角川博「角川博全曲集」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
迷い雪角川博角川博里村龍一徳久公司前田俊明お酒は涙の 誘(さそ)い水 酔うほど切ない 泣かせ水 私あなたのなんですか なんですか 夢も抱けずに 待ちわびる 恋は悲しい 冬の迷い雪  煙草の空箱(あきばこ) 鶴に折り 愛しいあなたへ 翔(と)ばします 忘れられても忘れない 忘れない 女ひとりで 越える冬 胸の寒さか 遠い虎落笛(もがりぶえ)  春夏逢う日を 待ち焦(こ)がれ 秋冬叶わぬ 夢見てる 私あなたのなんですか なんですか さくら舞うよに 降りしきる 冬の恋花(こいはな) 積る迷い雪
越前忍冬角川博角川博たかたかし市川昭介前田俊明別れたくない この人と 運命(さだめ)はわたしが せおいます せめて見させて あゝ…夢ひとつ めぐり逢わせの ふしあわせ 耐えて咲きます 越前忍冬(えちぜんすいかずら)  啼いて飛び立つ 水鳥の 声さえ悲しい 浅野川(あさのがわ) せめて見させて あゝ…夢ひとつ 誰もゆるさぬ 恋だけど あなたひとりの 越前忍冬  しのぶ逢瀬(おうせ)の はかなさに 泣いたらあなたを 困らせる せめて見させて あゝ…夢ひとつ 夏に咲いても 冬の花 春はいらない 越前忍冬
風花の恋角川博角川博吉岡治五木ひろし前田俊明添えなけりゃ叶わぬ 夢のままでいい はじめから覚悟を きめた道でした 渡る火の河 夜の河 返る言葉があればこそ 逢瀬うれしい 風花の恋  唇をかさねりゃ 熱く溶けてゆく ためらいもいつしか うつつ上の空 枕あかりに ゆらゆらと たどる恋路の影ぼうし 揺れて脱けがら 風花の恋  山峡(やまあい)に夜明けを 告げる鳥の声 忍ぶにはせつない 朝の霧もよう 堕ちていっても いいのにと 紅をひく手のひとり言 寒い春です 風花の恋
女のエレジー角川博角川博星野哲郎弦哲也汽笛の音に みだれる胸を そっとおさえて 改札口へ 人目を忍ぶ ひとり妻 逢えた喜び 隠しつつ 三歩はなれる 駅の道  気にしなくても いいのよあなた ひとりぽっちにゃ 馴れっこだから 放ったらかしに されたって 女心は ひと筋に たまに逢う日を 松の宿  出逢いの夜が しっとり明けりゃ 青い空さえ 見るのが怖い この次逢える 日(ひ)も訊(き)けず あてどないまゝ  汽車が来て 声にならない さようなら
人情つれづれ角川博角川博松井由利夫水森英夫雪の礫(つぶて)を かためた指に 人の寒さが しみとおる 目先口先(めさきくちさき) 小手先(こてさき)だけで なにか忘れちゃ いませんか そう言えば そうだよね そう言えば そうだよね 世間(せけん)つれづれ うらみ節(ぶし)  たかが女と 軽くは言うが 恋に死ぬ気の 奴(やつ)もいる 命まるごと ぶつけた夢も 春を待たずに 肩すかし そう言えば そうだよね そう言えば そうだよね 愚痴(ぐち)をのみこむ 月明(つきあか)り  義理と人情の 一本綱(いっぽんづな)も 縒(より)を戻せば ただの馬鹿(ばか) 通る道理(どうり)と 通らぬ道理 なにか忘れちゃ いませんか そう言えば そうだよね そう言えば そうだよね 男つれづれ ひとり酒
