわ 軌道修正しなくちゃ 軌道修正しなくちゃ | 山口百恵 | 森雪之丞 | 森雪之丞 | 萩田光雄 | 軌道修正しなくちゃ 軌道修正しなくちゃ 危いわ あいつ加速度で 私に 興味を 失してる 今は もう二人きりじゃない いつでも 別れが そばにいる ああ 謎めかなきゃ 女は敗けなのね やさしさが 倖せが 愛を破る ジグザグ= 軌道修正しなくちゃ 軌道修正しなくちゃ 氷の様な笑顔で あなたの胸をえぐる 標的を射とめた男は 新たな獲物を 探すから 恋人と 呼ばれていたって 怪しい女豹で いなきゃだめ ああ わかってても 甘えてしまうのよ 淋しさが せつなさが 夢を逃がす ジグザグ! 軌道修正しなくちゃ 軌道修正しなくちゃ 可愛いだけの女の仮面を脱ぎ捨てるわ 軌道修正しなくちゃ 軌道修正しなくちゃ |
テクノ・パラダイスSky high…Sky high…Sky high… ささやくあなたからの合図で 翔び立つ私 Faraway…Faraway…Faraway… これからふたりだけの世界へ 翼を重ねて 今夜も街は燃える色のプラスチック あなたしだいの楽団 Ah… ネオンサインのチューブを つき抜ける愛の稲妻まぶしくて Ah… ふたり降り立つコース見失う そんな気がするゆれる街よテクノ・パラダイス Zoom in…Zoom in…Zoom in… きのうは見えなかった心が 大きく見える Wide out…Wide out…Wide out… 迷いを消してくれるあなたは レイザー光線 ふたりで翔べば夜の闇もロマンチック 新世界への階段 Ah… きのうまでのことなど 話しましょうそれとも明日からの夢 Ah… 今を生きてるふたり美しく スカイライトでつつむ都会テクノ・パラダイス | 山口百恵 | 伊藤アキラ | 梅垣達志 | 萩田光雄 | Sky high…Sky high…Sky high… ささやくあなたからの合図で 翔び立つ私 Faraway…Faraway…Faraway… これからふたりだけの世界へ 翼を重ねて 今夜も街は燃える色のプラスチック あなたしだいの楽団 Ah… ネオンサインのチューブを つき抜ける愛の稲妻まぶしくて Ah… ふたり降り立つコース見失う そんな気がするゆれる街よテクノ・パラダイス Zoom in…Zoom in…Zoom in… きのうは見えなかった心が 大きく見える Wide out…Wide out…Wide out… 迷いを消してくれるあなたは レイザー光線 ふたりで翔べば夜の闇もロマンチック 新世界への階段 Ah… きのうまでのことなど 話しましょうそれとも明日からの夢 Ah… 今を生きてるふたり美しく スカイライトでつつむ都会テクノ・パラダイス |
寒椿冬木立に囲まれた池のはたで 寒椿の花が咲いてます 他の花が絶えた今 その目に滲みる 真紅な色は血のようだと思います 手折(たお)る前に落ちて浮んだ 花一輪 冷い池の水に浮んだ 花一輪 あなたの胸の中に崩れて落ちた あの日の私のようだと 瞳を閉ざします 渡る風も冬の色 白い息で 寒椿の枝を揺さぶります そのたびごと震(ふる)えては 重い花びら もて余すのか 身を投げる人のよう 枯れる前に落ちて沈んだ 花一輪 冷い池の水に沈んだ 花一輪 ひき返せない恋の深みに落ちた あの日の二人想い出し 心を閉ざします | 山口百恵 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | 若草恵 | 冬木立に囲まれた池のはたで 寒椿の花が咲いてます 他の花が絶えた今 その目に滲みる 真紅な色は血のようだと思います 手折(たお)る前に落ちて浮んだ 花一輪 冷い池の水に浮んだ 花一輪 あなたの胸の中に崩れて落ちた あの日の私のようだと 瞳を閉ざします 渡る風も冬の色 白い息で 寒椿の枝を揺さぶります そのたびごと震(ふる)えては 重い花びら もて余すのか 身を投げる人のよう 枯れる前に落ちて沈んだ 花一輪 冷い池の水に沈んだ 花一輪 ひき返せない恋の深みに落ちた あの日の二人想い出し 心を閉ざします |
大人になりたい夜遅くに 帰ると ママから お目玉 いつも 10時に寝るの それが きまりよ Too many rules Too many rules 早く 大人になりたい お星様に こう祈るの だけど Too many rules 彼と 電話をしてもね 長くは だめなの いつも 5分で切るの それが きまりよ Too many rules Too many rules 早く 大人になりたい お星様に こう祈るの だけど Too many rules ポストに 手紙がきてもね ちいさな弟 いつも いじわるするの それが ルールなの Too many rules Too many rules 早く 大人になりたい お星様に こう祈るの だけど Too many rules だけど