Metéôros」の歌詞一覧リスト

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Meteoric phenomena

ゼロと無限のQ明武田理沙武田理沙武田理沙武田理沙明け方に訪れる 当たり前の風景は  ひとひらの影を成す 透明な濁りのように 酸素を奪う  訳もなく 泣き叫んでいた 低く唸るざわめきが 確かに聴こえる  果てなく広がる 存在の尊さに 赦すことをおぼえたのだろう  遠い朝の目覚め 昏迷を切り裂いて 歩き出していた  遠い朝の目覚め 昏迷を切り裂いて 鳴り止まない鼓動が  言葉も忘れて 立ち尽くしていた 眩い光へと  ゼロと無限のQ明 平衡な起点から 途方もない海原へ  何も恐れはしないと 地図は風に飛ばした 加速する星の上で  そっと微笑む
断頭台の灯武田理沙武田理沙武田理沙武田理沙失った未来と真実と引き替えに この街の矛盾と嘘を教えてあげる  欲しかったものは全て手に入れたから 死神の逆鱗に触れてしまったそれだけ  干からびたパンと葡萄酒とわずかな祈り 枯れ果てた眼にうつるものは何も無い  「うしろの正面だあれ?」  鉄格子の窓から呼び止める 気配に懐かしさをおぼえ  賽を待つ あてのない 空の蒼さには 届かないから 足元に転がる 首  歳を待つ あてのない 空の蒼さには 届かないから 振り返ることもなく 進め 今は 叶わない 正しさも 願いも 心に秘めて いつか 変えてみせる  見届けて 私の行く末を 頭上には 鉄の頂が 憶えていて 私の生き様を 街の灯が 滲んでひとつになる  悲鳴と拍手喝采を浴びて 魂を天に託した
スーサイドスター武田理沙武田理沙武田理沙武田理沙水面の虚像に魅了されている滑稽な生き物流刑地で果てるとびきりの笑顔で酔 いしれる悲劇紙一重さお前の美しい錯誤路地裏で名も無きがらくたの山を抱え て今日も踏みにじる人生救いのない映画みたい楽しんでよ次は無いから止まな い雨は小さな花を咲かせたと言い聞かせる茶番みたいな自傷行為のあとには磔 刑の絵が似合う押し寄せる孤独の海に助け舟なんていらない深度感知できない くらいに見下しているだけ泥沼に引きずり込む聖者の偽物から逃れなきゃ金輪 際未来永劫絶対路地裏の名もなき遺物と化すだろうもうここにはいられないと びきりの笑顔で酔いしれる悲劇紙一重さお前の美しい錯誤路地裏で名も無きが らくたの山を抱えて今日も踏みにじる人生止まない雨は小さな花を咲かせたと 言い聞かせる茶番みたいな自傷行為のあとには磔刑の絵が似合う押し寄せる孤 独の海に助け舟なんていらない深度感知できないくらいにどうでもいい
深海魚武田理沙武田理沙武田理沙武田理沙突然にないた 風見鶏 時計の針は 意味をなくして 歪む  景色が見たいと 窓際に 座った君は 魚になって 泳ぐ  夢は落ちる姿を変え 今夜新しく瞼を開ける  知らない他の誰かが言った この先には誰もいない と  夢の続きは 明日の闇 迷い込むレプリカの水槽 いつか 君に見せたい 最果ての朝 永遠に続く螺旋  夢は落ちる姿を変え 今夜新しく瞼を開ける  知らない他の誰かのように 虹色の空に 悪戯に手を伸ばし 跡形もなく 消える
HEADSHOT武田理沙武田理沙武田理沙武田理沙いつか見た前世の回転体 無形の偶像に翻弄され 破滅を受け容れた歪みと化し 神をも冒涜したこの身体  預言の流星ジオメトリー描いて 咎人の眉間をつらぬいてしまう  永遠の制裁を あの人が私に銃口を向ける  迷うこと無く今すぐに撃ち抜いて きっと日が登る迄に答えが欲しい 躊躇うのなら追わないでもう二度と あなたを感じられないの  何を恐れている この場所では 悪魔の囁きも聴こえないのに  その瞳は血を流す度に輝いて 氷の要塞も溶かしてしまう  私を狂わせた