NSP「NSP歳時記 ~立夏~ 天野滋シーズンズ・セレクション」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
青い涙の味がする('80,8,2 田園コロシアム)NSPNSP天野滋天野滋すすきが揺れる 遠いふるさとの町に 忘れ物を捜しに来たんだ ホームに足を 降ろしただけでこうばしい 青い涙の味がする 仲間を呼んで騒いだ 酒など飲んで歌った そしていまはみんなちりぢり 青春なんて言葉を 手のひらで握り潰してた あの頃の僕たちさ  黙っていても 少しずつ年をとってく 体の中は思い出だらけ 久し振りに ふと合わせたアイツの顔が 可笑しいくらい老けていた 握手をしてもダメさ 頭を下げても無駄さ 心の距離を感じてしまう 青春なんて文字が 心の隅をつつく 傷口をまたつつく  慰めあった人も 別れを惜しんだ人も 今となってはみんなちりぢり 青春なんて言葉の 意味さえわからずに あの頃は生きていた  青春なんて言葉を 手のひらで握り潰してた あの頃の僕たちさ
秋の木立ちと天気雨NSPNSP天野滋天野滋秋の木立ちは気取っても 冬が来るのを隠せない 紙とエンピツ転がせば 転た寝猫が耳立てる ちょっと零れた溜め息 ちょっと零れた溜め息 郵便受けは今日も空っぽ 一枚枯葉が覗いてる それは季節の悪戯 それは季節の悪戯  君のKISSは天気雨 知らない間に乾いてる 君の助けが欲しいんだ 恋の病いはなお続く ちょっと零れた溜め息 ちょっと零れた溜め息 声がするような気がするけれど 生憎外は空っ風さ それは季節の悪戯 それは季節の悪戯
始発電車NSPNSP天野滋天野滋起きぬけの ホームにひとり そでの汚れに 吐息が白い 手のひらの キーを放る レールを めがけ ひといきに  少女のうすい胸が 僕の隠れ家だった 始発電車はまだこない  朝もやが 低く沈む 風がないのは いつもと同じ ドアしめて 最後に笑う ほほのえくぼが 目に痛い  少女のうすい胸が 僕の隠れ家だった 始発電車はまだこない
碧き空は永遠にNSPNSP天野滋平賀和人N.S.P並んで腰掛けていた 静かなる老いた人よ 道を歩く人々の足元転がる 枯れ葉の囁きを聞き分けていた  誰かを愛する為に 生まれたと母に聞いた 遠い記憶たどるたび 僕たちはいつか ぼんやりしている幸せ思う  短か過ぎる人生でも 君のために残しておいたから  遠い記憶たどるたび 僕たちはいつか ぼんやりしている幸せを思う  短か過ぎる人生でも 守るだけのものがあったから  煙が空へと続く これからの子供たちよ かけがえのない自由な多くの時間を 大事に使って欲しいと思う
歌は世につれNSPNSP天野滋天野滋街頭では学生たちが マイクをもって声を上げる 決まりきったように政治の季節 どこかの店先に流行りのメロディ  歌は世につれ僕はおもう 燃えつきそうな若さにしがみつこうと いつでも いつでも  情熱を注ぐのは何でもいいし どれもこれもが1つの青春で 僕もこうしてギターを持って LOVE SONGを口ずさむ  歌は世につれ人は誰でも 過ぎていった昨日にすがりついてる いつでも いつでも  死にたい時も何度かあった 自分が嫌になることだって 泣き事だらけの僕のとなりに 君が笑ってすわっていて欲しい  歌は世につれ僕はおもう 足並をそろえすぎて流れてしまう いつでも いつでも
風が変わる時NSPNSP天野滋中村貴之月日を重ねるほど 思い出が増えて 消すに消せないくらい 抱えていた 君と暮し始めた あの部屋の隅に 置き忘れてたものが あると気付いた たとえ風がいつか変わり 冬の風に吹かれても 君と二人なら うまくやってゆけると 本気で思っているのさ今は…  幸福(しあわせ)の意味なんて 考えなかった やさしさやいたわりが 足りなかった 僕が甘え過ぎてた これまでの日々を 許してくれた君が とても愛しい たとえ風がいつか変わり 冬の風に吹かれても 君と二人なら うまくやってゆけると 本気で思っているのさ今は ラララ………
