風のある日Qwai | Qwai | Qwai | Qwai | | いつか見上げた空は 泣きそうな程に広くて 僕の小さな手のひらじゃ隠せない こぼれ落ちた涙の訳を 僕はまだ探していたんだ 言葉にならないこの声は 風の中 かき消されてく 少し前に進むたび 立ち止まれば目の前に 長くのびる影が 僕を笑った僕も笑った 今も短い夢繋いでは 明日を待つ ただ僕は 流されてくんだ したたかであたたかな風に 茜色に染められた独りの夕暮れ とどまることもできないまま いつか見上げた空は 泣きそうな程に広くて 僕の小さな手のひらじゃ隠せない 揺れてる想いも 今日の涙の訳を 僕はまだ探しているんだ 言葉にはできないこの声が 風の中 かき消されても |
timeQwai | Qwai | Qwai | Qwai | | もう少しこの場所にいたかった もう少し夢の中で また誰か心をのぞいてた 知らないふりして扉を閉めた すれ違う人の群れ また迷子のふりして 一人きり佇んで 何を待っているの 土砂降りの雨の中 不確かなもの並べて 僕らは怖がって隠れて ほんとのこと教えてよ 君の声を聞かせてよ 繰り返すその中で 失うもの 生まれるもの 欲しいもの いらないもの 一人きり佇んで 何を待っているの いつしか夢で来た場所 隠してきたその涙は 消せない僕たちの足跡 時計の針は戻らない 駆け抜けること その意味を探してた 土砂降りの雨の中 不確かなもの並べて 僕らは怖がって隠れて ほんとのこと教えてよ 君の声を聞かせてよ 繰り返すその中で |
街Qwai | Qwai | Qwai | Qwai | | 見慣れた景色が白くなる 街の音が遠くなる 深々降り積もってゆく 灰色の空から 絶え間なく みんななぜか急いでる 足跡はもう消えてゆく 何年ぶりの雪だろう 静かな午後だな 言葉は透明なふりをして 僕のまわりで 浮かんでは消えた どこまでも どこまでも白く染まって いつまでも いつまでも静かな 見慣れた場所で 誰もいない 誰もいない景色に ただ雪が ただ雪が降り積もった あの時の 約束はもう 忘れてしまおう |
メランコリーQwai | Qwai | Qwai | Qwai | | はしゃいだ夏の記憶と匂いと君の涙と 数えたひとつふたつと空 虚しさだけ残った 夜に放たれた 部屋の窓から 君の後ろ姿 遠く離れた 月の光照らしたふたり 輪郭はすぐぼやけた 幼くて 君を泣かせた 知らなくて それが僕のせいなら 今夜手を伸ばして 君をさがすよ 雲の隙間をすり抜ける様に 月の下光り浴びて映る ふたつの影をまた この季節に残して 流れてく 時のはやさに 戻れない あの日の僕は 幼くて 君を泣かせた 聞こえないふりをしてた サヨナラ 今夜手を伸ばして 君をさがすよ 雲の隙間をすり抜ける様に 月の下光り浴びて映る ふたつの影をまた この季節に残してく 還らない… 還らない… まだ解けない夜の魔法は 夢物語 思い出せない君の顔は 夜に溶けた |
星の旅人Qwai | Qwai | Qwai | Qwai | | どうして夜になって 想いは巡るんだろう 手を高く上げて 少し背伸びして 星屑かき集めてみたくて 誰だって きっと同じような 眠れぬ夜がいつかあって 消せない絵の具を いくつも重ねて 好きなだけ色をつければいいんだ 不安な僕らは 不安な夜でも 目を閉じたら何処でも行ける 流した涙は 伝っては途切れたまま 夜空が落ちてしまいそうな 星降る夜がいつかあって 誰かの願いが 叶うと流れて もう一度幸せ街に落とす どうして夜になって 想いは巡るんだろう 手を高く上げて 目をかたく閉じて 夜にいつしか包まれた 不安な僕らは 不安な夜でも 目を閉じたら何処でも行ける 流した涙は 伝っては途切れたまま 小さな星の旅人はきっと 転んでも歩いていかなきゃいけない 僕たちの願い届け彼方へ この空の下で |