Tシャツと涙Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | いまは涙 こらえないで わたしのTシャツで ふいてね こわれかけた ビニール傘ひとつ うまく 言葉 見つからなくて 遠まわりしよう わたしがさすから 紺色 夏のはじっこ 甲州街道は ビー玉のかけらの雨 忘れてた波がふと バス降りたとこで 押し寄せても いまは涙 こらえないで どこにも 行けずに 下向くまつげ 言わなくっても ちゃんといるわ わたしのTシャツで ふいてね ねぇ ふたりの ベランダ咲いた 花も いつか 懐かしい こわれかけた ビニール傘どっかに 置いてきたみたい 手を取るよ いまは涙 こらえないで 何より つよいよ 信じておくれ 言わなくっても ちゃんといるわ わたしのTシャツで ふいてね |
EAST 70Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | くすぐったい風はこぶ あのバス EAST 70 ぼくらは いつもの席 イヤホン分けあってた 窓の外の景色 なんとなくずっと 続くような気がしてた サマー・デイ どんな 未来かなんてさ わかんないままで 刺さった あの一つの シャウト おなじ 気持ち きみは 知ってたんでしょう ねぇ、友だち とけそうな星 抱く グラウンドの空の下 ひんやりしたフェンスに もたれ いつまでも 話してた なにも 起こらなくて でも なんだってさ 笑えたあの日々は 遠く サマー・デイ 今も 本当のことなんて わかんないままさ 走っては転ぶ日々に 胸をノックする 宝もの どこかで 思い出して きみも またゆけるから くすぐったい風はこぶ あのバス EAST 70 ぼくらのいない窓際 もうすぐ 夏が来る |
毎日がラブソングDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ・多保孝一 | | Hey Hey ぎゅっと世界の 真ん中 キスをしよう それだけで ゆけるよ You & Me 帰りみちに 聞こえたピアノ 気づくと 泣きそう 春の空とわたし あなたはきっと 傘も持たず 見上げるホームのアナウンス いつか膝かかえて ふたりで聞いたレコード あたたかい その響き 思い出すよ そっと 口ずさめば ぐっと 会いたくなってしまうから 走ってゆくわ Hey Hey You're my special one. 迷わず キスをしよう 泥だらけの 日々にひらく一輪の Flower Hey Hey ぎゅっと世界の 真ん中 キスをしよう それだけで ゆけるよ You & Me タオルケットに どこか似てるような あまい春の風 部屋を染めるよ あなたはまだ 眠ったままで 柔らかく色づいてゆく くせ毛 いつか電車降りて そっと連れ出してくれたでしょう 路地の先 ビルが広がる 秘密の場所へ きっとふたりならば もっとこの街が好きになる 起きて! すぐに出かけよう Hey Hey You're my special one. 迷わず キスをしよう 泥だらけの 日々を照らすわたしだけの Sunshine Hey Hey ぎゅっと世界の 真ん中 キスをしよう それだけで あふれる You & Me 変わりゆく交差点 あちこちから集まってひとつになる風は 鮮やかに過ぎる ファンファーレ どこへでも行けるような気がする まっすぐな空 ただそこにあるだけで うれしくなるよ a new day Hey Hey You're my special one. 迷わず キスをしよう 泥だらけの 日々にひらく一輪の Flower Hey Hey ぎゅっと世界の 真ん中 キスをしよう それだけで何もいらないわ Hey Hey You're my special one. 迷わず キスをしよう そう 今日もきっと 生まれるよ 新しい Love Song Hey Hey ぎゅっと世界の 真ん中 キスをしよう それだけで ゆけるよ You & Me こんなにも 愛おしいんだから |
Lost in ConstructionDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | あちこち騒がしい 笑い声 抜け出して 通りへ出れば 急にひんやりしてさ 電柱渡って 徐々に蘇る 手足の感覚で 撫でるようにあるく midnight Hey 通り過ぎる 中華料理店がけむって 赤い靴が欲しい そんなことつぶやいた あぁ一体 誰のため 曲がり角で しらけた口紅キュッと 塗りなおして 意図的に迷いこむ OH OH OH 曖昧な わたしがいいわ だって形のない 東京は24時間いつも工事中 手を取って すこし微笑むひと 名前も知らなくたっていい 白黒道路 ねずみのしっぽだけ気をつけて あとは just like an old devil moon 踊るふたりは今だけ エナメル溶かすモーション 他の誰も 見ないで 覚めないで このまま 消え去りたい OH OH OH 曖昧な わたしがいいわ だって形のない 東京は24時間いつも工事中 |
