人間椅子「人間椅子名作選三十周年記念ベスト盤」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
命売ります人間椅子人間椅子和嶋慎治和嶋慎治命の歌を聴かせておくれ 哀れな俺の鎮魂歌(レクイエム) 仮面を被り茶番を演じ 明日をも知れぬ世捨て人 世界に愛が満ちてるならば オイラを助けて  何故(なにゆえ)生まれて何故死に逝く 何故愛して何故争う 「命売ります」 バラババンバ バラババンバ バラババンバ バラババンバ バラババンバ バラババンバ  命の意味を教えておくれ 惨めな俺の弔いに 霞を喰らい死骸を抱いて 白けた顔の異邦人 この世に夢がまだあるならば オイラを救って  何故(なにゆえ)生まれて何故死に逝く 何故愛して何故争う 「命売ります」 バラババンバ バラババンバ バラババンバ バラババンバ バラババンバ バラババンバ  命の重さは 羽根より軽いか 山より重いか  命の灯りは 夜より暗いか 火より明るいか  天使の声で歌っておくれ 愚かな俺の餞(はなむけ)に 虚言を吐いて恰好をつけて 無頼の果ての放浪者(バガボンド) 地上を神が創ったならば オイラを諭して  何故生まれて何故死に逝く 何故愛して何故争う 「命売ります」
陰獣人間椅子人間椅子和嶋慎治和嶋慎治・鈴木研一海のまにまにドンブラコ ウネウネ終日(ひねもす)のたのたり 海月(くらげ)の宴で吹く笛は 破瓜の涙と血の音色  盲(めし)いた獣を呼び出せ 邪教の儀式に狂えるまま 陰獣  堕胎の狂女がアッパッパァ エベエベ笑ってまた孕む へその緒ちぎった錆びた鎌 真昼の戦慄草いきれ  盲(めし)いた獣を呼び出せ 邪教の儀式に狂えるまま 陰獣  太古の眠りを貪り倦(う)みて 今や屍骸に宿るらむ 示申を忘れし似非(えせ)詩人をして 百鬼夜行と呼ばせしむ  宇宙の歪みから……… 墓場の澱(よど)みから………  禁忌の咆哮衆愚を喰らいて げに物の怪の恐るべし 久遠を閲(けみ)しし地底の示申殿 異形像には觸れるまじ  宇宙の歪みから……… 墓場の澱(よど)みから………  屋根裏部屋からオドロドロ ズリズリ蠢く魑魅魍魎 月下に禁書が紐解かれ 腐臭に夜鷹もほくそ笑む  盲(めし)いた獣を呼び出せ 邪教の儀式に狂えるまま 陰獣
針の山人間椅子人間椅子和嶋慎治Tony Bourge・Burke Shelley・Ray Phillips独り見知らぬ畦(あぜ)道行けども行けども行けども針の山 俺の穢(けが)れた臓腑を死んでる予定の母親貪(むさぼ)って 人を憎んだ数だけ犬死に猫死に無駄死に俺は死に そして針の山から血だるま火だるま俺は堕ちてゆく  誰か無間地獄から助けて助けて助けて針の山 俺の奢れる舌をヤットコどっこい閻魔は引っこ抜き 愛の言葉の数だけ犬死に猫死に無駄死に俺は死に そして針の山から血だるま火だるま俺は堕ちてゆく  もっと光を求めて戻れど戻れど戻れど針の山 俺の狂える額を冥土の使いの禿鷹(はげたか)ついばんで 刺さる針の数だけ犬死に猫死に無駄死に俺は死に そして針の山から血だるま火だるま俺は堕ちてゆく
なまはげ人間椅子人間椅子和嶋慎治和嶋慎治人間椅子最果ての土地に 粉雪が舞えば 因習の村は 祝祭の季節 伝説の時を 幾年(いくとせ)も越えて 戒めのために 客人(まれびと)は来たる  山より重い 人の罪 海より深い 人の業  なまげものは いねが 泣いでるわらしは いねが  ざんばらの髪と わらしべの羽織 赤色(せきしょく)の顔に 憤怒だけが灯る 迷妄で惑う 輩(ともがら)を憂い 発願(ほつがん)の元に 鬼神(おにがみ)となれる  夜より暗い 人の性(さが) 火よりも熱い 人の欲  なまげものは いねが 泣いでるわらしは いねが  厳しさ それが愛じゃ 激しさ それが慈悲じゃ 手心 それが毒じゃ  なまげものは いねが 泣いでるわらしは いねが  なまげものは いねが 泣いでるわらしは いねが  なまげものは いねが 泣いでるわらしは いねが