Too many rules | 山口百恵 | Gary Temkin・Don Stirling・訳詞:漣健児 | Gary Temkin・Don Stirling | | 夜遅くに 帰ると ママから お目玉 いつも 10時に寝るの それが きまりよ Too many rules Too many rules 早く 大人になりたい お星様に こう祈るの だけど Too many rules 彼と 電話をしてもね 長くは だめなの いつも 5分で切るの それが きまりよ Too many rules Too many rules 早く 大人になりたい お星様に こう祈るの だけど Too many rules ポストに 手紙がきてもね ちいさな弟 いつも いじわるするの それが ルールなの Too many rules Too many rules 早く 大人になりたい お星様に こう祈るの だけど Too many rules だけど Too many rules |
鏡の中のある日目が覚めてから30分近く どうしてもダメ ぼんやりしちゃう 薄めのコーヒー ゆっくり飲んで 鏡に向かい 小さなアクビ 車の中でラジオを聞いて 知ってる歌ならハミングするの 今日は道路が 混んでいるけど バック・ミラーの 朝日は陽気 好きな花は 菫と鈴蘭 好きな色は 白 仕事の合間にインタビューなの いろんな風に答えを変えて ケムに巻くのが この頃の癖 いたずらカメラ 私の方よ 行きたい所 ギリシャ すごく憧れてるの 好きな言葉 愛 待ち時間中 日光浴よ そんな時には一人がいいの 昨夜の雨が 残していった 水溜りには 陽炎揺れる コレクション 珍しい形のキイホルダー 好きな本は 詩集 寝る前までのちょっとの間 私の一番楽しい時間 レコード聞いて お化粧落とし 鏡に向かい 小さなアクビ 星占い 信じるわ カプリコーンなの 好きな人は あなた | 山口百恵 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | | 目が覚めてから30分近く どうしてもダメ ぼんやりしちゃう 薄めのコーヒー ゆっくり飲んで 鏡に向かい 小さなアクビ 車の中でラジオを聞いて 知ってる歌ならハミングするの 今日は道路が 混んでいるけど バック・ミラーの 朝日は陽気 好きな花は 菫と鈴蘭 好きな色は 白 仕事の合間にインタビューなの いろんな風に答えを変えて ケムに巻くのが この頃の癖 いたずらカメラ 私の方よ 行きたい所 ギリシャ すごく憧れてるの 好きな言葉 愛 待ち時間中 日光浴よ そんな時には一人がいいの 昨夜の雨が 残していった 水溜りには 陽炎揺れる コレクション 珍しい形のキイホルダー 好きな本は 詩集 寝る前までのちょっとの間 私の一番楽しい時間 レコード聞いて お化粧落とし 鏡に向かい 小さなアクビ 星占い 信じるわ カプリコーンなの 好きな人は あなた |
あなたが死んだらもしもあなたが死んだら 私はどうしよう まるで翼をもがれた 小鳥になるわ はばたきも忘れて さえずりも忘れて 高い梢の上でふるえるばかり 人はどうして 恋などするのでしょう 別れがいずれは来るのを 知っていながら―― もしもあなたが死んだら 私はどうしよう すぐそのあとを追うことは もちろんだけれど もしもあなたが死んだら 私はどうしよう ちょうど海辺に落した 指輪になるわ 身動きもとれずに 人の眼に触れずに 深い嘆きの底で眠りにつくわ 人はどうして 恋などするのでしょう 最後は泪になるのを 知っていながら―― もしもあなたが死んだら 私はどうしよう 近頃そんな事ばかり 考えてしまう | 山口百恵 | 千家和也 | 都倉俊一 | 馬飼野康二 | もしもあなたが死んだら 私はどうしよう まるで翼をもがれた 小鳥になるわ はばたきも忘れて さえずりも忘れて 高い梢の上でふるえるばかり 人はどうして 恋などするのでしょう 別れがいずれは来るのを 知っていながら―― もしもあなたが死んだら 私はどうしよう すぐそのあとを追うことは もちろんだけれど もしもあなたが死んだら 私はどうしよう ちょうど海辺に落した 指輪になるわ 身動きもとれずに 人の眼に触れずに 深い嘆きの底で眠りにつくわ 人はどうして 恋などするのでしょう 最後は泪になるのを 知っていながら―― もしもあなたが死んだら 私はどうしよう 近頃そんな事ばかり 考えてしまう |
