谷村新司「伽羅」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
浪漫鉄道(蹉跌篇)谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司名前も知らない駅の ホームで雪を見ている 枕木に落ちた夢の 跡を数えながらいま 右のレールは東京の街まで続く 左のレールは故郷のなつかしい街へと  挫折と憧れだけ 震えながら抱きしめた 線路の軋(きし)みは似てる 旅人の叫び声に  出逢いはいつも悲しい 別離(わかれ)の時を思えば 老人がつぶやいていた 人生は皆泡沫(うたかた) 右のレールは無惨な夢への誘い 左のレールはささやかな幸福の誘い  挫折と憧れだけ 震えながら抱きしめた 線路の軋(きし)みは似てる 旅人の叫び声に  挫折と憧れだけ 震えながら抱きしめた 線路の軋(きし)みは似てる 旅人の叫び声に  挫折と憧れだけ 震えながら抱きしめた 線路の軋(きし)みは叫び 戸惑う汽車は旅人
伽羅谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司絹の夜に散れば 花びらも煌めく ワインの雨に散る時は 花びらも色めく  伽羅のくちづけを 首すじに感じて 愛に照れないで まつ毛を伏せないで 甘い夜を抱きしめて 裂けたシャツのまま 狂ってみればいいさ 愛に狂えたら 夜の匂いに気付く 甘くつらく せつない伽羅の 罪の深さも忘れさせる程 不思議な香りなのさ PLEASE YOUR MIND,DO YOUR MIND  誘惑のわなに 飛び込めばサファイアの 怪しげな碧に 瞳までも染まる けがれ知らぬ水晶も くだける扉の 向うに見える闇は 静かに息づく エロスの囁きさ 溶けてゆれて漂う伽羅の 罪の深さも忘れさせる程 不思議な世界なのさ PLEASE YOUR MIND,DO YOUR MIND  絹の夜に散れば 花びらも煌めく ワインの雨に散る時は 花びらも色めく  罪の深さも忘れさせる程 不思議な香りなのさ PLEASE YOUR MIND,DO YOUR MIND PLEASE YOUR MIND,DO YOUR MIND
ジョニーは戦場にいった谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司ジョニーは涙も見せず 乾いた笑顔で右手を出す とまどう俺は大きく息を吸い込んで 右の手を差し出す “マユミ”の心をどちらが先に 奪えるかと競った ナイフを捨てたおまえの影に 俺は勝てなかった 勝負はすでに見えていたのに 彼女の心も震えていたのに  何故にジョニーGONE FOR A SOLDIER 平和に酔うこの国から 何故にジョニーGONE FOR A SOLDIER 愛の為の戦いなど 俺は信じない  静かな基地の夜に 別れのバーボンを飲み干した ジョニーは星を見たまま かすれた声で俺に話し始めた “マユミ”の心に思い出として 残りたくはなかったと 形見の指輪を俺に預けて 彼は波止場へ駆けた 彼が死んだとわかる時まで 指輪は彼女に渡さないでくれと  何故にジョニーGONE FOR A SOLDIER 平和に酔うこの国から 何故にジョニーGONE FOR A SOLDIER 愛の為の戦いなど 俺は信じない  何故にジョニーGONE FOR A SOLDIER 指輪を握りしめたまま 何故にジョニーGONE FOR A SOLDIER 遠ざかる船を見ていた 星屑の下で
愛去りて谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司LOVE IS GONE 一人の部屋で 想い出に抱かれ 熱いコーヒーに 砂糖はひとつだったわね LOVE IS GONE 悲しいくせね 目覚めの電話を かけても誰も出ない 虚しいコール響くだけ 愛は愛は傷つくもの 逃れることは出来ない 愛は愛は傷ついても 悔やまないもの LOVE IS GONE 一人で歌う 貴方へのLOVE SONG やつれた指の隙間を 春が静かに過ぎてゆく 鳴々  LOVE IS GONE 窓の外から 舞い込む病葉 手のひらに受けて 涙一粒 重ねれば LOVE IS GONE 楽しい日々を 愛おしむように 貴方の残した本の ページに挟んで閉じたわ 愛は愛は傷つくもの 逃れることはできない 愛は愛は傷ついても 悔やまないもの  愛は愛は傷つくもの 逃れることはできない 愛は愛は傷ついても 悔やまないもの GONE IS LOVE 一人で歌う 貴方へのLOVE SONG 髪に混じる白さに 愛去りて時は過ぎゆく 鳴々
老優−キャスティング−谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司若い俳優を軸に 熱気を帯びるセットの 陰で虚ろな視線を投げている 白髪混じりの老優 カチンコの響きだけは 今でも変わらないけど まぎれないこと彼はあの頃だけ 輝いてた過去の人 銀幕の上に描き続けてた 彼の青春のかけらとともに 涙流して胸おどらせた 人達も見ている 彼の視線の向こうに見えてる 遥かなシルク・スクリーン 遥かなシルク・スクリーン  見学の学生に囲まれて サインに疲れたポーズで カメラの前に戻る若いスターに 淋しくほほえむ老優 はなやかすぎた時代は やがてテレビに奪われ 無器用者と頑固な者だけが ささやかな夢を見てる 撮りたい映画と稼げる映画の 狭間で泣いてる人を見乍ら どんな役でも演じて見せる 彼はきっと知ってる 影には影の役割がある それが人生のキャスティング それが人生のキャスティング  パイプの椅子に体を預けて 少ない台詞の脇役に知る 影のない人はいない 年老いぬ人もいない 砂になるなら砂らしい砂に それが人生のキャスティング それが人生のキャスティング
