すぎもとまさと「遠路遥々」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ものもらいすぎもとまさとすぎもとまさと吉田健美杉本真人身勝ってな自由求め 心地良い家飛び出し 北向きの部屋を借りて 暗闇に細々と暮らす すりきれた夢にすがり いつかは認めてもらえると 貧しさだけを売物に 他人のふところあてにする おごってもらい ゆずってもらい あわれんでもらい あげくのはてには さげすんでもらう 誰彼の区別なく ただただもらい続け 与えることを忘れていたら 出来てしまった ものもらい 右目がぷくんとふくれあがり 見るにたえない ものもらい  ままならぬ世間を怨み 己れのおろかさ否定して 毎日ゴロゴロ寝てばかり 動く意欲は少しも見せず 金がないなら 汗流し 涙を流してかせげばいいもの 友人知人を訪ね歩き 不在と聞いてもあがりこむ  食わせてもらい飲ませてもらい 着替えさせてもらい あげくのはてには泊まらせてもらう 誰彼の区別なく ただただもらい続け 与えることを忘れていたら どんどん広がる ものもらい 右目から左目へと進み それはみにくい ものもらい  鏡に写った姿に驚き なんとかしようと思案する 昨日のすべてを捨て去って 今日から生まれ変わるんだ  おごってやろう ゆずってやろう ほほえんでやろう 借りていたものを返してやろう  真心を尽しては ただただ働き続け 与えることに熱中したら あの娘の移ったものもらい おかげで薬を買いに行く あの娘はかんかんものもらい  ウーン ものもらい ウーン ものもらい 今度はどなたに移るだろう あんたもあぶない ものもらい
気ままな小部屋すぎもとまさとすぎもとまさと吉田健美杉本真人古い糸巻に 色とりどりの毛糸巻き 君が愛を編みはじめる 一晩中起きたまま そばで見ている僕は胸がつまりそう もう寝たらって言おうかな それともやっぱり黙ってようかな 流し聞きするレコードも いつのまにやら空回り 気ままな小部屋 今夜も時間は止まってる  白木のテーブルに 欠けた湯飲み茶ワン並べ 君が時を数えはじめる 一晩中何度も そばで寝ころがる僕は狂ってしまいそう  もうやめなって言おうかな それともこのままほうっておこうかな 拾い読みする小説も いつのまにやら夢枕 気ままな小部屋 窓辺にいつまで灯は点る  明日は晴れかな曇りかな それともやっぱり雨になるのかな 入れたばかりのコーヒーも いつのまにやら飲みほして 気ままな小部屋 もうじきやさしい朝が来る
夕暮れ・木枯し・裏通りすぎもとまさとすぎもとまさと吉田健美杉本真人夕暮れ 木枯し 裏通り 暗い路地に火が点る 古暗ドンが揺れている  初老の易者は黙って見ている 差し出す手の平孤独な人生 死相が出てるとつぶやいて 今日も淋しく眉をしかめる 迷える男のうすら笑い 明日は野となれ山となれ  クジ売り老婆は寒さにふるえる 一攫千金夢見る人波 何処まで続く目を細め 自分も一枚そっと買ってる 知的な女のふくみ笑い 明日は花咲け花開け  異国の青年地ベタにしゃがんで 手創りブローチ幾つも並べる 言葉が出ないと苦しげに 群がる瞳をじっと見つめる ひやかす御客のしのび笑い 明日は晴れやら曇りやら  夕暮れ 木枯し 裏通り 暗い路地に火が点る 古暗ドンが揺れている
ジプシー・ウーマンすぎもとまさとすぎもとまさと吉田健美杉本真人今更何を嘆いてるのさ 捨てちまいなよ思い出なんて あの娘はとうにこの町出たぜ 遊び相手にゃてごろな女 生まれついての流れもんだよ 本気で惚れたらあんたの負けさ  あの娘はジプシー・ウーマン 男から男へと旅するジプシー・ウーマン マジなあんたにゃ似合いっこないぜ ン……  毎晩男をかえてた娘だよ はなから何も信じちゃいねえ 気ままに生きるが口ぐせだったぜ 身体を張って銭ためこんで 酒とクスリにあけくれた日々 うわさ話はあんたも聞いたろ  あの娘はジプシー・ウーマン 夜風に恋をしてさすらうジプシー・ウーマン 文無しあんたと暮らせっこないぜ ン……  今夜はここで飲み明しなよ しけたつらには おてんとうさんも まぶしいだろうが つきあおうじゃねえか  あの娘はジプシー・ウーマン ペットにハーモニカ 孤独なジプシー・ウーマン 俺やあんたの手におえっこないぜ ン……  あの娘はジプシー・ウーマン 男から男へと旅するジプシー・ウーマン ブルース聞かなきゃ 泣くこたあなかったぜ ヘェイ
嫁入り船すぎもとまさとすぎもとまさと吉田健美杉本真人桜の花びら散る道を つまづきながら走っています 夕映えきれいに染め抜いた 君の小船を追い駆けて 閉じ込めてた愛があふれだしました  向こうの岸辺で待つ人の 明るい声は川風に乗り 水面に小石を投げ捨てて 僕の想いが沈む頃 淋しさが宿を借りに来るでしょう  悲しい涙で止めてはならない 嫁入り船が遠くなる 振り向かないで下さいどうか 想い出の中へ君は去るのです  桜の花びら吹雪く中 せせらぎ沿いに見送ってます 終りのないよな船唄に 君がにこっとしたようで 置きざりにした夢が泣きだしました  悲しい涙で止めてはならない 嫁入り船が遠くなる 幸せになって下さいどうか 季節の中で僕は変わるのです