甘い裏切り風に乱れた ほつけ毛に あなた指先 からませる 長い坂道 手を引いて あなた微笑み ふりかける そんなほどよい しあわせに 愛の形を 見失います たしかあの時は 二人泥まみれ どしゃぶりの中で 裸足のまま めまいするほどに ほほをたたかれて くるしいくらいに 胸を抱かれ 離さないよと いった言葉 愛は限りなく 燃えていました 季節(とき)の流れに 身をまかせ 生きているのが つらくなる さめた紅茶を 飲みほして 旅に出ようと 思いたつ いつかほどよい しあわせに 愛を忘れる 予感がします たしかあの時は 二人家を出て 若すぎることを 罪に問われ 世間知らずだと 傷をうけたけど なりふりかまわず すべてささげ 死んでいいかと いった言葉 愛は限りなく 燃えていました | 山口百恵 | 石原信一 | 佐瀬寿一 | | 風に乱れた ほつけ毛に あなた指先 からませる 長い坂道 手を引いて あなた微笑み ふりかける そんなほどよい しあわせに 愛の形を 見失います たしかあの時は 二人泥まみれ どしゃぶりの中で 裸足のまま めまいするほどに ほほをたたかれて くるしいくらいに 胸を抱かれ 離さないよと いった言葉 愛は限りなく 燃えていました 季節(とき)の流れに 身をまかせ 生きているのが つらくなる さめた紅茶を 飲みほして 旅に出ようと 思いたつ いつかほどよい しあわせに 愛を忘れる 予感がします たしかあの時は 二人家を出て 若すぎることを 罪に問われ 世間知らずだと 傷をうけたけど なりふりかまわず すべてささげ 死んでいいかと いった言葉 愛は限りなく 燃えていました |
葡萄色の雨傘をさすことも はばかるくらいに やけに美しい 葡萄色の雨 いつも出逢う店 坂道の途中 どんなお話を 今日は聞けるやら たとえばふたり アパート借りて 暮してみたら どうなるかしら いたずらっぽく 相談すれば 考えること あなたと同じ あなたと同じ これが昨日まで 泣いてばかりいた 私だってこと 信じられないわ 真似をしたいほど 仲の良い二人 濡れて前を行く 葡萄色の雨 送られる道は 遠まわりが好き いつもわがままは 帰りたくないの たとえばふたり 一緒の部屋で ひと晩ぐらい 過してみたい いたずらっぽく くちづけすれば 口紅の色 あなたにうつる あなたにうつる これが昨日まで 泣いてばかりいた 私だってこと 信じられないわ | 山口百恵 | 千家和也 | 都倉俊一 | 竜崎孝路 | 傘をさすことも はばかるくらいに やけに美しい 葡萄色の雨 いつも出逢う店 坂道の途中 どんなお話を 今日は聞けるやら たとえばふたり アパート借りて 暮してみたら どうなるかしら いたずらっぽく 相談すれば 考えること あなたと同じ あなたと同じ これが昨日まで 泣いてばかりいた 私だってこと 信じられないわ 真似をしたいほど 仲の良い二人 濡れて前を行く 葡萄色の雨 送られる道は 遠まわりが好き いつもわがままは 帰りたくないの たとえばふたり 一緒の部屋で ひと晩ぐらい 過してみたい いたずらっぽく くちづけすれば 口紅の色 あなたにうつる あなたにうつる これが昨日まで 泣いてばかりいた 私だってこと 信じられないわ |
春の奇蹟そろそろ街に薄着が目立つ わた雲浮かぶ季節が来たわ ふたりにとって今年の冬は 長くて暗い想い出でした あなたをひとり占めに したいと思ったから 泣く真似もした 死ぬ真似もした そしてあなたを傷つけた 許して下さい 私は馬鹿でした 二度とあやまちはくり返さない 自分に嘘をつかないことが 尊いことと初めて知った ふたりにとって今度の春が 本当の意味の始まりなのね あなたの深い愛を 確かに感じたから ぶたれてもいい 倒れてもいい いつもあなたを信じてる 見ていて下さい 私は変わります 二度とあやまちはくり返さない | 山口百恵 | 千家和也 | 都倉俊一 | 森岡賢一郎 | そろそろ街に薄着が目立つ わた雲浮かぶ季節が来たわ ふたりにとって今年の冬は 長くて暗い想い出でした あなたをひとり占めに したいと思ったから 泣く真似もした 死ぬ真似もした そしてあなたを傷つけた 許して下さい 私は馬鹿でした 二度とあやまちはくり返さない 自分に嘘をつかないことが 尊いことと初めて知った ふたりにとって今度の春が 本当の意味の始まりなのね あなたの深い愛を 確かに感じたから ぶたれてもいい 倒れてもいい いつもあなたを信じてる 見ていて下さい 私は変わります 二度とあやまちはくり返さない |
タイトスカート気まぐれな潮風に 声をかけられた気がして 振り向けば誰もいない 泊まってるギリシャ船 昨夜(ゆうべ)の男の笑顔と 焼けた肌思い出すわ Black tight skirt 女の一生は小さなホックのかけ外し Black tight skirt 女の幸福は優しい手つきのかけ外し あゝ人よりほんの少しそれが少ないだけよ ブラディー・マリー 血のお酒 流し込む喉は渇きで 笛みたい音がするわ 眼の色や肌の色 それぞれ違う男が 移り香を残してゆく Black tight skirt 女の一生は後のファスナーの上げおろし Black tught skirt 女の哀しみは心の通わぬ上げおろし あゝ人よりほんの少しそれが多いだけよ 人よりほんの少しそれが多いだけよ サンフランシスコ・ハーバーライト 夜明けが近いわ サンフランシスコ・ハーバーライト 夜明けが近いわ | 山口百恵 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | B.Fasman | 気まぐれな潮風に 声をかけられた気がして 振り向けば誰もいない 泊まってるギリシャ船 昨夜(ゆうべ)の男の笑顔と 焼けた肌思い出すわ Black tight skirt 女の一生は小さなホックのかけ外し Black tight skirt 女の幸福は優しい手つきのかけ外し あゝ人よりほんの少しそれが少ないだけよ ブラディー・マリー 血のお酒 流し込む喉は渇きで 笛みたい音がするわ 眼の色や肌の色 それぞれ違う男が 移り香を残してゆく Black tight skirt 女の一生は後のファスナーの上げおろし Black tught skirt 女の哀しみは心の通わぬ上げおろし あゝ人よりほんの少しそれが多いだけよ 人よりほんの少しそれが多いだけよ サンフランシスコ・ハーバーライト 夜明けが近いわ サンフランシスコ・ハーバーライト 夜明けが近いわ |
ミス・ディオールミス・ディオール 香水を変えました ミス・ディオール あなたにわかるかしら ミス・ディオール 髪の毛に忍ばせて ミス・ディオール 肌にもほんの少し 春の宵 どこからか知らず漂う 花の香り その香り 夕暮に白く 私にうすくれない ミス・ディオール 今宵は眠れそうにない ミス・ディオール 香水の名前です ミス・ディオール あなたは知ってるかしら ミス・ディオール 移り香が残るよう ミス・ディオール 抱きしめて欲しいのです 春の宵 誰かが奏でるギターは 恋の調べ その調べ 想い出に甘く 私にうすみずいろ ミス・ディオール 今宵は眠れそうにない ミス・ディオール 今宵は眠れそうにない | 山口百恵 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | | ミス・ディオール 香水を変えました ミス・ディオール あなたにわかるかしら ミス・ディオール 髪の毛に忍ばせて ミス・ディオール 肌にもほんの少し 春の宵 どこからか知らず漂う 花の香り その香り 夕暮に白く 私にうすくれない ミス・ディオール 今宵は眠れそうにない ミス・ディオール 香水の名前です ミス・ディオール あなたは知ってるかしら ミス・ディオール 移り香が残るよう ミス・ディオール 抱きしめて欲しいのです 春の宵 誰かが奏でるギターは 恋の調べ その調べ 想い出に甘く 私にうすみずいろ ミス・ディオール 今宵は眠れそうにない ミス・ディオール 今宵は眠れそうにない |
乾いた唇あなたの吐息が やわらかく 私の体に ふりかかる 眼かくしするよな 星明かり 乾いた唇 触れる音 やましい気持ちの 混じらない 浜辺のくちづけ 潮の味 激しく高鳴る この胸で 受けとめたいのよ 倖せを―― 愛されるより 愛したい ひとりの少女として 素直でいたい 私の昨日の 悲しみが あなたの瞳に 消えてゆく 沖ゆく小舟の 影もなく 乾いた唇 海の色 心がひとつに とけてゆく 浜辺のくちづけ 風の中 どんなに多くの 言葉より 涙で分かるの 倖せが―― 愛されるより 愛したい ひとりの少女として 素直でいたい やましい気持ちの 混じらない 浜辺のくちづけ 潮の味 激しく高鳴る この胸で 受けとめたいのよ 倖せを―― 愛されるより 愛したい ひとりの少女として 素直でいたい | 山口百恵 | 千家和也 | 都倉俊一 | 穂口雄右 | あなたの吐息が やわらかく 私の体に ふりかかる 眼かくしするよな 星明かり 乾いた唇 触れる音 やましい気持ちの 混じらない 浜辺のくちづけ 潮の味 激しく高鳴る この胸で 受けとめたいのよ 倖せを―― 愛されるより 愛したい ひとりの少女として 素直でいたい 私の昨日の 悲しみが あなたの瞳に 消えてゆく 沖ゆく小舟の 影もなく 乾いた唇 海の色 心がひとつに とけてゆく 浜辺のくちづけ 風の中 どんなに多くの 言葉より 涙で分かるの 倖せが―― 愛されるより 愛したい ひとりの少女として 素直でいたい やましい気持ちの 混じらない 浜辺のくちづけ 潮の味 激しく高鳴る この胸で 受けとめたいのよ 倖せを―― 愛されるより 愛したい ひとりの少女として 素直でいたい |
