MONO NO AWARE「かけがえのないもの」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
新人類MONO NO AWAREMONO NO AWARE玉置周啓玉置周啓大きくなったら 小鳥と恋人になるよ 空を飛べる子どもが生まれたらいいな  おとつい飛ばした スイカのタネが芽吹くよ 雲の上の上まで伸びてくはずさ  子どもはずっと夢うつつ  アリの巣ほじくって こんばんはって飛び込んで 地球の裏側まできみも来る?  子どもはずっと夢うつつ  新人類が生まれては消えるけど 逃げ切ったら地球の裏側でまた会おう  夢・夢・夢うつつ
えんぴつMONO NO AWAREMONO NO AWARE玉置周啓玉置周啓えんぴつはあまりいいデバイスではないわ シャーペンは持ちがいいからその点ラク~  机に手をつく彼女は得意気  えんぴつは先が丸くなるからイヤよ シャーペンは取り替えができるからラク~  追い詰められた僕のえんぴつ 心まで折れそうだ あの手この手で伝えてみせる えんぴつの素晴らしさ!  ペン回しで振り向かそうとしてる シロツメクサに敵うはずないのに  えんぴつの何がいいとか分からないけど えんぴつを削る瞬間がたまらない  書いては削り続けいつかは サヨナラを言わなくちゃ だけども丸くなりかけなけりゃ 出ない線が美しくて  このえんぴつであの日の景色を 絵に描けば振り向く気がしてる シャーペンにも なかよしにも プリクラ機にも敵う気がしてるのさ  ほら見てみてと振り返るけど あなたは芝生に夢中  しかたなくなって えんぴつをぐにゃぐにゃさせているのさ
かむかもしかもにどもかも!MONO NO AWAREMONO NO AWARE玉置周啓玉置周啓生麦生米生卵 なんもないからお店に買いに行こう 赤パジャマ黄パジャマ茶パジャマ グチャグチャなまま置かれててメチャ邪魔 かえるぴょこぴょこ3ぴょこぴょこ 飼えば増えて今や15ぴょこぴょこ 祝新春ジャズシャンソンショー まず3周まわって優秀賞  隣の客はよく柿食う客だ よく食うときに聞き耳立てたらば竹やぶやけかけた  庭には2羽ニワトリがいるが 2羽には庭がにわかに広すぎるな 日々ヘビの頬のヒビの幅や ハブの頬のヒビの幅にビビって 絵の上手な坊主が 上手に屏風に坊主とジョーズの絵を描いた ラバかロバかロバかラバか分からないので ラバとロバを比べたらロバかラバかわからなかった  この釘は引き抜きにくい釘だ 引き抜きにくいが引き抜けば引き抜けるだけまだマシだ  これは噛むかもしかも2度もかも!2度もかも 噛むな噛むなと迷い困り構えてると噛むかも! これは噛むかもしかも君もかも!君もかも 噛む気もするけどいつでもカモンな構えでいよう  買った肩叩き機高かった  おやおや八百屋にお謝り もしや親はイモ屋に謝り済み? レモンもメロンもペロンと食べたが バナナの謎はいまだ謎なのだぞ おうし座しし座さそり座さまざま あれ?あれはアンドロメダ座だぞ ブタがブタをぶつとぶたれブタがぶったブタをぶったので ぶったブタとぶたれたブタがぶったおれた  早口言葉を口々に口にしな コツコツやり続ければカチコチの口も動き出すはずさ
時間泥棒がやってくるMONO NO AWAREMONO NO AWARE玉置周啓玉置周啓時間泥棒はそーっとやってくる 知らぬ間にもう夜になっている 時間泥棒はそーっとやってくる 気づかぬ間にもう朝になっている  忙しすぎたり退屈すぎたり タイミングをずっと見計らってる  時代の流れに沿って生きていく 暇そうにしてる人は放っておく  無駄な時間とか不毛な議論とか 昔ほど愛せなくなっている  さよならまた僕の時間 どこへ行ってしまったかわからない あの頃はまだ無駄な時間ばかりだったのに  本当はどっかで使いたい 一日ゴロッと眠ってたいけど 本当はどっかで遊びたい 一日をリッチに使いたいけど  遊んでるときからずっと頭の中 ストーリーズの構成を考えている 今を生きようともがきながら僕は 手帳に書かれた現在を生きている  さよならまた僕の時間 どこに行ってしまったかわからない 探しにゆく時間もない 時間がない  時間泥棒はもう去ったあと 灰色の煙が立ち込めている 僕はなぜかしら焦っている 曲を切り上げなきゃと思っている
