別れのスナック朝丘雪路 | 朝丘雪路 | なかにし礼 | 藤家虹二 | | さよならは 悲しいけど もっとつづけたら 傷が深くなる 水割りを のみほしたら 酔ったふりをして お別れしましょう あなたは 気にしないで 私の明日からの ことは 入口の ドアがあくと ちょっと風が吹く 別れのスナック 別れても あなたとなら きっと素晴らしい 友達になれる 気まずさが とれた頃に 逢ってなんとなく お話しましょう 今夜は 名も知らない 誰かと 恋をしたい 気持 聞きなれた 流行歌も ちょっと淋しげな 別れのスナック 別れのスナック 別れのスナック |
知りすぎたのね朝丘雪路 | 朝丘雪路 | なかにし礼 | なかにし礼 | | 知りすぎたのね あまりに私を 知りすぎたのね 私のすべて 恋は終りね 秘密がないから 話す言葉も うつろにひびく 嫌われたくなくて 嫌われたくなくて みんなあなたに あげたバカな私 捨てられたのね 私はあなたに いいのよいいの 作り涙なんか 知りすぎたのね あまりに私を 知りすぎたのね 私のすべて 花から花へ 蝶々が舞うように ほかの誰かを 恋するあなた 嫌われたくなくて 嫌われたくなくて みんなあなたに あげたバカな私 捨てられたのね 私はあなたに しおれた花が 捨てられるように |
ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョー朝丘雪路 | 朝丘雪路 | 鈴木道明 | 鈴木道明 | | 小雨ふる夜は 何故か淋しくて しんみりあなたと お話したいの なんにも云わずに 別れたあの夜 つれない方と 恨んでますのよ One Rainy Night In Tokyo やるせない 雨よ 小窓うつ音は 雨の囁(ささや)きか しみじみあなたを 思い出してるの あなたがいるなら なんにもいらない せめてもう一度 云わせて アイ・ラブ・ユー One Rainy Night In Tokyo やるせない 雨よ |
さよならの季節朝丘雪路 | 朝丘雪路 | 小谷夏 | 筒美京平 | | さよならとあなたがつぶやき ほほえんで私はうなづく いくら水をやっても咲かない花なのに ながいこと二人して育てたわね おそろいの指輪にさよなら やさしかったあなたにさよなら 誰のせいでもないおわかれなのね ありがとうと私がささやき うなだれてあなたは出てゆく 一人ぼっちが二人身を寄せあったのに もう一度肩すぼめさまようのね 忘れないわ小指のいたずら 忘れないわ短い幸せ 愛しすぎたためのおわかれなのね だけどもう逢えないおわかれなのね |
海を見るなら朝丘雪路 | 朝丘雪路 | 純愛児 | 栫ヒロ | | 海を見るなら 冬がいいですね 冷たさと やさしさが 一緒にいるから 汽車に乗るなら 夜がいいですね 寒々としみじみと 涙が出るから どうぞ気にかけずに 切符を買って下さい 旅立つあなたを 涙をかくして 私はひそかに 送ります ふたりの過去は いつか忘れます 星をみるなら 春がいいですね 希望などほのぼのと 芽生えてくるから 船に乗るなら 朝がいいですね さわやか鮮やかに 向って行くから どうぞ気にかけずに あの人愛して下さい 男のあなたは 明日を目ざして 気ままに自由に くらせます ふたりの過去は すぐに忘れます どうぞ気にかけずに あの人愛して下さい 男のあなたは 明日を目ざして 気ままに自由に くらせます ふたりの過去は すぐに忘れます |
二人でお酒を朝丘雪路 | 朝丘雪路 | 有馬三恵子 | 川口真 | | うらみっこなしで 別れましょうね さらりと水に すべて流して 心配しないで 独(ひと)りっきりは 子供の頃から なれているのよ それでもたまに 淋しくなったら 二人でお酒を 飲みましょうね 飲みましょうね いたわり合って 別れましょうね こうなったのも お互(たが)いのせい あなたと私は 似たもの同志 欠点ばかりが 目立つ二人よ どちらか急に 淋しくなったら 二人でお酒を 飲みましょうね 飲みましょうね どうにかなるでしょ ここの街の どこかで私は 生きてゆくのよ それでもたまに 淋しくなったら 二人でお酒を 飲みましょうね 飲みましょうね |