化粧川角川博角川博松井由利夫水森英夫おんな孤独(ひとり)の つめたさ寒さ なんど唇 噛んだでしょうか そんな過去(むかし)も あなたと逢えて 春の小川の 笹舟(ささぶね)みたい ……ゆれて ゆれて幸福(しあわせ) 明日へ流れる 化粧川  頬(ほほ)にひとすじ こぼれたしずく あなた小指で ぬぐってくれる やさしすぎると 涙がゆるむ 胸の谷間に 雪解(ゆきど)け水(みず)が ……ゆれて ゆれて幸福 あなたと流れる 化粧川  夢のひとひら あなたと数え 二度と泣かない もうこれからは 雨の降る日は ひとつの傘で 風の哭(な)く夜(よ)は 肩寄せあえる ……ゆれて ゆれて幸福 明日へ流れる 化粧川 
船宿角川博角川博荒木とよひさ五木ひろし逃げておくれよ あたしを連れて この世の果ての 浄土(じょうど)まで ふたり浮草 高瀬川(たかせがわ) 人目忍んだ 船宿に 都忘れの しぐれ雨  噛(か)んでおくれよ あたしの耳を 紅葉(もみじ)の色に 染まるまで 夢をほどけば 友禅(ゆうぜん)が 床に乱れる 絹の波 都忘れの しぐれ雨  抱いておくれよ あたしの乳房(ちぶさ) 命がやせて 折れるほど 添えぬ運命が 無情(むじょう)なら あすはいらない 渡し舟 都忘れの しぐれ雨
螢駅角川博角川博たかたかし望月吾郎丸山雅仁富士川(ふじがわ)沿いに 身延(みのぶ)線 螢の駅は むかしそのままに 久しぶりです あなたの肩に寄り添えば 川の瀬音も なつかしく あの日が駆け足 想い出つれてくる  木立の風も 闇にとけ 飛び交う螢が 水面(みなも)をそめる すきといわれて 抱かれた夜も螢火が 雪見障子にゆれていた おぼえてますか 二人のあの夜を  星降る風の 駅灯り 湯もやに霞む 下部(しもべ)の宿よ あなた注(つ)ぎたす しあわせ酒に しみじみと 酔ってあまえる 湯の町は 卯(う)の花月夜(はなづきよ)に 静かに晩(ふけ)てゆく
残波岬角川博角川博たかたかし弦哲也波の花散る 岬に日が落ちる 声をしのんで 娘が泣いた 赤い夕日に袂(たもと)を染めて 恋しい人に あぁ 泣いた  好きで添えない この世の運命(かなしみ)に 島の千鳥も 後追い鳴いた 想いとどかぬ片瀬(かたせ)の波よ 逢いたい人は あぁ 遠い  暗い岬に ポツリと灯台(ひ)が点(とも)る はるか潮路(しおじ)を 涙が走る いっそ散らそか荒磯(あらそ)の波に 十九の春を あぁ 泣いて
夜明け川角川博角川博丹古晴巳聖川湧別れをつれて しのびよる 雪見障子(ゆきみしょうじ)の 薄明り もすこしだいて だきしめて わたしのあなた 爪をたてても 他人(たにん)にもどる さだめかなしい 夜明け川  うわべの愛と しりながら もえた肌身に すきま風 もすこしそばに そばにいて わたしのあなた 恨みながらも 背中にすがる 恋につめたい 夜明け川  涙で綴(つづ)る 夢一夜(ゆめひとよ) いくら燃えても 露(つゆ)に散る もすこしここに ここにいて わたしのあなた 道に迷った 女の未練(みれん) どこへながれる 夜明け川
おまもり角川博角川博荒木とよひさ三木たかしわたし 悪い女でした 別れて始めて 気づいたわ あなたの心の痛みも知らず 子供すぎてた 我侭(わがまま)でした 飲めば飲むほど 悲しくて もう一度 その手に抱かれたい あゝゝ帰ってあなた あなたこの部屋に  わたし ひとり眠れないわ 寒くてこの指 この胸が 幸せすぎてた想い出だけを せめて心のおまもりにする 未練ごころが かなうなら もう一度 素肌を重ねたい あゝゝ帰ってあなた あなたこの部屋に  わたし 悪い女でした 心の底から 謝るわ あなたが選んだ生き方なのに ついて行けずに 後悔してる 泣けば泣くほど 恋しくて もう一度 その手に抱かれたい あゝゝ帰ってあなた あなたこの部屋に
