LACCO TOWER「若葉ノ頃」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
若葉LACCO TOWERLACCO TOWER松川ケイスケLACCO TOWERLACCO TOWERせめて今だけ 泣かないでよ もう離さないから 淡い緑が 輝いたら それは始まりの季節  「苺のジャムの瓶が 空っぽになってしまう頃 ちょうど合わせるように この時間も 消えてしまいそう」って  せめて今だけ 泣かないでよ もう離さないから 甘くて苦い 夢みたいな 今を歩いて行こう  「どこかの校舎の部屋で 合唱が舞い上がる頃 ちょうど合わせるように この時間を 思い出すのかな」  君の行く 遥か未来が どのくらい 幸せかなんて 考えないで  まるで最後の 恋みたいに もう永遠のように 秒針の上 走り抜ける 「今」を追いかけている  いつか終わる そこに向かう 分かっているから  せめて今だけ 泣かないでよ もう離さないから 秒針の上 走り抜ける 今を追いかけて  だからお願い 泣かないでよ もう離さないから 淡い緑が 輝いたら それは始まりの季節
蜜柑LACCO TOWERLACCO TOWER松川ケイスケLACCO TOWERLACCO TOWERばらばらに砕け散り 置いて来た夢の骨 からからに乾く皮 縮んでく心臓の方へ  白黒模様の雨が 降り注いだトーンは0 「絶望」の少し手前 「充実」は彼方の向こう  「死にたい」と言える余裕 画面の中まるで女優 菖蒲色の胸の裏で 化粧をして 3、2、1 アクション  鮮やかに飛び散った 未来の粒は何処へやら 追いかけて追いかけて それでも分かんねえや 華やかでどす黒く 被さってくる「明日」とやらよ どうせなら無限地獄 鬼でも連れてこい  ばらばらに砕け散り 置いて来た夢の骨 からからに乾く皮 縮んでく心臓の方へ  瞳をぐるりと回し 覗き込んだ自分さえも 真夜中のライトみたい 見えない場所が多すぎて  「なりたい」と言った君が 笑いながら輝いてる その景色が胸の裏に お邪魔をして 騒ぎ出す  灰色の脳内に 柔らかな光を灯す 叫んでも叫んでも それでも変わんねえのに 何気ないその声が まるで全てを 赦すように 細い腕握りしめ 千切れるほど引っ張った  ばらばらに砕け散り 置いて来た夢の骨 からからに乾く心臓 沁みていく君の声  鮮やかに飛び散った 未来の粒をまた探す 追いかけて追いかけて それでも分かんねえけど 華やかでどす黒く 被さってくる「明日」とやらよ どうせならオレンジの 光も連れて来い
雨後晴LACCO TOWERLACCO TOWER松川ケイスケLACCO TOWER夢で見てた絶景を塗りつぶす空模様が 声に出せぬ感情をぽつぽつと降らした  ただ駆け抜けてた必死でいた 涙の雨のアーチを くぐろう今鈍色の日々の終わりさ  ほら目を奪われてた涙を捨て 胸の遥か遠く置いてきた振りして ざあざあ素晴らしい明日を呼ぶ為 降れ降れ降り止んでおくれ 濡れた頬のまま笑おう  雨は叩く僕らの胸を 3、2、1で走る僕らを 雨後晴の空の真下へ向かおう  「誰」が「誰」のせいにして「誰」が「誰」に吐き捨てた 「誰」と「誰」が悪いと「誰」と「誰」で決めていた 夢に見てた絶景に欲しいのはそんなもんじゃない 声に出した感情は前だけを見てるよ  もう祈りすぎて合わせ過ぎて 磨り減ったその両手を 繋いで今握りしめたまま進むよ  さようならうつむくだけの顔上げて 潤む目にはみ出たシャボン玉飛ばして 黄色い月が浮かぶ蒼い空へ 飛べ飛べ飛び去ってしまえ 全部弾けて消えてしまえ  さあ目を奪われてた涙を捨て 胸の遥か遠く置いてきたそのままで ざあざあ素晴らしい明日を呼ぶ為 降れ降れ降り止んでしまえ 濡れた頬はもう乾きだすさ笑おう  雨は叩く僕らの胸を 3、2、1で走る僕らを 雨後晴の空の真下で笑おう
