People In The Box「Family Record」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
東京People In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The Boxその秘密を 僕は見たよ だから行くんだ 胸を張って もうすぐ優しいドアに手が かかる  軽蔑した 朝の太陽を その口の軽さを でも新しい一日は 今までと違うふうになるだろう だって僕は君の大きな 美しい嘘へ 恋に堕ちた  堕ちた 堕ちた
アメリカPeople In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The Box神様 僕は愛しているよ 愚かで淫らなこの世界を  おはよう もうひとりの僕 もう目を開けて眠らないで  朝の志願兵 まだ眠る街を背に 歌う 血とか汗とか精液を 新しいシーツに隠して  ピアニスト泣き出した 君だけなのさ 僕の呼吸をデザインできるのは  強くなることは とても恥ずかしい 本当はね 皆の衆、射撃用意だ 撃ち放せ!  パパとママ席を立つ 後ろめたさで 怒りで 屈辱で 車はスピード上げて炎に包まれる  哲学は銃殺刑だ もう ちゃちなメタファー捏ち上げるな 奪い合うひとつのボール 気をつけろ それは すり替えられた時限爆弾 勝ち続けろって声に耳を貸すな 紙幣の積み木 批評家たち 僕らが抜けたトンネルはいつだって ただの銃口だから  強くなることは とても恥ずかしい 本当はね 皆の衆、射撃用意だ 撃ち放せ!  神様 僕は恨んでいるよ 本当はね 不思議なこの機械を  誰の子でも いられない いられない
ベルリンPeople In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The Box−レッドライト/グリーンライト ひと振りのインクで 夜は産まれる 飛び散るアルファベット カーテンと窓 深夜の追いかけっこ  −レッドライト/グリーンライト 濡れた高速道路 無人の車 注ぎ込まれる  午前2時の友達 遠く離れた裸の秘密警察 明日には僕はここにいない  −レッドライト/グリーンライト アンテナの代わりで逆さに傘を差す  −レッドライト/グリーンライト ニヒリスト待っている 目の前を過ぎるアルファベット 撃つ  −レッドライト/グリーンライト 濡れた高速道路 無人の車 注ぎ込まれる  午前4時の友達 遠く離れた裸の秘密警察 明日には僕はここにいない  −レッドライト/グリーンライト アンテナの代わりで逆さに傘を差す  傘を差す 傘を差す 傘を差す  ミニチュアの憂鬱に乗り込んで これが初めての単独飛行 このどこかできみに会えるかな  少しユーモアに欠けた引力の呪いから 人工衛星をすべて解き放ってみるよ  リン、リン、リン はじめまして 未来からの僕の親友 雨のカーテンのなか 山火事が燃えている
レテビーチPeople In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The Boxむかし、むかし、君の名前が今と違っていた頃 太陽は夜の傷を消毒してくれる親戚みたい でも君は変わった  メスをいれて傷を広げる 柔らかい君のおなかに ルビー色の夜がそこから溢れだす ここは楽園さ  頭上を超えて飛び込むスイマー達 水の無いプールへと そうさ、もう苦しいのはやめた!  わあ、わあ、わあ、わあ、わあ  甘い悪夢を見たいよ とびきりの長いやつを ひとつだけ 楽し過ぎて眠れない  広げた傷に潜り込む 僕は悪夢を書き換える ゼリー状の空気吸い込んで 浮かぶ楽園さ  頭上を超えて飛び込むスイマー達 水の無いプールへと そうさ、もう苦しいのはやめた!  わあ、わあ、わあ、わあ、わあ  甘い悪夢を見たいよ とびきりの長いやつを ひとつだけ 楽し過ぎて眠れない 甘い悪夢を見たいよ とびきりの長いのを ひとつだけ 楽し過ぎて わあ、わあ、わあ、わあ、わあ  真夜中、僕らの味覚は最高潮に達している 異端の思し召し下る 聖者の仮装で 赤いアーチの出口塞いだら わあ、わあ、わあ、わあ、わあ  甘い悪夢を見たいよ とびきりの長いやつをひとつだけ 楽し過ぎて わあ、わあ、わあ、わあ、わあ 甘い悪夢を見たいよ とびきりの長いのを ひとつだけ 楽し過ぎて眠れない