あの日の幻と同じ色  迷うこと無く今すぐに撃ち抜いて 鳴り響く銃声に甘美な旋律を 歪んだ世界が砕け散る瞬間に 溢れ出す記憶の欠片  メビウスの輪のように繰り返す過ちと 解を穿つ生命の儚さに 永遠の救済を 何度も出逢い同じ運命を辿る  迷うこと無く今すぐに撃ち抜いて 深い夜を湛える冷たい横顔 躊躇うのなら追わないでもう二度と あなたを愛せない  迷うこと無く今すぐに撃ち抜いて きっと日が昇るまでに途絶えてしまう もしも願いが届いてくれたなら 始まる夜明けを あなたの手で 終わらせて
揺らぎ武田理沙武田理沙武田理沙武田理沙蒼くささめく枝の合間を 冷たい灰色の砂で縁取る  世界の秩序は 平面に保たれて 移ろう存在を 消し去るように  彼女は、  遠く離れた 異国の春を 想う いつの間にか 日は傾き――  探さないでと 言って 蘂ふる片隅に 預けた 瞳 なぞるように 遮断機が降りてゆく  彼女に囁いた 額縁の小人が  ――針を進めたいのなら、点と点を結べ――  傍らの砂時計が 今 落ちて砕けた  二つ目の岐路まで 続く白線 の 微かな揺ら ぎ な ど とうに値を外れ 彩度を増す  探さないでと、 蘂ふる片隅で、 彼女はそっと、 打ち明けた  咲き乱れる微熱を――
組曲「薬疹」武田理沙武田理沙武田理沙武田理沙第一楽章「紅斑」  どうしてこの使命を与えられたの 一度も望んだことなんてなかったのに どうして歩み寄ることなく闘うの 一人瓦礫の山を見送って  醜い醜い体の中 這い回る 変色した皮膚の下を 這い回る 宿主は何処へ  盗んだ羽を飾りにして踊る あどけない笑顔 あと少し歯車が遅ければ 識らずに済んだのかもね   第二楽章「水疱」  あなたは美しく 背景を塗りつぶす わたしは駆け寄って 大樹のそばに佇む  全身に拡がる業の花 烙印を刻み 破綻してゆく無常な回路 何も悟られず 逃げた報いと知って  あなたは林檎を齧り 転生を騙り始める 迷える子羊は 聖母の顔も知らない  「時は満ちたか?」  感覚を閉ざして 委ねる 遠い過去の眠り   第三楽章「糜爛」  感覚を開いて 仰いだ 転生の時を  受け容れることもできない私たちは 茨の道で果てる 痛みすら感じない翼に憧れて 全てを拒絶する  滅びゆくままに走る光の中 力の限り叫ぶ  いくつもの意思の元に 虚構で染め上げた外壁が 剥がれ落ちてゆく 小さな宇宙は今 過去になった  呼吸を繰り返す度 斑模様に侵されてゆく 私の最期をどうか笑って
沈める月武田理沙武田理沙武田理沙武田理沙翡翠の欠片を一雫 誰か呼んでいるね 低い空は溶け始めている 宵へ戯れて  綺麗な花冠だけ集めて 注ぐコーラルレッド その憂いを唇に当てる 十字を刻む腕  途絶える足音 ざわめく祭壇  声も指先も つかの間の日々も 風になり消えてゆく  旅が綾なす理 忘れていないか 穏やかに荒れる景色を 雲が覆い尽くしても 道は続いて 限りない超弦に沈む  貴い 籠の中の鳥が 告げる 黎明に 櫃を 空高く放って 誓う 再会を  いつの日か ここでまた会える  声も指先も つかの間の日々も 風になり 消えるなら 纏う 唯一の 色彩に変えて 永遠に 描き出して  月が綾なす理 恐れていないか 穏やかに荒れる景色を 雲が覆い尽くすだろう 道を塞いで 限りある超弦に惑う  虚空へ沈む命を この手に抱いて 予感と幻想の狭間へ 旅路を照らす 月の導は 絶界を超えて 生き続ける  結んで開いた 脈を伝って 紡いで繋いだ 語り継がれる 防いで塞いだ 空の雫よ 何処かで誰かの 胚芽になれ  結んで開いた 脈を伝って 紡いで繋いだ 語り継がれる 防いで塞いだ 弔いの唄 パレンタリアの月へ 捧ぐ
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