デラシネの星座谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司曇り硝子に映る星を 指先でなぞりながら 夢が雫に変わり落ちる デラシネ 愛を語れぬもどかしさに 唇をかめば甘く 過ごした日々が胸をせめる デラシネ 彷徨えぬ人は悲し 彷徨う心知らず 夜の帳に遠く抱かれ 震えながら眠れば 冬も真近の空に デラシネの星座  風は花の命を運び 雨は痩せた肩を抱く 空は母のまなざしに似て デラシネ 男と女である前に 人として生きる為に 荒野に夢の石を投げる デラシネ 彷徨えぬ人は悲し 彷徨う心知らず 夜の静寂に強く抱かれ 震えながら眠れば 蒼く煌めき揺れる デラシネの星座  彷徨えぬ人は悲し 彷徨う心知らず 見知らぬ街の角で一人 震えながら叫ぶよ 愛する人を守れ デラシネの星座 愛する人を守れ デラシネの星座 愛する人を守れ デラシネの星座
トランジット・エイジ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司哀しきトランジット・エイジ 狂った歯車 はじかれたままで錆ついてゆく 機械時代の片隅 哀しきトランジット・エイジ ガラスの歯車 削られたままで色褪せてゆく 機械時代の片隅  あー恋もほどほどに生きてきた スーツにネクタイをしめて あー夢もほどほどに生きてきた だから乗り換えてもいいさ かまわない TONIGHT ささやかでもいいから 涙を取り戻せ BEGIN YOUR LOVE  哀しきトランジット・エイジ 狂った歯車 はじかれたままで錆ついてゆく 機械時代の片隅 哀しきトランジット・エイジ ガラスの歯車 削られたままで色褪せてゆく 機械時代の片隅  あー人はそれぞれに生きてきた 青い鳥だけを捜して あー人はそれぞれに生きてきた だから乗り換えてもいいさ かまわない TONIGHT 大事なものは愛だけ 笑顔を取り戻せ BEGIN YOUR LOVE  あー愛する人達と生きてゆく 笑顔と涙を求めて あー愛する人達と生きてゆく だから乗り換えてもいいさ かまわない TONIGHT 大事なものはこれだけ 時間を取り戻せBEGIN YOUR LOVE  哀しきトランジット・エイジ 哀しきトランジット・エイジ……
タクシードライバー谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司シグナルを待ち乍ら ふかした煙草の 煙が夜明けの街に消える あータクシードライバー  港が見える小さなホテルの前まで 乗せてきた女性は 一言も話さないまま窓を見ていた 午前0時を過ぎた道路は 冷たく静かに光るだけ 暖かい珈琲だけが無精に恋しい WOW WOW LONELY 空の座席は WOW WOW LONELY 想い出の箱 バックミラーに写る景色は セピアの映画だ  シグナルを待ち乍ら ふかした煙草の 煙が夜明けの街に消える あータクシードライバー  国道沿いの深夜のBARで 酔いつぶれてた男を乗せた うわごとのように女の名前を呼んだ 追い越してゆくトラックの音に 消された言葉の激しさと その悲しい響きだけが忘れられない WOW WOW LONELY 空の座席は WOW WOW LONELY 想い出の箱 バックミラーに写る景色は セピアの映画だ  9 to 5 MIDNITE SHOW 9 to 5 MIDNITE SHOW 一人きりの観客 タクシードライバー  9 to 5 MIDNITE SHOW 9 to 5 MIDNITE SHOW 一人きりの観客 タクシードライバー タクシードライバー タクシードライバー……
2000年のサブリナ谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司OH サブリナ 暖炉の前で 思い出を開けば OH サブリナ 窓の外には 粉雪が舞い踊るよ パパとママに囲まれ 過ごした時の 真綿のような素敵な時を 忘れないでおくれ 泣かないで 耳を澄ましたなら ほら 聞こえるさ なつかしい鐘の音が 今夜だけは一人じゃないさ X'mas DAY  OH サブリナ いつかは彼と 想い出を語れば OH サブリナ 窓の外には 粉雪が舞い踊るよ 愛する人に抱かれて 過ごす夜は 2000年の寒い雪の 降る夜かもしれないね 泣かないで 耳を澄ましたなら ほら 聞こえるさ なつかしい鐘の音が 今夜だけは一人じゃないさ X'mas DAY  泣かないで 耳を澄ましたなら ほら 聞こえるさ なつかしい鐘の音が 今夜だけは一人じゃないさ X'mas DAY  OH サブリナ OH サブリナ OH サブリナ OH サブリナ  OH サブリナ OH サブリナ……
浪漫鉄道 (途上篇)谷村新司谷村新司谷村新司谷村新司遥か地平まで続く 線路に耳を押し当て 夢も半ばに倒れし 工夫の想い辿れば 茜射す草原のきらめきに抱かれて 熱い魂は音を立てて廻り始める 途上に迷い乍ら 走り続けよ旅人 線路の枕木は愛 大いなる旅路を行け  少年は空を見てた それが愛だと気付かず 瞳の中を流れる 雲が夢だと気付かず 錆色の古い写真に誓う約束 日々の暮らしに疲れた胸が今 騒ぐなら 途上に迷い乍ら 走り続けよ旅人 砂塵にその身委ねて 大いなる旅路を行け  途上の土に乾く 夢ならば悔やむまいぞ 遥かな地平を見つめ 永眠るなら悔やむまいぞ  途上の土に乾く 夢ならば悔やむまいぞ 遥かな地平を見つめ 大いなる旅路を行け
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