坂本冬美「「道」 ~坂本冬美30周年記念オールタイムベスト~」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
あばれ太鼓GOLD LYLIC坂本冬美GOLD LYLIC坂本冬美たかたかし猪俣公章京建輔どうせ死ぬときゃ 裸じゃないか あれも夢なら これも夢 愚痴はいうまい 玄界そだち 男命を 情にかけて たたく太鼓の 暴れ打ち  酒と喧嘩は あとへはひかぬ 意地と度胸の 勇み駒 惚れちゃならない 義理あるひとに 知って照らすか 片割れ月に 男泣きする 松五郎  櫓太鼓(やぐらだいこ)の 灯(あかし)がゆれて 揃い浴衣の 夏がゆく ばちのさばきは 人には負けぬ なんでさばけぬ 男のこゝろ 小倉名代は 無法松
祝い酒GOLD LYLIC坂本冬美GOLD LYLIC坂本冬美たかたかし猪俣公章小杉仁三浮世荒波 ヨイショと越える 今日はおまえの 晴れの門出だよ 親が咲かせた 命の花が 二つ並んだ 鶴と亀 笑顔うれしい 祝い酒  五臓六腑に 樽酒しみる 酔うてめでたい 唄のはなむけさ 七つ転んで 八つで起きろ 明日は苦労の ふたり坂 縁がうれしい 祝い酒  花も嵐も 人生航路 愛が舵とる 若い二人だよ 吹けばとぶよな 小さな木でも 枝は栄える 葉もしげる 門出うれしい 祝い酒
男の情話(2011)坂本冬美坂本冬美松井由利夫猪俣公章意地を通せば 情けが枯れる 夢にすがれば つき当たる それが世間と 承知の上で 決めた道なら 男なら 泣くな濡らすな 夜の雨  惚れた女に 惚れたと言えば 片がつくのに 胸の内 くれと言われりゃ 命もやるが 今は苦労の 渡し舟 恋におぼれりゃ 流される  強いばかりが 男じゃないと 雨のすだれが 通せんぼ 破れ番傘 逆さに振って ひとつ覚えの 捨て台詞(せりふ) 俺がやらなきゃ 誰がやる
能登はいらんかいねGOLD LYLIC坂本冬美GOLD LYLIC坂本冬美岸元克己猪俣公章欠けた徳利に 鱈子(たらこ)のつまみ 酒の注(つ)ぎ手は 見染めたあの娘(こ) 能登はいらんかいねー ふるさと能登はヨー 寝酒三合に 口説きを混ぜて 今夜は輪島の 夢をみる  風は潮風 シベリア返し 汽車は昔の 各駅停車 能登はいらんかいねー ふるさと能登はヨー いさざ土産に 嫁さんつれりゃ おひろめ椿の 花が舞う  冷やで五合 ぬくめて五合 しめて一升 酒ありゃ楽し 能登はいらんかいねー ふるさと能登はヨー 氷鳴らして 想いを馳(は)せりゃ 御陣乗太鼓の 音がする
火の国の女GOLD LYLIC坂本冬美GOLD LYLIC坂本冬美たかたかし猪俣公章肥後は火の国よ 恋の国 燃える中岳(なかだけ)よ 胸こがす 一つしかないこの命 くれというならくれてやる 熱か 熱か こころもからだも 熱か 惚れた女(おなご)を抱きたけりゃ 火傷(やけど)かくごで 抱かんとね 抱かんとね  肥後は湯の里よ 滾(たぎ)る国 菊地 地獄谷 血がさわぐ たとえ地の底 針の山 来いというならついてゆく 熱か 熱か 情念(おもい)も涙も 熱か 恋は一生 ただひとり それでよかなら 抱かんとね 抱かんとね  熱か 熱か 枕も吐息も 熱か うちはひとりじゃ よう寝れん 月にかくれて 逢いに来い 逢いに来い  熱か 熱か こころもからだも 熱か 闇を流れる火の河で うちはあんたの 夢をみる 夢をみる
男惚れ坂本冬美坂本冬美星野哲郎猪俣公章京建輔淀の水さえ 流れては 二度と逢えない 浪花街 星の数ほど あるその中の たったふたりが 知り合うて 男同志の 酒を汲む  (台詞) ええなあ…男はんは…腹の内を見せ合うてからに… ほんまに羨しいわ…  君の情を 俺に注げ 俺の誠を返すから 忘れられよか そのひとことの 夢と意気地に 酔わされて 命もやした 淀屋橋  (台詞) こないなると 女子はかもて貰われへんさかい… 淋しいわ…  風にとび散る 銀杏の 粒に似たよな 命でも 情け大阪堂島育ち 見栄も飾りも 酒に換え 君の愁いを 晴らしたい