ゴミMONO NO AWAREMONO NO AWARE玉置周啓玉置周啓君が投げ捨てたあの空き缶にも 神様が宿っているんだよ そのはき古した靴下にだって 神様が宿っているんだよ  燃えるゴミだって燃えないゴミだって 資源ゴミだって粗大ゴミだって さっきまで共に過ごしてたでしょう  お金で買ってお世話になって ボロボロになって捨てなきゃになって 最後までどうもありがとう  のびた髪の毛や爪や抜けた歯は いつ僕じゃなくなってしまったの きのうの夜食べたあの豚肉だって いつから僕に変わったんだろう  悲しいこと うれしいこと どこからか来てどこかへ行って さっきとは違う僕に変わる  爪を切って髪を切って 鼻をかんで涙をふいて さっきまでの僕にさよならしよう  僕が赤ちゃんの頃の言葉を忘れてしまったのは 大きくなって新しい言葉をたくさん覚えたから 投げた缶ジュースや靴下のこともいつか忘れてしまうから 今のうちにぜんぶにちゃんとお礼を伝えておきたいんだ  僕たちもいずれはなるんだよ 僕たちもいずれはなるんだよ
普通のひとMONO NO AWAREMONO NO AWARE玉置周啓玉置周啓よく笑い よく泣き 友だちも数え切れないくらいいて 恋をして 破れて 学校を休んでいる人もいるのに  よく見れば教科書の裏 誰も知らない本を読みこんで 放課後は図書室で また本を読んでいる人もいるのに  優等生は褒められるけど ヤンキーは怒られるけど ずっと私は宙ぶらりん  先生が優しくしてくれる 方法は知ってるけど ありのままいることが 私の最後の砦なの  目立ちたがりは笑われるけど 恥ずかしがりは愛されるけど ずっと私は宙ぶらりん
テレビスターの悲劇MONO NO AWAREMONO NO AWARE玉置周啓玉置周啓かつてテレビっ子は 正座してブラウン管の前で あなたを待っていたらしい  ですが今僕は過去に浸ってみたって テレビよりパソコンがほしい どうしてもほしーのほしーの  それを聞いたパパが パソコンでパソコンを調べてる  (Internet killed the TV star) 街に広がるオンデマンド音頭  チャンネル争いなんか遠い昔のことのようだ 今は争わない代わりにリビングにいる必要もない テレビで流れてるものはヤラセや作りものばかりだ ネットで見たから確かだぞと顔も名も無い人が言う  あなたは最初で最後の たった1人のスターだったのさ  (Internet killed the TV star) 街に広がるオンデマンド音頭  情報が多すぎるね  (Internet killed the TV star) 巻き戻しも早送りも何のその 見たくないものもコメントで消去 街に広がるオンデマンド音頭  You are TV star  (Internet killed the TV star) 僕のリモコンには巻き戻しがない 親指下げる視聴者もいなきゃ 人に見せるための人生でもない
ヒトノキモチニナ~ルMONO NO AWAREMONO NO AWARE玉置周啓玉置周啓その国の人々は 優しくなれる薬を飲みすぎている はじめからもう優しいはずだったのに  その国の流行語は ごく客観的かつ冷静に語り合うべしらしい おなかの虫をやっつけるのがマナー  人の気持ちを分かるには 自分の気持ちを分からなきゃダメだよ 耳をすませば聞こえるよ  これでサッパリだよ 君にピッタリだよ でもやっちゃダメゼッタイ 大丈夫  ほらやっぱりだよ 君にピッタリだよ て言う奴に限って あなたほどの痛みを知らない
ゲームは1日30分MONO NO AWAREMONO NO AWARE玉置周啓玉置周啓ゲームは1日30分 人生は多くて5000万分  世界に何の影響も及ばないと分かった上で 俺は村の雑草を抜き続けている  盆と元旦に実家帰る場合 親と会えるのはもうあと80回  俺は最近ではあちら側に住んでいる 1日1410分だけこちらに来ている  でもあの夏の終わりに思った パワプロするなら 素振りも毎日すればよかった
女子高生MONO NO AWAREMONO NO AWARE玉置周啓玉置周啓自転車のサドルとペダルを結ぶ足 黒髪なびかせ白肌さらして 河原に寝ころび髪からまる芝 流れるラジカセ繋いだイヤホンを抜いて  また耳に挿すまでの間聞こえる電車の音の中 吊り革つかむ袖をまくり上げた二の腕に飛んだ 墨汁洗い流してチャイム鳴るまでには戻ろうと 少し歩幅広げて廊下で揺れた  スカートの中を見たくて 風よ吹けと祈り捧げた春の日は 意地悪く凪いでいて  雨傘貸してあげたくて 放課後の下駄箱で待つ夏の日は 笑えるほど晴れてた  水まき済ませたグラウンドの匂いと ジャージの裾からはみ出る匂いが混ざり合い夜が来る わたあめの匂いの浴衣に着替えて 赤青黄緑の花火が上がっては落ちてくプールサイドに  敷かれた砂を踏んで歩く茶色のローファーの中の音 ガサガサ言うな 