あなたのいない夜朝丘雪路 | 朝丘雪路 | 荒木一郎 | 荒木一郎 | | あなたのいない 夜の静けさが 心の中に しのび寄るのよ 紅茶ぢゃわんの レモン色が どうしてかしら あせて見えるわ あなたのいない 夜の静けさは ひとりでいるには 淋しいすぎるの 朝までこのまま 起きていたいのよ 窓辺に光が しのび寄るまで お部屋のすみの テレビの音も どうしてかしら うつろにひびくわ あなたのいない 夜の静けさは ひとりでいるには 淋しすぎるの あなたのいない 夜の静けさは どんな事にも やぶれはしない 棚に飾った グラスがふたつ どうしてかしら むなしく見えるの あなたのいない 夜の静けさは ひとりでいるには 淋しすぎるわ |
赤坂の夜は更けて朝丘雪路 | 朝丘雪路 | 鈴木道明 | 鈴木道明 | | いま頃 どうしているのかしら 切ない想いに ゆれる灯影 むなしい未練とは 知りながら 恋しい人の名を ささやけば 逢いたい気持は つのるばかり 赤坂の夜は更けゆく 夜露が流れる 一つ木あたり 冷たくかすんだ 街の灯よ 虚ろなる心に たえずして 涙ぐみ ひそかに酔う酒よ 身にしむ淋しさ しんみりと 赤坂の夜は更けゆく |
あなたが欲しい朝丘雪路 | 朝丘雪路 | 林みづえ | 山路進一 | | 聞いてちょうだいここにすわって でも でも ないしょにしといて あなたと はなれられない 影になりたいふまれてもいい 今までだまっていたけれど ほんとはあなたが欲しい なにか言ってだまってないで でも でも ないしょにしといて バラのくちびるまってる だれかいるのね私のほかに かわいたまつげふるわせる ほんとにあなたがにくい あなたと はなれられない 影になりたいふまれてもいい 今までだまっていたけれど ほんとはあなたが欲しい |
雨がやんだら朝丘雪路 | 朝丘雪路 | なかにし礼 | 筒美京平 | | 雨がやんだら お別れなのね 二人の思い出 水に流して 二度と開けない 南の窓に ブルーのカーテン 引きましょう 濡れたコートで 濡れた体で あなたは あなたは 誰に 誰に 逢いに行くのかしら 雨が止んだら 私はひとり ドアにもたれて 涙にむせぶ 雨が止んだら 出て行くあなた 冷たい靴音 耳に残して あなたがつくった インクのしみを 花瓶をづらして 隠しましょう 濡れたコートを 濡れた体を あなたは あなたは 誰に 誰に あたためてもらうの 雨が止んだら わたしはひとり あなたのガウンを まとってねむる |
ごめんなさい朝丘雪路 | 朝丘雪路 | なかにし礼 | 筒美京平 | | ごめんなさい 今度だけは許してね あなたの怒る 顔が見たかったの もうしないわ こんな悪い遊びは あなたのつらい気持ちを 知ったから 抱きしめてほしい あたたかな腕で 過ちの中で たしかめて来たの あなただけを愛すと あなたのほかには誰も愛せないわ ごめんなさい どうぞぶって あなたの手で おしおきなんか されてみたかったの うれしいの 頬に残る痛みは くちづけよりも 甘くて 素敵なの ほほえんでほしい 子供を見るように 過ちの中で たしかめて来たの あなただけを愛すと あなたのほかに誰も愛せないわ |
グッドバイ・マイ・ラブ朝丘雪路 | 朝丘雪路 | 芝野未知 | 岡崎広志 | | グッドバイ・マイ・ラブ この花束を どこかの知らない海へ すてて下さい 二人の恋の終りに グッドバイ・マイ・ラブ いつものように 笑って見せて下さい 二人がはじめて 出会った日のように 抱きしめて夢を見て 逃げてゆきたい 二人の世界へ もう一度 一度だけ 忘れたいすべてを グッドバイ・マイ・ラブ 二人の部屋に 二度とはもどりはしない ボンボヤージ あなたがすべてでした さりげなく 青い海は 禁じられた恋を許すだろう 明日また陽は昇り 青い涙を染めてくれる グッドバイ・マイ・ラブ この花束をどこかの知らない海へ すててください 恋の終りに グッドバイ・マイ・ラブ ララ・ラララ・ラ グッドバイ・マイ・ラブ グッドバイ・マイ・ラブ |