よりぬきほぼ日Pさん」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し

PARADE

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。ほぼ日Pほぼ日Pほぼ日Pほぼ日Pドアを開けたら妻が倒れてる 背中に突き刺さる包丁 床は血まみれ 知らない人が見たら気絶するかも知れない  僕が落ち着いて 「今日のは掃除が大変そうだ」 と笑うと 妻はうつ伏せのまま満足そうに クククと笑ってた  家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 明日はどんな死に方しているのか 予想すらできない  ある日は頭に矢が刺さってたり 軍服で銃抱えてたり マンボウの着ぐるみが死んでたときは ドア閉めようかと思った  後片付けも結構大変で 床の血糊を洗ったり 矢が刺さったまま晩ご飯作るのは 勘弁して欲しい  家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 ちょっとホメると調子に乗るから できるだけスルーで  結婚前は忙しくても 彼女に会うだけで楽しかった 徹夜でクルマ当てもなく飛ばして 海見に行ったりしたのに  結婚直後初めて部下を持ち 仕事がとても楽しくなった 家で一人で待つ妻の気持ちを 考えていなかった  家に帰ると妻が必ず死んだふりをしてるのは あの頃の二人に戻りたいからか 僕には分からない  家に帰った僕を待ってる 妻の演技見ることが 僕ら二人の愛の形ならば それはそれでありだろう  家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 今日はどんな死に方しているのか 期待して開けるドア
行きます! カラオケ一曲目ほぼ日Pほぼ日Pほぼ日Pほぼ日P行きます! カラオケ一曲目  皆さん方が歌いたい曲を選んでいる間 3分ほどつながせていただきます 歌いたい曲が既に決まっている方は 手拍子など盛り上げをお願いいたします  ドリンク類の注文はもうお済みでしょうか 飲み放題のメニューからお願いします いきなりスパゲッティとか頼んじゃうの勘弁してください ツマミは幹事が適当に頼んでおきます  あの子にデュエット誘っちゃおうとか思ってませんか? マイナーな持ち歌入ってるかどうかチェックしていませんか? 色々皆さん思うところはあると思いますが 今日は楽しく騒いで思い切り歌いましょう  大きな声出して 気持よく歌ったら 日頃のストレスも 吹き飛んでしまいそう とりあえずここは私が 行きます! カラオケ一曲目  そろそろ皆さん歌いたい曲は決まったでしょうか どんどん予約の方も入れといてください だいたい皆が一巡するくらいまでの間は 続けて何曲も入れたりしないでください  一心不乱にアニメソングを探していませんか? 勝手に人が歌ってる曲にハモったりしてませんか? こういうところで意外な一面見えたりしますよ 今日はマナーを守って気持よく歌いましょう  マイクを握り締め 流れる歌詞に乗れば 外の世界のこと 忘れることができる とりあえずここは私が 行きます! カラオケ一曲目  練習したウケ狙いの振り付け覚えていますか? 目をつぶって歌詞も丸暗記すっかり陶酔していませんか? 色々皆さん楽しみ方はあると思いますが 今日は楽しく騒いで思い切り歌いましょう  大きな声出して 気持よく歌ったら 日頃のストレスも 吹き飛んでしまいそう とりあえずここは私が 行きます! カラオケ一曲目
彼氏の財布がマジックテープ式だったほぼ日Pほぼ日Pほぼ日Pほぼ日Pどうしてどうして あなたの財布は マジックテープ  背中に突き刺す 店中の視線 気づかないの  初めて入ったイタ飯のお店 トレンディドラマと同じ お洒落な雰囲気ちょっぴり緊張 大人に近づいた気分  テーブルで会計することに 少し戸惑ったあなた 支払いは俺に任せろだなんて 財布を取り出した  どうしてどうして あなたの財布は マジックテープ  店中に響く バリバリノイズに いたたまれない  どうしてどうして お洒落なお店で それを出せるの?  周りのお客の 冷たい視線に 凍りつきそう  初めて頼んだイカスミのパスタ 勇気を出して一口目 リングイネってのは「舌」のことだよって あなたが薀蓄を語る  デザートのティラミスを食べて 一瞬気を抜いたとき 支払いは俺に任せろだなんて 財布を取り出した  どうしてどうして あなたの財布は マジックテープ  背中に突き刺す 店中の視線 気づかないの  どうしてどうして いまだにそんなの 使っているの  お給料だって 悪くないんだし 勘弁してよ
