さだまさし「新自分風土記I~望郷篇~」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
精霊流しGOLD LYLICさだまさしGOLD LYLICさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし去年のあなたの想い出が テープレコーダーから こぼれています あなたのためにお友達も 集まってくれました 二人でこさえたおそろいの 浴衣も今夜は一人で着ます 線香花火が見えますか 空の上から  約束通りに あなたの愛した レコードも一緒に流しましょう そしてあなたの 舟のあとを ついてゆきましょう  私の小さな弟が 何にも知らずに はしゃぎまわって 精霊流しが華やかに始まるのです  あの頃あなたがつま弾いた ギターを私が奏(ひ)いてみました いつの間にさびついた糸で くすり指を切りました あなたの愛した母さんの 今夜の着物は浅黄色 わずかの間に年老いて 寂しそうです  約束通りに あなたの嫌いな 涙は見せずに 過ごしましょう そして黙って 舟のあとを ついてゆきましょう  人ごみの中を縫う様に 静かに時間が通り過ぎます あなたと私の人生をかばうみたいに
望郷さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし故郷 母の生まれた町 はじめて 人を愛した町 はじめて 人を怨んだ町 はじめて 人と別れた町  傷つく度に 苦しむ毎に 遠く離れる程に 喜びにつけ 悲しみにつけ この魂が還りたがる  故郷 はるかなり 故郷 忘れ難き …… 故郷  故郷 友を育てた町 選ばぬことばで話せる町 涙も笑いもここで知った それから 歩くことも覚えた  夢見て破れ 恋して溺れ 裏切り また裏切られ 知らず知らずに 汚れるこの身 恥じ乍らも唄う この唄  故郷 はるかなり 故郷 忘れ難き  傷つく度に 苦しむ毎に 遠く離れる程に 喜びにつけ 悲しみにつけ この魂が 還りたがる  故郷 はるかなり 故郷 忘れ難き …… 故郷
駅舎さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし服部克久君の手荷物は 小さな包みがふたつ 少し猫背に 列車のタラップを降りて来る  驚いた顔で 僕を見つめてる君は 夕べ一晩 泣き続けていた そんな目をしてる  故郷訛りの アナウンスが今 ホームを包み込んで  都会でのことは 誰も知らないよ 話す事もいらない  驛舎に降り立てば それですべてを 忘れられたらいいね  重すぎるはずの 君の手荷物をとれば 身じろぎもせず ただ涙をこぼすだけ  ざわめきの中で ふたりだけ息を止めてる 口を開けば 苦しみが全て 嘘に戻るようで  季節の間ではぐれた小鳥が 時計をかすめて飛ぶ  泣きはらした目が 帰ってきたことが 君をもう許してる  驛舎を出る迄に 懐かしい言葉を 思い出せたらいいね  改札口を抜けたならもう 故郷は春だから
長崎小夜曲さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし疲れた時には 帰っておいで 都会で溺れた やさしい鴎 ため息は終着駅の 改札口で預けておいで 悲しみはいつか 紫陽花の様に おだやかに色を 変えてゆくはず  西風にのせて 唄ってごらん この町の黄昏は とてもやさしい  NAGASAKI-CITY SERENADE おやすみ僕の NAGASAKI-CITY SERENADE いとしい鴎  傷口は多分 坂道みたいさ 登りにするか 下りにするか あした決めよう  愛の重さや 夢の値段を 数える程に 寂しい時は 石畳と教会の屋根を すり抜けて丘へ上がってごらん 宝石箱に 身を投げた様な 港の夜を 抱きしめてごらん  大空に深く 横たわる川が この町に注ぎ込んで 光る海になる  NAGASAKI-CITY SERENADE おやすみ僕の NAGASAKI-CITY SERENADE いとしい鴎  傷口はすべて 坂道づたいに あしたの朝 晴れた海に 流してしまおう  NAGASAKI-CITY SERENADE おやすみ僕の NAGASAKI-CITY SERENADE いとしい鴎