旧市街People In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The Box朝食に毒を密かに盛れ ながい土曜日を終わらせる為に 軌道を外れた人工衛星の物憂い視線 緩んだ口元 塔の門をくぐってからどのくらいの時間が経っただろうか 1時間? 1日? 1年? 100年? この階段はあまりに長くて 昇りながら下っているような感覚に陥った 多分そのふたつに大きな違いはない  ほとんどは忘れてしまった 雨に溶けていった どこかの大地の養分に僕の記憶はなる 誰かが今頃 遠くで雨季を待つ 雨季は遠い 突然階段は終わる 風が沈黙する 静寂が辺りを包む 時が満ちたようだ 最上階の扉 開け放ち 僕は言った 僕は言った  「時間だよ 僕から生まれた僕自身に告ぐ メメント モリ」 青空 少しだけおかしくなったよ 君の首に触れて引きずり込んだ  かくして僕は塔に君臨した さあ角砂糖を献上せよ 遠い眼下をのぞき込んだ そこに元の君の姿はない 印刷機が作った未来の歴史 退屈な病に血清はない 革命に血は流されないからだ 生きながら死んでいるような感覚に陥った 多分そのふたつに大きな違いはない  足音が秒針のように近づいてくると 僕はそれを知っていたこと 思い出したのさ 足音止んで 開け放つ 君は言った  君は言った 「時間だよ 僕から生まれた僕自身に告ぐ メメント モリ」 青空 少しだけおかしくなったよ 僕の首に触れて引きずり込んだ  青空 少しだけおかしくなったよ 僕の首に触れて引きずり込んだ 青空 塔を抱いて眠りにつくのさ
ストックホルムPeople In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The Box気を失うほど楽しいのがいいね 鍵をかけて 空の追跡を巻くよ  虹が出たよ −排水溝 渦を巻く 立てこもるリビングで −排水溝 渦を巻く 昔の僕達は互いのドクターだった  野放しで育つこころ 汗はねる 夏のドレス 跳んでみたいな シーツ乱して 天井触れた  まさか君が −排水溝 渦を巻く 蛇口をひねるなんて −排水溝 渦を巻く 差し出した両手の代わりに何が欲しいの?  気を失うほど楽しいのがいいね 罪深くたって 飛んでみたいな 背中の羽を1本 ちょうだい  ヨハネもルカもマタイも 今日だけはテレビに夢中 流れるニュース 洗面台で君が溺れた!  気を失うほど楽しいのがいいね 罪深くたって 飛んでみたいな 背中の羽を1本 ちょうだい  背中の羽を1本 ちょうだい  ちょうだい? 嫌だよ! ちょうだい? 嫌だよ!
リマPeople In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The Box食卓は無政府状態 騎士のカードが華を添える 記念撮影はセルフタイマー レンズは銃口みたい ハイ、チーズ!  メリークリスマス 緊張しいなサンタクロース 写真の僕らは仮面をつけたまま パパは強いけど 欲望に勝てない たぶん明日も  ギロチンが広場を分つ 子供の兵隊 行く 毎晩 元通りになったママの王国へ  メリークリスマス 緊張しいなサンタクロース 写真の僕らは仮面をつけたまま パパは強いけど 欲望に勝てない たぶん明日も  仮面の子供は走る 聖なる山に分け入って 捕まえられるかな  メリークリスマス 剥製のサンタクロース 写真のなかに人影はひとつもない メリークリスマス
マルタPeople In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The Box水圧に押されて割れた窓 星のようだ 石ころ 口にほおばって  「また間違った」って言った後にやったんだ 電飾で縛って吊るし上げて 3、2、1、目を開けて  海が干上がるまでは内緒にしておくよ  時計は止まったまま 朽ちた木馬 漂っている 火山のそば 通り抜けて  「また間違った」って言った後にやったんだ 電飾で縛って吊るし上げて 3、2、1、目を開けて  「また始まった!」って一斉に歓喜したい 鮮やかなバルーンを撃ち落として 罪は果たされた  海が干上がるまでは内緒にしておくよ
新市街People In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The Boxようこそ 銀色の世界へ そびえる金属の箱へ あなたは憶えていないかもしれない ヒーローだったよ 遺失物センターにも 記憶はみつからない  あなたは隠し事だらけ 今にも増え続けるのさ 楽しいことには貸し借りは要らない 震える大地の巨大な秘密  ぜんまい、モーター、シリンダー 不揃いのボルト 重なり合う櫛と歯 地軸震わせ オルゴール鳴りだしたら どおぞ そこは舞台さ オルゴール鳴りだしたら どおぞ 踊ろう 朝まで  ぜんまい、モーター、シリンダー 不揃いのボルト 重なり合う櫛と歯 地軸震わせ モルモット駆け出したら ほおら 回るリボルバー オルゴール鳴りだしたら どおぞ 引き金を引け
