「ファルセット」の歌詞一覧リスト
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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FEATHER | |||||
ORGEL山本精一 | 山本精一 | 山本精一 | 山本精一 | アミの目の上を すりぬける彼 とっくに色もあせて 風にあおられて まい上がる彼 小さな弧を描きながら 胸にかくれ てのひらに乗り ささくれた 気分の 真ん中で あそびのない かたい弓 思いきり引いて ねらいを定め 猫の眼のようにたくさんかわる (また眼を閉じている。見られたくない。) 考えている まわりの気配を見ては、 たのしいかどうか? さびしいかどうか? 人擦れの音の中浮んでる 思うのはあの影の絵 彼らといっしょに 見えなくなってる | |
EVER GRAY山本精一 | 山本精一 | 山本精一 | 山本精一 | 今日は何をしても どれもつまらない 鏡を見ながら 顔をしかめたり むりやり誰かに 電話してみたり 久しぶりに 本をひらいては閉じて あたらしい僕らは深みどり 急な光あびて色あせる 生きてることには 思いもなにもない そう思うなら それもいい 生きてるあいだは 限られることばかり そう思うたび 救われる 今日は何をしようか なんて気もしない 鏡に貼りついた 顔がゆがんでる あかりをつけたり すぐ消してみたり そのまま朝まで 眠っていたり 君に合えることの幸せは 会わずにいるときと変わらない 生きてることには あいまいなものがない そう思うだび 生きてみる 生きてるあいだに 生まれるものもある そう思うから 生きている 生きてることには 思い入れもなにもない そう思うなら それもいい | |
DELUSION山本精一 | 山本精一 | 山本精一 | 山本精一 | いつも途中まで 憶えていたもの 家に着いたら 忘れてしまった 何も思い出せないまま ほんの少しなら 自分のことも わかる気がした けれどそれよりも 今は眠らせてほしいんだ 始めから色のついた 眼鏡をみんな放り投げて どんな時も 真ん中にある 変らないもの 失くせないもの いつも帰りには ひとりになった 行きは多勢で にぎやかな声に つつまれていた気がした 夜の公園で ひとりつぶやいた 声が消えたら くらい砂場が ほのかに光った気がした まっすぐ前を見られない うしろには何もない はぐれた場所を 見付け出したら あっけないほど 近くにあった | |
SHOOT山本精一 | 山本精一 | 山本精一 | 山本精一 | そこには怖れもなく 沈んだ心もなく 昂まることもなく とりたててうたがいもせず ゆがんだ夢もなく 投げつける鎖もない 力を込めるものも あきらめるものもない 何だか 今ならよく見える ありふれた 日々の泡の中で 生まれている 何かの芽が こころを閉じる人 何でもうたがう人 何にでもおびえる人 だれにでもゆだねる人 うしろをふりかえる人 ふりかえったらひきかえす人 約束をやぶる人 それにも気づかない人 お前は なぞに満ちあふれて またしても 腕をスリぬけて いつも眼の前で 笑っている | |
12色のバラッド山本精一 | 山本精一 | 山本精一 | 山本精一 | 時のたつのも忘れるほど 部屋の中で埋もれ いつも何かしら ふさぎ込んでいる おそろしいほど 繰り返してスリ切れた日常は 気付かないくらい ゆがんで見えてる 今は求めることも しなくなってる ずっとむかしのことばかり のぞき込んでいる そのうち俺は何にでも なりたいものになる いつのまにか そう思い込んでいた。 気が付くのが遅すぎたのか 身動きもできずに 同じところから はなれてゆけない 今さらながら分るのは 俺の中はまるで 大きなガランドウ 風も吹いてない 夢を見ること自体は悪いことじゃない けれどどんな夢にも 値札がついている | |
POWDER山本精一 | 山本精一 | 山本精一 | 山本精一 | もう少しはたぶん ここにいるかもしれない こんなにも静かな 気持ちになれるなら 今はまだどこにも 灯りはともらない 今はまだ誰にも 光は届かない こころは急になぜか 冷たくなってしまう 誰のせいでもないことだけは わかるけど 望んでたものなら どこかへ忘れてきた それも今では 想い出にもならない 何でもいいから 誰かと話したい 何でもいいから むちゃくちゃに壊れたい こころは急にそこで 遮られてしまう ほんの小さな闇さえみんな 塞がれて もう少しでたぶん 楽になれる気がする もうこれで最後の 苦しみも終わるはず どこにもはじまる 気配は見られない 疑うことなく 本当にそう思う もう少しでたぶん ここにはいられない どこにも静かな 気持ちは得られない 今はまだどこにも 灯りはともらない 今はまだ誰にも 光は届かない | |