LACCO TOWER「薔薇色ノ怪人」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
怪人一面相LACCO TOWERLACCO TOWER松川ケイスケLACCO TOWERLACCO TOWERさぁいらっしゃい さぁご覧あれ 世にも不思議な奇譚 まるで複写した顔だらけ 私の話  悲しみさえ 楽しささえ 滑稽な喜びさえも ましてやご立腹なんて形も忘れたよ  感情殺した後で 同じ顔を貼るおまじない 骨のステッキ回し 願う平常  バラバラな感情巻きつけて隠した 薔薇色の怪物 泣いている どうかお願い傷をつけないで 心臓は雨ざらし 冷える  正直な 百面相 それが人間プログラム ましてや言い争いなんて素晴らしい正解  感情殺した後で 生き返すためのおまじない ハートに薬を混ぜて 増やす熱情  ええそうです 私にゃ顔がありません なぞって貼り付けて 繰り返す だからお願いそっとしておいて 心臓は崖崩し 揺れる  感情殺すその前 涙せきとめるおまじない 鏡 乱反射した 私は誰だ  バラバラな感情を更に巻きつけて 薔薇色の怪物 泣いている どうかお願い傷をつけないで 心臓は雨ざらし  ええ そうよ 私にゃ顔がありません なぞって貼り付けて 繰り返しちゃう だからお願い助けておくれよ 仮面は1枚だけ 濡れる
悪人LACCO TOWERLACCO TOWER松川ケイスケLACCO TOWERLACCO TOWER黒の中の黒から降る真っ黒の雨 絶望家の午後に 無粋(ぶすい)な色を殴る  日々は枯れ ヒビで割(さ)かれ 霞む優しさよ 誰が為 影に隠れ 声溜めに沈む  笑えない 僕は悪い人?  「感情-(マイナス)感傷」が もう嫌なんだって叫んでる 本性は 乱反射して 胸でラッタッタ踊り狂う  絶体絶命寸前で まだ「病んだ」なんて笑ってる 「本当」は 次々死んで 悪人は今日も優しく眠る  本能の中で眠る善と悪の姫 かじった林檎で「お仕舞い」なら楽なのに  ひび割れて 響かぬまま 霞む優しさよ 誰の為 誰を守り 誰を傷つけた?  独りでも 大丈夫なのに 心では「誰か 手と手 合わせて」なんて祈るよ  「世間体÷(ワル)真実」が ほら小っさいまんま叫んでる 本性は 諸手(もろて)をあげて 胸でパッパッパ手を叩く  絶体絶命寸前で 「どうやんだ?」なんて泣いている 「純粋」は 次々死んで 悪人は今日もまた震えてる  「感情-(マイナス)感傷」が もう嫌なんだって叫んでる 本性は 乱反射して まだラッタッタと踊っている  「世間体÷(ワル)真実」が ほら小っさいまんま叫んでる 「後悔」は 次々増えて 悪人は今日も震えて眠る  「等身大÷(ワル)真実+(タス)感情」で声を張り上げる 「本当」は 次々死んで 悪人は今日も優しく眠る
桜桃LACCO TOWERLACCO TOWER松川ケイスケLACCO TOWERLACCO TOWER赤く染まって 二つ並んだ 付かず離れず 距離を保って  私はとても あなたが好きで 私はとても 悲しかったんだ  まあるい気持ちを 口に含んで ころころと 転がせば 言葉になるかな  でも「嫌」なんて 言えなかった 綺麗なまま 忘れてほしいから 真っ赤になった 目の淵では 涙がほら ふらふらと揺れてる  言葉は殴らないし 切り裂きもしないけど 優しい音に隠れ 私を殺してしまう  無理によそった スプーンの中 溢れそうな 粉砂糖みたいに 欲張ったから こぼれちゃった 想いはほら さらさらと落ちて  赤く染まって 二つ並んだ 付かず離れずまだ居たかった  「もう嫌」なんて 言えなかった 綺麗なまま 忘れてほしいから 真っ赤になった 胸の真裏 あなたがほら ふらふらと揺れてる 付かず離れず 距離を保ってる  私はとても あなたが好きで 私はとても 悲しかったんだ