メガネが好きほぼ日Pほぼ日Pほぼ日Pほぼ日Pメガネが好き メガネが好き メガネをかけた君が好き 君のメガネのその奥の 瞳独り占めしたいんだ  メガネが好き メガネが好き メガネをかけた君が好き コンタクトレンズなんて お願いだから着けないでね  今までずっと気づかなかった こんな素敵な女の子が 同じオフィスにいたんだなんて 僕は何を見てたのか  コンタクトレンズ入れてたんだね だからずっと分からなかったんだ メガネをかけた君を見たとき 僕の心の鐘が鳴った  変態なんて言われちゃうのかな? ドン引きされてしまうかな? 純粋にメガネかけた君を 見ると胸がどきどきするよ  メガネが好き メガネが好き メガネをかけた君が好き メガネ越しに僕のこと ジッと見つめて欲しいんだ  メガネが好き メガネが好き メガネをかけた君が好き メガネに映る僕の影 ぞのまま君に焼き付けたい  思い返せば好きになった子は メガネをかけた人ばかりで 小3の時の初恋から 去年別れたあの子まで  メガネのことは黙ってようかな? 何も言わない方がいいかな? だけども僕の素直な気持ちを 君にどうしても聞いて欲しいんだ  メガネが好き メガネが好き メガネをかけた君が好き 君のメガネのその奥の 瞳独り占めしたいんだ  メガネが好き メガネが好き メガネをかけた君が好き コンタクトレンズなんて お願いだから着けないでね
Don't Trust U30ほぼ日Pほぼ日Pほぼ日Pほぼ日PDon't Trust Under 30 若い奴らは信用できない Don't Trust Anyone Under 30 真に受けたらバカをみるだけ  Don't Trust Under 30 奴らに自由は必要ない Don't Trust Anyone Under 30 調子に乗ってつけあがるだけだから  もし君が若い作家やミュージシャンに かぶれているなら一つだけ教えてあげよう 君の心を揺り動かしたその言葉たち そいつらの言ってることは全部嘘だ  旧社会の価値観 破壊するだとか 言っていることは勇ましいけれど ただ単に自分たちの無力さや智慧の無さに 苛立ち我儘に喚き散らしているだけ  大人が眉をひそめることを 平然とやってのける そこに痺れる 憧れるって言われたいだけ  Don't Trust Under 30 だから奴らは信用できない Don't Trust Anyone Under 30 歳を取ればいずれ分かること  Don't Trust Under 30 適当に聞き流せばいい Don't Trust Anyone Under 30 大人に利用されてるだけだから  若いうちでなきゃ誰も相手にしない あの時死んでれば伝説になったのに 老人になってもキャラを変えられない 粋がり続ける晩節は惨めすぎるだろ  自分と違う価値観否定し続けることでしか アイデンティティを保てない 育ち過ぎた若者  Don't Trust Under 30 若い奴らは信用できない Don't Trust Anyone Under 30 真に受けたらバカをみるだけ  Don't Trust Under 30 奴らに自由は必要ない Don't Trust Anyone Under 30 調子に乗ってつけあがるだけだから  君が入れあげてるあの若いカリスマも いずれ歳を取り若さ失ってくだろう 大人に突きつけてたその鋭い刃は 次は子供達に向けられるのだろう  自らかつて否定した 「健全」という名の下に 後の世代の表現者 虐殺するヘロデ王  Don't Trust Under 30 若い奴らは信用できない Don't Trust Anyone Under 30 いつか誰もが歳を取るから  Don't Trust Under 30 奴らに自由は必要ない Don't Trust Anyone Under 30 いずれ喜んで自由を捨てるから
