せきぐちゆき「素顔~愛すべき女たち~」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
化粧せきぐちゆきせきぐちゆき関口由紀関口由紀Yuki Sekiguchi・Ken Futori痛い 痛い 痛い 痛い 心が 痛い 痛い 痛い 痛い 悲鳴上げてる 黙ってて 黙ってて 私は 強くなきゃいけない  ある日突然 笑い方 忘れてしまって 仕方無いから口紅で 笑ったように線を引く  愛を失くした女ってのは 哀れなもんだね 本当は誰より とびっきり 笑顔が似合うのに  痛い 痛い 痛い 痛い 心が 痛い 痛い 痛い 痛い 悲鳴上げてる 黙ってて 黙ってて 私は 強くなきゃいけないのに  嫌い 嫌い 嫌い この身体が 大っ嫌い 嫌い 痛めつけてしまう 救ってよ 愛してよ 叫びは 決して声にならない  死んだ魚の目に 必死で睫毛塗りたくる 埋もれて行く瞳の奥 涙すら逃げ出せない 無理矢理にでも 見せ掛けでも 上面だけは飾るのよ 弱さ映す鏡なんて叩き割れ  痛い 痛い 痛い 痛い 心が 痛い 痛い 痛い 痛い 悲鳴上げてる 隠しても 隠しても 隠せない 確かに聞こえて来る  嫌い 嫌い 嫌い この身体が 大っ嫌い 嫌い 痛めつけてしまう ここに居ていいんだと抱きしめて 生きているのは罪じゃないって  痛い 痛い 痛い 痛い 心が 痛い 痛い 痛い 痛い 悲鳴上げてる 黙ってて 黙ってて 私は 強くなきゃいけない  嫌い 嫌い 嫌い この身体が 大っ嫌い 嫌い 痛めつけてしまう 救ってよ 愛してよ 叫びは 決して声にならない  痛い 痛い 痛い 痛い 心が 痛い 痛い 痛い 痛い 悲鳴上げてる 黙ってて 黙ってて 私は 強くなきゃいけない
お菊ちゃんせきぐちゆきせきぐちゆき関口由紀関口由紀Yuki Sekiguchi・Ken Futori失恋しました 髪を切りました あなたがやさしく何度も撫でた 自慢の長い 長い黒い髪 バッサリとナイフで切りました  気に病むことはないわ どうせ すぐに伸びるから  あなたとあのコ 愛し合う部屋へ 伸びて伸びて伸びて 黒い絨毯 ノウゼンカズラのかんざし一つ 挿せば あたし とっても綺麗でしょ  笑われました 身の程知らず お菊人形ちゃんは帰りなさいと まつ毛の長いフランス人形 あなたの腕の中 瞬いた  排水溝に吸い込まれて行く 鮮やかな赤の糸  あなたとあのコ 愛し合う部屋へ 伸びて伸びて伸びて 鮮血の帯 手首が描く失恋模様 美しすぎて 笑い止まらない  翌朝ニュースに映し出されたのは あなたのアパートね 若い男女が 息もないままに見つかったってね 無数の髪の毛に絡まって  女は髪に命を宿す 追いかけるどこまでも  あなたとあのコ 愛し合う部屋へ 伸びて伸びて伸びて 黒い絨毯 ノウゼンカズラのかんざし一つ 挿せば あたし とっても綺麗でしょ
地獄花せきぐちゆきせきぐちゆき関口由紀関口由紀Yuki Sekiguchi・Ken Futori赤い花咲く彼岸花 誰が呼んだか地獄花 枝も葉もなく節もなく あやしく揺れて惑わせば  あのひとコロリ騙されて 情熱だけを吸い取られ あんな女はごめんだと 泣いてわたしにすがりつく  夕焼け色の金盞花 健気なふりで頬染めて おひとついかが 上目遣い 金の盃差し出せば  あのひとホロリ酔わされて やさしさだけをはぎ取られ あんな女はごめんだと 泣いてわたしにすがりつく  七色 虹色 花から花へ 飛び立つ蝶の行方は  遊びたわむれ菜の花は 霞の夜もおしゃべりで 月はわたしが染めたのよ いたずら顔で振り向けば  あのひとクラリのぼせ上げ 