| シンピン倉内太 | 倉内太 | 倉内太 | 倉内太 | | あたらしく歌を作る 初めてみたいに 今日はとても気楽 屋上テニス あたらしく絵を描く 目を瞑って 出来上がったら昔からのも騒ぎだす 星がきれいって言われても怖くしかないな 日が落ちて枯葉やぶれてまた一個思い出す 絵の具で描き足してく 霊感を使って グットモーニング なにをするよりも先に庭の苗をみにいく あたらしく息を吸う 初めてみたいに |
| 復帰のsoundtrack倉内太 | 倉内太 | 倉内太 | 倉内太 | | そこにはもうなにもない 日が暮れてから出発するの 命を無くすか心を無くすか ガソリン無くしてコサックダンスする ぷっぷー クラクション鳴らしても ぷっぷー だれも振り向かない道 取れかけてる胸のアップリケ また刺繍しなおさなくては 留めれない縫えない出てきちゃう 染み込んでいるのが外れない ぷっぷー 悲しいつもりなのに ぷっぷー なんだか笑ってしまっちゃった |
| 銀行強盗倉内太 | 倉内太 | 倉内太 | 倉内太 | | 見えない人たちを誘い出して 不道徳そうな所で遊んで疲れて だれでも一度くらい銀行強盗しに行く時が来る その行きしなの車の中 君がかけたい音楽は何 音楽はなんだい 車の中には分厚い世界地図 折り紙 トランプ 偽物の鉄砲 本物の鉄砲 頭の中には書けない手紙 言えなかったこと ほんとのこと うそのこと 車の中には分厚い世界地図 折り紙 トランプ 偽物の鉄砲 本物の鉄砲 ホームソングブック アコースティックギター |
| 濡れダンボール倉内太 | 倉内太 | 倉内太 | 倉内太 | | 薬を捨てて街へ 猫に猫まね寝込まれて だれのなんにも変えない 意味なし言葉道路の隅 とびはね回る濡れダンボール 今朝のルールは一つ なにも思い出してはいけない さっき捨てたの全部集めて ごめんねきみ最高だよ いつも追っかけてくるくせに 捕まろうとすると逃げる 空飛びまわるコンビニ袋 気持ちよさそうだよ おまじない通ったときのような ぐらりぐらりぐらぐら 上がってないし 落っこちてない ぐったりふたりぐらぐら 揺れていない ただしびれている 涙 鼻水 僕 濡れダンボール 気持ちよくなろうよ おまじない通ったときのような ぐらりぐらりぐらぐら 上がってないし 落っこちてない ぐったりふたりぐらぐら 揺れていない ただしびれている |
| ストーんマウス倉内太 | 倉内太 | 倉内太 | 倉内太 | | 言葉を無くした頃にようやく 喋りたくなった人と人と人じゃない何かとでも ずっと声を出して散らかしていたいけど息がつづかない 僕には分からないものを聞きとってる耳 しつこくやれば誰だって使えるようになる魔法 兄弟姉妹言わないだけでほんとうを知ってる とにかく気分が落ち込む 上がって下がってメロディメーカー 楽しい徘徊さっき4:40 今10:11 でもどこら辺が10:11？ 人形みんなの憧れストーんマウス そこに見えるもの踊らせてごらん増やしてごらん すべて簡単にキッスして色づけ 手を触ってから眠っておしりふかれふきふかれ ひとり楽しく過ごす迷い人 おしりsingin' あたまdancin' |
| デロリ〜倉庫内作業員の芸術作品〜倉内太 | 倉内太 | 倉内太 | 倉内太 | | あいつはあんまり風呂に入らない タイムカードを押して帰らない 鍵をかける係みんな帰ったら 工場はデロリのアトリエ 朝がくるまでいつも何か作ってる お酒を飲めば体はキレイになると思ってる デロリのことはだれも気にしない 変な塊を捏ねてるブツブツ言いながら 結ぶ結ぶ固く固く いつかほどけるそれを 結ばなければほどけることはないけれど 僕はやっぱり結びたい デロリはあんまりなにも喋らない すこし邪魔だけど役に立つ奴 いじめられないしうっとうしくない デロリのことはだれも気にしない 月に一度廃品回収者が来て デロリのゴミを引き取る そのまま業者のおじさんは値札付けて 町に住んでるダイヤをしてるおばさんに売りつける 直す直す起こしてあげる 倒れた自転車情けなく 起こさなければ倒れることはないけれど 立ってるほうが美しい 仕事中だれの歌か分からない変な歌をまた デロリが歌いだすよ そしたらみんなつられてしかたなく まだバレてない今日は人類最良の日 |