【至急!】アダルトサイトが閉じられない【助けて!】ほぼ日Pほぼ日Pほぼ日Pほぼ日P焦るよ 何回やっても何回やっても アダルトサイトが閉じれない 家族も使うパソコンなんだ バレたらヤバイことになる  無理やり 何回消しても何回消しても 起動するたび現れる タイムリミット近づいてる 誰か助けて消してくれ  いったい何が起こったのか 頭の中は真っ白け 日曜の朝にそぐわない アダルトサイトの広告  いったい何がいけなかったのか 思いつくのはあれしかない 無料っていうから迂闊にも ダウンロードしたあの動画  画面の右上のバッテンが どこにも見当たらないから 広告消し方わからない 誰か消し方教えてくれ  焦るよ 何回やっても何回やっても アダルトサイトが閉じれない 修理に出すとか理由つけて とにかく隠しとかないと  無理やり 何回消しても何回消しても 起動するたび現れる お金払えば消せるものなら 払ってもいい気がしてる  いったい何が起こったのか 目の前は真っ暗に 職場のモニター有り得ない 「会員登録完了」  いったい何がいけなかったのか サービス残業なんだしと 何の気なしにクリックした 人妻メールのアドレス  職場に請求来ちゃったら 相当ヤバイことになる 何より明日の朝までに 請求画面を消さなくちゃ  焦るよ 何回やっても何回やっても アダルトサイトが閉じれない 「個人情報お預かりします」って そんなの入れた覚え無い  無理やり 何回消しても何回消しても 起動するたび現れる 一気に下がる社内の信用 もうこの会社いられない  焦るよ 何回やっても何回やっても アダルトサイトが閉じれない ほんの出来心スケベ心 バレたらヤバイことになる  無理やり 何回消しても何回消しても 起動するたび現れる タイムリミット近づいてる 誰か助けて消してくれ
パクりパクられて創るのさほぼ日Pほぼ日Pほぼ日Pほぼ日P最近ちょっと売れっ子だからって Do You Know Me? って誰だお前 何だか天狗になってんじゃないの 元ネタ探して比べて並べて 鬼の首でも取ったかのように ネットで喚いて虚しくないのかい  意図的なパクリはもっと巧妙 三度上げたり短調にしたり 譜割りを変えたり 足したり引いたり 比べてみたら足が付くような パクりをするのは所詮素人 憐れむぐらいで そっとしてあげて  君を和歌の世界では 本歌取りとか当たり前だし そんな目くじら立てたら 何もできないさ  いつだって僕らは パクりパクられて創るのさ どんな人だって 無から有は創れはしないし お互い様って パクりパクられて生きていくのさ 誰も望んじゃいないんだ それができない窮屈な世界を
彼氏がオタクで彼女にバレたほぼ日Pほぼ日Pほぼ日Pほぼ日P(彼女サイド)  彼氏がオタクだった ずっと気づかずにいた もし友達に知られたら 私まで見下される 彼氏がオタクだった 気づかずにいればよかった この十字架を背負ったまま もう私は生きて行けない  合コンで出会った 年下の彼は 何で彼女いないのか 信じられない  イケメンではないけど 垢抜けたファッション 気遣いが温かくて 素敵な人  初めて彼の部屋に 遊びに行ったときに パソコンの壁紙 私は見てしまった  彼氏がオタクだった チラリと見えたものは アニメ風の女の子 ショックで泣き出しそう 彼氏がオタクだった 最初に言って欲しかった 彼と一緒に居続けたら 私も同じ人種に見られそう  二人で街歩いてて 見かけたキモオタ リュック背負ったその姿 指差して笑った  そのオタが彼を見て 親しげに寄ってきた 彼は必死の顔 他人のふりしていた  彼氏がオタクだった 恐ろしいもの見てしまった 私までもこいつらと 同類に見なされそう 彼氏がオタクだった 本性見た気がした 一皮剥けばあのオタと 変わらない人かもしれない  (彼氏サイド)  彼女にオタクバレた ずっと隠し通してきた 黙り込んでしまった  彼女にオタクバレた 隠し通せると思ってた 思いつめた顔見てると これはもうヤバイのかも知れない  去年までの僕は いかにもなオタクで このまま魔法使いまで 手が届きそう  一念発起して 買い込んだ洋服 オタグッズも泣きながら 全部燃やした  初めて僕の部屋に 彼女を呼んだときに パソコンの壁紙 うっかり消し忘れた  彼女にオタクバレた 一瞬見られたのは 見られちゃいけないもの  彼女にオタクバレた 点検が甘かった 彼女の笑顔凍りつき このまま固まってしまいそう  二人で街歩いてて 見かけたオタ仲間 完全に他人事で 彼女は笑った  空気を読むことなく 僕に話しかけてきた 「人違いでしょ?」って 別人を装った  彼女にオタクバレた 完全にドン引きの彼女 距離を取り始めてる 彼女にオタクバレた 元の木阿弥になった いくら見た目を飾っても やっぱり僕はオタクのままなんだ
