第二幕」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し

第二幕 開演 (Interlude)

ヒビダラケの眼きくおはな(きくおと花たん)きくおはな(きくおと花たん)きくおきくおぼろぼろひびだらけの目は 悪口ばかりがよく見える  まわるまわる まわるよ あの日その日どの人  脆く崩れてばかりで  壊れてしまう その時を待ってる  涙が溢れてくる夜 大嘘ばかりがよく刺さる 刺さる 刺さる  嗚呼  ラララ
アイされヒビわれカガミのうたきくおはな(きくおと花たん)きくおはな(きくおと花たん)きくおきくお世界で一番美しいあなたを映し出すだけのカガミ それがわたし  でも出来損ないだから音を立てて割れてしまうの キレイな肌に赤黒い傷を鋭く切りつけましょう  夢を見ているのでしょう そんなことそんなこと わたしがするはずないでしょ 笑ってしまうほどに心が ヒビ ヒビ ヒビ ヒビ ヒビ ヒビ だらけの  夢を見ているのでしょう そんなことそんなこと わたしがするはずないのに ふと怖くなるくらいあちこち ヒビ ヒビ ヒビ ヒビ ヒビ ヒビ まみれです  ラララ  本当のあなたは映し出せないよ やさしい顔したわたしが好きだから  でも出来損ないだから歪んた笑顔を返します 治ったばかりのあなたの傷は永久に消えません  目醒めない悪夢でしょう あんなことこんなこと 本音を言うカガミなんて 用済みの廃棄物 あちこち トゲ トゲ トゲ トゲ トゲ トゲ 突き出て  目をそらしたいでしょう あんなにもこんなにも 血だらけのヒビ割れだらけ 美しく飾っても さぞかし トゲ トゲ トゲ トゲ トゲ トゲ 不気味でしょう  嗚呼 夢を見ているのでしょう 愛されたい愛されたい あなたが世界一ですと 繰り返すだけなのにあちこち ヒビ ヒビ ヒビ ヒビ ヒビ ヒビ 割れてく  夢を見ているのでしょう 愛されたい愛されたい あなたが世界で一番 それだけ伝えるのに心が ヒビ ヒビ ヒビ ヒビ ヒビ ヒビ x3 割れてゆく  ラララ
おわり祈願きくおはな(きくおと花たん)きくおはな(きくおと花たん)きくおきくお街を歩いてるの 病気に塗れた泥濘の中 どこへゆくのどこへ向かうのと 聞かれてもわかりません  切り裂かれて貫かれて果てる その時はもう少し  地上の裏側から 鋭く尖る針刺されてるの どこへゆくもどこへ向かうも 暴れるだけ血が出ます  切り裂かれて貫かれて果てる そうすればもう少し まともに生まれなおせるかな  嗚呼  踊り狂う呼吸、身体が宙を飛び回る 閃光、緑に包まれふわり抱き上げられ  切り裂かれて貫かれて果てる その時はもう少し まともに生まれなおせるかな そうしたらもう少し 苦しませずに済んだのかな  嗚呼  苦しませず悲しませず泣かせず 後悔も絶望も無念も 痛めつけず失わせず汚さず 失望も自暴自棄も悲観も  苦しませず悲しませず泣かせず 後悔も絶望も無念も 痛めつけず失わせず汚さず 失望も自暴自棄も悲観も  させずに済んだのかな
不幸屋の娘きくおはな(きくおと花たん)きくおはな(きくおと花たん)きくおきくおやめてやめて やめてやめてよ もういじめないで やめてやめて かわいそうでしょ お願い気づいて でも仕方がない 仕方がない 弱いばかりで取り柄がない 寂しそう 悲しそう だからかわいいかわいそう  不幸不幸 不幸不幸 不幸を売って生きてます 卑しい卑しい不幸屋の娘  不幸不幸 不幸不幸 不幸なうちが華でしょう 寂しい寂しい不幸屋の娘  やめてやめて やめてやめてよ もういじめないで 芽が出てる 芽が出てる 悲しい華の芽 そう仕方がない 仕方がない 気持ちいいから仕方がない 苦しそう 消えいりそう だからかわいいかわいそう  不幸不幸 不幸不幸 不幸を売って生きてます 悲しい悲しい不幸屋の娘 不幸不幸 不幸不幸 不幸なうちが華でしょう 苦しい苦しい 不幸屋の娘  不幸不幸 不幸不幸 不幸の華が咲くでしょう 寂しい寂しい 不幸屋の娘 不幸不幸 不幸不幸 不幸の華を咲かせましょう 卑しい卑しい不幸屋の娘 ラララ
ヒトガワリきくおはな(きくおと花たん)きくおはな(きくおと花たん)きくおきくお寄り添ってただそばにいて 時計の針が進んでゆく 温かなその幸せを わたしの身体が受けつけない  ああ 空の空の空に空いた穴のよう 空の身体脆いはずの心は 古傷だらけの歪な形 歪んでいるのです  血だらけの愛だけをください 不安で粉々に割れそうで だから切ないよ  やさしくてだからほんとは いつまでも続いて欲しい ささやかなこの幸せを わたしの心は受け容れない  ひねくれているのです 仕方がないのです 我慢して我慢して 別人のような傷跡だらけです  血まみれの口づけをください 壊れたヒトガワリが欲しいの 血だらけの愛だけをください 不安でバラバラに砕けそう だから寂しいよ ずっと

第二幕 幕間 (Interlude)

