橘いずみ「GOLDEN☆BEST橘いずみ+榊いずみ~20th ANNIVERSARY~」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
永遠のパズル橘いずみ橘いずみ橘いずみ橘いずみ須藤晃・橘いずみ自分までだまし 首尾よく生きてなんになる 全力を尽くし 倒れてしまえばおしまい だけど ひとつひとつ 祈ることだけが うまくやるコツと学んできたよ それぞれの理由で 流した涙の数だけ それだけの喜び 本当に君を救っているかい  他人の気持など 簡単に理解できない 自分に置き換えて 考えるなんて意味がない そうさ いつか君が 出会う真実は 君だけのために輝くはずさ 自分より大きな 自分の影を追いかけて いつまでも絶対 追い越すことなんてできない 悲しいけれど  志は高く 夢は天を越えて いつかひとつになれば幸せ そうだよね 努力が一番 向上心を忘れず 辛いことも忍耐 あきらめず 清く正しく 道草もせず まっすぐ進んで壁にぶつかって とにかく負けないで 礼を尽くして 弱き者を助け 自分を殺し人を恨まず わかってる よくわかってる でもできない  迷ってるうちに 日が暮れて前が見えない 暗がりの中で 誰かの足跡探しているよ 流した涙の数だけ それだけの喜び 本当に君を救っているかい 本当に君を救っているかい
失格橘いずみ橘いずみ橘いずみ橘いずみ自分の言いたいことを私は何も言わない 自分のやりたいことを私は何もできない 自分の為に泣いても人の為には泣けない 主義・主張を叫んで外を歩く勇気なんかない ひねもすベッドに寝てるのは病人か赤ん坊 何もかもが嫌になるにはまだまだ若すぎる 誰かの喋る言葉で心なんて弾まない 明るく元気だけが取り柄の女にはなれない 他人の視線ばかり気にしてる人を認めない 社長の意見は必ずしも正しく思えない 月夜にいつも女はキスを待ってる訳じゃない 安いベッドは軋む音がうるさくて気が滅入る 愛してないのに抱かれ他の人を夢見てる パチンと弾けて落ちたピンクのバラの花びら  一番大切なものはこの貧欲な私 一番厄介なのもそうデタラメな私 好きな人に他に守るものあっても構わない だけどひとり夜の渋谷で待つのは好きじゃない 梅田 なんば 心斎橋 元町 西ノ宮 あんなに好きだった街ももうとっくに忘れた チャカ・カーンを気取って歌ってた “Whatcha gonna do for me” 意味も知らずに涙を流した “Whatcha gonna do for me” 沖縄にも住んだことがあると自慢気に話す 強い日差しが残したものは顔中のソバカス 傷ついた傷つけられたと騒いで憂さ晴らし 失恋した友達慰めどこかホッとしてる あなたは失格! そうはっきり言われたい 生きる資格がないなんて憧れてた生き方  あぁ 赤い夕焼けの町で小さな体を丸めて 叱られても 恥を重ねても まっすぐ歩いていたのに  眠れずにテレビをつけ煙草を吸えばやるせない ひどい仕打ちに泣いたとしても 夜はゲラゲラテレビ漬け 趣味は何ですかと聞かれて旅行などと答え 外国にも何度かなんて格好つけて見せる 姑息な笑顔浮かべて指先を噛んでいたい 約束を踏み付けても粋な女気取りたい 車にはねられた人を見過ごしたことがあるかい? ふしあわせな人を見て笑ったことがないかい? 父親に若い女いても私は構わない 母親に別の許婚の話を聞きたい もっときれいになってもっと上手に遊びたい もっとまじめになってもっとたくさん学びたい たったこれっぽっちの生きざまをひとり振り返り 四の五の理屈を言ってる私を愛したい