恋なんか知らない(恋愛感染症#1)ほぼ日Pほぼ日Pほぼ日Pほぼ日P恋愛を失ったこの世界で 私たちは何を探すのだろうか 恋するトキメキを知らないまま 私たちは誰と出会うのだろうか  「恋」くらい知ってるよ 教科書に載ってた 確か五十年ほど前に 根絶された感染症  ウイルスがもたらした 諸々の症状 動悸目眩紅潮そして胸の痛み  「恋」くらい知ってるよ 図書館で見つけた 大昔の小説の悲しい物語  昔の人達は感染に弱くて やたらと恋に落ちたり想像がつかない  でもあの人達は 何で同じことを繰り返すのか 泣いたり笑ったり いつも傷つけ合うだけなのに  恋愛を失ったこの世界で 私たちは何を探すのだろうか 恋するトキメキを知らないまま 私たちは誰と出会うのだろうか  「恋」くらい知ってるよ お祖母ちゃんのお部屋で お祖父ちゃんには内緒だって 話してくれたことがあるよ  ときどき涙ぐんだり 顔赤らめながら 古い「戀」を思い出してた 夢を見てるように  でもお祖母ちゃんの感情は 私たちにはわからない 切なさも愛しさも 知識では理解できるのに  恋愛を免れた私たちは 当たり前のことと思っているけど 恋する苦しみから自由になり 幸せになれたと言えるのだろうか  「恋」なんか知らないよ それは遠い昔 私が生まれていない頃 在った素敵な病
津波てんでんこほぼ日Pほぼ日Pほぼ日Pほぼ日P生を受けた赤ん坊の命が 眩しいほど輝いているのと 同じ命 あなたも持っている だから生きてることを責めないで  津波てんでんこ  花が枯れて種を残すように どうか命つないでいて欲しい 私たちの幸せな記憶を 誰か一人残せるのならば  津波てんでんこ  それは家族の哀しい約束 きっと他人に否定されるだろう 私たちはそうやって今まで 細い糸で命つないできた  津波てんでんこ  私たちは生きていかなければ 私たちは生き残らなければ たとえ他人に非情と言われても それがたった一人だとしても
あの居酒屋でもう一度ほぼ日Pほぼ日Pほぼ日Pほぼ日Pとりあえず生中人数分 枝豆串盛り冷奴 イカの一夜干し 軟骨揚げ 子持ちししゃも さつま揚げ  大根サラダ鉄板餃子 鶏の唐揚げモツ煮込み 刺身盛り合わせ イカ塩辛 ニンニク焼き 縞ホッケ  この店が好きで いつもの仲間と 店が閉まるまで 馬鹿騒ぎしてた  今年も君を知る人が この店に集まっている 毎年飽きずに盛り上がる ありふれた昔話  君とまたあの頃みたく この店で飲める気がして 写真の君は変わらぬまま 僕ら少し歳をとった  今年から君の息子に 堂々と飲ませられるよ まだまだ君には及ばないが 素質だけはありそうだ  とりあえず酎ハイおかわり 芋のボトルをもう一本 この店を今も変わらぬまま 君は空から見下ろしてるんだろう
35歳で独身でほぼ日Pほぼ日Pほぼ日Pほぼ日Pいつからだろうか 同僚よりも後輩の 結婚式が増えたのは 次はあなたの番 言われ続けて長いこと 不動のポールポジション  恒例の花嫁のブーケトス 会場に走る緊張感 間違って受け取って しまっては一大事 蜘蛛の子を散らすように 女の子たち離れてゆく  35歳で独身で お一人様 気楽だけれど 縁がないわけじゃ ないけれど これと言って決め手に 欠けるのよ そう言って何も起きず 今年も過ぎる誕生日  いつからだろうか 年下の男から 恋愛相談増えたのは 無駄に人生経験 豊富に積んだ人だって 見られるように なったのは  モテないわけではなかった むしろ人よりはモテてた こんな生活がいつまで 続かないと分かっても 刺激的な毎日に 満ち足りていた二十代  35歳で独身で 若いうちに バカやってても 地味でいい人を捕まえた 仲間たちの 狡猾さに舌を巻く そう言って何も起きず 今年も過ぎる誕生日  修羅場もずいぶん潜った どん底の時もあった 全力で走った後に 肩の力抜けてきた 自分を楽しめるような 余裕出てきた三十代  35歳で独身で 周りの声聞こえてるけど 今の自分も悪くない 少し醒めた 暮らしが心地よい そう言って何も起きず 今年も過ぎる誕生日
