加納ひろし「35周年記念アルバム 人生路」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
祈り歌〜あなたへ〜<アルバムバージョン>加納ひろし加納ひろし星桂三星桂三桜庭伸幸いつか逢おうね みんな笑顔で それまで夢の中  目をつぶれば いつでもあなたに逢えます だから…頑張れます ありがとう  山に登れば若き心 鮮やかによみがえり めくるめく青春の日々 懐かしく思い出される あゝあの人今頃 何処でどうしているかしら あゝ叶うならばもう一度 あなたに逢いたい 笑顔のような雲ひとつ 風に流されて 祈るしかない 今はそれだけ 私もまたはぐれ雲  海に遊べば寄せる波に 洗われて桜貝 砂浜に宝石のごと 輝けば思い出される あゝあの人今頃 何処でどうしているかしら あゝ叶うならばもう一度 あなたに逢いたい 沖ゆく小舟白き帆は 誰が舵を操(と)る 祈るしかない 今はそれだけ 私もまた木の葉舟
いにしえの旅人加納ひろし加納ひろし小金井一正南郷孝丸山雅仁いにしえの ヒュルル 風の町 物売りの老いた母(ばば) 遠ざかる 旅を急ぐ男(ひと)に 別れを遅らせて 「あなたが好きなの 戻れない…」 江差追分… 胸が熱くなる  漁師(つわもの)の ヒュルル 手拭いは 涼しげに頼もしく 船をだす 旅に遊ぶ男(ひと)に 鴎が問いかけて 「初秋(あき)には着物で 逢いたいわ…」 江差追分… 尺八(ふえ)に夢をみる  日本海(うなばら)は ヒュルル 荒波が 童(わらべ)らは砂浜に 戯(たわむ)れて 旅の夜の男(ひと)は ぐい飲み右の手に 「あしたは何時の 汽車ですか…」 江差追分…別れつらくなる
銀座嘉納ひろし嘉納ひろし荒木とよひさ木村好夫池多孝春まわり道していたけれど君を昔から 探しつづけていた様なそんな気がする 辛い過去より小さな明日 そっと摘んで 手のひらに のせてあげたい ああ 宵待ちのしのび逢い 恋しき人よ銀座  きっと最後の恋だから 育ててみようね 涙ぐむのが 癖ならば 直してあげる こんな都会の片隅だって ふたり暮らせる窓あかり 何処かあるはず ああ かりそめのしのび逢い 恋しき人よ銀座  いつか心の陽だまりに子供を遊ばせ 過ぎ行く季節かさねれば それが幸福 なにも約束出来ないけれど 君の未来をこの胸に貸して欲しいよ ああ 春はこぶ しのび逢い 恋しき人よ銀座
久留里線加納ひろし加納ひろし河野充伸大谷明裕ニッカズボンに 地下足袋(じかたび)はいた 男が新聞 折り込みの 求人広告 見つめてる お客もまばらな 久留里線 過ぎゆく駅など 気に留(と)めないで 食い入る如くに 見つめてる  髪を輪ゴムで 束(たば)ねた女 片言(かたこと)喋りの 子を抱(かか)え 男にもたれて 仮寝する 揺れるに任せて 久留里線 現場も作業(や)るのか ささくれ指で しっかり抱えて 仮寝する  何か光を 見つけたように 男は女を 揺り起こし 求人広告 指でさす 西日が傾く 久留里線 相槌かえした 女の顔に 明日(あした)の幸福(しあわせ) 見えてくる