恋は火の舞剣の舞坂本冬美坂本冬美多夢星人堀内孝雄川口真好きだから 好きだから ほかに言葉があるでしょうか 白い素肌が色づくほどの 恋の病に取り憑かれ  野火が走れば山が燃え 暗い夜空をあかあかと 私 そういう女です  恋は火の舞 剣の舞 夢もうつつもありません たとえ みじかい何日も 一生分だけ 生きてみる  見せましょう 見せましょう 胸を開いて まごころを うわべだけでは 愛せはしない からだ流れる血潮まで  月が落ちれば闇になり やがて朝日を連れて来る 私 そういう女です  恋は火の舞 剣の舞 ないてばかりじゃありません 花のいのちのはかなさを 知りつつ心に 火をつける  恋は火の舞 剣の舞 夢もうつつもありません たとえ みじかい何日も 一生分だけ 生きてみる
船で帰るあなた坂本冬美坂本冬美池田充男猪俣公章(さようなら)船で帰るあなた (さようなら)愛をくれたあなた さようなら むせぶ霧の笛 両手さし出す ふたりの間に 別れが砕ける 波が泣く 今度いつの日 ここで逢えるの さようなら さようなら 鴎はひとりぼっちよ  (さようなら)海を越えるあなた (さようなら)どうぞご無事であなた さようなら 叫ぶ泪声 長い黒髪 この一筋にも あなたの香が のこってる 泣いて幾月 待てば逢えるの さようなら さようなら 波止場はひとりぼっちよ  指にからんで 千切れたテープを あなたのかわりに 抱きしめる 熱いくちずけ いまもほしいの さようなら さようなら 私はひとりぼっちよ 
夜桜お七(2007)PLATINA LYLIC坂本冬美PLATINA LYLIC坂本冬美林あまり三木たかし赤い鼻緒がぷつりと切れた すげてくれる手ありゃしない 置いてけ堀をけとばして 駆けだす指に血がにじむ  さくら さくら いつまで待っても来ぬひとと 死んだひととは おなじこと さくら さくら はな吹雪 燃えて燃やした肌より白い花 浴びてわたしは 夜桜お七 さくら さくら 弥生の空に さくら さくら はな吹雪  口紅をつけて ティッシュをくわえたら 涙が ぽろり もひとつ ぽろり  熱い唇おしあててきた あの日のあんたもういない たいした恋じゃなかったと すくめる肩に風が吹く  さくら さくら いつまで待っても来ぬひとと 死んだひととは おなじこと さくら さくら はな吹雪 抱いて抱かれた 二十歳(はたち)の夢のあと おぼろ月夜の 夜桜お七 さくら さくら 見渡すかぎり さくら さくら はな吹雪 さくら さくら さよならあんた さくら さくら はな吹雪
螢の提灯坂本冬美坂本冬美阿久悠宇崎竜童若草恵女の方から通(かよ)って行くなんて 心ないとか はしたないとか 夜叉(やしゃ)みたいと恐がる人や けものみたいと蔑(さげす)む人が わたしのまわりにいるのです それでも 恋は とめられなくて わたし今宵(こよい)も 夜道を歩きます  水恋しさに 川辺(かわべ)に群れる 螢のあかり 貸しとくれ ここからほんの十分ばかり 歩いて通うその間 わたしの足もと 照らしておくれ  ホーホー螢 ホの字の螢 螢の提灯 さげて行く 恋しさだけを ポカポカ灯(とも)し 夜道 坂道 暗い道  この身を焦(こ)がす 切なさならば 螢とおなじ 恋おんな せめても月が 十三夜なら 迷いもせずに行けるけど わたしの勝手を 許しておくれ  ホーホー螢 ホの字の螢 螢の提灯 さげて行く 恋しさだけを ポカポカ灯(とも)し 夜道 坂道 暗い道  ありがとう もうお帰んなさいな あんたの恋に光りなさい わたし 帰りは 夜明けです 夜明けです 夜明けです
