藤本二三吉「昭和を飾った名歌手たち 祇園小唄」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
祇園小唄藤本二三吉藤本二三吉長田幹彦佐々紅華佐々紅華月はおぼろに 東山 霞む夜毎の かがり火に 夢もいざよう 紅ざくら しのぶ思いを 振袖に 祇園恋しや だらりの帯よ  夏は河原の 夕涼み 白い襟あし ぼんぼりに かくす涙の 口紅も 燃えて身を焼く 大文字 祇園恋しや だらりの帯よ  鴨の河原の 水やせて 咽ぶ瀬音に 鐘の声 枯れた柳に 秋風が 泣くよ今宵も 夜もすがら 祇園恋しや だらりの帯よ  雪はしとしと まる窓に つもる逢瀬の さしむかい 灯影つめたく 小夜ふけて もやい枕に 川千鳥 祇園恋しや だらりの帯よ

四季の満州

浪花小唄(道頓堀夜景)藤本二三吉藤本二三吉時雨音羽佐々紅華佐々紅華いとし糸ひく 雨よけ日よけ かけたなさけを 知りゃせまい (テナモンヤ ないかないか 道頓堀よ)  燃えて火となれ わたしのこころ 焦(こが)れこがれりゃ 火ともなろ  恋のサイレン どこまでとどく 待てばおもいも みなとどく  消えてまたつく 五色のあかり 女ごころを 知りゃせまい
緊縮小唄藤本二三吉藤本二三吉西条八十中山晋平 ソジャナイカ ここが財布の ソオヨ ダンゼン あけた財布の締めどころ (時世時節じゃ 手をとって ハ 緊縮しょや 緊縮しょや)  他人(ひと)の金なら よそ見て済もが ソジャナイカ 借りた五十億は ソオヨ ダンゼン 返す五十億は頭割り  向(むこ)う鉢巻 肩には襷(たすき) ソジャナイカ 祓(はら)え日本の ソオヨ ダンゼン 祟(たた)る不景気の貧乏神  おまえ塩断ち 私は茶断ち ソジャナイカ 金の解禁 ソオヨ ダンゼン うれし解禁とげるまで
都会交響楽藤本二三吉藤本二三吉西条八十佐々紅華佐々紅華わたしゃ芸者よ ながれの小舟(おぶね) ながれながれて あてない浮世 櫂(かい)は三すじの糸と撥(ばち) 糸と撥  わたしゃデパートの マネキン娘 昼の日なかを あの店(たな)ざらし 顔で笑って腹で泣く 腹で泣く  女よいもの 情で生きる 惚れりゃ地獄の底までも 好いて好かれりゃ 命もいらぬ どうせ縁(えにし)はニ世(にせ)三世(さんせ)  一度なりたや 野球の選手 恋のデッド・ボール 雨ほど受けて 見事うちたいホームラン ホームラン  プロレタリヤに どこ見て惚れた 朝の作業の 菜っ葉の服よ 振ったハンマーのほどのよさ ほどのよさ  男よいもの 力で生きる 意地と我慢の横車 押して押されて 命もいらぬ どうせ浮世は七ころび
モダン節藤本二三吉藤本二三吉時雨音羽佐々紅華佐々紅華泥をよけよけ 銘仙絣(かすり) どろをはねはね ナッシュにシボレー かけてはじいて 笑顔の憎さ タイヤ パンクで チョイトいいきび 胸がすく  寺の坊さん モダンでござる お経なんぞは しらぬが仏(ほとけ) 鐘と木魚の 南無阿彌ジャズで 阿彌陀如来と チョイト ダンス 社交ダンス  電気ブランの フラフラ足で 帰るチンドン屋が 虎の子落し 虎はみえない 夜風は寒い 鐘と太鼓で ソリャ交番へ 交番へ  モダンお店は 商売上手 お店仕舞いの 看板かけて 捨値投売 早いがお勝ち 半年すぎても まだやってる 店仕舞い  モダンモダンで 地球はまわる 遠い海山 へだての関も 逢瀬逢瀬は 飛行機だより かわす笑顔も チョイト素敵よ テレビジョン