風になりたい風になりたい 美しい風に 泣いているあのひとの 泪を拭くわ こだわらないわ 愛されることに 倖せも悲しみも ふたりで分けるの 心から好きと言えた時 ふたりには愛が芽生えるの 何もほしくない あのひといるだけで―― 風になりたい あたたかい風に 空を見るあのひとの 背中で遊ぶ ためらわないわ 結ばれることに 想い出もお別れも ふたりで作るの 心から好きと言えた時 ふたりには道がひらけるの 何もほしくない あのひといるだけで―― | 山口百恵 | 千家和也 | 都倉俊一 | 矢野立美 | 風になりたい 美しい風に 泣いているあのひとの 泪を拭くわ こだわらないわ 愛されることに 倖せも悲しみも ふたりで分けるの 心から好きと言えた時 ふたりには愛が芽生えるの 何もほしくない あのひといるだけで―― 風になりたい あたたかい風に 空を見るあのひとの 背中で遊ぶ ためらわないわ 結ばれることに 想い出もお別れも ふたりで作るの 心から好きと言えた時 ふたりには道がひらけるの 何もほしくない あのひといるだけで―― |
GET FREEベネチアのガラス細工に 異国の光が漂う 飾り窓 のぞき込んでは 時を超えてく 夢とイマージュ 私を連れてって 見あきたこの町から ブギウギのリズムも 踊り疲れたから ロックンローラーの シャウトさえ聞きあきたわ 壊れてる時計はそのまま 引き出しの中にしまって 灰皿の 吸いがらの山も 汚れた部屋に 置きざりにして 私を連れてって どこでもかまわないわ 気ままな道行きは あなたがリードして 気ままな旅立ちに 手を振り Take off my city 時間もモラルも 忘れて We are drifter tripper 世界中 ややこしい地図なら 無くてもかまわない 行き当たりばったり 自由なら HAPPY,HAPPY ルーラ・ルーラ 私を連れてって 見あきたこの町から 所詮かなわなくて 夢の旅路だって ほんの数キロだけの 旅でもいい Take off my city Woo――― | 山口百恵 | 来生えつこ | 来生たかお | B.Fasman | ベネチアのガラス細工に 異国の光が漂う 飾り窓 のぞき込んでは 時を超えてく 夢とイマージュ 私を連れてって 見あきたこの町から ブギウギのリズムも 踊り疲れたから ロックンローラーの シャウトさえ聞きあきたわ 壊れてる時計はそのまま 引き出しの中にしまって 灰皿の 吸いがらの山も 汚れた部屋に 置きざりにして 私を連れてって どこでもかまわないわ 気ままな道行きは あなたがリードして 気ままな旅立ちに 手を振り Take off my city 時間もモラルも 忘れて We are drifter tripper 世界中 ややこしい地図なら 無くてもかまわない 行き当たりばったり 自由なら HAPPY,HAPPY ルーラ・ルーラ 私を連れてって 見あきたこの町から 所詮かなわなくて 夢の旅路だって ほんの数キロだけの 旅でもいい Take off my city Woo――― |
約束呼びつけにしても良いでしょうか ひたむきに生きていた 四人の少女達 明るい子と書いて 明子 幸福 薄い少女 幸子 素直でやさしい 直子 そして 私の友達 友子 呼びつけにしても良いでしょうか その時の私の分身 四人の少女達 (明子へ) ごめんなさい 初めにあなたに謝らなくては いけませんね あの頃 私は役になりきるには幼くて あなたの本当のやさしさ 強さを 出すことが 私には 難しかった 今なら もう少し上手に出来るかも 知れません 赤い迷路 明子 まだ ほんの小さな少女でした (幸子へ) 幸子の最後のお願いです。 私の分まで強く生きて下さい。 白血病という病気と闘い 最後まで希望を持ち続けていた 一人の少女の祈りのこもった ラストのセリフが胸に残ります わけのわからない不安が訪れ 夜半の眠り 覚す時には あなたを演じた あの時のことや あなたの言葉を 想い出すのです 赤い疑惑 幸子 生きていたら今はもう 19です (直子へ) 今までならば 二人の私 ドラマの中と 本当の私 それが今度は 様子が違い 頭の中が こんがらがったの 直子といずみと私 直子がいずみで いずみが私 私がいずみで いずみが直子 やさしさだけが 人の心の 根雪のような悲しみとかす 赤い運命 直子 本当に賢い娘でした (友子へ) お母さんっ子で 甘ったれ屋さん 友子は一番 身近な少女ね 少し我がままな ところがあったり 素直なわりには 意地っぱりだったり すべての障害 乗り越えるのには 愛の力が 大切なのね 後ろ振り向かず 明日をめざして 力の限りに 駆け抜けてゆくの 赤い衝撃 友子 青春がグランドスプリンター 私は約束したいのです ひたむきに生きること 四人の少女達 明るさを忘れず 明子 幸福 追いかけながら 幸子 素直な心で 直子 そして 友を大切に 友子 私は約束したいのです これからも見てて下さいね 四人の少女達 | 山口百恵 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | | 呼びつけにしても良いでしょうか ひたむきに生きていた 四人の少女達 明るい子と書いて 明子 幸福 薄い少女 幸子 素直でやさしい 直子 そして 私の友達 友子 呼びつけにしても良いでしょうか その時の私の分身 四人の少女達 (明子へ) ごめんなさい 初めにあなたに謝らなくては いけませんね あの頃 私は役になりきるには幼くて あなたの本当のやさしさ 強さを 出すことが 私には 難しかった 今なら もう少し上手に出来るかも 知れません 赤い迷路 明子 まだ ほんの小さな少女でした (幸子へ) 幸子の最後のお願いです。 