ファンファーレ春ねむり | 春ねむり | 春ねむり | 春ねむり | | 感性の鱗を剥がして きれい 光にすかして瞬間のきらめき 地表を支配しているカラスが ついばみくだけ散る ぼくだったもの ぼくより先に泣いてくれる きみが優しいからまだ死ねない 朝陽が刺して影はふたつ いま愛しあえたならそれでいい いま 愛しあえたなら 愛と怒りのファンファーレ いのちの土壌で響きわたれ 愛と怒りのファンファーレ きみの感情でうたってくれ 接着ボンド 貼り付けた 夏休みの工作みたいにへたくそな手つき やわらかい部分を閉じ込めて ナイーブごっこじゃ救われないよね 剥がして こころからあふれる 透明な血液を垂れ流す 痛みはぼくを肯定せず ただ存在だけをたしかめる ぼくより先に死んでしまう きみが優しいからまだ死ねない せかいを終わらせる呪文を唱えて 翌朝目が覚めてしまっても 愛と怒りのファンファーレ いのちの土壌で響きわたれ 愛と怒りのファンファーレ きみの感情でうたってくれ ring throughtout my life and your life |
愛よりたしかなものなんてない春ねむり | 春ねむり | 春ねむり | 春ねむり | | ぼくのぜんぶをくれてやる こころのひとかけらにしてくれよ きみがあの電車に乗るための こころのひとかけらにしてくれよ 産まれたてみたいに泣いてた ロックンロールがぼくを愛してくれた日は 陽ざしのうつくしい春だった ぼくが在ること きみが在ること 考えること ねむること この星すべてがただ祝福だった それは新しい春だった いのちを燃やして花を咲かせるよ きみのひとみにねむる愛のうた あふれだして止まんないんだ 産み落とされたあのときみたいに 愛よりたしかなものなんてない ぼくのぜんぶをくれてやる こころのひとかけらにしてくれよ きみがあの電車に乗るための こころのひとかけらにしてくれよ エブリシング イズ マイ ワールド エブリシング イズ ユア ワールド 産まれたてみたいに泣いてた きみがせかいを見失った夜も せかいは終わらない 生きている限り終わらない ぼくが在ること きみが在ること 考えること ねむること この星すべてがただ祝福だから きみが新しい愛だから 愛よりたしかなものなんてない ぼくのぜんぶをくれてやる こころのひとかけらにしてくれよ きみがあの電車に乗るための こころのひとかけらにしてくれよ エブリシング イズ マイ ワールド エブリシング イズ ユア ワールド |
Pink Unicorn春ねむり | 春ねむり | 春ねむり | 春ねむり | | プロムナード 誰もが鑑賞者ではいられない 2020 等しい生命体 呼吸をしておくれ 戦争 虐殺「もはや平和ではない」 ロックスターが叫んでる 死によって輝く いのちはない fuck it 感性みたいなフェイク が消費する感傷 生ぬるいエクスタシー メシアは自分のなかにしか居ない FEEL OR DIE THINK OR DIE わたしはピンク色のユニコーン きみの神さまになんてしないで フロムゲットー 少年はうつくしさを知っている 無菌室には存在しない愛のかたち 道徳の教科書よりたしかな 感情を知っている FEEL OR DIE THINK OR DIE わたしはピンク色のユニコーン きみの神さまになんてしないで |
lovetheism春ねむり | 春ねむり | 春ねむり | 春ねむり | | 破り捨てた聖書のはしきれ 死ぬって書いてしまっていた 制服の胸ポケット サンクチュアリ ぼくだけをまもるエゴイズムの果て あどけない顔のヒトラーが 教えてくれる正常な生活 見えないふりの人らが つくりあげてるルーティンをもがく 神さまがもしも居るとして 救われないきみは泣いてしまうだろうか 涙が海になるころ 反射した光をうたにしよう 這いずりまわって探したI/O いのちのかけらが輝くとき 君が見つけてくれたなら この瞬間が愛だから LOVE THE ISM 与えられた脳みそ 捨てて 瞬間ごと感じる 悲しみ 喜び 思想を獲得する 生まれ変わるたびにせかいは新しくなる 愛もきみもぼくもギフトじゃないから 見つけるたびにうたうよ |
海になって春ねむり | 春ねむり | 春ねむり | 春ねむり | | ふかしたたばこの向こう側 煙っちゃった夜をやり過ごす きみの顔は見えない 息もできないくらい吹きつけた熱風で 焼けただれたぼくら かりそめの生命線を引き延ばしてまぼろしみたいな天国に 引きこもっていたんだ ずっと きみの永遠になりたいな 間違いだっていいからさ なんてくすんだ青春ごっこで羽根が抜けおちた 夜 つないだ小指の約束は ぼくがだめにするたび降りつもる きみの顔は見えない 息もできないくらい 失ってた数のぶんだけ殺してよ なんて思ってごめんね ごめんね きみの永遠になりたいな 間違いだっていいからさ なんてふざけた青春ごっこで羽根が抜けおちた ぼくはねむりたくてもねむれない病気 あの日眼を開けてしまったから ただれた地平線まで抱きしめて 魔法なんてつかえなくてもいい 真っ白。だから。 海になって 愛と知った なにもかもは とりこぼした きみのすべて それでもぼくは きみを生かす 海になって 海になって 海になって |
Riot春ねむり | 春ねむり | 春ねむり | 春ねむり | | ぼくはやさしくなりたい だからやさしくなるのだ テレビの向こう銃を乱射したのも 今朝方電車に飛び込んだのも ぜんぶ ぜんぶ ぼくだったから それが流れ星のしっぽを掴んで 消えゆく輝きに絶望する繰り返しでも いのちはぼくを加速する きみはばかだねって笑うでしょう 誰よりやさしく笑うでしょう いつかぼくがいのちを使い果たしても うたはここに在ってきみに出会う こころが目覚める きみがいのちになる そのときぼくはここに生きてる ライオット ライオット おおー ライオット ライオット やさしさだけで愛しあえるって そしたらせかいは変わるんだって 信じられない夜も うたがここに在る それだけでいい この星のすべての孤独が光って 輝いた地平線から生まれた あの朝焼けはきっと僕らのためだった それだけでいい それだけでいいんだ イデアの楽園も創造し得ない うつくしいきもちを知っている 神さまも見落とす小さなきらめき それがぼくを永遠に生かす あと10秒で降り注ぐ雨が銃弾に変わり この星のありとあらゆる生命が 焼け落ちて アダムとイブすら生き残らなくても ぼくはうたう きみは ばかだねって笑うかな いつかきみがこころを使い果たしても うたはここに在ってまた巡りあう こころが目覚める きみがいのちになる そのときぼくはここに生きてる ライオット |
りんごのうた春ねむり | 春ねむり | 春ねむり | 春ねむり | | ちいさな身体に触れて それ以上の愛を知った きみのことばは知らなくても 微熱くらいのたしかさを以って きみのいのちが尽きてゆくとき 居ないとわかっているはずの 神さまに祈ったこのぼくを 神ってやつは 笑うでしょう You Are My One and Only きみがすきだったりんごを買って ひとりじゃぜんぶ食べきれない 生まれて死ぬ それだけのこと わかっているのに うまく笑えない 夜を溶かした涙で このワンルームを海に沈めても 朝が来て深呼吸をしたら ぼくはもう行かなくちゃ You Are My One and Only うたになるために生まれた いのちなんてひとつもないのに うたわずには いられない ぼくは |