太陽橘いずみ橘いずみ橘いずみ橘いずみ須藤晃・橘いずみねぇ どうかあなた死なないで 何でもいいから 生きていて あなたの存在があるから 何とか 私は生きられる つらくて 寒くて 悲しくて ひとりを感じることばかり それでも あなたの笑顔を 思い浮かべたら強くなる  太ったねと言われて食べずに 流行りの洋服に身を包んで 仲間はずれにだけは ならないで ニコニコしながら はしゃいでる 何にも楽しいことがない 何にも必死になれなくて それでも あなたの生き方 思い浮かべたら熱くなる  もしも飛べたら あなたの空を 隅から隅まで 飛び回りたい どんなに遠く 離れていても あなたの中にいる  女らしく楚々と控え目に 出しゃばらず 愛敬ふりまいて つかず離れず 人の道の 真ん中あたりで まごついて 何のために生きているのと 自分の弱さに はむかっても 泣いて 泣いて 泣いて 疲れて 見上げた空には あなたがいた  グズで のろまで 不器用で それでも すたこら歩くから 山あり谷あり 雨 あられ 嵐が来ても がんばるから だから たとえ人のものでも あなたは どこかで生きていて あなたの笑顔があるから 何とか私は生きられる  もしもあなたが 少し疲れて いつかこの手が 必要ならば そっと名前を つぶやきながら やさしく微笑んで  自分を取り戻すスペースを 手に入れるために働いて 息を継ぐはずの時間にさえ 疲れ果てて眠りこけている ひとりぼっちになりたいけど ひとりぼっちはとてもさみしいよ あなたのそばにいられるなら 他には何にも欲しくない  いじけて 古くて ばかげてる だめな女だと言われても それでも命のある限り あなたの後ろをついていく  ねぇ どうかあなた死なないで 何でもいいから 生きていて ねぇ どうかあなた死なないで 何でもいいから 生きていて
上海バンドネオン橘いずみ橘いずみ橘いずみ橘いずみ須藤晃・橘いずみ虫ケラは闘う自由さえもない 翡翠買って余裕あればキャッツアイ 自転車泥棒逃げ足かなわない 奪い合い 騙し合い 助け合い 上海  シルクロードが運んだのは難題 虫歯だらけ痩せた男の礼拝 サーカスの女曲芸競い合い 笑えない 踊れない 意味がない 乾杯  あなたを包む夜の天使は私 甘くとろけて絡みつくのは私 空に銀河のナイショ話止まない やるせない 離れない 終わらない 真夜中  街の灯を集めてるあなたの瞳 月あかり独り占めあなたの瞳 風に吹かれて川べりを歩きたい 感じたい 叫びたい 抱かれたい 不想睡覚  異国の神に目撃されてたロマン 憧れたってきっと待つだけの愛人 狭い市場で長い行列に我慢 いにしえにここでめぐり逢ってた予感 魅力的 刹那的 歴史的 素敵  あなたを包む夜の天使は私 甘くとろけて絡みつくのは私 空に銀河のナイショ話止まない やるせない 離れない 終わらない 真夜中  街の灯を集めてるあなたの瞳 月あかり独り占めあなたの瞳 風に吹かれて川べりを歩きたい 感じたい 叫びたい 抱かれたい 不想睡覚  この広い海は誰のものなの 西の空焦がす夕陽は誰のもの どうか どうか 幸せになれますように  虫ケラは闘う自由さえもない 虫歯だらけ痩せた男の礼拝 サーカスの女曲芸競い合い 空に銀河のナイショ話止まない あなたを包む夜の天使は私 街の灯を集めてるあなたの瞳 甘くとろけて絡みつくのは私 月あかり独り占めあなたの瞳  あなたを包む夜の天使は私 甘くとろけて絡みつくのは私 空に銀河のナイショ話止まない
