エレファントカシマシ「エレファントカシマシ5」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
過ぎゆく日々エレファントカシマシエレファントカシマシ宮本浩次宮本浩次笑顔もてやさしげに この俺は言葉をかけた。 ひからびた情熱は、ただ過ぎるくらしの中へ消えた。 涙もて目を上げた。この俺は高きを見つめ、 うちふりし情熱は、ただ過ぎるくらしの中へ 消えた。  人の世にありて、過ぎゆく日々に身をおけば、 太陽俺に照りて、日々ゆくくらしがあった。  笑顔もてやさしげに この俺に言葉をかけていた、 強き人のまなざしはただ、うちすぎる くらしのなかへ消えた。  うちすぎるくらしの中俺は日々過ごした。 過ぎる日々よ、教えてくれよ。 この俺にも生活をどうか。 教えてくれよ。おれには待ちのぞむ日々のありしことを。 さあ、待ちのぞむ人があると。 希望ありしことを。  過ぎゆく日々よ。いかり、喜び、死にゆくのか。 俺は。  笑顔もてやさしげに この俺は言葉をかけた。 ひからびし情熱は、ただ過ぎるくらしの中へ 消えた。  うちすぎるくらしの中俺は日々過ごした。 過ぎる日々よ、教えてくれよ。  この俺には待ちのぞむ日々のありしことを。 俺は働く。日々過ごすため、くらしゆくため。 過ぎる日々よ。享楽のときを、苦しきときを 飲み込んでゆく。  過ぎる日々よ。やさしき日々よ。  酒を飲んだ。本を読み散らした。 過ぎゆく日々を俺は過ごしゆくために。 過ぎゆく日々に君は何をしてるだろうか。
シャララエレファントカシマシエレファントカシマシ宮本浩次宮本浩次ああ この世に生まれて暇と酔狂の繰り返し。 「やることがない。」 ああ かけぬけにゃならぬ。 ただただかけぬけにゃならぬ。  ああ 涙ホロホロといつの間にか落ちていた。 「どうしたんだろう。」 ああ タバコを吸い吸い帰り道、 澄みわたる空に星がキラキラまたたいていた。  望むべくはただ平和なる日常の日々。 恋をせにゃならぬ。メシ食わにゃならぬ。 すぎゆく日々ただありて。  ああ 常識と共に俺は心中するつもりだ。 鼻の穴広げ「恋人の笑顔。」 ただただ俺の生活は、恋人の笑顔と暇つぶし。  ああ 望むべくはただ平和の日々。 恋をせにゃならぬ。メシ食わにゃならぬ。 すぎゆく日々ただありて、すぎゆく日々ただありて、 静かにすぎゆき身をけずる。  シャララ、シャララ…俺の生活は… 望むべくはただ平和の日々。 恋をせにゃならぬ。メシ食わにゃならぬ。 すぎゆく日々ただありて、すぎゆく日々ただありて、 静かにすぎゆき身をけずる。 シャララ、シャララ…俺の生活は…  ああ この世に生まれて暇と酔狂の繰り返し。 「やることがない。」 ああ かけぬけにゃならぬ。 ただただかけぬけなきゃならぬ。 ただただ、この世のくらしは、ただただかけぬけなきゃならぬ。
無事なる男エレファントカシマシエレファントカシマシ宮本浩次宮本浩次うち過ぎる毎日を 暮らし行く男あり 毎日いそいそと仕事へ出かけ 休日には家族と 心からくつろいだ 「学生の無駄話」忘れたようだ 奥さんにプレゼント 照れながらわたした この男にして口ぐせがある 俺にいつも言ってた  「だってそうだろう。こんなもんじゃねえだろうこの世の暮らしは。 もっとなんだか、きっとなんだか、ありそうな気がしてるんだ。」  うち過ぎる毎日を 暮らし行く男あり 毎日いそいそと仕事へ出かけ  俺は日々の暮らしを 重き空想で過ごす 恋の始まりは終わりの始め この世は闇の始め 道徳を枷にした恋人を敵にした この俺にしても妙な口ぐせ 俺はいつも言ってた  「こんなもんかよ。こんなもんじゃねえだろうこの世の暮らしは。 もっとなんだか、きっとなんだか、ありそうな気がしてるんだ。」  俺は日々の暮らしを 重き空想で過ごす 恋の始まりは終わりの始め この世は闇の始め  無事なる男よ
何も無き一夜エレファントカシマシエレファントカシマシ宮本浩次宮本浩次何も無き一夜 部屋の中 ねころびながら ひとりでうたっていた  昼間見た世間を 働く人の姿を思い 部屋の中で 今日も ひとり  何もない一夜のなぐさみよ タバコを吸いながら はなうたをうたっていた  この世にはわが身ばかりがありて 沈沈と更ける夜と遊び 得意を机上にばらまいてくらした 働く人々を横目でながめた  何もない一夜のなぐさみよ 机に身をよせて はなうたをうたっていた  働いた 疲れて寝た 働いた 疲れて寝た ああ 夢を追わなきゃならない  何も無き夜 一夜のなぐさみに 机に身をよせて はなうたをうたっていた
