高田渡「イキテル・ソング~オールタイム・ベスト~ 」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
この世に住む家とてなく高田渡高田渡高田渡不明帰る巣がないさすらうおいら 街から街へのその日暮し 心休まるところがないのさ この世に住み家がないからよ  スコップを持つがいつもバテちまう 掘った穴こそ数知れないが もらうは雀の涙金 もうこの世にゃ住み家がありゃしない  西か東か動きがとれぬ 同じ定めの一億人 一億年もか果てもない もうこの世にゃ住み家がありゃしない  山じゃ穴掘り田んぼじゃ稲刈り 生まれた時から働きずくめ いまだに楽になるどころか もうこの世にゃ住み家がありゃしない  六人子供を育てはしたが 今じゃチリチリバラバラさ 熱病にかかり女房は天国へ もうこの世にゃ住み家がありゃしない  さすらうおいらは見て歩く 広い世間はおかしな所 笑いが止まらないのは金持ちで 貧乏人は涙がかわかない もうこの世にゃ住み家がありゃしない
自衛隊に入ろう(アルバム・ヴァージョン) 高田渡高田渡高田渡高田渡みなさん方の中に 自衛隊に入りたい人はいませんか ひとはたあげたい人はいませんか 自衛隊じゃ 人材もとめてます  自衛隊に入ろう 入ろう 入ろう 自衛隊に入れば この世は天国 男の中の男はみんな 自衛隊に入って 花と散る  スポーツをやりたい人いたら いつでも 自衛隊におこし下さい 槍でも鉄砲でも 何でもありますよ とにかく 体が資本です  鉄砲や戦車や ひこうきに 興味をもっている方は いつでも自衛隊におこし下さい 手とり 足とり おしえます  日本の平和を守るためにゃ 鉄砲やロケットがいりますよ アメリカさんにも手伝ってもらい 悪い ソ連や中国をやっつけましょう  自衛隊じゃ 人材もとめてます 年令 学歴は問いません 祖国のためなら どこまでも 素直な人を求めます
ごあいさつ高田渡高田渡谷川俊太郎高田渡どうもどうもいやどうも いつぞやいろいろこのたびはまた まあまあひとつまあひとつ そんなわけでなにぶんよろしく なにのほうはいずれなにして そのせつゆっくりいやどうも
自転車にのって高田渡高田渡高田渡高田渡自転車にのって ベルをならし あそこの原っぱまで (この間の) 野球のつづきを そして帰りにゃ 川で足を洗って 自転車にのって おうちへ帰る 自転車にのって 自転車にのって ちょいとそこまで あるきたいから  自転車にのって ベルをならし となりの町まで いやなおつかいに そして帰りにゃ 本屋で立ち読みを 日が暮れてから おうちに帰る 自転車にのって 自転車にのって ちょいとそこまで あるきたいから  自転車にのって 自転車にのって ちょいとそこまで あるきたいから
おなじみの短い手紙高田渡高田渡LANGSTON HUGHESKINGSLEY HERBERT昨日の朝ぼくは見つけた 郵便箱のなかの手紙 ただの短かいおなじみの手紙は 一ページのながさにも足りなんだ  そいつはぼくに墓に入った方が 死んだ方がいいと内緒話 裏をみたなにもかいてない ただの短かいおなじみの手紙  ただのエンピツと紙だけで ピストルやナイフはなにもいらない ただの短かいおなじみの手紙が ぼくの命をとってしまう 君の命をとってしまう
コーヒーブルース高田渡高田渡高田渡高田渡三条へいかなくちゃ 三条堺町のイノダっていう コーヒー屋へね あの娘に逢いに なに 好きなコーヒーを 少しばかり  おはよう可愛い娘ちゃん ご機嫌いかが? 一緒にどう 少しばかりってのを 俺の好きなコーヒーを少しばかり  いい娘だな ねえ、熱いのお願い そう、熱いのお願い そう、最後の一滴が勝負さ 俺の好きなコーヒーを少しばかり  三条へいかなくちゃ 三条堺町のイノダっていう コーヒー屋へね あの娘に逢いに なに 好きなコーヒーを 少しばかり  あんたもどう? 少しばかりってのを
系図高田渡高田渡三木卓高田渡ぼくがこの世にやって来た夜 おふくろは めちゃくちゃに うれしがり おやじはうろたえて 質屋に走り それから酒屋をたたきおこした  その酒を 飲み終るやいなや おやじは いっしょうけんめい ねじりはちまき 死ぬほど働いて 死ぬほど働いて その通りくたばった  くたばってからというもの こんどは おふくろが いっしょうけんめい 後家のはぎしり 後家のはぎしり がんばって ぼくはごらんの通り  ひのえ馬のおふくろは おふくろはことし60才 おやじをまいらせた 昔の美少女は すごく太って 元気がいいが  じつはせんだって ぼくにも娘ができた 女房はめちゃくちゃに うれしがり ぼくは うろたえて 質屋に走り それから 酒屋を たたきおこしたのだ  ぼくがこの世にやって来た夜 おふくろは めちゃくちゃに うれしがり おやじはうろたえて 質屋に走り それから酒屋をたたきおこした
鉱夫の祈り高田渡高田渡高田渡高田渡朝もやの中に ひとつ こだまする 汽笛の音 こたえはいつも ひとつ いつもこだまは ひとつだけ  子供らは 泣きじゃくる 腹をすかし 泣きじゃくる 私に出来るのは ただ 泣きつかれ 寝るのをまつだけ  お願いだ 聞いておくれ 街に住む お偉い方 この子らが 泣かないように 鉱夫の祈りを 聞いておくれ  凍りつく 土の下で 鉱夫の汗は 流され 凍りつく 鉱夫の下に 石炭は 眠りつづける  家族らは 今日もまつ 深く頭をたれて 子供らは 帰りをまつ 今日の日の終りを  お願いだ 聞いておくれ 街に住む お偉い方 この子らが 泣かないように 鉱夫の祈りを 聞いておくれ  お願いだ 聞いておくれ 街に住む お偉い方 この子らが 唄いだすように 鉱夫の祈りを 聞いておくれ

