僕らのポラリス」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し

chapter1

僕のポラリスリリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ星が降る 真夜中に 一人きり震えてた その光 気づく瞬間まで  寂しいも悲しいもない 美味しいもまずいもない 嬉しいも 楽しいも 今じゃもう昔の話  まぎれ込むシティートーキョー 叶わないって気づいた夢(ゴミ) 何となく 仕方なく いつか死ぬまで生きるだけ  「世界で一人きりみたいな顔してるのね。」 ああ、そうだっけなあ 出逢った日は  一つだけ 心を護っていた 誰からも傷つけられぬように こんなにも冷えきっていた胸に 血が通い出した君の優しさで  今日もまた風は強い 嵐の夜もあるだろう だけどきっと君とならどんな日も笑える気がした  世界で一人きりみたいな夜はそれでも来る でも、大丈夫って言えるように  一つだけ 何かを信じるなら どうせなら君との日々がいいな 大切なお守りにして胸に 抱きしめておくよ  星が降る 真夜中に 二人きり 企んで舟を出す 大海原へ 好きな名前つけてくれ この夢にもう一度 「夢だ。」ってそう君は言ってくれたから  一つだけ 星が瞬く夜に 思い出す 君が口ずさんだメロディー 迷ったり 自分を信じられなくなる度に光る そして教えてくれる  未来は運命に導かれ変わっていく 君と逢えた僕のように 一つだけ 諦められないもの 愛しく感じたら  さあ ヨーソロー 進もう

chapter2

ハルノユキリリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ-- 春の雪 ヒラヒラと 一片の想いを隠して いつまでも いつまでも 届かない浅い夢のように--  小説はここで終わり 繰り返し読みすぎて 擦り切れたぼろいページ もう捨ててしまおうかな  出来もしないことさえも はしゃいで追いかけた日々 制服の僕たちが この道を駆けていく  つまらない見栄と意地と 後悔だけ覚えて 「上手く大人になれたかい?」 どうか応えてくれ  会いたくて 会いたくて 気がつけばまた春の匂い 何度でも 何度でも すり抜けていく君の面影 そうずっと もうずっと 呼び続けている いつかは消えてしまうから  返す機会失った言葉も あの楽譜も 時が止まった僕さえも どこにたどり着くだろう  水面が白く染まって 同じ季節が巡るよ 「ちゃんと幸せになれたかい?」 いつか教えてくれ  春の雪 ヒラヒラと 一片の想いを包んで いつまでも いつまでも 届けたい君のその空へ そうずっと もうずっと 流れていった時間 いつかは死んでしまうから  たった一度きりの花はやがて枯れても 春が来る度にまた逢えるというらしい 人ごみの街中でもこの桜の川辺でも 平等に訪れる終わりと始まりを 優しく濡らしていく  春の雪 ヒラヒラと 一片の想いを許して いつまでも いつまでも 届けたい君の空まで  会いたくて いま会いたくて 泣き出しそうなこの春の匂い 何度でも 何度でも すり抜けていく君の幻 そうずっと もうずっと 呼び続けている いつかは忘れてしまうから  うわごとのように 君の名前を

chapter3

流星ドライブリリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ午前四時ふっと思いついたんだ 『一生のお願い』を君に使おう 鍵を握りしめ乗り込む赤い車 「 朝焼けを見に行こう。海まで。」  青い春の風を切って いたずらに過ぎた時間を かっこ悪くてしょうもない日々を もう後悔しないように  早く早くってカーステが急かしてる 君の吹かした煙が 朝もやになっていくよ  今、流星のスピードで ほら走っていく南の町へ 加速してく鼓動 ただひたすらにこの瞬間を握りしめて ねえ希望だけの明日が きっとこれからも続いてくような気がして 走って 転んで「痛いね。」って二人笑い合ったりして  たどり着いた瞬間 昇っていく朝日 何度僕らは離れたって喧嘩したって 2番サビ 続きを信じてる  流星の降る街 あの君と出逢った日の夜が 少しずつ思い出せなくなったとしても 何度でも君を探すから  今、流星のスピードで ほら白んでいく東の空へ 眠い目をこすってさ 時速90の for the sun ハンドルを握りしめて ねえ一緒にいる明日が きっとこれからも続いてくような気がして 走って 転んで キズだらけだって二人笑い合ったりして それだけでよくって  もうすぐ夜が明ける 震えるこの胸 僕らの明日が来る、