| 全然UFOがいない倉内太 | 倉内太 | 倉内太 | 倉内太 | | 今夜こそ僕みつけるよ 今ならみつけられそう 耳鳴りにリズムを感じる あっちも気にしてたらいいけど 全然UFOがいない 男同士もいいって言うけれど ちょび髭のあいつはもういない ちょび髭の人町に少ないよ 僕にできることも少ない 全然ユーレイが出ない 僕が胸をときめかせられるのは しんでしまうとかいってしまうとか 空からなにも降ってこないし 雲は一つも落っこちてこない 全然UFOがいない you forgot |
| ロリータ・コンプレックソ倉内太 | 倉内太 | 倉内太 | 倉内太 | | あんたなんか相手になんないわ って顔をした女の子が僕から目を逸らした 可愛い唇ブスッ娘倶楽部 僕は精子のぬめりをうまく使って電車を降りた所 PePeに向かう途中 可愛い唇ブスッ娘倶楽部 わたしはわたしのおじいちゃんしか一生愛することはできないの っていう目をした女の子が僕を睨みつけた いびつな奥二重そばかすとシャンプー 君の口の匂い全部ほんとだよ もうそれだけで十分なんだ 可愛い女の子よ 僕を精一杯傷つけてくれ 可愛い女の子よ 君より僕のほうがずっと君だよ そのたくましい腕毛を僕にみせてよ 君の顔は人類滅亡だ人類滅亡だ 君の声を聞いてみたいけど君と話したくない 君は可愛らしいけど何にも分かっちゃいない 君の部屋を覗いてみたいけど君と近づきたくない 可愛い女の子よ 僕を精一杯睨みつけておくれ 可愛い女の子よ 君より僕のほうがずっと君だよ 君より僕のほうがずーっと君だよ |
| 病気と結婚倉内太 | 倉内太 | 倉内太 | 倉内太 | | 夜は戻ろう 何度も後ろ振り返りながら 散歩する霊能者 近づいてチカチカ点いて近づいてくるのは 間違いなく今ここにいる僕 病気を治しちゃいけない 壊れてる生きる故障 ドクターペッパードクターペッパージュース 永遠に消えないお前の香り 病気と結婚 朝方 天の天の川 泳いでいるのは点と線 透けるレントゲン 遠くってどうやったって遠ざかってくのは 夕べ落とした液体Ｈ 孤独を消さないで 止まないの母さんの応援 ジンジャーエールジンジャーエールジュース ずっと取れないキレイな汚れ 孤独と水泳 病気と結婚 動いてる口説いてる顔にぶつかってくる 蝶々不安定 顔にぶつかってくる蝶々 |
| バックミラー倉内太 | 倉内太 | 倉内太 | 倉内太 | | 土管の中なにか拗ねてる 汚れた靴が汚くなっちゃって 悲しみで朝目が覚めて 悲しみで夜気を失う 疲れていなくなっちゃった 雪を蹴ったりして遊びたい ボール無くしたりしてはしゃぎたい 夕方に熱を出して順番に髪を乾かし合って 煙草を吸い回して目の悪い女に看病されたら ほどけていなくなっちゃった 朝からもうエンドロール 運転の邪魔になるくらいのエンドロール バックミラーバックミラー遠くなってく 大きく見える バックミラーバックミラー遠くなるほど 大きくなっていく |
| 透明犬倉内太 | 倉内太 | 倉内太 | 倉内太 | | 目に見えないお化けいそう 心痛そう夜は言えない言葉ばかり持っている 今なにを見ていたの 女の子手を叩く音楽に合わせて蚊を殺してる 知らない人のうなじ 息をしてるニキビできる今をつぶす 何にも無くても踊りたくなるんだもの 目も見れない男の子 喋ることもあいさつも出来ないとってもいい奴 とんでもないギター弾くんだから なにかあったらどっか行こう ほんとになにかあった時は靴が動かない 見ているだけの命 遊んでくれ犬の僕と顔さわって 何にも無くてもじゃれたくなる 分からない分からないまま犬吠えてるよ 分からない分からないまま犬冒険するよ この床にキレイな汗落っこちて汚れの色変わる 僕は見るために生まれてきた羽根っころだよ 僕は見るために生まれてきた羽根っころだよ |
| ひまつぶし倉内太 | 倉内太 | 倉内太 | 倉内太 | | その歌は僕が聴いてないときも 僕の周りをうろちょろして頭の中に入ってくる ずっとずっと回り続けて 僕はその歌の一節と同じ一日を過ごす それをひまつぶしと呼ぶなら変な話さ 沢山の言葉たちが今部屋に来た 彼らはぴょんぴょん跳ねながら僕に捕まろうとしている 僕はどれを捕まえてもいい だってなにしろベイビー僕に意見なんてものは無い ところで君は何が大嫌いなんだっけ アルフォート一枚一枚に描いてあるあの船に乗って 初めてその歌を聴いたとき僕は目の前のコーヒーに夢中 十代の日本の若い人たちがフォークソングの歌詞に ダイブするしかなくなるだろう それをひまつぶしと呼んでみたとしても変な話さ |