花巻雨情角川博角川博たかたかし市川昭介清き流れの台川(だいがわ)に 染めて散りゆく 深山(みやま)の紅葉(もみじ) 添えぬ運命(さだめ)と 知りながら 泣いてあなたに 身をなげた 情(なさけ) みちのく 花巻(はなまき)の夜  ひとり湯舟で 瀬の音を 聞けばあなたの 呼ぶ声になる 二つ枕に 頬よせて もえた一夜の 肌恋し 恋のみちのく 花巻の夜  夢で抱かれて 目覚めれば 髪の乱れに あなたが匂う 窓をあければ 月見橋 しのび泣くよに 降るしぐれ 雨のみちのく 花巻の夜
伊豆の雨GOLD LYLIC角川博GOLD LYLIC角川博たかたかし市川昭介宿の番傘 ふたりでさして 行けば川面(かわも)の 灯(ひ)に泣ける 愛しあっても どうにもならぬ 恋のおもさよ せつなさよ 頬(ほほ)につめたい ああ 伊豆の雨  たとえ逢う瀬は 短くたって つなぐ情(こころ)が あればいい 春の湯けむり あまえる肩を つつむあなたの あたたかさ 明日(あす)はいらない ああ 伊豆の雨  雨にうたれて ほのかに匂う 花は白梅 湯のかほり 悔いはしません 別れが来ても 命つくすわ この人に 夢をみさせて ああ 伊豆の雨
女のきもちGOLD LYLIC角川博GOLD LYLIC角川博松原謙松原謙あなたひとりの 女になると 決めて捧げた 女のきもち 生きる望みを 失くした胸に 愛を灯(とも)してくれた人 悲しくなる程 あなたが好きよ  他人(ひと)に言えない 仲でもいいの それでも倖せ 女のきもち ほかの男は もう見えないわ 夢の中でも あなただけ 苦しくなる程 あなたが好きよ  辛い涙も あなたとならば 耐えてゆけます 女のきもち 抱いて下さい 可愛いやつと こんなわたしで よかったら 死にたくなる程 あなたが好きよ
大阪ものがたり角川博角川博喜多條忠たきのえいじ大阪 大阪 雨の北新地 肩を抱く人もない 女がひとり お初天神 梅のひと枝に 結んだおみくじ 濡れて 濡れてちぎれ 古い屋台の 関東煮(かんとうだ)きを あの人と 頬張った 夜が遠去かる 噂は 今日も 桜橋 あの人 浮かれ上手な人よ 大阪 大阪 恋と夢が 川に映る街  大阪 大阪 雨の戎橋(えびすばし) 倖とすれ違う 女がひとり 水かけ不動 煙る法善寺 灯りの数だけ 恋が恋が揺れる アホな女は かわいい女 あの人の声がまだ 耳の傍でする 女は いつもみをつくし 男は いつも明日へ逃げる 大阪 大阪 恋と夢が 川に映る街 恋と夢が 川に映る街
初めてなんです角川博角川博里村龍一徳久公司前田俊明あなたが最初の 男じゃないけれど 最後の女に してくれますか 横なぐり 降りしきる 雨は私の 涙です 愛してる 愛してる 初めてなんです こんな気持に なったのは  霙(みぞれ)が降るよに 涙がふりしきる 目尻を濡らして ほほづえまでも 戻せない 遠い日々 傷は心に 残るけど 許してね 許してね 初めてなんです 惚れてすべてを 賭けるのは  見えない明日(あした)に 灯(あか)りを点(とも)します 私の役目は それしかないわ 駄目ならば 棄(す)てていい あなた迷惑 かけないわ 馬鹿でした 馬鹿でした 初めてなんです こんないいひと いなかった
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