硝子のベッド浜崎容子 | 浜崎容子 | 浜崎容子 | 浜崎容子 | | 行かないでって もう 口にしないわ 叶ったことないから… 愛することも 愛されることも 少し休みたいの 不思議ね あの夜が 遥か夢の彼方に思えるわ いいのよ このままでも、なんて 結末のない映画のようね 扉を閉めて 震える肩包んでほしい こんなに近くにいるのに 涙の色 見えないの? 硝子のベッド 抱かれるたび こわれる心 滲んだ星屑みたいね すぐ消えそうで 好きと言えないの タクシーを止めて 流れる街を 黙って眺めてるの 言葉はいらない 引き寄せる手が強いから このまま… あなたの目にかかる髪を いたずらする風になりたい いいのよ 悲しくない、なんて 強がってもわがままなだけ 扉を閉めて 凍える首筋にキスして こんなに近くにいるのに あなたの顔 見えないの 硝子のベッド 抱かれるほど 冷たい鼓動 こんなに夜は暗いのね だから怖くて 好きと言えないの 扉を閉めて 震える肩包んでほしい こんなに近くにいるのに 涙の色 見えないの? 硝子のベッド 抱かれるたび こわれる心 滲んだ星屑みたいね すぐ消えそうで 好きと言えないの |
雨音はショパンの調べ浜崎容子 | 浜崎容子 | パウル・マッツォリーニ、松任谷由実 | ピエールルイジ・ジョンビーニ | | 耳をふさぐ 指をくぐり 心 痺らす 甘い調べ 止めて あのショパン 彼にはもう会えないの Rainy days 断ち切れず 窓を叩かないで Rainy days 気休めは 麻薬 Ah… ひざの上に ほほをのせて 「好き」とつぶやく 雨の調べ やめて そのショパン 想い出ならいらないわ Rainy days 特別の人でなくなるまで Rainy days 暗号のピアノ Ah… Rainy days 断ち切れず 影にふり返れば Rainy days たそがれの部屋は Ah… Rainy days 特別の人は胸に生きて Rainy days 合鍵を回す Chopin… |
ANGEL SUFFOCATION浜崎容子 | 浜崎容子 | 菊地成孔 | 浜崎容子 | | 孔雀の羽根を返して 嘘泣きしすぎて 目が 痛くて 痛くて 見えなくなったの そして あたしの声はこうして ひどいキスのしすぎで 息が 甘くて 苦しくて 出来なくなったの だから ほら ここを見て あたしが汚いと知ってる男の子なんて あなたしかいないわ でも 聴かないで あたしの声で出来た このメロディ 毒の入ったプラリネ口移しにしてた 震えがはじまるたびに お医者様が言ってた のは あなたと恋すると 酷いことが 起きる おととい 生まれてはじめて 裸になった時 あたしは恋をして 鏡が縦に割れたの 酷いことが 始まるのね 裸のまま 泣き続けても ほら これを見て こんなに悲しい詩を 書いてくれる男の子なんて あなたしかいないわ でも 行かないで あたしの この歌で 酷いことが 永遠に続いてゆく ごめんね 息のできない世界 ほら ここを見て |
誰より好きなのに浜崎容子 | 浜崎容子 | 古内東子 | 古内東子 | | 「君には何でも話せるよ」と笑う顔が寂しかった あの夜 重ねたくちびるさえ忘れようとしてるみたい もう一度出会った頃に戻れたなら もっと上手に伝えられるのに 二人近くなりすぎて 心はいつも裏腹の言葉になってく やさしくされると切なくなる 冷たくされると泣きたくなる この心はざわめくばかりで 追いかけられると逃げたくなる 背を向けられると不安になる 誰より好きなのに 手帳にそっとはさんだ写真はあなたばかり集めていた 友達に混じってはしゃぐ姿 私だけのものならいいのに どうしてもあなたの声を聞きたくなると 受話器片手に理由考えて 途切れる会話の中でこの気持ちに気付いてよ、どうかお願い 伝えたいことはたったひとつ ずっと想ってるあなただけを いつも見てるいちばん近くで やさしくされると切なくなる 冷たくされると泣きたくなる 誰より好きなのに |
Forever Us浜崎容子 | 浜崎容子 | 浜崎容子 | 浜崎容子 | | grande maisonを出たら 悪の華咲かせたい キラキラ点滅してる 森の奥深く 偶然が三回続くと運命になる だから 最初から こうなるの知ってた はじめてhaute coutureで とっておきの場所へ 誰にも話したことも 見つかることもない 闇に溶け込んで 身体に火をつけた いつか 割れるから 永久に閉じ込めたい 白い肌にため息もらして 罪深いわ 重ねた唇あかくなる いつまでも私たちでいよう 逆さまに映る未来 二人だけの世界 きれいな花をあげよう 望みを叶えよう 見えないものを見て 分かったふりをした 何度も破られた約束を燃やして 熱い指先にふれた夜を 忘れないわ あんな人 好きにならないでね いつまでも私たちのまま 白い肌にため息もらして 罪深いわ 重ねた唇あかくなる いつまでも君を あんな人 好きにならないでね 私の方が 重ねた唇が濡れてる いつまでも私たちでいよう |
ねぇ浜崎容子 | 浜崎容子 | 服部峻 | 服部峻 | | 最後の鐘が 冷たく鳴った 穏やかな日々 崩れさる音 ねぇ 今 愛する君のため 投げ捨てた幸せと夢 未来 ねぇ これが悪だとして 何が善なのかな 君を愛しただけ ただ君を愛しただけ これが天罰なら いま死にたくないよね 死にたくないよね いま死にたくないよね 悪魔の声が そっと囁く 何に変えても 欲しかったもの ねぇ 今 愛した君のため 凍てついたこの心に火を放って ねぇ こんな世界には 救われたくないよね 神に背を向けて 天使にさよならして 闇に堕ちていく でも幸せだったね 幸せだったね でも幸せだったね 裏切りの烙印を押されても どれほどの罵声を浴びても 敷かれたレールを打ち砕いて 消え失せた百万の光と影 |
Lost Blue浜崎容子 | 浜崎容子 | 浜崎容子 | 浜崎容子 | | 飛べない鳥ね 私たち 間違いさがし してるみたい ふたり 誰も傷つかないとか そういうのは信じないわ もっと いじわるして 悪い人だと思いたい 帰るって言ってくれなきゃ 私 小さな夜に潰される お願いよ 愛を口にしないで 簡単に 恋に落ちてしまう 触れられて 気づいてしまったの 好きかもしれないと どうして そんな嘘つくの それはほんとの 愛しさじゃないわ 止めるように キスをした パーティーの終わりみたい 甘い海の底ね 流されるまま ただよう 痺れるくらいに 唇を噛んで 小さな声が隠される 何十回も 名前だけを呼んで 退屈な 時間が過ぎてゆく 鏡越し 写る私の肌 白く浮かび上がるの お願いよ 愛を口にしないで 簡単に 恋に落ちてしまう 私だけじゃないと信じたい こんな悲しい恋は |