芳一受難人間椅子人間椅子和嶋慎治鈴木研一阿弥陀寺の 丑三つ刻 草木も皆 眠り落ちている 生ぬるい風 怪しい声 狐の火が 乱れ飛んでいる  巧みな調べ弾く お前がほしい 見事な音色出す お前がほしい  こっちへ来い 一緒に来い 恐れず来い 迷わず来い 芳一  琵琶の響く 夜の墓場 卒塔婆たちが すすり泣いている 精も根も 尽き果てんと 天を仰ぎ 撥[ばち]をかき鳴らす  優しい顔をした お前がほしい 綺麗な声をした お前がほしい  こっちへ来い 一緒に来い 恐れず来い 迷わず来い 芳一  観自在菩薩行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空度一切苦厄舎利子  色不異空空不異色色即是空空即是色 受想行識亦復如是舎利子是諸法空相  亡霊ども 取り憑かれた 命の灯が 風に揺れている お釈迦様の 般若の経 体中に 墨で敷き詰める  あはれを慰める お前がほしい 無念を紛らわす お前がほしい  こっちへ来い 一緒に来い 恐れず来い 迷わず来い 芳一  羯諦羯諦波羅羯諦 波羅僧羯諦菩提薩婆訶
人面瘡人間椅子人間椅子和嶋慎治和嶋慎治吉原もいつしか小夜(さよ)ふけて 戦慄の笛竹むせび泣く 菖蒲(あやめ)太夫に岡惚れ徒(あだ)情け ××〔こつじき〕男(を)の子(こ)の無念の調べかな  不忍の池には身投げせし 男の子の生首笑うとか 魂魄残りて菖蒲の恨めしや 女陰(みほと)の爛(ただ)れてあの世と舌を出す  だらだらどろどろ血みどろ人面瘡 だらだらどろどろ血みどろ人面瘡  横浜の波止場はぬばたまの 黒船が闇夜に消え失せる 洋妾(ラシャメン)お駒の首吊る床の間は メリケン憎しと散りぬる女郎花(おみなえし)  だらだらどろどろ血みどろ人面瘡 だらだらどろどろ血みどろ人面瘡  愛して 憎んで 恨んだ果てに 呪って 叫んで 狂って生える  七色の人面瘡 闇に咲く人面瘡  口から 鼻から 血膿を吐いて 乳から 臍(へそ)から 笑って生える  七色の人面瘡 闇に咲く人面瘡  七色の人面瘡 闇に咲く人面瘡
羅生門人間椅子人間椅子和嶋慎治和嶋慎治・鈴木研一朱雀大路の地平に 諸行無常の陽は落ち はるか艮(うしとら)の母よ 明日我は旅立ちぬ  この国は誰(たれ)も鬼の貌(かたち) それから 吹く風も胸を通り抜ける ここは 羅生門  あれは鳥辺山の僧 阿弥陀願い我身焼く  幸せは奪い掴むものか それとも ゆく河に身を任すことか ここは 羅生門  通りゃんせ通りゃんせ あの世とこの世の六道の 通りゃんせ通りゃんせ 帰りは難儀な辻なれど  東の方 青竜昇りて上弦の月なる 西の方 白虎の漲(みなぎ)る血潮を飲み干さん 南の方 朱雀(しゅじゃく)の囀(さえず)り音にも聞け我を 北の方 玄武に跨(またが)り暁(あかつき)へ駆けゆく