気づかれずに踏まれたラブレター 書いた人は顔色一つ変えないままどこかを歩いてて 人ごみに紛れてる人たちが行く  廊下ですれ違いたくて トイレに入っては出てきた秋の日は どうやら行き違いで  マフラー貸してあげたくて 放課後の下駄箱で待つ冬の日は 風邪引いて休んでた  青い春を駆け抜けたとか 君のケツはまだ青いなあとか 若さは青で塗りつぶされてしまうけど  あの日この胸に飛び込んできた 景色匂い手ざわりまで全部 青一色ではとても表せなかっただろう  大人は僕の過去を塗りつぶすよ 僕はその上から描き直すよ あの日の気持ちは忘れないよ  でも  スカートの中を初めて 見た日はあっけなかった なぜ見たいのかさえ忘れてた  スカートの中は暗くて 眩しくてよく見れなくて 色々な色のどれでもなかった
言葉がなかったらMONO NO AWAREMONO NO AWARE玉置周啓玉置周啓言葉がほんの一つ足りなかっただけで その後はたった一度の言葉も交わせぬまま  言葉がほんの一つ多すぎただけで この世にたったひとりの人にさよならをした  言わなくていいことと 言わなくちゃダメなこと 選んでる間に君は背を向けて  言葉がなかったら 迷わず抱きしめてたろう 手紙を読み返し 泣く手間も省けてたろう  あのとき一瞬だけ抱いた思いを 400字原稿用紙に書き上げたとしても  伝えたいことなんて何一つ書けずに それでも先生は花丸をつけてくれた  言葉にすることで醜くなることも 言葉にしなければ忘れてしまいそうで  言葉がなかったら こんなことで悩まずに すべてをぬくもりで 伝えられたのだろうか  あいつやあなたにも言ってみたかったこと いざ目の前にすると口をつぐんでしまうこと  言ったってやらなけりゃ意味がないと言う人 見返すためにもとりあえず言おうかな  言わなきゃな  言葉に直したら 嘘になってしまうとしても ギリギリのところまで 表していたいんだ
LASTMONO NO AWAREMONO NO AWARE玉置周啓玉置周啓僕らのいた街は寝てる間もおきてだらけ スカートの丈髪の丈想いの丈まで決められる 飛び出せば見つかると噂に聞いたもので あの子を誘って駈け落ちをと少しだけ夢見てしまった  街の色はオレンジになって僕の瞳を照らしてる  ここを去ると決めてから生活すべてが新鮮で 「昔は昔で今は今」 といつか言うために生きている 唯一心残りなのはあの子のことで 「駈け落ちしてもまたそこから逃げなきゃだよ」 と言われてしまった  街の色はオレンジになって君の瞳を照らしてる  それがラストになった でもいまだに終わった気配がないまま 僕は日々を過ごしてやり過ごしています されどラストはラスト もはや確実に終わってしまった 夢は覚めてからわかる  街の色はオレンジになって僕の行方を照らしてる  それがラストになった 別の髪の丈が決まった世界でなすがまま 僕は日々を過ごしてやり過ごしています されどいく年経って それの意味が分かってきました 夢は覚めてからわかる
A・I・A・O・UMONO NO AWAREMONO NO AWARE玉置周啓玉置周啓まま ぱぱ えんぴつ ぶーぶー ひまわり ずっとずっとずっと知ってること  それはなんのサイン? おそらくきいてもわからない それはなんのサイン? おそらくだれもわからない おどりがおどれなきゃわからない  今さらながらアイラブユー、マム 遅ればせながらアイラブユー、ダッド そんなことはずっと昔から わかりきってはいたけど言うよ  常識、非常識、必要以上の必要最低限のマナー モラル、ルールにがんじがらめ 間違えちゃダメだって しかし新しくなきゃって 言われて育って 今になってみれば 使えなかった言葉 使えるようになればなるほどに 口にしなくなるようにできてるらしい テレパシーとかがほしい とさえ思わなくなったのも テレパシーって言葉を知ってからだし  それはなんのサイン? おそらくきいてもわからない それはなんのサイン? おそらくだれもわからない おどりがおどれなきゃわからない  今さらながらアイラブユー、いつものおじさん 勇み足ながらアイラブユー、未来のあなた そんなことはずっといつまでも 思い続けていく気がするよ  背が伸びて声が変わって こないだより言葉も覚えたよ いくつもあった 僕にしか見えないはずのものは忘れたよ  気づいた時には繋いでた手も 繋ぐことはもうなくなったね でも生き様は見てた 今それを追ってるんだ  ありがとう
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