おいしくるメロンパン「theory」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
おいしくるメロンパンおいしくるメロンパンナカシマナカシマ春は母胎である冬の亡骸を食んで健やかに 白い毛皮を砂と太陽に汚す幼い獣 危篤を彷徨い落ちた山茶花たちの見る夢が 泥に変わり果てた故郷を発つ  牙を揃えても 血の味を覚えても 無垢の罪なら雨が洗い風が乾かすだろう  今 鏡のようなグラウンドへ落ちた朝が すぐに僕らの影も拭い去ってゆくのだろう ただ君の名前を叫んでみたい大声で でも真空の世界に許された揺らぎはなく噤む 幾千の花言葉を借りて有り余る沈黙と  まだ食欲は絶えない 嗚呼残酷な唾液が 止め処なく溢れ出して  今 砂塵の中で写真機を構えた僕に きっと君の姿は捉えられはしない 空を仰いだレンズ  夜が眩しい 君の身体にこの世界はもう狭い 次に君が眠りから覚めると僕はいない  今 君の手にした答を知るんだ僕は 目を覆いたくなる程に美しく食い尽くしてよ ただ君の名前を覚えていたい最後まで ほら真空の世界に許された揺らぎが一つ 歌う その旋律に合わせて君は命の限り踊る そして薄れゆく思い出に宿る 次の春の命が
透明造花おいしくるメロンパンおいしくるメロンパンナカシマナカシマ夏の模造品を あなたは幾つも持っていた 極めて風流な 日傘から覗く永遠や 今でも夢に見るのさ  僕はもうどこにもいないから 縋っちゃいけないよ 凛と咲いておくれ  陰謀を謳歌した 終わり無きその生命に 水滴のような解 それも偽りと言うなら  軋む黄昏 靡く鉄 遍く全てに本当なんてないね  遮るように翳した掌に掴ませる便箋 熱りのさった空を仰いだ 日焼けの跡だけがそこに残った 波のさらった砂に描く点線  夏のような あなたのような それは二度とは来ない季節 刻む  僕はもうどこにもいないから 泣いて笑ってよ造り物の愛で さよならあなたと凪ぐ街よ 遠く 遠くへ 滲む水平線へ
亡き王女のための水域おいしくるメロンパンおいしくるメロンパンナカシマナカシマ波打ち際 闇に浮かべた花束 蹲み込んで裾を濡らす黒いワンピース  見果てぬ空を青さ恋しく あなたが唯一残した世界 逸れぬように握りしめても 解けた掌から溢れる砂粒  海のように眠り続けるのが あなたに許された祈りならば 青白い頬に月が流れ込んでも まだ夜は明けない  何から話そう あれからの物語を 生まれ変わるまでの夢路 新しい名前には慣れたかな  「可哀想に」 玩ぶ貝殻の海鳴り耳元で囁いた 燦々と祝福の鐘が鳴る その痛みに揺られながら  嗚呼 途切れることのない永久の瞬き ネメシスの眼差し 明日はもう来ないだろう  海のように眠り続けるのが あなたに許された祈りならば 青白い頬に月が  ただ一人 晴れ渡る空の下 花弁掬い上げて笑う 寝息のように寄せては返す 海があなたならば 寂しくはない
架空船おいしくるメロンパンおいしくるメロンパンナカシマナカシマ風に忍ぶ掠れた救難信号 鴎の影 水面 駆けてゆく 飛沫を吸って嘯く海図 腐乱した春の底 落ちてゆく 渇きを知って嗄れた救難信号 雨雲飲み 眩む 旋風 晴れ間見せずふやけた声明 己の影一つ 伸びてゆく  僕は気づいていたんだ自由なら すでに享受した永久不動の虚しさよ 遠く離れた空想海岸信ずれど そこに無い程に広大無辺の静けさに ただ浮かぶだけ  もう何も見せないで一面の青で 孤独そのもののような海を漂流して  飛沫を吸って嘯く海図 腐乱した春の底 落ちてゆく  諦めてしまえ 明日には跡形もなく 観測されることもないのであれば 惜しくはない  朽ちた木片の上に立ち尽くして 炎天に誇張した大気の塊を背負って 傷に曇ったガラス瓶のような瞳でも 確かにそれが僕でないことが分かった 生臭い熱風の海馬に眠る微かな記憶よ 孤独と渇望の二重螺旋よ 導いてくれないか たとえそれが初めから 空想であったとしても  もう何も見せないで一面の青で 孤独そのもののような海を もう何も見せないで一面の青で 孤独そのもののような海をゆけ  永久不動の虚しさよ 漂流して 広大無辺の静けさにただ浮かぶだけ  浮かぶだけさ
斜陽おいしくるメロンパンおいしくるメロンパンナカシマナカシマ焦燥をなだめてゆく 冷たい風 額を吹いて 吸い込んだ冬の気配 空っぽに満たされた肺 夕景の消し飛ぶ速度で 焼きついたハレーション  本当はここにはもう 何もないって分かってるんだ 台本を読むだけができずに 取り残されてゆく 夕景の消し飛ぶ速度で 焼きついたハレーション  皮膚を裂いて染み込んだ時間 それだけが今も生暖かく 言葉なんてものは 落としたキャンディさ それでもまだ  信じてみたいんだ ひとつを ひとつの僕で 歪んでみえる斜陽の中で  振り返らないで僕もそうするから 約束をしよう 振り返らないで僕もそうするから そうするから  向かいのホームには 儀式めいた19時のマーチ 吐き出したとて こびりついて剥がれない思い 夕景の消し飛ぶ速度で 焼きついたハレーション  飾れはしないから 美しいんだろう 分かり合えはしないから 愛おしいんだろう  信じてみたいんだ ひとつを ひとつの僕で 歪んでみえる斜陽の中で  振り返らないで僕もそうするから 約束をしよう 振り返らないで僕もそうするから そうするから  振り返らないで 振り返らないで 振り返らないで 振り返らないで 振り返らないで 振り返らないで 振り返らないで 振り返らないで
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