私は私よ

私の青空高田渡高田渡WHITING GEORGE・訳詞:堀内敬三DONALDSON WALTER夕暮れに あおぎ見る 輝く 青空 日が暮れて たどるは 我が家の 細道 狭いながらも 楽しい我が家 愛の月影のさすところ 恋しい家こそ 私の青空

当世平和節

火吹竹高田渡高田渡高田豊高田渡毎晩 夜通し起きていて 僕は 何もしてやしないのです このあいだの晩 火吹竹を作りました ぶぅ ぶぅ ぶぅ  火鉢いっぱいに 真っ赤な炭が 燃え上がって来る 炭はまたすぐ 減ってしまいます ぶぅ ぶぅ ぶぅ  火吹竹の音を聴いていると 外は雪のように静かです 本当に夜通し僕は 何もしてやしないのです ぶぅ ぶぅ ぶぅ
フィッシング・オン・サンデー高田渡高田渡高田渡高田渡日曜日には 日曜日には あの小川まで のんびりと魚釣りにでも 朝早くから夕暮れまで 糸を下げて一日過ごします  脇にゃ酒でも一本抱きかかえ あの小川まで魚釣りに 日頃の鬱憤を餌にして 糸を下げて一日過ごします  あの爺さんは魚釣りの名人だ 糸を引き上げるその時 しわがれ声を押し堪えて 全身に笑みを浮かべてる そして そして 糸を引き上げると すると魔法のように 竿から夕暮れが 辺り一面に広がるではないか
ヴァーボン・ストリート・ブルース高田渡高田渡ASSUNTO FRANK・ASSUNTO FRED・ASSUNTO JACASSUNTO FRANK・ASSUNTO FRED・ASSUNTO JAC抜けるような空の下で オイラ唄う ヴァーボン・ストリートのブルースを お前の為に オイラ いつかお前を見つけて 一緒に唄うのさ ヴァーボン・ストリートのブルース  扉を叩く音がする その度に いつもそばに寄るのだが そこにいるのは風だけさ いつか大きな 大きな風でも起きて 早くあの娘を 連れて来ておくれ  抜けるような空の下で オイラ唄う ヴァーボン・ストリートのブルースを お前の為に オイラ いつかお前を見つけて 一緒に唄うのさ ヴァーボン・ストリートのブルース

