DOUBLE STANDARD中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 朝倉真司・隅倉弘至・トオミヨウ・中田裕二 | 形の中に僕は 生きることを探してた ある時にそれが崩れた 例えば君自体を 何かに当てはめるような 資格など誰にあろうかと 人はいつも 全てを コントロールしたがる ただの思い上がり それ以上求めたら 痛みを伴うだろう 見る世界も 知る世界も 違う生き物 だけど離れられない 君にしか語れない その言葉が 時に僕を打つのさ 人気の無い明け方 白く煙った魂の 燃えかすが道に転がる いつになってもわからない 誰の為の自分か それも思い上がり 柔らかい暗闇に うずくまって眠りたい 何もかもを 忘れながら 宇宙に消えたい とても離れられない 君にしか明かせない その秘密が いつも僕を捕らえた |
海猫中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 朝倉真司・隅倉弘至・トオミヨウ・中田裕二 | 不甲斐ない夜に 背中を預けて ため息を燻らせていたのさ つまらないことに すぐにさらわれて どれだけの時を過ごしたんだろう 川面に映る 赤い街の灯 羽ばたいたよ 羽ばたいたよ 海猫が鳴きながら 僕はただ 流れる空を眺め 痺れてたあの昔のこと 懐かしく見送るだけさ 嫌いになれない 憎たらしいのに あれほどこじれて やけになっても 想いは自ら操れないのさ それならすべてを明け渡して 雨の夜更けに 交わした言葉 旅立ったよ 飛び去ったよ 海猫が鳴きながら 僕はただ 暮れゆく空を眺め ぼんやりとした希望を抱いて 明日に連れ帰るだけさ |
どうどうめぐり中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 君に任せるから 好きにばらしてよ 思う通りにほら プロファイリングしてよ お手上げなのさ 知れば知るほどに 火に油注ぐから 堂々巡りのあやとりで 気を抜きゃ 解けてしまいそう ただ確かめたいだけの ふたりは 哀れなものさ わが身尊さなら 邪魔だから捨てな 知らないうちにとても 荷が重くなるよ 苦し紛れで 俺にぶつけてよ やり場のない その気持ち 想像ばかりが広がって 今にも 破れてしまいそう ただ抱きしめ合うだけの ふたりは 哀れなものさ そんなに辛いならば そんなの不安おさらば 未開の世界に向かって 身体ごと歩かせ 新しい価値を抱いて ばらまいて |
蜃気楼中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | トオミヨウ・中田裕二 | 花びらの小舟に 憂いを浮かべて 時間のせせらぎに 流されて消えた 蜃気楼 夏の炎 日陰に逃れて 命を嘆くような 蝉時雨に包まれて 帰れない 戻れない 遥か遠く彼方へ そう思うがままに 行きたいところまで 手を引かれながら 笹の葉がざわめき 風がすり抜けて 砂利道を踏む音 雨上がりの空 夕闇立ち込めて 静まる街はずれ 遠くの山々も 燃えるように赤く染まって 愛せば誰もが 我を忘れるだろう どうしたらあなたと ひとつになれるのか 思い巡らせた |
グラビティ中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 例えば意味の無い話も 意味ありげに感じるほど ひとつひとつが的確に 私に命中する 懐かしさにも似た影を 後ろ姿に感じては わけもなく甘えたくなる それを堪えてた しかもここで夕凪吹いてきて 気を許しちゃいけない 笑顔見せちゃいけない 待ち受ける落とし穴 ここら辺でひとまず あなたのそばから 離れなきゃ 間近で見たその眼差しが あまりに深く澄みわたり 胸の内を見透かされてる 気がして困るんだよ しかも軽く微笑みかけてきて どれだけ惹かれてるの 手を伸ばしちゃいけない 語りかけちゃいけない またきりがなくなるよ ここら辺でひとまず あなたのそばから |
UPDATER中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 迫ってる 悪魔の宣告が 前触れもないままに尻尾切りが 送り込まれる 新たな刺客が現れる 少しは時間の猶予持ってください なんとまあ 非対応になってるらしい 更新打ち切り 旧型使ってる僕達に 容赦ない いたちごっこの繰り返しで 何が何だかわからんまま 食らい付いた 危ねえな 色々と買い直しさせられて なんとか最新にこぎつけた そしたら他のが 立ち上がらないのさ またしても 容赦ない 僕らすっかり過去なんだね 未来なんて何もないだろう 今が本望 アップデーター ペイメントのバナー アップデーター 事足りていたんだ |
火影中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 日没が近付けば 底知れぬようなさみしさが 影のように付いてきて 心がまたおかしくなるよ 見えない 聞こえない 目を閉じ浮かべる あなたの背中を 染め上げた夕陽の赤色 取り憑かれて 我を忘れ それほどに愛するなら 間違えても仕方ないよ 命など揺らめく炎 自分なんて何処にも 見当たらないのは知ってた 求められるわりには 空っぽだと身に堪えた 綺麗なものたち いずれは去りゆく それならわかってる とてもわかり過ぎるからこそ 構わないで 逃れながら 凍える身体よこして 溢れ返る悲しみなら この胸に流してしまえ |
愛の前で消えろ中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 風にゆらめく髪の匂い 良からぬことをいつも描いて 君の顔 普通に見れないよ かいかぶるのはやめて 予測通りに事が運んで 思い通りに伴が開いて 聴きたい言葉を好きなだけ 集めて眺める君 いかなる存在も 愛の前で消えろ いかなる感傷も 愛の中に捨てろ いつまで経ったって無力だよ ぐるぐる回って 選ぶ自由がいくつもあって 頭抱える人がいっぱいで 基本は誰もが受け身でしょ 差し出された手を引いて いかなる存在も 愛の前じゃ不毛で いかなる後悔も 愛の中に沈んで いつまで経ったって無限だよ ぐるぐる回って |
長い会話中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | ゴシップがまた生贄さ 話に花が乱れ咲き まるで子供 玩具みたいに 絶えず弄んでる そろそろこの辺にしたら 無駄に疲れることないよ 嘘だ まさか 続けるのか 有り余るエネルギー そうじゃない わからず屋 君はまた違う事 打ち返して 明後日の彼方へ飛んで行く そうじゃない わからず屋 僕はただ真剣にさ 君の素直な有り様を讃えてるよ トラップをまた切り抜けて 少し気を抜いた束の間 嘘だ まさか いつの話 無限に続くのか そうじゃない わからず屋 君はまた急角度 狙い定めて スマッシュを打ち込んでくるのさ そうじゃない わからず屋 ちゃんと見て このボールを 君の笑顔めがけて投げ込むだけ そうさ誰にも 綻びはある 話は尽きないだろう |
輪郭のないもの中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 中田裕二 | 綺麗なシンメトリーの 花びらを見るたび 太刀打ちもできない 人の足りなさが沁みた 進むしか能がない 欲しがるしかない 満たされたらそれで終わり 何も残らないのに 声に出せばどれもが 嘘になってしまうようで 得体の知れぬあなたを それを愛しているんだ 形にせずに 答えも出さず なすがままふたりでいよう 夜風の優しさに 涙する時には 求め過ぎる心が 鉛のように重たかった ぶつけては壊して 自分しか見えない 手に入れたら更に迷い とても虚しかったよ 抱きしめてはありかを 探してばかりで せめてその温もりで 確かめようとするんだ 浅はかだよね そんなことより あるがままふたりでいよう |