薄荷飴LACCO TOWERLACCO TOWER松川ケイスケLACCO TOWERLACCO TOWER神楽坂南外の堀ギリギリのビルの角で 貴方待つ松明よろしく燃ゆる胸は 遅い青春のよう  ゴム風船ヤニを押し付けてジリジリと音を立てた 破裂待つ本末転倒の行く先も 承知の上  「ほらね」「言わんこっちゃないね」 はいはい耳タコ閉じる両目  虚しく転がった薄荷飴 閉じる蓋のない口の中 黒い空に上がる花の火は そそり立つビルで丸くなれず 二人みたいで なんか悲しい  午後8時街にさようならの拡声器響き出せば 誰が為に急ぎ地下鉄に吸い込まれ消える皆  「じゃあね」「またね」 そんな言葉を使うのもうんざりだ  終わりが見えている始まりは ほら打ち上がった花みたい 貴方に囚われた心臓は 娑婆の空気などもう要らないわ  虚しく転がった薄荷飴 愚痴など吐けない口の中 ころりころりと音を立てりゃ 閉じる蓋を待つ口の中  黒い空で散っていった花 淡い色の二人みたいで なんか悲しい
最果LACCO TOWERLACCO TOWER松川ケイスケLACCO TOWERLACCO TOWER窓を開ければ鉄の香り 涙のレンズで空は灰色 昨夜(ゆうべ)がまるで嘘みたいに あなたがいない今日が始まる  二人の両手 二人の指 髪の毛なんかも 足した数でも 足りないくらい 溢れていた あなたと私 淡いメモリー  ずっと見惚れていたよ 孤独を消す横顔 胸を掘り返し あなたを埋めた 忘れないように 記録を残すように  もう さようなら いつしたとしても 平気なように 焼き付けたはず なのに何故だ 膨らむ悲しみは 酷く愛おしい そうあなたのせいだ  「君の涙が作る雨に 降られてクシュんと風邪を引いたら 上がる体温 それはまるで 君への想い」 なんて笑ってた  ずっと続くようにと 永遠じゃない「今」を 幾度も願い 歩いた道は ほうら行き止まり ここが最果てみたい  終われば良いな こんな苦しみは 消えれば良いな こんな切なさは でも ああそうか 膨らむ悲しみは 酷く愛おしい そうあなたのせいだ  嗚呼 夜中が朝を招いても 蒼い雨 空に隠れても あなただけ いない世界など 何になるだろう 意味があるの?  目を閉じれば 浮かぶ喜びや 口に出せば クサい台詞が 楓のように 胸に根をはって 優しくそっと 残り続けるから  もう さようなら いつしたとしても 平気なように 焼き付けた全部 もう さようなら そうね さようなら あなたが居ない 今日が始まっていく
狂喜乱舞LACCO TOWERLACCO TOWER松川ケイスケLACCO TOWERLACCO TOWER場口々「やい」「やい」 痛み入る暇もなし で今まで 止むなし 他人事は知らんぷりさ  貼った もう人生逃げたかねぇ  狂狂回る我ら巡る ガソリンは心臓燃やして せちがれえ今を引き裂いて 白と黒つけてやれ  うなだれた今に決別を 狂喜の明日に閃光を ちぎって空に舞った「今」は はなむけの花束さ 期待打つ心臓部 狂喜で魅せる乱舞  出しぬかれてんてこ舞い 近間には信用もなし 高くくり鼻高 へし折られ 恐いドキ  動機 なんて御構い無し 今ここから  腹を抱えて笑う阿呆 気にせず放りなげておけ 猫も杓子も分かりゃしねぇ 分かる必要もねぇ  こびりつく過去に決別を 目指した未来で乱舞を 握ってシワになった「過去」は 意味もないガラクタさ 武者震う心臓部  狂狂回る我ら巡る ガソリンは心臓燃やして せちがれえ今を引き裂いて 白と黒つけてやれ  うなだれた今に決別を 狂喜の明日に閃光を ちぎって空に舞った「今」は はなむけの花束さ  期待打つ心臓部 狂喜で魅せる乱舞
愛情LACCO TOWERLACCO TOWER松川ケイスケLACCO TOWERLACCO TOWER愛されてる 誰かがいる 愛している 誰かがいるから  「泣きたい」「消えちゃいたい」 「あなたが愛しいわ」 言葉にするだけで 不思議と 心臓は震えるよ  悲しみの夜を 辛い朝を 何度でも 瞼をたたんで 耳塞いで 越えていく  誰かが言う 「大丈夫?」と 誰かは言う 「大丈夫」と 愛されている 誰かがいる 愛している 誰かがいる  ほら 救うはずさ 誰かの愛情が  「あなたが愛しいわ」 不思議と 心臓は泣きだすよ  悲しい夜も 辛い朝も 何度でも 瞼をたたんで 耳塞いで 越えるから  誰かが言う 「大丈夫?」に あなたが言う 「大丈夫」と 愛されている あなたがいる 愛している 誰かがいる  「もう嫌」止められない 溢れる悲しみは ほら 救うはずさ 誰かの愛情が  愛されている 誰かがいる 愛している 誰かがいる 愛されている 誰かがいる 愛している 誰かがいる
切手LACCO TOWERLACCO TOWER松川ケイスケLACCO TOWERLACCO TOWER口づけたのは 君じゃない ただの切手 感情を散らした手紙 届きますように  その心(ハート)の端に針を通し 私に縫い付ければ 遠く遠く離れるなんて ありえなかったかもだけど  尖りながら震えた文字が 彩った言葉たちは 魔法じゃない この瞬間が 本当と教える そうね 悲しいわね  口づけたのは 君じゃない ただの切手 感情を散らした手紙 届くように 届かないように  空気抜けたように しぼんじゃった 恋の淵で 私以上の未来を手にし 笑う君思う  誰かの悲しみで生まれるのが 誰かの喜びなら どうかどうか 前者は私 後者が君であるように  ラストシーンの雨の中で 抱き合う二人みたいに せめて せめて ぐしゃぐしゃの顔 隠しててください 君にバレないように  書き出しからもう ひどいもので 勝手だけれど せめて言わせて 紙の上でだけは  その心(ハート)の端に針を通し 私に縫い付ければ 遠く遠く離れるなんて ありえなかったかもだけど  ラストシーンの雨の中で 抱き合う二人みたいに せめて せめて ぐしゃぐしゃの顔 隠しててください やはり 悲しいわね
非英雄LACCO TOWERLACCO TOWER松川ケイスケLACCO TOWERLACCO TOWER例えばほら左腕が 伸ばして今の倍あったら 震え涙顔の人を 余分に一人助けたかな  ぐるぐる偽善糞な空想 夢と現の中間管理職  「でもね、でもね、でもね」って 描いた夢に唾がかかるほど言い訳 「出鱈目ではないけどね」 自分に言い聞かせた背後で笑う あの日の「英雄」  例えばほら面の皮が 分厚く今の倍あったら 悲しい言葉言う人にも 笑ってうなづいていたかな  ころころ気分素顔はアミダ 損と得とを瞬間電卓計算  「だよね、そうね、わかる」って いびつな自分を曲げはめていく作業 「全部嘘じゃないけどね」 理想の前膝ついてぽろりと涙  Ah Ah 「だよね」って Ah Ah 「そうね」って Ah Ah 「わかる」って Ah Ah ねえ聞いて  Ah Ah 出鱈目じゃ Ah Ah ないけどね Ah Ah 本当は Ah Ah わかってるけどね  「でもね、でもね、でもね」って 描いた夢に唾がかかるほど言い訳 「出鱈目ではないけどね」 自分に言い聞かせた背後で笑う あの日の「英雄」
花束LACCO TOWERLACCO TOWER松川ケイスケLACCO TOWERLACCO TOWER何から 話そうか? どこまで 思い出そう? 愛したはずが愛されたり 愛し返してみたり  目の前で溢れた あなたの言葉が スローモーションで 鳴り響いた 糸屑も自分も同じようなものと 腐りかけた胸を さらってくれた  街を彩る 誰かの笑顔 同じように今は 笑えてるかな  今 目を閉じて見えたのは 星の数ほどの 悲しみと それを消したあなた こんな素敵な夜 涙はいらない こぼれる弱さを包む花束  何から 伝えよう? どこまで 伝わるだろう? 只側にいてくれる事が どれ程嬉しいかを  夢のような終幕(フィナーレ)に 必要なものは 喜びと それをくれたあなた こんな素敵な夜 涙はいらない 「大丈夫」「よかった」と笑いたいのさ  何度も 何度も 胸を掻き毟る不安から逃げ出して それでも それでも なんとか歩いてく「幸福」へと  夢のような終幕(フィナーレ)に 必要なものは 悲しみを 全て消したあなた ほらその手をあげて 涙は拭かずに 「大丈夫」「よかった」と泣いたまま  目を閉じて見えたのは 星の数ほどの 喜びと それをくれたあなた こんな素敵な夜 涙はいらない こぼれる弱さを包む花束
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