ゾンビライフほぼ日Pほぼ日Pほぼ日Pほぼ日P撃たないで  弾が当たれば痛いし 斬られれば血も流れる 私だって生身の 痛み感じているの 人の痛み分からない あなた達の方こそ 人の形をした悪魔よ ゾンビライフ  私たちはマチスン・ウイルスで 生まれ変わった「新しい人類」 土気色の肌は代謝を抑えて エネルギーを大切に使ってるから  人肉を食すというのはデマで 植物系の僅かな食料で 生命を維持できる地球に対する 環境負荷の小さな生き物  あなた達「旧人」は私たちを見ると 見境なく銃や斧で攻撃してくる いくら私たちが再生力高くても 何も感じないわけじゃないのよ  弾が当たれば痛いし 斬られれば血も流れる 私だって生身の 痛み感じているの 人の痛み分からない あなた達の方こそ 人の形をした悪魔よ ゾンビライフ  あなた達は私たちのことを 血に飢えた悪魔みたいに言うけど 躊躇いもなく私たちに引き金引く あなた達こそ悪魔そのものよ  エネルギーを大量に浪費する あなた達がこのまま増えれば 海も大地も地球上の生き物が 食い尽されて滅んでしまうの  あなた達「旧人」が好きなだけ貪った 地球と巧く折り合いをつけるために おそらく私たちが作り出されてきた あなた達の出番はここまで  生まれ変わって初めて 気づくことができた 夜の闇が優しく 囁いていること 冷たい肌触れると 心がすっと落ち着く 新しい世界にようこそ ゾンビライフ
ビタミン不足ほぼ日Pほぼ日Pほぼ日Pほぼ日P忙しくて余裕がない まともな食事食べてる暇ない  片手間でカロリーメイト 良くておにぎりかコンビニ弁当  このままじゃヤバイくらいは 自分でも分かっていても 目の前の仕事の山が 私に食事をさせてくれない  ビタミン不足 誰か私にサラダ作って ビタミン不足 誰か私を助けに来て  ビタミン不足 誰か私に煮物作って ビタミン不足 誰か私を助けに来て  忙しくて余裕がない まともなベッドで寝てる暇ない  だいたいはイスで仮眠 良くて朝方にビジネスホテル  このままじゃヤバイくらいは 自分でも分かっていても 真っ黒な手帳の文字が 私をベッドから遠ざける  睡眠不足 誰か私の時間を止めて 睡眠不足 誰か私を助けに来て  睡眠不足 誰か私にタオルを投げて 睡眠不足 誰か私を助けに来て  口内炎 肌荒れ にきび 疲労感 足のむくみ 倦怠感 貧血 めまい 手の痺れ 食欲不振  このままじゃヤバイくらいは 自分でも分かっていても 目の前の仕事の山が 私に食事をさせてくれない  ビタミン不足 誰か私にサラダ作って ビタミン不足 誰か私を助けに来て  睡眠不足 誰か私の時間を止めて 睡眠不足 誰か私を助けに来て
名前を聞いてもわからないほぼ日Pほぼ日Pほぼ日Pほぼ日P釣瓶落とし秋の夕暮れ 枯れ葉を踏みしめ帰り道 黄昏どき薄寒い中 子供が公園で泣いている  心配で声かけてみても 泣きじゃくってて顔を上げない おうちはどこかを聞いてみても 首振るばかりで埒(らち)開かない  どうしてあなたは泣いているの あなたはどこからここに来たの どうしてあなたはここにいるの 誰かの帰りを待っているの  ようやく少しずつ泣きやんで 私の話も聞いてくれた お母さんはどこかと聞いたとき 私を指差し顔を上げた  どうして私を指で指すの 私は全く覚えがない 私が忘れてしまっているの この子の名前は何というの  どうして私はここに来たの どうして私はここにいるの この子は何時からここにいるの この子の名前は何というの  子供の名前忘れるなんて 自責の思いに胸が軋(きし)む 自分の子供忘れるなんて どれほど私は罪深いの  名前を聞いてもわからないし おうちを聞いても覚えてない 私が誰かもあやふやだし 自分の名前思い出せない  どうやらこの子は私の子で うっかり失念してたようだ 私の名前は何でしょうか この子の名前は何でしょうか