街を歩こう橘いずみ橘いずみ橘いずみ橘いずみ空は曇り空 心は軽やか 不思議な気分 歩こう 耳元で流れるブルースが 明るく響いて 駅をふたつも過ぎる  ごみごみした ぎゅうぎゅう詰めの この街さえ こんなにもきれい ほんのちょっぴりの 遠回りすら出来ずにいたよ 抱えきれない 小さな悩み 一生懸命 抱えようとしてた でも あなたが 私のこと認めてくれた  電車の見える丘の上 ベンチに腰かけ 我先にと急ぐ人を 見てる ぶつかり合う細い肩 おさえるあの娘は 息せき切って どこへ行くの  悲しい思い たくさんしたよ 辛かったのは 自分を偽って ただ ありふれた悩みの中 もがいていたよ 悲しい想い たくさんあった 誰も愛せず 自分の事も 他の誰かの 笑顔ばかり 輝いて見えたんだ  いつまでたっても いつまでたっても 臆病な眼のまんまだけれど 気がすむまで 街を歩こう 歩いて行こう 迷わないで 我慢もせずに 選んだ道 歩き続けてく そう あなたが 私のこと 認めてくれたから
バニラ橘いずみ橘いずみ橘いずみ橘いずみ須藤晃・橘いずみどこを見てるの こっちを向いて 何を考えてるの 私の目を見て 溶けそうなのは 目の前のアイスクリームじゃなくて私の心 アスファルトに落ちた雪のかけらみたいに 溶けて染みになって 明日になれば何もなかったように全部 乾いてしまうなんて  そんなに私 若くない そんなに私 利口じゃない そんなに私 都合よくない 本当にごめんなさい  子供の頃にいつも言われた 後ろ指差されることしてはいけません 危ないこと 人に迷惑かけること みんなしてはいけません 何もかも奪われて恋をしてるだけなのになぜか 悪いことしているような気がして おどおどおどしてます  こんなに私 震えてる こんなに私 泣いている こんなに私 まじめなんです 本当にごめんなさい  いい加減にしなさい のぼせてないで 目を覚ましなさい わきまえなさい 頭を冷やしなさい なんて何回言われてもわからない ふざけんじゃない バカヤロウ やり直したくなんてない もうたくさん 甘くとろけた真っ白なバニラが どうしても食べたかった それだけ  そんなに私 弱くはないから そんなに私 強くはないから そんなに私 弱くはないから 本当にごめんなさい  どこを見てるの こっちを向いて 何を考えてるの 私の目を見て 溶けそうなのは 目の前のアイスクリームじゃなくて私の心 アスファルトに落ちた雪のかけらみたいに 溶けて染みになって 明日になれば何もなかったように全部 乾いてしまうなんて  そんなに私 若くない そんなに私 利口じゃない そんなに私 都合よくない 本当にごめんなさい
アドバイス橘いずみ橘いずみ橘いずみ橘いずみ須藤晃・橘いずみ息をつまらせ苦しんでいた 弱い私をあなたは助けた 今のあなたは自分を救って 他の誰かを救うことよりも 怯えないであきらめずに あなたらしく 決して守りじゃなくて そのまま行くのよ 何も迷わずに 不器用でいいから 後ろを向かずに どんな時にでも 私だけは見ているから  愛するよりも愛されること 素直になって受け入れて欲しい みんなあなたを認めてるから みんなあなたを必要としている たどり着いて見回したら 誰もいない それでもいいじゃないの そのまま行くのよ 何も怖がらず 褒められたいのなら 褒めてあげるから どんな時にでも 私だけは信じている  私からのアドバイスは 全部いつか あなたのくれたもの そのまま行くのよ 何も迷わずに 不器用でいいから 後ろを向かずに どんな時にでも 私だけは見ているから