遠路遙々すぎもとまさとすぎもとまさと吉田健美杉本真人太陽と一緒にめざめた一日は さわやかな空気吸うことではじまると君が… 時間つぶしの煙草もいらないね 景色を見てれば退屈しないよと僕が… 友の家を訪ねて見た 急がしい中出迎えてくれる 君の笑顔で心が晴れて 君の言葉で疲れがとれた  青空の下なら労働も楽しい 見方を変えれば陽気になれるよと君が… 頭をかかえて夜の街をうろつく いじけた暮らしに慣れ過ぎてしまったと僕が… 田舎町を訪ねて見た 夜汽車に揺られ訪ねて見た 酒など飲んで語り明かせば 君の窓から星が見えた とっても沢山星が見えた  たまには休憩も必要なんだよね のんびりしたけりゃいつでも又来いと君が… 本当に住みやすい所だねここは そろそろ女房でももらったらどうだいと僕が… 友の家を訪ねて見た 久かたぶりに訪ねて見た いつかはこんな街に落ち着く それまでも一度がんばって見るよ 家路をたどる足取りは軽く  グッバイ グッバイ グッバイ マイフレンド
正月の一日すぎもとまさとすぎもとまさと吉田健美杉本真人あの頃よく晴れた日には 竹トンボ回し回され 隣りの垣根を越えて 裏の空地まで うららかな正月の午後 茶の間でTVでも見て 落語家の駄じゃれに 笑い転げたいな でもそんなにおかしいことなんて やっぱりないよね とてもたいくつで眠くなる 君と僕の一日  あの頃澄んだ空の下 紙ヒコーキ飛ばし飛ばされ 幼ななじみのサッちゃん 今はどうしているの  おめでたい正月の午後 縁側に腰かけてたら 記念写真でもと ポーズをとらされる 何故君まで親せきと一緒に はしゃいでいるのかな いつもと変らずに過したい 君と僕の一日  愛までつまらなそうにあくびした 君と僕の一日
現代病カルテすぎもとまさとすぎもとまさと吉田健美杉本真人頭がクラクラして来て 躰がだるくなりだしたら 注意しなよ 用心しなよ そいつは初期の症状だ 誰も信用できなくて 毎日イライラしていたら 注意しなよ 用心しなよ 広がりはじめた兆候だ 不景気風が吹く街に悪い病気が流ってる 医者や薬じゃ直らない恐い苦しい病気だぞ 神経衰弱現代病  すべてが悲しく見えて来て 眠れぬ夜が続いたら 注意しなよ 用心しなよ 相当危険な状態だ 英雄スターを待ち望み 行進曲に浮かれだしたら 注意しなよ 用心しなよ すでに手遅れかも知れないぜ 世界中の人々に悪い病気が流ってる 都会の孤独が原因の能を虫ばむ病気だぞ 精神分裂現代病 一億そううつ現代病  注意一秒 けが一生 かかってたまるか現代病
黒い雪すぎもとまさとすぎもとまさと吉田健美杉本真人寒い空を星は逃げ 黒い雪が降ってくる すき間風に肌を寄せ 黒い雪の声をきく 街中の屋根の上 街中の恋人の上 怨みを深くおおいかくすまで  せまい部屋で 朝を待ち 黒い雪のかげをふむ 男と女哀しくて 黒い雪はつつみこむ 一枚の毛布があれば 暖たかな毛布があれば 嘆きは捨ててしまえるものを  この長い冬をこせば この暗い冬をこせば 裸の庭に春の陽もくると
東の国からすぎもとまさとすぎもとまさと吉田健美杉本真人東の国から風に乗り 君の町まで飛んで来たのさ 知らない名前になると言う 短い手紙を受け取り 何もかも捨て迎えに来たよ  都会に暮しに疲れたと 僕の前から突然消えた 忘れることなど出来ないよ 夜更けの雨戸をたたいて 振り向く君の笑顔を見たい  ため息ついては遠くを見つめる 駅前通りの喫茶店 御免なさいねの一言だったよ 無理して明るくふるまう僕さ  春風吹く頃二人なら 並木通りも花やぐだろう 遅すぎたんだねこの指輪 ポケットに入れ持って来た このまま君に見せずにおこう  つれなく手を振る背中がつらいよ 悲しみ深まる日暮れ道 式には出てねの一言だったよ すべては僕の一人芝居さ  東の国から飛んで来たのに 何もかも捨てて飛んで来たのに……
少女と紙風船すぎもとまさとすぎもとまさと吉田健美杉本真人紙風船ふくらませ 手の平で持て遊び 空高く飛ばしもせず 少女はいつも只待って居た  垣根越しに行き過ぎる 足音に耳澄ませ 来ぬ人のやさしさを 少女は一人只待って居た  風に乗せて飛ばそうよ キララ キラララ キララララ 高く打ちあげ飛ばそうよ キララ キラララ 紙風船 少女はまだ知らないのかな 思ったより空の青いことを  秋が行き冬が去り 春の陽が萌え出しても 紙風船見つめて 少女は何故か只待って居た  早く外(おもて)に出てごらん キララ キラララ キララララ 暮れる夕陽にあざやかな キララ キラララ 紙風船 少女はいつ気づくのかな 思ったより空の広いことに  紙風船ふくらませ 手の平で持て遊び 空高く飛ばしもせず 少女はいつも只待って居た
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