アラその瞬間よ

この太陽藤本二三吉藤本二三吉西条八十中山晋平思わぬ人に 思われて 恋しき人の 冷たさよ 泣けば涙の 露にさえ その俤(おもかげ)の 浮かぶ君  遙々(はるばる)遠き 外国(とっくに)に 晴れば心の 安かりし なまじ生れの 国に来て 恋ゆく歎く 人もあり  昨日のように 昇りきて 昨日のように 沈みゆく さみしき愛の 太陽よ 乙女は泣いて いるものを
唐人お吉小唄(明烏篇)藤本二三吉藤本二三吉西条八十佐々紅華駕篭(かご)で行くのは お吉じゃないか 下田港の 春の雨 泣けば椿の 花が散る  おきの黒船 さぎりでみえぬ 泣けば涙で なおみえぬ 泣くに泣かれぬ 明烏
東京行進曲(替歌)藤本二三吉藤本二三吉西条八十中山晋平愛(いと)しあの娘は 麻雀ガール 吃(チイ)とポンとで 日を暮らす 暮れて散家(サンチャ)の 別れの辛さ 恋の和了(ホーラ)は いつできる  何が彼女を 変らせたのか 変る隅田の 七つ橋 昔なつかし 堤の桜 今年咲くやら 咲かぬやら  上野パークは 音楽パーク 昔ながらの 鐘の音 昼はソプラノ 夜(よ)はライオンが 月に吠えます ほのぼのと  進む築港 芝浦あたり かかえる桟橋 恋の橋 紅い燈かげに むらさき海苔の しびが嬉しい 首尾となる
女給の唄藤本二三吉藤本二三吉西条八十塩尻精八塩尻精八涙でこさえた 人形の首も 風の吹きよじゃ 横にもふるよ チップぐらしの しがない身にも 燃える血がある 意地がある  女給商売 さらりとやめて 可愛い坊やと 二人のくらし 抱いて寝かせて 母さんらしく せめて一夜(ひとよ)を 子守唄  紅を落して 白粉ふいて 真の夜ふけに 流れる涙 知っているのは 神さまばかり 秋の銀座で 虫が啼く  星が出ている 夜更けの空に むかし処女(おとめ)で 眺めた星が  浪の花ちる 津軽を越えて 故郷(くに)に帰るは いつじゃやら
侍ニッポン藤本二三吉藤本二三吉西条八十松平信博松平信博梅の花さく 二月夜寒(きさらぎよさむ) こよい忍ぶは 恋じゃない これも誰ゆえ 姫菊ゆえに あわす白刃の 銀杏坂(いちょうざか)  水戸をのがれて 遙々江戸へ 来ればまた咲く 杜若(かきつばた) 昔偲べの あの片えくぼ 恋の絆(きずな)の くるしさよ  二度ととせまいぞ 武士(さむらい)稼業 泣いて涙で 人を斬る 恋と意気地の 骸(むくろ)のうえに 降るは昔の 江戸の雪
エンコ節藤本二三吉藤本二三吉柳水巴ビクター文芸部エンコ恋しや ベンチの上で 更けて三日月 おぼろ月 名さえ知らずに 別れたあの娘 お化け銀杏の 一夜(ひとよ)妻 (ハ ハックショイ スッカラカンの空財布 てもルンペン呑気だね)  どうせ今夜も 野宿(おかん)ときめて 遠いジンタを 子守唄 野宿するには 枕はいらぬ たがい違いの 足まくら  エンコよいとこ 不思議なところ 冬もバッタが 餌(え)をあさる エンコ暮らしにゃ 時計はいらぬ 巡査(ガチャ)のサーベルで 目をさます
トコ張さん藤本二三吉藤本二三吉柳水巴中山晋平親の譲りの 東三省を 灰にするのも 天の罰(ばち) ちょっかい出したが 身のつまり トコ張さん どうしたね  頼む連盟の 綱さえ切れて なんと施肇基 巴里(パリ)の空  こらえこらえた カンシャク玉を 今日ぞとばせる 機関銃  尻ぽ巻き巻き 黒竜は逃げる 三日天下の 馬占山  軍馬いななけ あの高梁の 蔭にゃ戦友の 墓がある  下げたゆきたや 学良の首を 国の親爺へ 手土産に
満洲行進曲藤本二三吉藤本二三吉大江素天堀内敬三戦いやんで 陣営の かがやきさえる 星の下 黄色い泥水 くみとって かしぐ飯ごうに 立つ湯気の ぬくみに探る はだ守り 故郷(ふるさと)いかにと 語り合う  遺髪の前に いまひらく 慰問袋の キャラメルを ささげる心 君知るや 背嚢(はいのう)枕に よもすがら ねむれぬ朝の 大ふぶき  東洋平和の ためなれば 我等がいのち 捨つるとも なにか惜しまん 日本の 生命線は ここにあり 八千万の はらからと ともに守らん 満洲を
丸の内音頭(一)藤本二三吉藤本二三吉西条八十中山晋平ハア 踊りおどるなら 丸くなって踊れ ヨイ ヨイ おどりゃ心も ソイ おどりゃ心も丸の内 サテ ヤットナ ソレ ヨイヨイヨイ ヤットナ ソレ ヨイヨイヨイ  ハア 雲は九重(ここのえ) チョイト 御稜威(みいつ)は空に ヨイ ヨイ 音頭とる子は ソイ 音頭とる子は真中に サテ ヤットナ ソレ ヨイヨイヨイ ヤットナ ソレ ヨイヨイヨイ  ハア 大君(きみ)と民(たみ)との チョイト 一世(ひとせ)の契り ヨイ ヨイ むすぶ都の ソイ むすぶ都の二重橋 サテ ヤットナ ソレ ヨイヨイヨイ ヤットナ ソレ ヨイヨイヨイ  ハア 揃た揃たよ 踊り子の手振り ヨイ ヨイ ビルの窓ほど ソイ ビルの窓ほどよう揃た サテ ヤットナ ソレ ヨイヨイヨイ ヤットナ ソレ ヨイヨイヨイ  ハア 大手うれしく 顔三宅坂 ヨイ ヨイ ほんにお前は ソイ ほんにお前は 数寄屋橋 サテ ヤットナ ソレ ヨイヨイヨイ ヤットナ ソレ ヨイヨイヨイ
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