バラの香水 〜男性詞バージョン〜嘉納ひろし嘉納ひろし荒木とよひさ幸耕平お前のことは 誰よりも 悲しくなるほど 憶えてる つらい思いを させたけれど 倖せ掴んで 欲しい人 いまでもひとり 暮らしてるなら 想い出なんかは 窓から捨てて 青空だけを 運んでくれる そんな相手が いるはずさ  いい男じゃないけどさ 夢を失くしているけどさ 昨日を連れて あの日の部屋に もしもそっと帰れたら 薔薇の匂いが 恋しくなれば お前の心を 合鍵に  雨降る晩は 逢いたいよ 今なら素直に なれるのに 胸の痛みに 気付くなんて 小雨がシトシト 降るだけさ どこかでひとり 飲んでいるなら 悲しみ背中に 重くなるから あしたに生きる ことだけ選び 過去は忘れて しまうのさ  いい男じゃないけどさ 酒に溺れているけどさ 想い出連れて あの日の場所へ もしもそっと帰れたら 胸の灯りが 恋しくなれば お前の心を お守りに  いい男じゃないけどさ 夢を失くしているけどさ 昨日を連れて あの日の部屋に もしもそっと帰れたら 薔薇の匂いが 恋しくなれば お前の心を 合鍵に
大阪夜霧加納ひろし加納ひろし野々真結野々真結伊戸のりお雨が残した 水たまり うるむネオンの 灯りがゆれる 恋をなくした 私には 明るすぎます 曽根崎通り 弱い女の せつない胸を 抱いてください 大阪夜霧  ひとり暮らしを のぞいてる 窓の向うの 通天閣よ 風がカーテン ゆするたび 今もあなたの 匂いがするわ 忘れられない 思い出だけど 消してください 大阪夜霧  泣いて別れた 淀屋橋 今日も泪の 小雨にぬれる つらさ流して これからは  女ひとりで 生きてくつもり だからおねがい 明日につなぐ 夢を見させて 大阪夜霧
行徳いまも…加納ひろし加納ひろし国松ひろし山本としのぶ海の匂いが 風に乗り 葭(よし)がざわめき ケケチが鳴(うた)う 江戸の名残りの 常夜灯 旅を見守る 道しるべ 行徳いまも ありがとう  神輿作りの 命灯(いのちび)を つなぐ匠よ 受け継ぐ意地か 白い半纏 身を清め ここが魅せ場と 華になる 行徳いまも ありがとう  沈む夕陽が 淋しげに 古い寺寺(てらでら) 茜に染める 昔ながらの 江戸川に 忘れられない 母を見る 行徳いまも ありがとう
風の華加納ひろし加納ひろし永井龍雲永井龍雲海峡は 荒くれる波 カモメが 啼き騒ぐ 未練残し発つ 人のように 遠ざかる フェリーボート 温もり求め 人が寄り添う ターミナル 待合室 恋のいのち ちりぢり 儚くも 舞い飛ぶ 風の華  望郷が この胸を突く 夜汽車の 揺籃で 気丈に暮らす 母の姿 映し出す 曇り硝子 人の哀しみ そっと見て来た 鉄道 埠頭駅 愛の記憶 はらはら 寒々と 降り積む 雪の華  海鳴りが 掻き消して行く 激しい 慟哭を 漁火が灯る ぼんやりと 思い出の 集魚灯 慣れない酒に 酔い乱され 抱いて抱かれた 旅の宿 女心 こなごな 憐れにも 砕かれ 波の華  恋のいのち ちりぢり 儚くも 舞い飛ぶ 風の華
ひだまり加納ひろし加納ひろし高島じゅん子中川博之前田俊明人は誰でも 止まり木で 夢をついばむ 迷い鳥 苦しかろうと 楽しかろうと 人生轍(わだち)の あとは消せない だけどやすらぎ ほらそこに ひだまり それは おまえだよ  酒に逃げ場を もとめても 醒めりゃむなしさ のこるだけ 早すぎたとか 遅すぎたとか それには意味など ありはしないさ いつもほほえみ そばにある ひだまり それは おまえだよ  俺と一緒に 歩く女(ひと) 捜しつづけて いたんだよ 信じることは 愛することさ 出逢った時から 決めていたんだ やっと見つけた ものがある ひだまり それは おまえだよ