純情ゆえに転がされ あんな女はごめんだと 泣いてわたしにすがりつく  緑つやめくオリーブの その実を強く抱いたなら 愛と涙が溢れ出て 恥じらいさえも悩ましい  あのひと我を忘れては 骨の髄までむさぼられ あんな女はごめんだと 泣いてわたしにすがりつく  夢と言われた青いバラ 星の明かりに照らされて やっとあなたに会えました 細いゆびさき手招けば  あのひとユラリいざなわれ 星の数だけ嘘を見て 夢のままなら良かったと 泣いてわたしにすがりつく  誘う花にはトゲがある 香る罠には毒がある 息を潜めてトリカブト 道連れびとを待ちわびる  冷えた空色鮮やかに 怖がらないで口づけて さみしさくべて抱き合えば あのひとはもう帰らない  七色 虹色 花から花へ 飛び立つ蝶の行方は  都忘れが匂い立つ 紫色の朝焼けに ここはどこです あのひとが フラリ現れ戸を叩く  すべて忘れたあのひとは 羽をもがれた蝶のよう おかえりなさい待ってたわ 糸をめぐらせ地獄蜘蛛
手紙せきぐちゆきせきぐちゆき関口由紀関口由紀Yuki Sekiguchi・Ken Futori桜色の便箋 窓の風にひらりと 飛ばされて 部屋の隅 舞い落ちる  さみしさ耐え続けて やせた文字がこぼれる あなたとの別れは もう決めてるのに  ああ 最後の一行が上手く書けなくて ためらう窓の向こう 季節が移ろう  風鈴模様かわいい 封筒選んでみても 詰めるのは ささくれた言葉だけ  都会の夜は どんな夢をあなたに見せるの これ以上待てないと伝えたいのに  ああ 最後の一行が上手く書けません 飛び回るアゲハは 変わり果てたあなた  ああ ただ一言で済むことでしょう 容易く殴り書きで終わらせたらいいのに  桔梗の花揺れてる 秋の窓を切手に 貼り付けた空はもう 遠すぎて  読み返して まるめて 書き直して 破いて 降り積もる雪はただ 遣る瀬無い  ああ 最後の一行が上手く書けません 終わりの一言が 書き綴れない  ああ 最後の一行が上手く書けなくて ためらう窓の向こう 季節が移ろう
さみしい女の代名詞せきぐちゆきせきぐちゆき関口由紀関口由紀Yuki Sekiguchi・Ken Futoriシケモクのピラミッド崩して 流行の曲 鼻歌でなぞる 煙草のけむりと溜め息 一緒に出ちゃった 手酌でも どうってことないわ 熱燗チョチョイチョイ なみなみでどうぞ 男なんて…ってよく言うよ あたし さみしい女の代名詞  取り越し苦労は あたしなりのそれなりの 強がりだった 悲劇への心構え  幸せだとか 信頼だとか 上手に語るわりには 損得並べて 貪欲隠して ずるさ 賢さ 紙一重 誰でもいいって そんなわけないわ だけど独りがちょっとつらい 誰でもいいわ となり座って あっためて下さい  口紅も塗り直せぬまま 昔の恋人にバッタリ 一人なの?…って見ればわかるでしょ 連れの女はモデル並み  元気出しなよ 騙されたって 騙すよりはいい 悲劇より喜劇タイプじゃないか  幸せだとか 信頼だとか 「だとか」とは何事さ それが欲しくて そうなりたくて 溺れ なだれ もがいた 誰でもいいって そんなわけないわ だけど独りがちょっとつらい 矛盾だらけは酒のせいです ほっといて下さい  幸せだとか 信頼だとか 上手に語るわりには 損得並べて 貪欲隠して ずるさ 賢さ 紙一重 誰でもいいって そんなわけないわ だけど独りがちょっとつらい 男なんて…ってよく言うよ あたし さみしい女の代名詞  誰か あっためて下さい