私の分まで強く生きて下さい。 白血病という病気と闘い 最後まで希望を持ち続けていた 一人の少女の祈りのこもった ラストのセリフが胸に残ります わけのわからない不安が訪れ 夜半の眠り 覚す時には あなたを演じた あの時のことや あなたの言葉を 想い出すのです 赤い疑惑 幸子 生きていたら今はもう 19です (直子へ) 今までならば 二人の私 ドラマの中と 本当の私 それが今度は 様子が違い 頭の中が こんがらがったの 直子といずみと私 直子がいずみで いずみが私 私がいずみで いずみが直子 やさしさだけが 人の心の 根雪のような悲しみとかす 赤い運命 直子 本当に賢い娘でした (友子へ) お母さんっ子で 甘ったれ屋さん 友子は一番 身近な少女ね 少し我がままな ところがあったり 素直なわりには 意地っぱりだったり すべての障害 乗り越えるのには 愛の力が 大切なのね 後ろ振り向かず 明日をめざして 力の限りに 駆け抜けてゆくの 赤い衝撃 友子 青春がグランドスプリンター 私は約束したいのです ひたむきに生きること 四人の少女達 明るさを忘れず 明子 幸福 追いかけながら 幸子 素直な心で 直子 そして 友を大切に 友子 私は約束したいのです これからも見てて下さいね 四人の少女達 |
土曜日の楽しみ土曜の夜が楽しみ あなたが遊びに来る夜 土曜の夜が楽しみ 私の誕生日 お花をとりかえて ケーキをこしらえて 男の人を 私の部屋に 迎えるなんて はじめて 嬉しさ少し 恐さも少し 私のすべて 知られるけれど あなたの心を 信じているわ 土曜の夜が楽しみ あなたが遊びに来る夜 土曜の夜が楽しみ 私の誕生日 お化粧少しして 可愛い服を着て あなたのことを 紹介するわ そして認めてもらうわ 倖せ少し 泪も少し 私の愛に 応えてくれる あなたのやさしさ 信じているわ 土曜の夜が楽しみ あなたが遊びに来る夜 土曜の夜が楽しみ 私の誕生日 | 山口百恵 | 千家和也 | 馬飼野康二 | 馬飼野康二 | 土曜の夜が楽しみ あなたが遊びに来る夜 土曜の夜が楽しみ 私の誕生日 お花をとりかえて ケーキをこしらえて 男の人を 私の部屋に 迎えるなんて はじめて 嬉しさ少し 恐さも少し 私のすべて 知られるけれど あなたの心を 信じているわ 土曜の夜が楽しみ あなたが遊びに来る夜 土曜の夜が楽しみ 私の誕生日 お化粧少しして 可愛い服を着て あなたのことを 紹介するわ そして認めてもらうわ 倖せ少し 泪も少し 私の愛に 応えてくれる あなたのやさしさ 信じているわ 土曜の夜が楽しみ あなたが遊びに来る夜 土曜の夜が楽しみ 私の誕生日 |
言はぬが花あなたのお宅へ伺(うかが)う道すがら 小さな抜け道を新たに見つけた事を あなたに何と御報告いたしましょうか 晴天の霹靂(へきれき) あなたはもち論 とっくに御存知で 今頃気付いたのと笑われそうですけど おんなじ道しか送って下さらないから 知らぬが仏です 私の鋭い勘を頼りにして お手製のクッキー しっかり胸に抱きしめ まるですっかり探険家になったつもり 七転び八起きね ブルドッグに途中 吠えつかれたりして おまけに本当はかなり廻り道なのに なんでわざわざ そうお思いになるでしょう 物は考えよう 幸福すぎて ときめきすぎて こわいのです ここまで来ると あなたに会う その時が もひとつ加えてご報告いたせば その道で可憐な山茶花を見つけた事 おまけに9コ さざんか9なんてホント できすぎていますね 言はぬが花ですね できすぎていますね 言はぬが花ですね | 山口百恵 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | 若草恵 | あなたのお宅へ伺(うかが)う道すがら 小さな抜け道を新たに見つけた事を あなたに何と御報告いたしましょうか 晴天の霹靂(へきれき) あなたはもち論 とっくに御存知で 今頃気付いたのと笑われそうですけど おんなじ道しか送って下さらないから 知らぬが仏です 私の鋭い勘を頼りにして お手製のクッキー しっかり胸に抱きしめ まるですっかり探険家になったつもり 七転び八起きね ブルドッグに途中 吠えつかれたりして おまけに本当はかなり廻り道なのに なんでわざわざ そうお思いになるでしょう 物は考えよう 幸福すぎて ときめきすぎて こわいのです ここまで来ると あなたに会う その時が もひとつ加えてご報告いたせば その道で可憐な山茶花を見つけた事 おまけに9コ さざんか9なんてホント できすぎていますね 言はぬが花ですね できすぎていますね 言はぬが花ですね |
