Ivy to Fraudulent Game「行間にて」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
青二才Ivy to Fraudulent GameIvy to Fraudulent Game福島由也福島由也初めて飲んだ酒に呑まれたときは それがとても心地良かった 初めて喫んだ煙草に噎せ返る それだけで大人になれた気がしたんだ  初めてあの人と迎えた朝は いつもと少し違って見えた ただ七三○○日を生きれば 大人になれると思ってた  そうやってそうやって歩んでみても 何も変わらぬあの日の自分と 夢みてた景色  小生が殺した青春よ いつの日かその意味を 赤く赤く帯びてくれよ 小生が生きてきた白秋よ いつの日か追憶と 黒く黒く霞んでくれよ  守れなかったあの人の笑顔が 時々僕の頭をよぎるんだ 青すぎた自分に極彩色の日々が 似つかわしくなかっただけだと言って そう言って…  そうやってそうやって悩んでみても 何も変わらぬあの日の自分と 目を伏せた景色  小生が殺した青春よ いつの日かその意味を 赤く赤く帯びてくれよ 小生が生きてきた白秋よ いつの日か追憶と 黒く黒く霞んでくれよ  涙が溢れた 朝が来るのに 涙で霞めよ絶望の“絶”よ  喉を枯らしても叫んでいくんだよ あの日と変わらぬ絶望の“望”を
水泡Ivy to Fraudulent GameIvy to Fraudulent Game福島由也福島由也水にもならない 泡にもならないなら 水の泡になる事くらい恐れるな  孕んだり患った その感情は酩酊しても 吐瀉する様にはいかなくて 心の奥にしまい込んでるだけ  その本当の心は 行間に挟んでおいたから 読んでくれはしないかなんて 一任に愛を仰ぎ続けるだけ  下らないことが 不安の種子になってく 自ら発芽を促す様  水にもならない 泡にもならないなら 水の泡になってしまうくらいは 痛くもないし 痒くもない筈だろう どうやら何か望んでるみたいだ  ビタミンが足りないとか テレビがつまらないとか それくらいのことだけで 悩んでいられたらいいのにな  砂漠で僅かな貴重な水を あの種子に与えて口渇する様  水にもならない 泡にもならないなら 水の泡になってしまうくらいは 痛くもないし 痒くもない筈だろう どうやら何か望んでるみたいだ  僕はこの歳で親不孝で 人の愛し方もわからなくて 傲慢になり孤独になった 終えることすら処世術の様  この命も君との日々も 匙を投げるにはまだ早いよ 行間で君と笑いたいんだ 全てよ杞憂に終わってくれ
劣等Ivy to Fraudulent GameIvy to Fraudulent Game福島由也福島由也大衆酒場の喧騒で 不明瞭になった言葉の数々 空気を目視して ここはお決まりの微笑で打破  不愉快に曲げられた 死体で溢れかえる灰皿と つまらない彼奴のせいで エタノール味の酒  居心地の悪い空間を 流れてる不毛な時間の 終わりをただ待ち侘びてる 俺の方が俗世じゃ劣等  沈黙を埋めようと 当たり障りのない言葉を巡らせ 熟考の果ての問いに 価値観の解せぬ返答  居心地の悪い空間を 流れてる不毛な時間の 終わりをただ待ち侘びてる それも知らずに 品性の無い会話をして ヘラヘラと笑う彼奴に 侮蔑の目を向けようとも 恨めしさを孕もうとも 俺の方が俗世じゃ劣等
she see seaIvy to Fraudulent GameIvy to Fraudulent Game福島由也福島由也二人の今日は誰かにとっての昨日で 少しだけ鈍間になった気分 黒い海を白む夜が鮮やかな青に染める  潮水が傷口に触れること無く 感傷が水に溶けてく 毎日の不平や不満を お前も此処に置いていけよ  美しかったあの日々さえも 流るる時が記憶にしてしまったの そうやってまた 風化していくんだと思うともう 苦しくなった あの日のようにこの景色さえ 傷付ける気がしたから 教えて何故こんなに 生きるとは悲しいのか  she お前はこの世で一番愛おしい 今の僕にとっては sea お前はこの世で一番美しい 今の彼女にとっては  君と居ると自分の未熟さだけが 際立って情けなくなる 生きてきた時間の差異を 埋めることはできるかな  美しかったあの人さえも 流るる時が記憶にしてしまったの そうやってまた 風化していくんだと思うともう 苦しくなった あの日のように君のことさえ 傷付ける気がしたから 教えて何故こんなに 生きるとは悲しいのか  she お前はこの世で一番愛おしい 今の僕にとっては sea お前はこの世で一番美しい 今の彼女にとっては  美しかったあの日々さえも 流るる時が記憶にしてしまったの そうやってまた 風化していくんだと思うともう 苦しくなった あの日のようにこの景色さえ 傷付ける気がしたから 教えて何故こんなに 生きるとは悲しいのか  Oh, I see. 別にこれで良いんだね
可憐な花Ivy to Fraudulent GameIvy to Fraudulent Game福島由也福島由也道端に咲いた小さな花の美には 中々気付けないくせに 悲哀や不幸にはやけに敏感だな 余計な事ばかり目に付く日々だ  いつもより少しだけ目を凝らして 周りを見渡せばこの毎日も 小さな幸せに溢れている それにただ気付けないだけ  どんなに著名な楽隊の 演奏なんかよりもずっと 貴方のその笑顔の方が 僕を満たす一つになる  どんなに著名な物書きの 一節なんかよりもきっと この街に溢れた景色が いつか君を救うから  道端に咲いた小さな花の美も やがては枯れて無くなってしまうよ 悲哀や不幸に気を取られてるうちにさ 余計な事に疲れてく  娯楽に溢れてるこの世界で 小さな幸せに値打ちはないのかい いつか枯れてしまうその日の前に 一度だけでいい… 少しだけでいい…  どんなに著名な楽隊の 演奏なんかよりもずっと 貴方のその笑顔の方が 僕を満たす一つになる  どんなに著名な物書きの 一節なんかよりもきっと この街に溢れた景色が いつか君を救うから
故郷Ivy to Fraudulent GameIvy to Fraudulent Game福島由也福島由也奈落はこの手で選択できるが 子宮は自ら選べやしないんだ 皮肉だね神様 無情な所業だ  だからこの僕は 背の高いビルや人の群れの無い こんな地味な街で産声上げた 富裕な家でもない  もしも始まりが選べたとしたら この地味な街は選ばなかったろうな 産まれる前から強欲だろうから  そしたら貴方達の元に 生まれることは無かったろう 君にさえも出会えなくて 今所有する全ての幸せは無い  これで良かったんだ きっときっと… 僕の横で笑う君を見て思う そっとそっと…  輪廻や転生 意に染まぬ概念 「明日からやる」って 口癖の様になった 怠惰みたいで気に喰わないね 次なんて奴は不確かなものさ それを期待するより 二度と使えなくなるくらいに 酷使しろよ霊魂 崩してしまえよ業  仮に神や来世があれど 今を生きるのが清さって奴だろう 背けないで 逸らさないで 貴方が見縊るほど悪くは無い  これが良かったんだ そうだそうだ… 僕の前で笑う君を見て思う そっとそっと…  これで良かったんだ きっときっと… 僕の横で眠る君を見て思う そっとそっと… 君に会えたこの街を君と歩こう ずっとずっと…
このアーティストのアルバムを見る
×