おれのともだちエレファントカシマシエレファントカシマシ宮本浩次宮本浩次心につもった日々の後悔が ときとなく平和なおれを襲いくるよ。 見果てぬ夢のくずが 彼方此方(かなたこなた) 町の中ちらばっておれを食っていた。 手を取り買い物 ああ仲良き夫婦には知らない間に 溜息つかせていた。 いたずらにただ時を過ごさぬためか 計画だらけの手帳を示す人。  そうだよ 萎(な)えはてた暮らしのともだち。 「おおつれえなぁ。明日こそやらなけりゃ。」 お人好しをはげまし続けてた。  おお おれを襲い 平和な町を襲い来る。 「たいくつ」よ お前こそ暮らしのともだち。  そうだろう 年古りた暮らしのともだち いつもおれにささやきかけていた。 「何をしてるのさ。」 おれは退屈に追われ暮らしてた いつも何かしてなきゃ。  そうだよ 年古りた暮らしのともだち。 「おおつれえなぁ。今日はダメだったよ。」 お人好しにためいきをつかせた。  おお おれを襲い 平和な町を襲い来る。 「たいくつよ」おれを襲え お前こそおれのともだち。
夕立をまってたエレファントカシマシエレファントカシマシ宮本浩次宮本浩次ままにならない俺の人生よ やることが全部とってつけたようだ ああ心はかけるよ 何かやることはないだろうか  ああ今日は暑い暑いと 何もせずにいた  いつの間にやら夜で メシを食うのさえ大変なほどに つかれはてていた ああ心はかけるよ 何かやることはないだろうか  ああ今日は暑い暑いと 夕立をまってた 夕立をまってた  空を見上げて  ままにならない心のままに 俺の知らない明日を求めて ああ心はかけるよ 何かやることはないだろうか  ああ何かやることはないだろうか  ままにならない俺の俺の人生よ ああ今日は暑い暑いと 夕立をまってた 夕立をまってた ベランダに立って 夕立をまってた
ひまつぶし人生エレファントカシマシエレファントカシマシ宮本浩次宮本浩次用が無いのに慌てふためきつれえのなんの。 用が無いから働いて疲れたよ。 ひまつぶしテレビつけてながめやる。 夜は更けたり、もう今日は寝るとしよう。  「やあ今日は大変だった。腹がたった。」 たったひとりの妻に励(はげ)まされた。 見慣れてる部屋の中でくつろいだ。 ささやかなれど平和な日々、ボンヤリと明日を待てば…  高く太陽は照っていた。 人出多き町中は、我慢強き人達の、 耐え忍びし姿あり。 ひまでたまらないのさ。 ほんのわずかでもいい、夢見たき人よ。  妻と語り合う。これもまた楽し。 天皇が死んだ。 新聞は書いた。「時代は変わった。」 変わったんだろうて。 疲れた体に家族はやさしい。 平和なればこそ。 平和なこの世に望むものはない。 みんな大好きよ。エセ平和が大好き。 俺は大好きさ。エセ平和が大好き。  用が無いのに慌てふためきつれえのなんの。 用が無いから働いて疲れたよ。 ひまつぶしテレビつけてながめやる。 夜は更けたり、もう今日は寝るとしよう。  「やあ今日は大変だった。腹がたった。」 たったひとりの妻に励(はげ)まされた。 見慣れてる部屋の中でくつろいだ…… 笑うべく俺のひまつぶし人生よ。  ああ 俺は大好きよ。  今日も無事に過ぎゆく、俺の生活は 無事なる我がくらしと、ひまつぶし人生。
お前の夢を見た(ふられた男)エレファントカシマシエレファントカシマシ宮本浩次宮本浩次お前の夢を見た ひまなる毎日 テレビをみてたら お前の夢を見た  もてあます日々を うかれたる日々を 部屋をウロウロ してなきゃならない  この世の喜びが この世の楽しさが この世へ消えゆく おれはひとりぼっち 都合 おれはひとりぼっち  目玉をあけたらおれはひとりだった 仲間とはしゃいだらおれはひとりだった  どこへ行こうが おれはひとりぼっち お前がいても おれひとりでも  まだ見ぬ日々をおれは求め
通りを越え行くエレファントカシマシエレファントカシマシ宮本浩次宮本浩次通りを越え行く 夕暮れ時とて 買い物の人せわしげに  夜も更けてから 家にたどりつく 見慣れた部屋のなつかしき  ああ町の音遠くにして 寒き夜なら猶(なお)なつかし 今朝のままなる我が部屋の  気にかかる仕事を終え 湯浴みしときの楽しさよ  寝るともなくころがっていた 過ぎるともなく過ぎていた
曙光エレファントカシマシエレファントカシマシ宮本浩次宮本浩次まったくよ うまくいかねえよ この世の暮らし 俺の暮らしは ただ漫然と時は過ぎた またぞろ一つ年を重ねた つれづれと日々楽しみて つれづれと日々悲しみて 日が暮れた、夜になったよ またぞろ一つ年を重ねてた 見ろよ今日も高き太陽が俺達を照らす ああ忘れ去られたり 朝焼けの中立っていた 熱き血潮燃えていた  俺のよ 人生はよ 朝 目が覚めた 夜 疲れて寝たよ まったくもってしょうがねえ 熱き想いのこみあぐる日々は 優しき家庭の姿が去勢の砦(とりで) ああ忘れ去られたり 朝焼けの中立っていた 熱き血潮燃えていた 朝焼けの中立っていた 熱き血潮が燃えていた  見ろよ 暮らす世々の姿 思え 曙光の時を!!  ああ見ろよ今日も高き太陽が我等を照らす ああ忘れ去られたり 朝焼けの中立っていた 朝焼けの中立っていた 熱き血潮燃えていた 朝焼けの中立っていた  打ち過ぎる日々暮らしていたよ 思え 曙光の時を
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