スルツェイPeople In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The Box2度目の朝を迎えたよ 乾きに震えるカエル 毎日起こる奇跡に苛まれて 逃げてきたんだ  君が最初に笑う理由を見せて 見えない手に押されて放り出された 舞台じゃないから?  君はかわいい怪物のようだった そうたやすくは手懐けられない  崖の下を青い風 渡る 海馬 叫ぶ 跳ねるエンドルフィン ここは君の大きな傷口 辿り着いたよ  君が最後に笑う理由を見せて 見えない手に押されて放り出された 舞台じゃないから?  海鳴りが轟いた 霊と交わる 更衣室で 押しよせる波 血流 言葉なくす司祭たち 赤ん坊の泣き声は 海の底から突き上がる 神秘が僕に鞭を打つ 「まだまだ君は生きなさい」って  夢から醒めて笑う そこはまた夢 目を開けたまま眠る秘密を見せて そして 君が最期に笑う理由を見せて 見えない手に押されて放り出された 舞台じゃないから?  全然知らなかった 誰も教えてくれなかった 切れた糸電話 ここは屋上 神のプール ふたり行列を離れる ためらう殉教者たち 君が駆け出して 僕は悲しい口を閉じた
JFK空港People In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The Box君の沈んだプールへ 男たちが飛び込んだ でも君はここにいる 羊飼いが手を上げる たかが知れた痛みのなか 笑みを洩らす君はもう ながくはもたないと思った とっさに「帰ろう」って手を引いた  管制塔 黙り込む 機内の酸素は薄れる かつて嫌った夕焼け 燃える客室のなかで 嘘をつけない体で ふたり こころに決めた 炎はいまに呑み込もうとしてる 来ない迎え 待った  『もしもし パパだよ、ママだよ 今頃は家に着いたかな ごめんね、許して、許して 僕らまだ子供だったんだ』 いいよ、いいよ、知っていたよ 目隠しをして産まれてきたんだよね  君はいま次の夢を見ようとしている 瞳孔を開いて  光の庭は果実で溢れ 朝 眩しいホース 株価は暴落 とある日のニューヨークで 腹を抱えて 笑う 笑う 塩の柱は僕らの前にもうひとつもないよ  歯車が悲鳴を上げるのを僕は聴いた そこはとても寂しい国 経済は脆くも崩れた 粉々に割れたクレジットカード 水浸しの小切手 我らが愛すべき愚かな王様の 国を挙げてもてあます休日 アルコールの海に漕ぎだして 遭難したことを決して認めようとしない 帆が折れて船が沈んでしまっても 君はまだ信じられない 僕を失ったことに 僕はまだ信じられない 君を失ったことに 巡り巡って地球を一周したようだ すでに方位磁針に針はないけれど 城壁の向こうの取り繕った朝食の気配だってもうここにはない 僕の誰にも知られたくなかった君の犯罪者のような目 守り抜こうとしたものは指の隙間から 最後の最後でこぼれ落ちていってしまった それはいつでも滑走路から 離れられずに燃えている でも どうか諦めないで だって 僕たちはまだこの世界に産まれてはいない 荒れ放題の庭で全部の催しは終わっていない 永久に続く寝息のような 優しい象の背中 美しいものは巧妙にカモフラージュされている かけられた巨大な布 大掛かりな手品が始まる 僕はただ君の笑顔が好きなひとりの愚かな人間だった 君のよろこぶ姿が見たかったんだ トイレの床に出現する甘いチアノーゼが 僕たちの足跡をたどって瞬く間に地球を覆い尽くしていく 僕たちはまだこの世界に産まれてはいない  受けとめて、君  みて 晴れた 空から降ってくる
どこでもないところPeople In The BoxPeople In The BoxHatanoPeople In The Boxかつて家の庭で繰り広げられたパーティーで 様々なものをひとは燃やして帰った それは灰になって 今 降り注いで ほら 君は真っ白な髪を振った  みんなどこかへ消えてしまえばいいのにな 願った瞬間にひとり残らず消えた 寝室の扉は閉めて 僕は地上で息を無くした潜水士さ  僕のからだ打ち捨てられた 君の唇 うずく うずく 波はかえさず寄せ続ける 迷路に悩め 出口はないけど  憶えているよ いちばん楽しいことと悲しいことがあった部屋を もうどこへも行かない 君は 寝室の扉は閉めて 僕は地上で息を無くした潜水士さ
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