ボカロPっていましたよね?ほぼ日Pほぼ日Pほぼ日Pほぼ日Pあれは5年ほど前のこと 当時イタい盛りの中学生だった私は ネット漬けのいわゆるニコ厨 夜な夜な「ボカロ」なる音楽を聴いてました  一時期話題になっていた 合成されたヴォーカルを使った動画です あの頃は本当にそればかり 毎晩のように夜更かしをして聴いてました  多くの作り手はアマチュアで 中にはプロ崩れもいましたが あれよあれよの間にブームに乗って 次々とメジャーで売りだされました  ボカロPっていましたよね? あの人達はどこへ行ったんでしょうか? ボカロPってありましたよね? 今どこにいて何をしているんでしょうか?  J-POPの単なる劣化コピー 中には丸々コピーする猛者もいたりして 中二病をこじらせた歌詞 早口でまくし立てるのが流行ってました  お気に入りのボカロPの曲 ランキングで上位に入ってるのが誇らしくて 新しい動画が上がるのを待ちわびて ツイッターをフォローしたりしました  無名の時から応援してきた たくさんの人に聴いて欲しかった いざ店頭に並ぶCDを見て 言いようのない寂しい気持ちになった  ボカロPっていましたよね? あの頃から急につまらなく思えて ボカロPってありましたよね? 潮が引いたように聴きもしなくなった  30年ほど昔の話 当時日本のミュージックシーンはバンドブーム イカ天とかホコ天だとかから 実力無くてもデビューさえすれば売れた時代  会社を辞めて夢に踊らされて アルバム一枚出して鳴かず飛ばず 契約切られてコンビニやレンタル屋で バイトしながらインディーズで活動してる  ボカロPっていましたよね? あの人達は一体どこに消えたんでしょうか? ボカロPってありましたよね? 今どこにいて何を思ってるんでしょうか?  ボカロPっていましたよね? 今でも曲を作り続けてるんでしょうか? ボカロPってありましたよね? またいつか日の目を見ることがあるんでしょうか?
18きっぷを持ってほぼ日Pほぼ日Pほぼ日Pほぼ日P旅に出たくなったときは 何も決めずに 18きっぷを持って ローカル線に飛び乗ろう  肩に重い荷物は みんな捨ててきてしまおう ポケット時刻表片手に 次の乗り継ぎ考えよう  18きっぷがあれば 遠くの街に行ける あなたが暮らすあの街を 離れることができる  堅い椅子に腰かけ 窓に頬杖ついて 流れる景色を見てると 心も流れてゆきそう  18きっぷがあれば 心のままになれる 私がこだわったものが 遠くで小さくなる  旅に出たくなったときは 何も持たずに 18きっぷだけ持って 遠くの街に降り立とう  知らない旅人になろう
ほぼ日Pが大嫌いほぼ日Pほぼ日Pほぼ日Pほぼ日P私はほぼ日Pが嫌いです  「ほぼ日」と言いながら 1ヶ月くらい新曲を出さない  話題のネタに便乗しては インスパイアと称して 無断転載  私はほぼ日Pが嫌いです  人がせっかく祭りや炎上で 盛り上がっている時に 斜め上から人を見下したような ネタをぶつけてくるあの目が嫌だ  底の浅い皮肉と 曖昧なダブルミーニングで 逃げ道を確保した あの態度が嫌だ  私はほぼ日Pが嫌いです  いかにもやっつけ仕事の 音の薄いオケが嫌いだ  普段は碌でも無い歌 作ってるくせに たまにガチ曲作って いい人ぶるのが嫌だ  私は思うのです ニコ動からほぼ日Pが ひとりもいなくなったら どれほど平和かと  ほぼ日P 大嫌い
月食ほぼ日Pほぼ日Pほぼ日Pほぼ日P今夜の皆既月食を 娘に見せてやりたくて 先生には無理を言って こんなところまで来ました  残される娘のための 思い出になるものだったら 他のものでもよかった とにかく時間がなかった  二人分並べたシュラフに 包まって空を見上げて 静かに欠けてゆく月を ただ黙って見つめていた  目の前の月が欠けてくように 残りの時間も欠けてくのかな 二人で今夜の月を見たこと 大人になっても覚えてるかな  娘は初めて目にする 天体が奏でる神秘に 言葉にもならないような 独り言を呟いてる  月が赤く鈍る瞬間 初めて存在に気づく 響き渡るような星空に 息を呑んで気圧されてた  目の前の月は欠けてゆくけど この子の時間は満ちてくのだろう 残された時間は少ないけれど まだまだ残せることもあるだろう  目の前の月が欠けてくように 残りの時間も欠けてくのかな 二人で今夜の月を見たこと 大人になっても覚えてるかな
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