愛してる橘いずみ橘いずみ橘いずみ橘いずみどんなに人を好きでも その人にはなれない だけど身体の奥まで あなたが染みついてる  あなたのことを一日中考えて 生きてゆけたら 他に何もいらない  死んでもいいと思った 運命だと思った 出会った時思った だけどあなた知らない  泣きたいほどの気持ちは 胸の中でつまって 言葉になんてできない 心から愛してる  どんなに愛を説いても 説明にはならない どんなに本を読んでも 答など分からない  あなたのことを惑わせてるすべてから かばえるのなら 他に何もいらない  誰かを傷つけて ひどい女と呼ばれ 罵られていても 振り向いて欲しかった  手に入らないものなど そう多くはないのに 何故だか手に入らない 心から愛してる  この人だと思った 何も見えなくなった 抱きしめて欲しかった だけどあなたできない  死んでもいいと思った 運命だと思った 出会った時思った だけどあなた知らない  いつか命が途切れて また生まれ変っても ずっと想い続けたい 心から愛してる  言葉になんてできない 心から愛してる
平成橘いずみ橘いずみ橘いずみ橘いずみ自分の脇の下を自分でくすぐって笑うような生き方はやめる 世のため人のため生きてる人間なんてただの一人もいない それがわからずに自由だと叫ぶ  宙ぶらりんでどっちつかずは結局どっちつかずと知った ここから先は立ち入り禁止と言われたら無理やりでも突き進む それが本当の自由だと思う  見ざる聞かざる言わざるなんでもござれでごまかしてみても 地獄 天国 平成時代はウソもマコトもいっしょくた 泣いて笑ってまた泣いて 明日になったらまた笑う  春は曙 月にむら雲 届かぬ想い 夕日に赤いバラ 五月雨に濡れ 菖蒲の花に託した 私のつぶらな恋心 それが麗しき青春だと思う  校舎の陰で待ち伏せしていた無駄な時間は返ってこない 堂々巡りで巡り巡ってやっと手にした答えはみな同じ それがやるせなき青春だと思う  好きだ嫌いだ やめちまい 何にも感じず生きようとして 別に別に別に別にと返事していると腹が立つ 誰がどこで何のために何をどうしてどうなった  ただ歳をとればえらくなる訳じゃないと子供にバカにされ 見えなかったものが だんだん見えてくるんじゃないとだんだん気づく それが大人の常識だと思う  金が欲しくてあんなに苦労して我慢して休まず汗を流して 頑張ったのに頑張ったのに 余裕というのは大きな器に少し入ってみることなんだ それがあたりまえの常識だと思う  右だ左だ後ろだ前だとうるさく怒鳴られて 今度はお前が怒鳴る番だともっとうるさく怒鳴られて 嫌だ嫌だよ もうたくさん私ここからできれば一抜けたい  見ざる言わざる聞かざるなんでもござれでごまかしてみても 地獄 天国 平成時代はウソもマコトもいっしょくた 泣いて笑って泣いて笑って泣いて笑って泣いて笑い 地獄 天国 平成時代はウソもマコトもいっしょくた 泣いて笑ってまた泣いて 明日になったらまた笑う
GOLD橘いずみ橘いずみ橘いずみ橘いずみ須藤晃・橘いずみ強くなれ 昨日より 少し胸を張れ 少しだけカッコつけて 熱くなれ 自分より 少しデカくやれ 少しだけ恥もかいて しゃべれない 好かれない 誰もわかってくれない それでも くじけない くらさない らしさを忘れず はしゃげない ハモれない いつもひとりぼっちさ それでも 悔やまない ぐちらない ヨロシク立ち回れ  負けるなよ 恐くても 激しくブチ当たれ なけなしの勇気出して 怒れない 笑えない 何もかもが最低 それでも 悩まない 迷わない めちゃくちゃにならずに やるせない しかたない あれもこれもどれもみんなダメでも ふさがない あきらめない 傷つき生きてゆけ  夢を持て とりあえず 他に何がある あみだくじ 破り捨てろ 甲斐性ない ふがいない 情けなくてもそれでもいいんだ 焦らない 落ち込まない 反省なんかしない つかめない 届かない ほんのちょっとの距離だよ がんばれ 隠れない 休まない 逃げ場所なんてないよ やるだけやったら寝て待て とことん落ちたら上がってけ 感じたい 愛したい 輝きになりたい  ダメな自分を信じてGO!