冬の夜の子供の為の子守唄

ホントはみんな高田渡高田渡斎木良二徳武弘文もしもあなたが ひとりでも 知らないうちに ふと見れば 誰かが一緒に 歩いてる 一緒がいちばん あたたかい  ときには口も きかぬほど 腹をたてたり するけれど 最後はきっと 思ってる 一緒がいちばん あたたかい  家には待ってる人がいる それがぼくの元気です 家には待ってる人がいる それがみんなの元気です  言葉にすると 照れるから いつもは口に しないけど ホントはみんな 気づいてる 一緒がいちばん あたたかい  家には待ってる人がいる それがみんなの明日になる 家には待ってる人がいる それがみんなの元気です
夕暮れ高田渡高田渡黒田三郎・高田渡高田渡夕暮れの町で ボクは見る 自分の場所から はみだしてしまった 多くのひとびとを  夕暮れのビヤホールで ひとり 一杯の ジョッキーを まえに 斜めに 座る  その目が この世の誰とも 交わらない ところを えらぶ そうやって たかだか 三十分か一時間  雪の降りしきる夕暮れ ひとり パチンコ屋で 流行歌の中で 遠い昔の中と  その目は厚板ガラスの向こうの 銀の月を追いかける そうやって たかだか 三十分か一時間  たそがれが その日の夕暮れと 祈り重なるほんのひととき そうやって たかだか 三十分か一時間  夕暮れの町で ボクは見る 自分の場所から はみだしてしまった 多くのひとびとを
ブラザー軒(ライヴ・ヴァージョン)高田渡高田渡菅原克己高田渡東一番丁、ブラザー軒。 硝子簾がキラキラ波うち、 あたりいちめん 氷を噛む音。  死んだおやじが入って来る。 死んだ妹をつれて 氷水喰べに、 ぼくのわきへ。  色あせたメリンスの着物。 おできいっぱいつけた妹。 ミルクセーキの音に、 びっくりしながら。  細い脛だして 細い脛だして 椅子にずり上がる 椅子にずり上がる  外は濃藍色のたなばたの夜。 肥ったおやじは小さい妹をながめ、 満足気に氷を噛み、 ひげを拭く。  妹は匙ですくう 白い氷のかけら。 ぼくも噛む 白い氷のかけら。  ふたりには声がない。 ふたりにはぼくが見えない。 おやじはひげを拭く。 妹は氷をこぼす。  簾はキラキラ、 風鈴の音、 あたりいちめん 氷を噛む音。  死者ふたり、つれだって帰る、 ぼくの前を。 小さい妹がさきに立ち、 おやじはゆったりと。  ふたりには声がない。 ふたりには声がない。 ふたりにはぼくが見えない。 ぼくが見えない。  東一番丁、ブラザー軒。 たなばたの夜。 キラキラ波うつ 硝子簾の、向うの闇に。
生活の柄(ライヴ・ヴァージョン)高田渡高田渡山之口貘高田渡歩き疲れては 夜空と陸との 隙間にもぐり込んで 草に埋もれては寝たのです 所かまわず 寝たのです 歩き疲れては 草に埋もれて 寝たのです 歩き疲れ 寝たのですが 眠れないのです  近ごろは眠れない 陸をひいては眠れない 夜空の下では 眠れない ゆり起こされては 眠れない 歩き疲れては 草に埋もれて 寝たのです 歩き疲れ 寝たのですが 眠れないのです  そんなぼくの 生活の柄が 夏向きなのでしょうか 寝たかと思うと 寝たかと思うと またも冷気に からかわれて  秋は 秋からは浮浪者のままでは眠れない 秋は 秋からは浮浪者のままでは眠れない  歩き疲れては 夜空と陸との 隙間にもぐり込んで 草に埋もれては寝たのです 所かまわず 寝たのです 歩き疲れては 草に埋もれて 寝たのです 歩き疲れ 寝たのですが 眠れないのです
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