猫が見ている今夜も灰色の猫が だまって私を見ている トタン屋根に寝そべって のぞいてるわ 私の心を あんたに言われなくたって わかるわ こんな毎日が よくないこと それなのに 笑ってるわ 私の姿を 今日も うその涙を流し 実はおなかの中で笑い 男(ひと)の優しさを手玉にとり いざというときに逃げた私 あんたみんな見てたのね あんたも女の猫なら すこしはわからないかしら 不幸せが人間を いつのまにか変えることぐらい 髪をとかすその手を休め 胸にぽっかりあいた穴を やせた手のひらで押えてみて わざとほがらかに笑う私 あんたじっと見てるのね | 山口百恵 | 小谷夏 | 芳野藤丸 | B.Fasman | 今夜も灰色の猫が だまって私を見ている トタン屋根に寝そべって のぞいてるわ 私の心を あんたに言われなくたって わかるわ こんな毎日が よくないこと それなのに 笑ってるわ 私の姿を 今日も うその涙を流し 実はおなかの中で笑い 男(ひと)の優しさを手玉にとり いざというときに逃げた私 あんたみんな見てたのね あんたも女の猫なら すこしはわからないかしら 不幸せが人間を いつのまにか変えることぐらい 髪をとかすその手を休め 胸にぽっかりあいた穴を やせた手のひらで押えてみて わざとほがらかに笑う私 あんたじっと見てるのね |
たけくらべお歯ぐろ溝(どぶ)に 燈火(ともしび)うつる 巷(ちまた)は染まる 薄墨の色 下駄を鳴らして 表の道を 幼なじみの 人が往く 好きとも言えずに ただ物陰で そっと見送る 恋ごころ 祭囃子(ばやし)が 簾(すだれ)を抜ける 浮かれて人は 輿(みこし)を囲む 白い浴衣に 朱塗りの木履(ぽっくり) 帯は胸高 薄化粧 眼と眼で交した 挨拶さえも 人が気になる 恋ごころ 身を切るような 霜降る朝に 格子の外に 水仙の花 やがて売られて往く花街へ 廓(くるわ)づとめの日も近い なんにも告げずに 遠くへ行った 暗い路地裏 恋ごころ | 山口百恵 | 千家和也 | 佐々木勉 | 高田弘 | お歯ぐろ溝(どぶ)に 燈火(ともしび)うつる 巷(ちまた)は染まる 薄墨の色 下駄を鳴らして 表の道を 幼なじみの 人が往く 好きとも言えずに ただ物陰で そっと見送る 恋ごころ 祭囃子(ばやし)が 簾(すだれ)を抜ける 浮かれて人は 輿(みこし)を囲む 白い浴衣に 朱塗りの木履(ぽっくり) 帯は胸高 薄化粧 眼と眼で交した 挨拶さえも 人が気になる 恋ごころ 身を切るような 霜降る朝に 格子の外に 水仙の花 やがて売られて往く花街へ 廓(くるわ)づとめの日も近い なんにも告げずに 遠くへ行った 暗い路地裏 恋ごころ |
飛騨の吊り橋吊り橋を誰か渡る 淋しい音が夜をふるわせる あの人も橋を渡り 街に行って戻らないの 飛騨の山は静か 今年も大雪よ 便りも途切れたの 忘れてしまったの 街の女性(ひと)はきれいでしょう この私より 吊り橋の上であなた 迎えに来ていると真似目な顔した でもいいの今は私 飛騨の里で生きてゆける 囲炉裏(いろり)の火にあたり 炎を見つめてた お婆さんが笑う もうすぐ正月と 顔の皺を深くして倖せに笑う 飛騨の山は静か 今年も大雪よ 便りも途切れたの 忘れてしまったの 街の女性(ひと)はきれいでしょう この私より | 山口百恵 | 松本隆 | 岸田智史 | 川村栄二 | 吊り橋を誰か渡る 淋しい音が夜をふるわせる あの人も橋を渡り 街に行って戻らないの 飛騨の山は静か 今年も大雪よ 便りも途切れたの 忘れてしまったの 街の女性(ひと)はきれいでしょう この私より 吊り橋の上であなた 迎えに来ていると真似目な顔した でもいいの今は私 飛騨の里で生きてゆける 囲炉裏(いろり)の火にあたり 炎を見つめてた お婆さんが笑う もうすぐ正月と 顔の皺を深くして倖せに笑う 飛騨の山は静か 今年も大雪よ 便りも途切れたの 忘れてしまったの 街の女性(ひと)はきれいでしょう この私より |
慕情雪の似合う季節が すぐそばまで来てる 北へ渡る小鳥の群が 旅支度している 愛のさめたあなたは 私に嘘ついて うわべだけの泪を見せて 遠いところにゆくの ちいさな悲しみも 分け合ったふたりなのに 思い当たる理由もなく 私のこと嫌うのね 愛 こんなはかないものは 他にないわ 風の中で並木が 肌を見せてならぶ 浮かぶ息の白さが目立つ 木枯らしの匂いよ 愛のさめたあなたは 私の手をほどき かたちばかり別れを告げて 別の心になるの いくども淋しさを 乗り越えたふたりなのに まるで人が変わるように 私のこと避けるのね 愛 こんなはかないものは 他にないわ | 山口百恵 | 千家和也 | 都倉俊一 | 馬飼野康二 | 雪の似合う季節が すぐそばまで来てる 北へ渡る小鳥の群が 旅支度している 愛のさめたあなたは 私に嘘ついて うわべだけの泪を見せて 遠いところにゆくの ちいさな悲しみも 分け合ったふたりなのに 思い当たる理由もなく 私のこと嫌うのね 愛 こんなはかないものは 他にないわ 風の中で並木が 肌を見せてならぶ 浮かぶ息の白さが目立つ 木枯らしの匂いよ 愛のさめたあなたは 私の手をほどき かたちばかり別れを告げて 別の心になるの いくども淋しさを 乗り越えたふたりなのに まるで人が変わるように 私のこと避けるのね 愛 こんなはかないものは 他にないわ |