品川心中人間椅子人間椅子和嶋慎治和嶋慎治人間椅子飯盛(めしもり)の宿品川の 朝は衣々(きぬぎぬ) 山は富士  ええこちゃエー ええこちゃエー  お染太夫の巻き紙の 添います主(ぬし)とあらかしこ  有り難や 有り難や  年季(ねん)が明けたらご新造に 夫婦善哉 デデレコデン  芝の本屋の金蔵は 身上軽けりゃ身も軽い  ええこちゃエー ええこちゃエー  沖つ白波見目に皺(しわ) 回る金子(きんす)もお茶を挽く  往生や 往生や  生きて浮き名が立つじゃなし おその六三か ナンマイダ  春の海に小舟がぷかり 人は生まるる時はひとり 手に手 取り合うならばふたり  さあ 海へ 海へ 参りまほう  西の空に奴凧(やっこ)がふわり 人は死にゆく時もひとり 目と目 互いに瞑(つぶ)るふたり  さあ 海へ 海へ 入りまほう  目出度目出度の白無垢は 死出の旅路の左前  堪忍や 堪忍や  世帯持ちたやあの世でも 蓮の台(うてな)で トテリンシャン
りんごの泪人間椅子人間椅子和嶋慎治鈴木研一・和嶋慎治山のかけすがあはれと啼(な)くたびに 村の娘はりんごを一つもぐ なぜ なぜ りんごは思う どうして独りになるのかな でも でも りんごは告げる 父(とと)さま母(かか)さまおさらばじゃ  りんごりんごりんご りんごの哀しみ籠の中 りんごりんごりんご りんごの哀しみ籠の中  ある夜お婆が炉端で言うことにゃ 人に買われてりんごは紅いとさ なぜ なぜ りんごは思う どうして売られてゆくのかな でも でも りんごは告げる 兄(あに)さま姉(あね)さまおさらばじゃ  りんごりんごりんご りんごの哀しみ籠の中 りんごりんごりんご りんごの哀しみ籠の中  十五時五十四分 青森発上野行急行津軽 りんごは今日も売られていく  お岩木山の麓(ふもと)では お猿の弥三郎(やさぶら)手を振って 齧(かじ)るりんごも目にしみて 汽車はじょんからじょんからと  流す泪(なみだ)の血の色は ついにりんごを紅く染め 月夜に蛍も淋しがり 汽車はじょんからじょんからと  りんごりんごりんご りんごの哀しみ籠の中 りんごりんごりんご りんごの哀しみ籠の中
雪女人間椅子人間椅子和嶋慎治和嶋慎治地吹雪の舞い散る夜道 流離いの旅人一人 白銀の迷宮呑まれ 一時の庵を叩く  寒気が 冷気が 怖気が  孤独が 不安が 恐怖が  魂の叫びに呼ばれ 音もなく扉が開く  雪のように冷たい心 冬のように閉ざした心 誰も溶かせはしない 雪女  しんしんと降り積む雪が 人は皆一人と語る かじかんだ手先でなぞる 過ぎ去った恋路の記憶  睦言 接吻 抱擁  苦悩が 悔悟が 懺悔が  凍てついた微笑と吐息 ゆっくりと囲炉裏が消える  雪のように冷たい心 冬のように閉ざした心 誰も溶かせはしない 雪女  白い 白い 雪が 積もる 寒い 寒い 夜が 更ける  こんこんと止まない雪は 煩悩も氷らすだろう とめどない火宅の人に 安らぎを持たらす女  吹雪が 嵐が 雪崩が  青春 情熱 失望  恐ろしい美貌の顔で 声立てず唇奪う  雪のように冷たい心 冬のように閉ざした心 誰も溶かせはしない 雪女
賽の河原人間椅子人間椅子和嶋慎治和嶋慎治・鈴木研一これはこの世のことならず 賽の河原の物語 親にはぐれた嬰児(みどりご)の 人のあはれと泣き止まぬ  現世(うつしよ)の唄を乗せて 廻向(えこう)の風が吹きつける  一つ積んでは父のため 二つ積んでは母のため 三つ積んでは人のため Om  それはあの世のことなれば 賽の河原に鬼ぞ住む 死出の山路は暮れなずみ 子取ろ子取ろと羽虫鳴く  現身(うつせみ)の涙で出来た 輪廻の河が打ち寄せる  一つ積んでは父のため 二つ積んでは母のため 三つ積んでは人のため Om  右も左も 分からぬ 霧と硫黄の 荒野を 鬼に追われて 子供は逃げる 石を蹴散らし どこに行くのだろう  遊び疲れた 子供は 石の蒲団に くるまり 水に呑まれて 湖の底 醒めることない 夢を見るのだろう  賽の河原に積んでは崩れる 賽の河原に積んでは崩れる