めぐり逢い交差点せきぐちゆきせきぐちゆき関口由紀関口由紀Yuki Sekiguchi・Ken Futoriお元気ですか 駅前 夕映えの空に ふと あなたのことを思う  忙しすぎる毎日に 深呼吸がわり 今日も細く ため息を吐けば  横断歩道 向こうの岸に あの頃と変わらないあなたを見つけた 少しクセのある黒い髪 雑踏の風に吹かれ 時が止まった  めぐり逢い交差点 何気ない日々が 幸せだったあの頃が込み上げて来る  キレイになったねと言わせたかったのに 崩れかけた化粧に うつむいてしまう  嬉しいことも その日一番の憂うつも あなたには何でも話せた  けどつまらないケンカのせいで さよならも 会いたいもずっと言えぬままに  手前の人の影に隠れて 気付かなかった そばにいる可愛いひと 信号が変わり 皆歩き出す 立ち止まることをまるで許されぬように  めぐり逢い交差点 何気ない日々で 愛しさと 懐かしさと 切なさが行き交う  気付いてないふりをしている私に あなたもきっと気付かぬふりをしてるのね  ようやく願いが叶ったわ さよなら言いたかったの 言葉に出来なくても  めぐり逢い交差点 何気ない日々が 幸せだったあの頃が込み上げて来る  キレイになったねと言われたかったの 乱れた髪 取れた口紅 頑張ってる今を  めぐり逢い交差点 何気ない日々が 今とても幸せと 笑顔で行きすぎた
鏡目せきぐちゆきせきぐちゆき関口由紀関口由紀Yuki Sekiguchi・Ken Futori化粧をする時 必要なものは二つ 綺麗な鏡と 愛に抱かれた記憶 それだけでルージュの引き方が変わる あなたの匂いを思い出すだけで  早く会いたい 今夜会いたい ルージュの色に気付くかしら 早く会いたい 今夜会いたい ほめてくれるかしら  鏡の前じゃ誰も身勝手 自分しか見ていないわ けど知ってるわ 視線の先に 自分さえ見えていないと  イヤね、鏡はなんでもお見通し  下着を付ける時 大切なことはひとつ 隠すんじゃなくて きらり 身に付けたらいい 嘘も同じよね 隠そうとするより さらり 身に付けることだわ そうね あなたのように  早く会いたい 今夜会いたい 胸しめつける憂うつ外して 早く会いたい 今夜会いたい だまし夢の中  鏡の前じゃ誰も恋煩い 都合よく見えているだけ 仕方がないわ 真実からは 目をそむけていたいから  鏡の前じゃ誰も身勝手 自分しか見ていないわ けど知ってるわ 視線の先に 自分さえ見えていないと  イヤね、鏡はなんでもお見通し
熟女紅花せきぐちゆきせきぐちゆき関口由紀関口由紀Yuki Sekiguchi・Nobuari Hatta・Ken Futori「私の趣味は失恋です」 そう言いたくなるほどよ 今日もサヨナラまたひとつ ラム酒で押し流した  先に好きと言って来るのは いつも相手の方なのに 気が付きゃひどく片想い 磯の鮑もお手上げね 意気消沈…  熟女紅花 泣かせておくれ 強い女ほど泣き上戸ね 熟女紅花 泣かせておくれ どうしてこんなに失恋上手  嗚呼、遣る瀬無い…  「私の特技は予言です」 そう言いたくなるほどよ 予感か悪寒か第六感 電話のベルがやけに重い  ほら来た 恒例休日出勤 特に予定はないけれど 感傷浸る暇もない 下着を選ぶ暇もない 忌々しい…  熟女紅花 わかっておくれ そろそろ焦りが隠せないんだ 熟女紅花 わかっておくれ 仕事があるだけマシだと言うの  嗚呼、世知辛い…  なぜ地球はこんなにも美しいか それは 女という生き物がいるからよ 輝けオトメ!  熟女紅花 泣かせておくれ 強い女ほど泣き上戸ね 熟女紅花 泣かせておくれ 何が悲しくて失恋上手  熟女紅花 咲かせておくれ あなただけの 私だけの花 熟女紅花 笑っておくれ 愛されなくても愛してみてよ  ま、仕方無い…