天然色の化石さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし亀山社中今 都会ではビルに敷き詰めた石の間から 化石を見つけ出す遊びがあると聞いた そういえばデパートの恐竜展で この間不思議に思ったことがあった  何故恐竜たちはみんな同じ様に 淋しそうに緑や黒に塗られているのだろう ピンクや赤や黄色やトカゲのように 虹色に光ったっていいと思わないか  あなたが永遠にしあわせでありますように あなたが永遠にしあわせでありますように  ふと思うのは今から5億年ほどが過ぎて 地球に次の人類が生まれていたなら ライオンの雄だけにたてがみがあることや 馬には縞や白があると気付くだろうか  たとえば小鳥が人間の言葉を真似て 犬が愛らしく尻尾を振ってなついたことや 空も海も森もみんな僕たちが 壊してしまったことに気付くだろうか  あなたが永遠にしあわせでありますように あなたが永遠にしあわせでありますように  もしも僕が化石になって見つかったときに 僕の肌が黄色だったことに気付くだろうか 彼の肌が黒いというそれだけで 傷つけられた時代があったと気付くだろうか  あなたと僕が並んで化石になったとしたら 二人がこんなに深く愛し合っていたことに 誰か気付いてくれるだろうか 切ない生命のいとなみについて  あなたが永遠にしあわせでありますように あなたが永遠にしあわせでありますように  あなたが永遠にしあわせでありますように あなたが永遠にしあわせでありますように
神の恵み~A Day of Providence~さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし石川鷹彦ひとつ忘れてはいけないことは 僕たちは戦争に負けた国に生まれたってこと どういう意味かは人によって少しずつ違うけれど この事実だけは 誰にも違わないってこと  魚雷艇に乗っていたハンサムな兵士が 戦勝国のリーダーになった頃のこと 「神の恵み」という名の戦艦が僕の町に来て 白い服を着た大きな人たちが町に溢れた  A Day of Providence 子供達は船に群がり 親切な兵士達に “give me”と 小声で悲しく歌ってた A Day of Providence ポケットはチョコレートで膨らみ ひきかえに こころは しぼんでいったよ 青い空だった  あの爆弾をこの町に落とした人が 今度は僕たちの国を護っていると聞かされて 僕には どういう意味だか 呑み込めなかったんだ そう、もう少し大人になる迄は  何故そうなったのかは判らないんだけれど 僕が大人になるにつれて この国はひどくなった 「わがまま」と「自由」との境目がどんどんぼやけてゆき 「おとな」が「こども」になり 「子供」が「大人」になった  国を語れば“left”からブーイング 平和を歌えば“right”からクレーム こんな風に僕の言葉は 怪しげに変わって行く 美しい言葉は この国の誇りだったのに  A Day of Providence 自由になったはずだった 親切な白い人が“trust me”と 小声で優しく歌ってた A Day of Providence 大人達は誇りを失い ひきかえにチョコレートを 神棚に飾った  これからの子供達に伝えてゆこう 僕たちの間違いを繰り返さぬように 二度と戦わないという強い意志と共に 二度と魂を売り渡さない勇気を  これからの子供達に伝えてゆこう これからの大人達に伝えてゆこう 間違いをただすために未来はあるのだと 未来こそが「神の恵み」そのものだということを  A Day of Providence この美しい季節の中で 本当の僕たちの笑顔を 作り直せばいい A Day of Providence この美しい星に生まれて いつの日か永遠の平和を君が手にするために いつの日か永遠の笑顔を君が抱きしめるために
祈りさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸悲しい蒼さの 広い大空を 小さな鳥が一羽 海を目指してる 鳥を撃たないで 約束の町へ ひたむきに羽ばたく夢を消さないで 誰もが時の流れに 傷つき疲れ あきらめそして いつしか生まれた時の 溢れる程の愛を見失う  この町がかつて 燃(も)え尽きた季節(とき)に 私達は誓った 繰りかえすまじと 生命を心を 奪い去ってゆく ちからも言い訳も総て許せない 私は祈る以外に 知恵も力も 持たないけれど 短い花の生命を ささやかなこの愛で染めたい