ラスト・ラブ加納ひろし加納ひろし星桂三星桂三たった一つ心だけは負けなかったよ おまえが思慕(おも)う心だけは最後まで 負けなかったよ…  人生がこんなにも 難しいなんて いまさら愚かさ 悔やんでいるよ せめておまえだけは 幸せ見つけてよ おまえならきっとなれる 幸せに 命賭けて俺が愛した 恋人(ひと)だから  迷いながら焦りながら酒に溺れ どれもこれも俺の弱さ流されて すまなかったね…  夢失くし愛失くし 自分さえ失くし ごめんねここまで 従(つ)いてこさせて せめておまえだけは 幸せ見つけてよ 間に合うよ今だったら 戻りなよ それが俺にできる最後の 償いさ  せめておまえだけは 幸せ見つけてよ おまえならきっとなれる 幸せに 命賭けて俺が愛した 恋人(ひと)だから
江の川有情加納ひろし加納ひろし荻野次夫上田靖風土記(ふどき)の丘の 別れの朝は 名残の霧が まぶたを濡らす あなたの愛に 背を向けて 北港(きた)へと下る 流れ旅です 水面に消える 淡雪哀し 我が江の川は なみだ川  私は今日、故里を後にします。 さよなら三次の町、さよならあなた  鵜飼の夜の 二人の恋は 思い出だけが 心を揺らす 岸辺にひとり 佇めば あなたは遥か 遠い人です 水面に浮ぶ 病葉(わくらば)淋し 我が江の川は みれん川  今日、県境を越えました。そこは神楽の故里です。 私の新たな人生が明日から始まります。  石見のくにの 春待ち草は 儚さ隠し 笑顔を見せる 江津の郷の 花として 宿命(さだめ)のままに 生きてゆきます 水面に遊ぶ 白鴎(しらとり)愛(いと)し 我が江の川は のぞみ川
夜の雨嘉納ひろし嘉納ひろし荒木とよひさ聖川湧ガキの頃から おまえと俺と 生きてきたよなぁ ここまでやっと しぐれネオンの 露地裏よ 何も言うなよ 心の痛み 男どうしの 夜の雨  飲めよ今夜は 一本あけて 夢を語った 昔のように 同じ故郷の あの駅よ 何も言うなよ これから先は 男どうしの 夜の酒  今はひとりと 聞いてはいたが 何があったか 無口なおまえ 寒い心の この街よ 何も言うなよ 許してやれよ 男どうしの 夜の雨
敬愛〜夕陽の向こうに〜加納ひろし加納ひろし吉幾三吉幾三夕陽の向こうに 昭和が見える あなたの優しい 姿が見える 夕陽の向こうに 涙も見える 時代…時代の あなたの涙  夕陽の向こうに 哀れみ見える 老いてまだ尚 働く姿 夕陽の向こうに 微笑み見える 時代…時代に もらった愛も  生きて行く事を 教えてくれた 壊れかけてた この俺に ああ 夕陽の向こうに 頭(こうべ)を垂れて 母よ…あなたに…ただ…詫びたい  夕陽の向こうに 昭和が見える 遠き故郷 離れたあの日 夕陽の向こうに 淋しさ見える 雪の舞う中 見送るあなた  夕陽の向こうに 我が身が見える 真っすぐ歩んで 来たはずのない 夕陽の向こうに 裏切り見える 何度あなたを 泣かしたことか  涙流すのを 教えてくれた 背中向けてた この俺に ああ 夕陽の向こうに 頭(こうべ)を垂れて 母よ…あなたに…ただ…詫びたい  夕陽の向こうに 昭和が見える 貧しき昔の あの日が見える 夕陽の向こうに 故郷(ふるさと)見える 待っててくれてる あなたが見える  夕陽の向こうに 飛び立つ鳥よ 羽根は無いけど 俺も旅立つ 夕陽の向こうに 明日が見えた あなたがあっての 自分が見えた  向き合うことを 教えてくれた チラシに綴った あの手紙 ああ 夕陽の向こうに 頭(こうべ)を垂れて 母よ…あなたに…ただ…詫びたい
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