ねずみとカラスせきぐちゆきせきぐちゆき関口由紀関口由紀Yuki Sekiguchi・Ken Futoriどしゃぶりでも流せないわ すえた街の汚れは 通りの隙間 湧いてこぼれる甘い誘惑  濡れガラスは嘘をついばみ 夜から夜へ飛び立つ 背中に背負う十字の傷は 消せないあやまち  あなたの綺麗な手のひらが 真っ赤な絵の具に染められて もう後戻りは出来ないと 歪んだ雨につぶやいた  ウー サイレンが ウー 鳴り止まない 悪いのはあなたなんかじゃない 嗚呼 世の中だわ そう世の中だわ  ウー サイレンが ウー 果てる場所まで 二人で遠くへ逃げましょう 夜が明ける前に  見下ろしてる巨大広告 黙り込んだ廃墟ビル やせたネズミは他人の不幸で 飢えをしのいでる  かびた臭い あなたのシャツの 汗の匂い 心地良い こんなに長く寄り添えるのは 久しぶりよね  もうどこへも逃げられないと 私の膝で震えるあなた 死ぬまであなたを守るから ねじれる夜にささやいた  ウー サイレンが ウー 鳴り止まない 悪いのは世の中だと言えば 嗚呼 許されるわ ねえ許されるでしょ  ウー サイレンが ウー 果てるその時 固く抱き合って いきましょう 夜が明ける前に
ハルジオンの花束せきぐちゆきせきぐちゆき関口由紀関口由紀Yuki Sekiguchi・Nobuari Hatta・Ken Futoriハルジオンの花束を 左手のリングで 結んで 流しましょう 日の暮れの思川  玩具でよかったのにね どうせ捨てるなら 夕烏見送って 一人きりのブーケトス  灯り出す街の団欒 あなたはどんな家に帰ってたの 最後まで突き通せない嘘なら 初めから吐かないで  騙しきれないその罪は重く 信じたすべて絶望にくつがえす さよなら ライラライ 忘却でさえも 愛を償えない  並べられた小石は 子供のいたずら あなたにはママゴトの 暮らしだったのでしょう  いつまでも側にいようと イニシャル彫った指環に誓ったじゃない 約束が破るものなら 嘘をつむいで真実にして  愛はおぼろげ 確かな形を 求めた時に崩れてしまうの さよなら ライラライ 指のリング跡は 偽りの証ね  騙しきれないその罪は重く 信じたすべて絶望にくつがえす さよなら ライラライ 忘却でさえも 愛を償えない
木枯らしの日せきぐちゆきせきぐちゆき関口由紀関口由紀Yuki Sekiguchi・Ken Futoriねえ もしも少しだけ 話聞いてくれるなら 考え直してみてよ 悪いところがあるのなら ねえ 教えて  もう 二度と会えないの? ねえ せめて理由だけ 嫌いじゃないならいいじゃない 何も終わりにしなくても ねえ どうして  あの日もしもこんな風に 取り乱していたら あなた抱きしめてくれたの 終わらずにいられたの  横断歩道 赤い点滅 何度も何度もくり返し 胸の狂騒知らせてた 気付いて ホントの私は 良いコじゃない  ねえ もしも少しだけ 愛が残っているのなら 枯れ葉にこすれた夜道を いつかのように息切らし 会いに来て  ねえ もしも 露ほどの愛も残っていなくても どうかあなたに抱かれたい いつかのようでなくていい ただ抱かれたい  ねえ 今もしもこんな風に すがり付いたならば 心の儘 抱いてくれるの 時に他人のように  あの日もしも思うが儘に 取り乱していたら あなた抱きしめてくれたの 終わらずにいられたの  下唇噛みしめて かじかむ手さえ広げた儘 仕方ないわと微笑んだ 涙は胸の下敷きに 気付いてホントの私は 良いコじゃない

化粧 〜リプライズ

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