異端者の悲しみ人間椅子人間椅子和嶋慎治和嶋慎治流離いの魂が 街中に溢れている 諦めの家路就き 今日の日を嘆いている  僕は誰だ がんじがらめ 我が身体入れられて ここは何処(どこ)だ 誰も彼も 恨み辛み罵って  本当の世界は何処(いずこ) 懐かしい世界は何処 かつていた世界は何処 異端者の悲しみよ  慟哭の歌声が 星空に掛かっている 困窮を抱き抱え 絶望に悶えている  僕は誰だ 我見我執 朝な夕な縛られて ここは何処だ 右往左往 明日の糧に迫られて  本当の世界は何処(いずこ) 懐かしい世界は何処 かつていた世界は何処 異端者の悲しみよ  ああ 永遠に揺らぐ ああ 光の海 ああ 遠く越えて ああ 僕はやって来た  ああ 何もかもが ああ たった一つ ああ 君と僕の ああ 麗しい故郷  暗闇にうずくまり 悔恨に打ち震え 彷徨える精神が 夏の夜に凍えている 屈託の影を踏み 獣道歩いている  僕は誰だ ひとりぼっち 骨と皮を背負込(しょいこ)んで ここは何処だ 輪廻カルマ 悲鳴怒号木霊して  本当の世界は何処(いずこ) 懐かしい世界は何処 かつていた世界は何処 異端者の悲しみよ  泣くがいい 異端者よ 叫ぶがいい 異端者よ
ダイナマイト人間椅子人間椅子鈴木研一鈴木研一ダイナマイトを知ってるかい とっても楽しい権利物 「3」で当たれば小当たり 「7」で当たれば大当たり!!  2連チャン 3連チャン 4連チャン 5連チャン 6連チャン 7連チャン 8連チャン 9連チャン  ダイナマイトが大当たり やればできるんだ君だって 単発のまれて終わりです 俺の頭はダイナマイト!!  2連チャン 3連チャン 4連チャン 5連チャン 6連チャン 7連チャン 8連チャン 9連チャン  ダイナマイトをやるために 免許証質入れ金借りた 今じゃ無免許無一文 それでもやりますダイナマイト!!  2連チャン 3連チャン 4連チャン 5連チャン 6連チャン 7連チャン 8連チャン 9連チャン 10連チャン 11連チャン 12連チャン 13連チャン
どっとはらい人間椅子人間椅子和嶋慎治和嶋慎治人間椅子空は青いな書き割りの 夕べに蛙の雨が降る 破れかぶれの地平線 結膜炎が覗き込む  捻子(ねじ)の壊れた時計台 虚無を刻んでチイパッパ  瘧(おこり)の狛犬ひり出した でんでん太鼓蓄音機 墓掘り人夫の餞別は 屠(ほふ)る吾(あ)が子の三杯酢  君麗しの死刑台 滴る血潮高砂や 狐の嫁入り通り魔の 錆びた刃が香ばしい  どっとはらい どっとはらい 正気の沙汰はおしまい どっとはらい どっとはらい 狂気の沙汰の始まり  端午の節句の沖合で バタフライなぞするピアノ 溺れてみたのはいつの日か あれは去年の謝肉祭  楡(にれ)の木陰で処女が泣く 恨みざらまし番頭さん  黄昏偲ぶ一輪車 きりもみしては交尾する 鹿鳴館の天辺で 酌婦のアジる阿呆陀羅経  猫の尿(いばり)の檜風呂 浮かぶスメグマ有り難や 上の姉様身を投げし セーヌの畔(ほとり)に小判湧く  どっとはらい どっとはらい 正気の沙汰はおしまい どっとはらい どっとはらい 狂気の沙汰の始まり  曇天つんざく朱印船 沈む夕陽の浅ましさ 朧月夜は生き別れ きのこ雲だよおっかさん  巡る因果の平方根 唐竹割りのかぐや姫 おぼこ娘もお歯黒の 髷の島田が恐ろしい  どっとはらい どっとはらい 正気の沙汰はおしまい どっとはらい どっとはらい 狂気の沙汰の始まり  どっとはらい どっとはらい 正気の沙汰はおしまい どっとはらい どっとはらい 狂気の沙汰の始まり  どっとはらい
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