サルの歌橘いずみ橘いずみ橘いずみ橘いずみ須藤晃・橘いずみ淋しくなんかないんだよって 泣いてるのが子供 淋しい…つぶやいて涙隠す大人 そつなくうまく振る舞おうと 人の目を気にして 下手な芝居してた私 不自然なしぐさ  自分らしく 人と違う 路地裏歩き 意地になって 遠回りしてた まねをしては 情けなくて 自分を責めた お手本ならいくつもあったけれど  嘘をつくことにあきたなら 本音で生きてみて 敵を作ったなら こそこそ逃げ出し 悲しそうな表情したら 魅力的と言われ 空ばかり見ていたら 友が遠ざかる  孤独が好き ひとりが好き それは強がり 壁を作って きどってみても 私はここ 忘れないでと 叫んでいたよ 愛されたいと思っていた 本当は  爪を立ててひっかいたら 頭をなでられ 素直になれと やさしく あの人は笑う  まねをしては 照れ隠しで うつむいていたよ 人を認め ラクになれた 孤独が好き ひとりが好き それは強がり 愛されたい 本気で思った あの日  愛されたい 本気で思った あの日
十字架とコイン橘いずみ橘いずみIzumi TachibanaIzumi Tachibana向こう岸も見えぬ大きな河のそば ユキは生まれた貧しさの中 弟おんぶして子守歌歌った 母によく似た元気な声 五歳の誕生日 熱湯足にかぶり ひどい火傷が心をふさぎ 笑うことを忘れ祈ることに疲れ 星を数えて ひとりぼっち  いびつで歪んだまあるい月 満ちたり欠けたり人を惑わせ どっしり重たい荷物を持たされ 坂道のぼっていくのはたくさん  Woh 神を憎んで泣いて暮して ミルクの空き瓶にいつも花を活けて ユキは見上げる大きな空  朝焼けがきらめく五月の夜明け前 カズは生まれた天使のように 緑の風を受け 紙のこいのぼりが 狭いベランダ泳いでいた ポンコツの車で街を変わるたびに 友をなくして父を恨んだ 十五で家を捨て鞄ひとつ抱いて 夜汽車に揺られ ひとりぼっち  アヒルの水かきみたいな腕 すすけた顔とボロボロのジャンパー ありふれた道を行ったり来たりで 乾いた時代の砂利にはならない  Woh 固いパンくず噛って吠えた ポケットいっぱいに小銭を鳴らしては カズは見上げる大きな空  「いつかは海を越えて遠くへ行きたいな もっともっと遠くへ行きたいな 憧れをなくしちゃいけないから ずっと憧れを持ち続けるんだ 憧れることをやめたらおしまいだから だからもっと楽しく もっと人と出会って もっときれいな服 もっといい暮らし もっとお金持ちに そしてもっともっと大きな家 人生に成功するんだ もっともっと幸せな自分になるんだ だから いつか いつか 遠くへ行きたいな」  「何にも面白くない 何にも楽しくない 何笑ってんだよ やめろよ おかしくなんかない 余計なおせっかいはやめろよ ひとりでいたいんだよ ほっといてくれ 余計なおせっかいだよ ほっといてくれよ ほっといてくれよ」  これがお守りだよ死ぬまで離さずに 銀の鎖つきの あの人の十字架 私を守るどんな時にも ちっぽけな名誉や虚勢や見栄やウソ 汚れたものを照らしている くすぶり燃えている命の切れ端を 金の炎に変えるものなら 財産でもなくて 学歴でもなくて 愛することと愛されること  油にまみれて働くだけ 汗かき恥かき頑張るだけだよ 夢を追いかけた者だけが勝つ 乾いた時代の砂利にはならない  Woh 冷たい風に顔をふせても 向こう岸も見えぬ大きな河のそば 私見上げる果てしない空 果てしない空
Hello, Hello橘いずみ橘いずみ橘いずみ橘いずみやあ こんにちは 元気そうで安心したよ よかった 電話だけじゃ物足りない ねえ どうしたの 嬉しくないの 難しそうな顔して 心配事あるのかい  ドライブしてたら見つけたんだ ちっちゃなホテルを見つけたんだ ハイウェイ出口のさびれた場所に 西向きの窓に夕陽があたり まるで それはステンドグラスさ 車をとめて ぼんやり見てたんだ 打ち上げ花火みたいに七色に輝いて キャンプで見たクジャクと同じ色していた それが火事だとわかるまで しばらく時間がかかった だから遅れてしまった  鐘がカンカン鳴ってたけど 教会の鐘だと思った 腕時計見たり あくびしてたんだ 窓から助けを求めて 手を握る女がいたから 急いで車を降りてかけ出した 近くに誰もいなかった 人っ子ひとりもいなかった 煙にまかれてすぐに姿が消えてしまって どうしようもなかったんだ 声も出せなくて どうしようもなかったんだ  やあ こんにちは 元気そうで安心したよ よかった 電話だけじゃ物足りない ねえ どうしたの 嬉しくないの 難しそうな顔して 心配事あるのかい  やあ こんにちは 会いたかった いろいろあったよ あのさ 先週火事を見たんだ ねえ どうしたの 疲れてるの 幽霊みたいな顔して 今日は陽気にやらないかい  Hello Hello 恋に落ちそうなんだ 話を聞いてくれないか Hello Hello あまり眠れないんだ 話を聞いてくれないか なかなか会えないのに ごめんね こんな話で ごめんね 何か飲もうか  暇ならそれは いいじゃないか やることなければ いいじゃないか 遊んで暮らせば それが最高 だけどもっと別の場所で遊んでくれ ここは だめさ 目ざわりになるから 悪いけど お前ら一体誰なんだ 何が欲しいんだ お前ら一体何なんだ どこへ行くんだ 友達と二人で つもる話をしてるんだ よそへ行ってくれ  ニヤニヤしたって わからないよ 黙っていたら わからないよ 勝手にやれば それでいいだろ ちょっと待て イライラしたって ナイフを出すのはやめろよ ちょっと待って そいつはいけない 金曜のホテルの火事のこと知ってるだろう ほら 町はずれのゴーストタウンで死んだ女のこと 今 そのことを話してるんだ 久しぶりに会った友達と  やあ こんにちは かまわないで 邪魔しないで 頼むよ 気にさわることがあるのかい ねえ どうしたんだ お前ら一体 何が欲しいんだよ 一緒にカードでもやるかい さあ どうしよう そいつは大事な友達なんだ どくんだ 手を触れちゃいけない よせよ おい 何をするんだ お前ら一体 誰なんだ おい 町を出るのか それとも ここへ来たのかい  Hello Hello 恋に落ちそうなんだ 話を聞いてくれないか Hello Hello あまり眠れないんだ 話を聞いてくれないか 初めて会ったのに ごめんね 仲良くしようよ ごめんね  Hello Hello だめになりそうなんだ 話を聞いてくれないか Hello Hello あまり眠れないんだ 話を聞いてくれないか Hello Hello
アマリリス橘いずみ橘いずみ橘いずみ橘いずみごらん あれがオリオン座だよ 僕の星座なんだ 生まれた町は冬が長くて 夜空がきれいさ 妹の自転車に二人乗り 崖から転げて あのさ この傷がその時の傷だよと あなた 笑ってた  どうしても 絶対無理でも 私 いつも あなたのそばにいる たとえそれが 夢のままでも 私 あなたなしで生きられない  リコーダが下手くそで その他大勢さ 大ダイコに憧れた だけど選ばれなかった オヤジがいつも言ってたんだ家族を大事に だからまじめすぎてかっこつかないって あなた はにかんだ  どうしても 絶対ダメでも 私 いつか あなたのそばに行く たとえ二人 今のままでも 私 他に何も見つからない  楽しいふり 感じてるふり 迷ってるふり 傷ついたふり わからないふり ふりをするふり 大学もやめてしまった 淋しいこと 悲しいこと 不安なこと 苦しくなること 叶えたいこと 死ぬまで変わらないことひとつ わかってほしい  どうしても 絶対無理でも 私 いつも あなたのそばにいる たとえそれが 夢のままでも 私 あなたなしで生きられない  「ごらん あれがオリオン座だよ 僕の星座なんだ」
ネコ(DEMO)橘いずみ橘いずみ橘いずみ橘いずみ世の中とさよならする それがあなたへの愛 不安にかられるなら 嫉妬に狂うのなら 一日中何もせずにあなたのこと考えて 丸くなって眠るの 夜になって起きるの  どこにも出かけないよ 誰の電話が鳴っても取らない 狭い1LDKの部屋はふたりきりの世界  わたしはあなたのネコ あなたが望むように 他には何もいらない あなたが微笑むならば  だけどなんだ アイデンティティーってなんだ ほんとのわたしってなんだ 抜本的な改革が必要 あなたが必要 それが重要 絡まりあったりもんどりうったり ひしゃげて潜る現実と理想 幸せはそこにあるのか そこにあったりするのか  ただいまねって聞こえたら玄関まで跳ねてって 嬉しくて待ちわびて あなたに飛びついちゃう  友達はいらないよ まして仕事があっても行かない いつも1LDKのベランダ 遠い空を見てる  わたしはあなたのネコ あなたが欲しがるなら わたしは何もいらない あなたが微笑むならば あなたが微笑むならば あなたが微笑むならば
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