October ~リリー・カサブランカ~さだまさしさだまさしさだまさしさだまさし服部隆之今日 君の誕生日 ふと思い出した 元気でいますか しあわせですか 君と二人きりで 祝ったあの日 しあわせなのが 切なかった 君を傷つけても 君が欲しかった リリー・カサブランカの 儚く白い風が 部屋を包んでいた 10月 午后の陽射し 愛はたおやかに 時計廻りに過ぎて もう 気が違う程に 違ざかったその風景は色褪せない  今日 君の誕生日 今頃誰と 祝っていますか しあわせですか 別れの言葉さえも 君に言わせた リリー・カサブランカの 花の香り淡く 君の髪を 梳かした 今でも愛している 苦しい程 想う夜更けもあるけれど 君のしあわせ 祈っている そう言ったら きれいごとだろうか  10月 午后の陽射し 愛はたおやかに 時針廻りに過ぎて もう 気が違う程に 遠ざかったその風景は色褪せない
デイジーさだまさしさだまさしさだまさしさだまさし君から言い出した別れなのに さよならの響きに自分で驚いて ふたつほど大きなため息ついて あふれそうな涙こらえてる  も一度抱きしめて欲しいなんて ぬくもりの中で恋を見送らせてと 最后の我侭君の髪の匂いの 向こうで揺れてた はち植えの デイジー  忘れないで 僕だけは君の味方 たとえ別れても愛は変わらない 忘れないで いつまでも君の味方 たとえ世界を敵に回しても  僕の胸に頬を 埋めたまま 出会った時の僕の台詞真似てみせて 決して未練じゃないよと前置きして 昔の事いくつか数えたあと  窓辺まで歩いて振り返って 愛なんて言葉がもどかし過ぎる程 愛してたと最后の台詞 君と 逆光線に 揺れてた デイジー  忘れないで 僕だけは君の味方 たとえ別れても愛は変わらない 忘れないで いつまでも君の味方 たとえ世界を敵に回しても  君から言い出した別れなのに さよならの響きに自分で驚いて 愛してたと最后の台詞 君と 逆光線に 揺れてた はち植えの デイジー
主人公GOLD LYLICさだまさしGOLD LYLICさだまさしさだまさしさだまさしJimmie Haskell時には 思い出ゆきの 旅行案内書にまかせ 「あの頃」という名の 駅で下りて「昔通り」を歩く いつもの喫茶には まだ 時の名残りが少し 地下鉄の 駅の前には 「62番」のバス 鈴懸並木の 古い広場と 学生だらけの街 そういえば あなたの服の 模様さえ覚えてる あなたの眩しい笑顔と 友達の笑い声に 抱かれて私はいつでも 必ずきらめいていた  「或いは」「もしも」だなんて あなたは嫌ったけど 時を遡る切符があれば 欲しくなる時がある あそこの別れ道で選びなおせるならって… 勿論 今の私を悲しむつもりはない 確かに自分で選んだ以上精一杯生きる そうでなきゃ あなたにとても とてもはずかしいから あなたは教えてくれた 小さな物語でも 自分の人生の中では 誰もがみな主人公 時折り思い出の中で あなたは支えてください 私の人生の中では私が主人公だと
防人の詩PLATINA LYLICさだまさしPLATINA LYLICさだまさしさだまさしさだまさし渡辺俊幸おしえてください この世に生きとし生けるものの すべての生命に限りがあるのならば 海は死にますか 山は死にますか 風はどうですか 空もそうですか おしえてください  私は時折 苦しみについて考えます 誰もが等しく 抱いた悲しみについて 生きる苦しみと 老いてゆく悲しみと 病いの苦しみと 死にゆく悲しみと 現在の自分と  答えてください この世のありとあらゆるものの すべての生命に 約束があるのなら 春は死にますか 秋は死にますか 夏が去る様に 冬が来る様に みんな逝くのですか  わずかな生命の きらめきを信じていいですか 言葉で見えない 望みといったものを 去る人があれば 来る人もあって 欠けてゆく月も やがて満ちて来る なりわいの中で  おしえてください この世に生きとし生けるものの すべての生命に 限りがあるのならば  海は死にますか 山は死にますか 春は死にますか 秋は死にますか 愛は死にますか 心は死にますか 私の大切な 故郷もみんな 逝ってしまいますか  海は死にますか 山は死にますか 春は死にますか 秋は死にますか 愛は死にますか 心は死にますか 私の大切な 故郷もみんな 逝ってしまいますか
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