LACCO TOWERLACCO TOWER松川ケイスケLACCO TOWERLACCO TOWERあたし本当に 嬉しかった 話の続き 忘れるくらい  だから都合よく 覚えているわ あなたこぼした あの言葉だけ  人は何かを 食べ生きるもの ならばあたしを 食べてもらって  あなたの中へと 飛び込めるなら せめて美味しく なれるといいな  喜びも ほころびも 混ぜ合わせて  どうして 言えなかった事 わかりきったような声で ぽつぽつとくれるんだろう あなたが いるこの世界 それだけでもうあたしに 意味はあるから それだけでもうあたしは 生きれるから  あなたに会うと 嬉しいのに あなたに会うと 悲しくなる  千と四百四十回 回る針に しがみついてみたら 止まらないかな  一つ二つ三つ まだ 四つ五つ六つ ほら やっぱりだめかしら  なんて 嘘みたいな事 信じきったような声で ぽつぽつと言えるんだろう あなたが いないその世界 それだけでもうあたしに 意味はないの  あたし本当に 嬉しかった だからとっても 怖くて 切なくて 何かが 終わるのが  どうして 言いたかった事 魔法のような声で ぽつぽつとくれるんだろう あなたが いるこの世界 それだけ他に何も いらないから それだけでもうあたしは 生きれるから  どうか 瞬間(いま)よ 続け 喧騒(けんそう)の中 時間を止めて 星間(せいかん)の下 呼吸を止めて 心音(しんおん)の傍 歩幅合わせて どうかどうか 離さないで
折紙LACCO TOWERLACCO TOWER松川ケイスケLACCO TOWERLACCO TOWERまずはそちらとこちらで ちょうどあいだを探して ゆっくりとゆっくりと向き合って そこに線を引っ張って  私がその線まで 頼りなげに倒れたら ほっといて ほっといた振りをして そっと覆いかぶさって  そしたら まるで全ては ここにあるように その他全て、右手、左手でそっと消し去って  重なり合う二人は どこか少し足りなくて 互いの 悲しい 嘘も 過去さえも ぎゅっと織り込んで そうして出来た形は まだ消えてしまいそうで いつまでも どうかどうか このままでなんて 願っている  次はそちらとこちらで ちょうど探したあいだに ゆっくりとゆっくりともたれて そこの線は無くなって  そしたら 二人の全て そこにあるように その他全て、今もこの先もずっと消さないで  響き合う苛立ちも やがて出会う苦しさも 例えば 優しい 嘘も 偽りも そっと折り合って そうして出来た形も ねえ消えてしまうのかな いつまでも どうかどうか このままでなんて 夢みたいで  ぼやけぬように そう 一つ 一つ 一つ 一つ 折ってく 形を作って  重なり合う二人は どこか少し足りなくて 例えば 優しい 嘘も 偽りも そっと織り込んで そうして出来た形を ずっと消えないようにと いつまでも どうかどうか このままでなんて 願っている
時計仕掛LACCO TOWERLACCO TOWER松川ケイスケLACCO TOWERLACCO TOWER絵空事のような 希望をにぎって しわ模様のシャツの 胸に詰め込んだ 三角形貼り付いた 夜空を見つめては 繰り返し繰り返す 明日に息を吐く  真っ暗な頭に 点した明かりは 今にも消えそうに チカチカ点滅 長針と短針が 追い抜き追い抜かれ 毎日が昨日と 同じ姿してる  だからって何もできないや だからってじっとはしてられず  世界中に 散りばめられた 不安を全て抱えた気がして 悲しいとか 苦しいだとか 簡単な言葉さえ吐き出せず  同じ感覚(間隔)で止まらずに 痛みと時間を刻む  幸福はいつも見えなくて 朝靄に混ざって消えていく 繰り返し繰り返す日々が 正解か不正解か教えてよ  例えばほら この戯れ言が 意味も何もないただのゴミでも 流れている 頬の涙は 繰り返すことのない現在だろう  世界中に散らばる皆 ここにも同じような奴が居るさ ごめんね今 心をぬぐう 鮮明な答えは出せないけど  同じ感覚(間隔)で刻まれた 心と時間を抱え
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