WHOずいぶん 長い旅をして 廻り道を いくつかしました 「あなた 愛について 語ったことがありますか」 口では やさしくなりたい いともたやすく 言ったりするけど 「あなた 愛し合って 傷ついたことがありますか」 Who あなたは誰なの 指でなぞる輪かく Who 私は誰なの 自分の影を錯覚 真実(ほんと)の姿がみえたら 愛にならないと聞きました 好きなの 好きなの 現身(うつせみ)の私を 愛して 静かに 明けてゆく朝に 木の葉の露 一粒こぼれる 「あなた 別れる日を 考えたことがありますか」 誰でも 想い出の中で 悲しむのは 簡単だけれど 「あなた 別れたあと 一人で生きて行けますか」 Why あなたはどうして 今もそんな微笑を Why 私はどうして 紅も薄めに化粧を 真実の姿でなければ 愛は結べないと思います 好きなの 好きなの 現身の私を愛して 愛して 愛して……… | 山口百恵 | 阿木燿子 | 宇崎竜童 | 萩田光雄 | ずいぶん 長い旅をして 廻り道を いくつかしました 「あなた 愛について 語ったことがありますか」 口では やさしくなりたい いともたやすく 言ったりするけど 「あなた 愛し合って 傷ついたことがありますか」 Who あなたは誰なの 指でなぞる輪かく Who 私は誰なの 自分の影を錯覚 真実(ほんと)の姿がみえたら 愛にならないと聞きました 好きなの 好きなの 現身(うつせみ)の私を 愛して 静かに 明けてゆく朝に 木の葉の露 一粒こぼれる 「あなた 別れる日を 考えたことがありますか」 誰でも 想い出の中で 悲しむのは 簡単だけれど 「あなた 別れたあと 一人で生きて行けますか」 Why あなたはどうして 今もそんな微笑を Why 私はどうして 紅も薄めに化粧を 真実の姿でなければ 愛は結べないと思います 好きなの 好きなの 現身の私を愛して 愛して 愛して……… |
バラの誘惑バラの花 しきつめた うす明りの 部屋の中 あの人の くちびるが 私の目に近づく 息もとまる バラの匂い 何故か こわい 今夜だけは許してね 好きなんだけど 一度でも愛したら 涙はもう止まらない 風に散る花よりも 悲しい子になるでしょう あの人の 横顔が 淋しそうに 見えたから 私から くちづけを 求めていってしまった バラの棘が 肌に痛い もうかえれない どうか遠くに連れてって 私を抱いて 朝が来て私は ぬれた頬をふきもせず 遠ざかるあの人の 靴の音を聞いてた | 山口百恵 | なかにし礼 | 鈴木邦彦 | 高田弘 | バラの花 しきつめた うす明りの 部屋の中 あの人の くちびるが 私の目に近づく 息もとまる バラの匂い 何故か こわい 今夜だけは許してね 好きなんだけど 一度でも愛したら 涙はもう止まらない 風に散る花よりも 悲しい子になるでしょう あの人の 横顔が 淋しそうに 見えたから 私から くちづけを 求めていってしまった バラの棘が 肌に痛い もうかえれない どうか遠くに連れてって 私を抱いて 朝が来て私は ぬれた頬をふきもせず 遠ざかるあの人の 靴の音を聞いてた |
新しい地図海のみえる小さな停車場が ひとり歩きの初めです おもいつめたわけではありません 私は元気です 昨日までの気持捨てるために いつか本で読んだ遠い街を 新しい地図広げ探してみます 新しいしあわせを探しに行きます 精いっぱい愛していたけれど あなたのことは忘れます 朝一番電車に乗りました キップを握りしめ 昨日までの気持捨てるために いつか本で読んだ遠い町を 新しい地図広げ探してみます 新しいしあわせを探しに行きます 昨日までの気持捨てるために いつか本で読んだ遠い街を 新しい地図広げ探してみます 新しいしあわせを探しに行きます | 山口百恵 | 白井章生 | 高田弘 | 高田弘 | 海のみえる小さな停車場が ひとり歩きの初めです おもいつめたわけではありません 私は元気です 昨日までの気持捨てるために いつか本で読んだ遠い街を 新しい地図広げ探してみます 新しいしあわせを探しに行きます 精いっぱい愛していたけれど あなたのことは忘れます 朝一番電車に乗りました キップを握りしめ 昨日までの気持捨てるために いつか本で読んだ遠い町を 新しい地図広げ探してみます 新しいしあわせを探しに行きます 昨日までの気持捨てるために いつか本で読んだ遠い街を 新しい地図広げ探してみます 新しいしあわせを探しに行きます |