おはじきNSPNSP天野滋天野滋身の上話が空を切る 悲しいドラマの ひとコマに似て この時ばかりと 涙をさそう 君はおはじき 指ではじいた 笑顔のまま 横向いたまま 聞いてないふり しないで 聞いてないふり しないで  誰だって悲しいことはある わかりきっているはずなのに 僕の悲しみのひとつにも 君は涙を流してほしい 僕に抱かれ黙って抱かれ 聞いてないふり しないで 聞いてないふり しないで  ウウウ……
愛のナイフNSPNSP天野滋細坪基佳・天野滋窓をたたく人の影に 飛び起きてドアを開いてみた 木枯しに髪も凍らせて 君が立っている 愛してるワ 信じてるワ そんなはがゆい言葉でさえも 今夜は本当に聞こえて 僕を迷わせる  何が悲しいの 何が淋しいの 心心心を開く 愛のナイフが欲しい  涙ためて顔ゆがめて 君は死にたいなんて叫んだ お酒もたくさん飲んで やけになってるのか だまされてた 裏切られた 君は心を閉ざしてしまう イヤな奴の悪口も 話して欲しいのに  何を気にするの 何をこわがるの 心心心を開く 愛のナイフが欲しい 愛のナイフが欲しい  君はまるでステキすぎて テレビ映画のヒロインみたい 下手な嘘をたくさんついて 疲れ果てて眠る 今夜だけは離さないと そんな台詞を僕に云わせて 自分の事はすべてを 隠し通すばかり  何が悲しいの 何が淋しいの 心心心を開く 愛のナイフが欲しい 愛のナイフが欲しい
北風が見ていたNSPNSP天野滋天野滋約束なんて 守れなかった 吐息のようなつぶやききいていた 真顔でウソを云えたその日から 子供のような笑顔も忘れたの?  好きだったと口にしたのは すべて過去にするため つないだ君の手が自然に ちぎれてた 季節は みじめだった 屈辱の涙 風が見てた  風が見ていた 風が見ていた  普通の日々を生きたくないと それならどんな明日を望むのか 煙がくすぶるたき火を ながめてた 鋪道で 誰もがだまってた理由は 冬を待っていただけ 静かだった 死んでゆくように 風も見てた  風が見ていた 風が見ていた 風が見ていた 風が見ていた
木枯がやさしい夜NSPNSP天野滋天野滋瀬尾一三外は木枯さ窓ガラスが笑う寒い夜さ ちょっとここに来て僕の話聞いて少し聞いて 君に不満があるわけじゃない 安らぐ毛布に包まれながら 愛する人が微笑んで見守る夜も 何か不安に思う  溶けた雪がまた凍り始めてゆく深い夜さ テレビが終わったら冬の風を入れて少し入れて 君を縛っているわけじゃない 傷つけ合うのも時には愛さ 言葉ばかりの慰めは優しさじゃない そうと分かっていても 外は木枯吹き荒れる夜 愛する気持ちに変わりはないし 二人こうして過すたび幸せだけど 何か不安に思う
潮騒のホテルNSPNSP天野滋天野滋潮騒が聞える 海辺のホテルは 季節はずれで 人影もない 男と女が 安らぎ捜して たどり着いたら どうなる  満たされていた日々 思い違いの日々 信じる中にも 不安がつのる 男も女も 危険を承知で それでも愛を囁く  ひとつになれれば ひとつが幸せ ひとつになりたい 体と体 抱きしめたいけど 抱きしめられない 抱きしめたときに 心と心  投げやりな言葉で 傷つけるときでも その陰に隠れた 真実がある 男と女の すきまを埋める やさしさだけで いいのに  ひとつになれれば ひとつが幸せ ひとつになりたい 体と体 抱きしめたいけど 抱きしめられない 抱きしめたときに 心と心  潮騒のホテルは 冬を待つホテルさ これから先は どうなる