そこにはまた迷宮きくおはな(きくおと花たん)きくおはな(きくおと花たん)きくおきくお迷宮 迷宮 迷宮 迷宮に迷い込んでいる  前に壁 横も壁 後ろも天も壁 床が抜けまた歩く 上下に左右に朝昼晩  突然の落とし穴 叫ぶ元気もなく 落ちてゆくいつまでも 地平の彼方へ一直線  上り 下り下り下り 下り続きの不思議な地平は まるで生きてたときみたい  続いてゆく迷宮 苦しみましょう 行き止まりの悲しみ 底が抜ける驚き 息苦しさが続いてゆく迷宮 苦しみましょう 次々立ちはだかる無味無臭のコンクリートを とぼとぼよければいつかはゴール  また床が抜け目が覚めた 息を切らしてる 夢を見た 灰色の迷路をとぼとぼ曲がる夢  上り 下り下り下り 下り続きの不思議な現実 転がり落ちてゆく  待ち構える迷宮 苦しみましょう 3000個の入り口 49の出口が廻る世界で 待ち構える迷宮 苦しみましょう 転げ滑るばかりでいつもどこか流されるまま 情けないけれどどこかがゴール  地平を転がり迷宮に 迷宮抜け落ちまた地平 やることなすこと無駄みたい  そんな時は迷宮 探してみましょう 動けない世界より うつろに歩きまわる その方が好き  迷いたくて迷宮 探してみましょう うつろな苦しみだけ 静かな悲しみだけ それだけがいい 迷いたくて迷宮 探してみましょう 下り坂の痛みは こりてこりてもういやだから  ゴールは わたしのゴールはゴールは まだここにはない ない 嗚呼 まだここにはない
ころころころがるきくおはな(きくおと花たん)きくおはな(きくおと花たん)きくおきくおころころ ころころ ころころ ころころ ころがる ころころ ころころ ころころ ころころ ころがる  ぼくはころがり続ける ころころ 坂が終わるその時まで 身体を探して ころころ ころがり続けるどこまでも  くるくる くるくる くるくる 景色がまわるよ 空がまわるよくるくる 汚れてゆくよぐるぐる 落書きみたいに  赤く茶色く黒くなる 坂は汚いまるだらけ  ぞろぞろ集まる ごろごろころがる 無間地獄の夢の中 ずっと集まる ごろごろ落ちてく 今日も床下ぼくまみれ さあ見つかるかな あの日あの時あのカラダ ぼくについてたこのカラダ  見つからないので ころころ ころころ まだまだ ころころ ころがる 今度はお次はアタマを探して ころころ  ぞろぞろ集まる ごろごろころがる 無間地獄の夢の中 アタマ探してカラダも探して ぼくはどこにも見つからない  ぞろぞろ集まる ごろごろころがる 無間地獄の夢の中 アタマなくしてカラダもなくして みんな仲良く底抜けの底  見つかるかな みんなと同じマルだから ずっとおんなじままだから いつもどこにも見つからない
わたしどのわたしきくおはな(きくおと花たん)きくおはな(きくおと花たん)きくおきくお娘は皆に言いました わたしのカケラを探して  輝く目を、あなたは高い鼻を とびきり美しいわたしをお目にかけましょう  それぞれ皆 皆様方 持ってきた 目や鼻 しなやかな脚 そよぐ髪  この世で一番美しい私を今あなたの横に  嗚呼 嗚呼 嗚呼 華やかな宴 あなたに寄り添う私は 注目を集めてしまうでしょうか  嗚呼 嗚呼 嗚呼 そこにはレプリカのわたしたち 大量に音を立てるわたしたち みんな 同じ顔が同じ顔が並んでる  どのわたしがわたしでわたしじゃないの だれに好かれているわたしどのわたし 同じように 同じように 横に抱かれてるから  どのわたしがわたしでわたしじゃないの だれに好かれているわたしどのわたし わたしたちも あなたたちも とびきり美しいけど  心の奥に奥に奥に 心の奥で奥で奥で ずっと ずっと ずっと ずっと ずっと ずっと  不安の泉が湧いてる x4
破裂破裂破裂きくおはな(きくおと花たん)きくおはな(きくおと花たん)きくおきくお笑っている 怒っている 声が反射する 真っ暗な湖に浮かぶ 縮んだ頭のなかで 大きく大きく 大きく大きく 膨らんで 膨らんで 膨らんでゆく  いつまでも声が響く脳に 浮かんでる小さな風船が 割れて 割れて 割れ続ける  Uh
ぽんこつ人形の唄きくおはな(きくおと花たん)きくおはな(きくおと花たん)きくおきくおかわいいぼくらの腕 脚 落ちてる 帰ろう みんなでさあ戻ろう 必ず復讐を  かわいいぼくらを忘れて生きてる  立ち上がれ 捨てられた者たちの叫びを 苦しみを 折れた手を突きつけて貫け  でも今は風に吹かれ泣いているばかり  次々増えてく カチカチなくばかり 憎しみ増えてく ボロボロ潰れてく  とれるよとれるよ 手が指が腕が関節が  きみは消えてしまうよ ぼくはずっと見てるよ 朽ちてとれた手足が泥を風を握るよ  眼も心もとれたままで生きてる いつまでも帰れないままここで  ぼくは消えてしまうよ きみはずっと見てるよ 朽ちてとれた頭が夢の中を飛んでる  許さない 許さない 憎しみで壊れてく いつまでも届かないままここで  嗚呼
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