大志(こころざし)坂本冬美坂本冬美たかたかし市川昭介南郷達也男ふりだし ないないづくし 汗水ながして 道はつく 人に頼るな ぐちるな泣くな 今日の苦労を 積み上げて 明日(あす)はでっかい 山になれ あぁ、山になれ  ほれた女に 一度でいいさ 抱かせてやりたい しあわせを 決めた道なら 迷いはすてろ 悔し涙を 胸に溜め 明日(あす)は大きな 川になれ あぁ、川になれ  桜吹雪の 舞う坂道を 行くも男の 心意気 人生(みち)はひとすじ 希望(のぞみ)は一つ はるか大地に 根を張って (あす)は実のなる 華になれ あぁ、華になれ
風に立つGOLD LYLIC坂本冬美GOLD LYLIC坂本冬美たかたかし弦哲也青嵐(せいらん)に吹かれて 胸をはる 日もあれば 雨風にたたかれて 頭(こうべ)をたれる ときもある 人はこの世に 生きてあるかぎり 山坂千里の 九十九(つづら)折り そうさ、人生やるっきゃないさ  朔風(さくふう)が吹いても 向かい風 吹こうとも たじろがずくじけずに 前だけ見つめ 行くがいい 泥にまみれて 涙ながしても こころに錦の 華をもて そうさ、人生やるっきゃないさ  うつりゆく時代の 波風に のまれても 騒がずに嘆かずに 最善つくし 立ち向かえ ままにならない 茨道(いばらみち)なれど それでも行かねば ならぬ道 そうさ、人生やるっきゃないさ そうさ、人生やるっきゃないさ
夜叉海峡坂本冬美坂本冬美荒木とよひさ弦哲也桜庭伸幸乳房の夜叉を 隠してみても この血が 激しく 暴れます あなたがそちらで 倖せならば 殺したいほど 憎みます 心だけでは いや 抱かれるだけでは いや 吹雪の岬 身を投げて 死んでくれると いうのなら あゝ…あなた あなた 夜叉海峡  緑の黒髪(かみ)を 根もとで切れば 憐れむ 尼女(おんな)に なれますか 地獄へ堕ちても 奪えるならば この身裂かれて かまわない この世だけでは いや 哀しいだけでは いや 素肌のままで 抱きあって 死んでくれると いうのなら あゝ…あなた あなた 夜叉海峡  心だけでは いや 抱かれるだけでは いや 吹雪の岬 身を投げて 死んでくれると いうのなら あゝ…あなた あなた 夜叉海峡
凛として坂本冬美坂本冬美たかたかし徳久広司南郷達也日が昇り 日が沈む 春が来て 夏が行く 生きとし生ける ものすべて 命にかぎりは あるけれど 花のように 心を開き 私は咲きたい…凛として  めぐり逢い 時にまた 涙して わかれゆく 喜び悲しみ それもまた この世のならいと 胸に秘め 鳥のように 夜明けの空へ 私は翔びたい…凛として  移りゆく 人の世に ささやかな 夢を抱き 男は酒を みちづれに 女は愁いを 身につけて 川のように 大地を流れ 私も生きたい…凛として
男侠(おとこぎ)坂本冬美坂本冬美たかたかし岡千秋南郷達也天を睨んで 牙むく龍に 惚れてよりそう 女花 まげてまがらぬ 男の夢を 陰でささえて くれるやつ 笑顔千両の まっことおまえは まっことおまえは よか女  やるぞ見ていろ 命は一つ 捨てて咲く身の 男花 恋に生きるも 情けに死ぬも 決めた道なら 悔いはない 抱けばうなずく まっことおまえは まっことおまえは よか女  雲が流れる 洞海湾の 波に咲かせる 男女花(みょうとばな) いつかあんたは 日本一の 晴れて男に なる人と 笑顔千両で まっことおまえは まっことおまえは よか女
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