かくれんぼ鬼は誰NSPNSP天野滋天野滋空がない 土がない 東京の街 ほこりだらけの雪でさえ 降れば いいなぁ かくれんぼ 鬼は誰 かくれんぼ 鬼は誰 かくれんぼ 鬼は誰  ちょっと待って ひとりぼっち 言葉が欲しい 朝なのに 日もでない 空が落ちてくる かくれんぼ 鬼は誰 かくれんぼ 鬼は誰 かくれんぼ 鬼は誰  頬にキッス 恐い顔 今でも わからない どこを越え 旅に出る 手遅れに ならぬよう かくれんぼ 鬼は誰 かくれんぼ 鬼は誰 かくれんぼ 鬼は誰
かげふみNSPNSP天野滋天野滋冬のかげは昼間でも 大きいからすぐつかまるよ きみのかげをふんだなら ぼくからもうにげられない かげふみ かげふみ 日かげなんかににげるなんてずるいな かげふみ かげふみ つかまえたらキスしてもいいだろう かけ足のおそいきみ ほらつかまえた  お日様がかくれたら きみとボクはちょいとひとやすみ ながれるあせをふくのには きみのハンカチかりようか かげふみ かげふみ 二人だけのないしょないしょのあそび かげふみ かげふみ 寒空の下 風といっしょにおいかけっこ にげおくれたスカートのかげをふんだのさ  かげふみ かげふみ 二人だけのないしょないしょのあそび かげふみ かげふみ つかまえたらキスしてもいいだろう かけ足のおそいきみ ほらつかまえた
遠野物語NSPNSP天野滋天野滋朝霧に包まれ 静かに眠る山々は 雪溶けを待ちわびて息をひそめる 美しい白馬が空を走り抜けるように 喜びも苦しみも通り過ぎゆく  私のすべてを すべてを見て欲しい  忘れないで 幾度生まれ変わろうと 離さないで 強く抱きしめて 忘れないで 命かけた愛の日を 離さないで 永遠の約束を 忘れないで きっと  愛せば愛すだけ 誇りも自信もなくなる 不安が体じゅうをふるえさせるの  私のすべてを すべてを見て欲しい  忘れないで 髪を切ったあの夜を 離さないで この手ちぎれても 忘れないで 炎燃やす激しさを 離さないで 永遠のやすらぎを 忘れないで きっと  忘れないで 幾度生まれ変わろうと 離さないで 強く抱きしめて 忘れないで 命かけた愛の日を 離さないで 永遠の約束を 忘れないで きっと
Radio daysNSPNSP天野滋天野滋遠くの電波探りあて 真夜中に聴いていた 空っぽだった青春の隙間を埋めてた 憧れていたあの人と 見つめあう瞬間に 弟たちの足音で目覚めたRadio days  家を抜け出して愛するみたいに抱きしめた 見上げた星空に何を願っていたのか  記憶の中にとどめた 大好きだった君の笑顔 ほんのかすかなきらめき 心の奥で繋ぐRadio days  見慣れた奴が写ってる 年の瀬のショーウインドー あらから何年たったのか くたびれてないか  大事なレコードは催促出来ずに貸したまま みんなの消息も噂以上にないのさ  記憶の中にとどめた そこにはとっくに何もないけど ほんのわずかなこだわり 心の奥で響くRadio days  やり場のない思い 自動販売機に蹴りいれて ただよう朝もやを 何故に恐れていたのか  記憶の中にとどめた 大好きだった君の匂い ほんの小さなメモリー 心の奥でつないでいる  記憶の中にとどめた そこにはとっくに何もないけど ほんのわずかなこだわり 心の奥で響くRadio days…
五丁目二番地('80,8,2 田園コロシアム)NSPNSP天野滋天野滋淋しさに耐えかねて 公衆電話 ダイヤルを回す音 心に凍みる 帰るよ今すぐ やさしさ求めて 帰るよおまえに 安らぎ求めて 路地裏に迷ってる子犬を抱いて おまえが待っている五丁目二番地  履いた靴が重い程 疲れた時に 振り返ると影一つ 僕の影だけ 帰るよ今すぐ 何もかも棄てて 帰るよおまえに 安らぎ求めて ポケットの小銭をはたいて買った 花束を抱えて 五丁目二番地  帰るよ今すぐ やさしさ求めて 帰るよおまえに 安らぎ求めて
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