chapter4

きみの匂いリリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ「ごめん!今日泊めて。終電なくしちゃってさ。」 うんざりしながら「いいよ。」って返す  少し愚痴ってお酒でも飲んで 終わっちゃったらすぐに後悔して  悪いことなんてしてないのに いつも僕を置いて始発で帰る それがなんだか今夜は寂しくてさ 思わずこぼれた 「明日は何時に起きるの?」  きみの匂いを抱きしめて 疲れて眠って 心の隅っこで泣いた アラームが鳴って 明日が来て 何もなかったように きみがこの部屋を出るまでは 僕だけのきみでいて  気づいたら寝ちゃってたきみの抜け殻 ハンガーにかけて一息ついて 充電器に繋げっぱの電話が また震えているよ? 忙しそうに  誰かがきみを呼んでいるよ きっと僕以上に大事な人が なんでこんな近くにいるのに 肝心なことは今さら言えないまま  同じ匂いに包まれて 一つになったって 心は一人ぼっちじゃないか でももう少し もう少し ただ願ってた それぞれのやるべき事が さよならをさせるまで  全て失くしてしまったら 自分に嘘をつくのをやめたら どうしたら きみはずっとここにいてくれるの  きみの匂いで目が覚めて 胸がギュってなって 慌てて準備してるきみの携帯が鳴って 服を着て ヒールを履いて 寝ぼけてる僕に「じゃあね。」と 部屋を出て行くその背中に 消えそうな声で囁いた 「好きだよ。」って

chapter5

snow ~君がくれた物語~リリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ君が嫌がるからいつもベランダで吸ってた タバコの煙の向こうの小田急を見てた  寒い町から来た君が 寒がりな僕に イジワルっぽく笑うそれだけでよかった  遠い昔から知っていたみたいに 新しいページをめくるように  ハローハロー 君と出逢って 物語が始まって ハローハロー 笑顔や涙も 分け合ってきたじゃないか 「もう離れていかない。」ってそう言ったじゃないか  終電ギリギリで帰って ろくに着替えもしないで 眠っちゃった僕を今日も 朝が叩き起こす  昨日のお酒も残ってる 間に合うかなレポート 何度かため息をついて 気づけばすぐ夜  僕は振り落とされないように 君のいない世界のスピードに  ハローハロー 君がいるだけで 幸せだった気がした ハローハロー ミスターサッドネス 大丈夫僕もひとりだよ  「寒くなってきたね。ほら東京にも初雪。」  机の上に置いていかれたキーホルダーの小さなネコ そんな冷たい目で僕のこと睨んだって お前のご主人様はもう二度と帰って来ないんだぞ? 分かってくれよ…  ハローハロー 君と出逢って 物語が始まって ハローハロー 情けない僕も 受け入れてくれた君に ハローハロー 唄っているよ 思い出に変わってしまう前に ハローハロー ポケットの中に 握りしめて歩くから  嬉しいことも悲しいことも全部全部君から僕に 贈ってくれた目には見えない宝物だ  見上げた空 オリオンの下 雪が僕らに降り注いで 「寒いの?」って笑う君はもういなくても  大切にするよ 君がくれた物語 目覚ましをかけたらそっとベッドにおやすみ

chapter6

卒業前夜リリィ、さよなら。リリィ、さよなら。ヒロキヒロキ365日前の そのまた前の前の前の今日 君を見つけた時に 冒険が始まる気がしたよ  嬉しいとか悲しいとか 叫ぶように生きてきたこと こぼれてしまわぬように まぶたの裏に隠すだけ  「楽しかったはずなのに今あの頃のことを 思い出すと少しだけ何故だか寂しくなる。」  いつまでも ずっと いつまでも 君と肩を組んで唄ったこの唄を 忘れたくないなってぼんやり胸の奥で思ってた  まだ着慣れてないスーツのネクタイ 窮屈そうに緩めたそばで 「これからどっか飲みにでも行こうよ。」 あの日そう笑い合ったっけなあ  「その涙を拭ける距離に僕が居なくなっても一人でやっていけるの?」って 飲み込んだあの日から  嵐のような日々を君と漕ぎ続けた舟は 今も僕一人で静かな海を進んでいるよ  君から言われる前に怖くて言ってやった 「一人でもやっていける。」に後悔しているだけ  まだ寒い春先の朝 何も話さず歩いた坂 これからこの舟を降りる君に「ありがとう」握りしめて渡せないまま  君の未来 そして僕の未来 明日から別々の話 思い出を道しるべにしながら 僕らの人生(うた)は何度転調しても  いつまでも 君と いつまでも あの日と同じ歌を唄いたい 挫けたり 涙をこらえる日も 誰かと幸せって抱き合う日も  大人びた君がようやく口を開いて何か言う前に 「これからどっか飲みにでも行こうぜ。」 今度は僕から言ってさ やっぱり笑い合ったっけなあ  365日前の そのまた前の前の前の今日 君を見つけたときに冒険が始まってから 明日はもう卒業の日
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