CinderellaDrop's | Drop's | 中野ミホ・多保孝一 | 中野ミホ・多保孝一 | | pm10:00 信号 あとふた目盛り クレーン車は 眠って どんな夢見てるの?ひとり 行きかう人はみな じょうずに歩いて 両手ににぎった コーヒーの温度だけ 味方さ 探しても 探しても 見つからない 未来のわたしよ 見つけてよ 見つけてよ ここにいるのに 星のない 空を抱きしめ 泣き出す前に 行かなくちゃ 大丈夫だよと 手をふったあの日 ポケットにいれて 戻らない 街をかけだして シンデレラの青いスニーカー 胸の奥のほう ざわめくような かすかな 予感がしてる pm11:00 消えるショーウィンドウ タクシーいくつ 白黒映ったの?かぞえた 歩いても 歩いても 立ち止まれない スピードに流され 忘れないで 忘れないで ここにいること 星のない 空の真下で 耳をすませば 聞こえるよ ただひとりぶんの 心臓の音で 動き出した 眠らない 夜をすり抜けて シンデレラの青いスニーカー ふりむかないで 吐く息しろく たしかに わたしの温度 ふわり なつかしい 風ふいて そっと背中を 押した気がした 星のない 空を抱きしめ 泣き出す前に 行かなくちゃ 魔法がとけても 明日が来るって 信じてるよ 戻らない 街をかけだして シンデレラの青いスニーカー 胸の奥のほう ざわめくような たしかな 予感がしてる |
BlueDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 雨ふる 五月 ぬれた草原 想うよ クリーム色の スニーカー 人ごみ のまれてゆく チューニングずれた ギターの音がなんか 好きでさ ふたりはすこし 似てるのかな 青くゆれる 夜のどこか かたすみに 居場所を まあるく いつか 悲しみはきっと 終わるのさ 新しい歌を きいてよ ここにいて 青くゆれる 夜にそっと つぶれそうな こころに 手をあて 悲しみはきっといつか 終わるのさ 新しい歌を きいてよ ここにいるから |
Little SignDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 雪になりそう 古い車 遠のいて 静けさだけ 指を冷やした 甘いけむり 吸っては吐いて 朝を待つ あなたは Sometimes lonely eyes 遠い 海を映す わたしは Sometimes waiting for 本当は せりふみたいな 言葉 すり抜け 連れ出して どこにも行けないわたしを 内緒で さみしさをふたつ繋いで Give you a little sign ちいさな合図 おくるから まばたきしないで まっすぐ焦がして がらんとしてる 真夜中のゲームセンター 蛍光灯 なんか優しい 夢みたいな 音楽の中にいる あなたは Sometimes draw a line 美しい線を描く わたしは Sometimes wanna dance 夢中で 白い息 まとって 踊りたい 目が回るほど 連れ出して どこにも行けないあなたを 内緒でさみしさをふたつ繋ぐの Give me a little sign ちいさな合図くれたなら 同じ線たどって そっと触れるよ Sometime lonely eyes Sometimes draw a line Give me a little sign |
アイラブユーDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | バスを待っているわ ジュースひとくちずつで 来なくたっていいね 歩いてゆけるから 気がつけば夕暮れ 明日なんのゴミの日? 虫めがねの中の暮らしです 東京 とまらない流れに押され ため息も 居場所がない あなたのやさしさだけたよりに 帰るから ねえどうか おだやかに そばにいてよ できるだけ こうしてきっと 日々になってゆく アイラブユー 頬にそっと口づけ 風を待つ部屋 春はバタークリームの味だって そう思ったの ベイビー ときどき堤防がこわれ あふれそうな 涙を その手で 受けとめてほしい ちょっとでもいいから 会いたいよ 少しずつ 見渡せばひろがる この街で 初めてのような なつかしいような 夕やけ 忘れないわ おだやかに そばにいてよ できるだけ 変わりゆくなかで今 かたちを 確かめたいの かがやいた ひとつずつを 抱きしめて こうしてずっと 日々をうたうよ アイラブユー |
天使とラストシーンDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | 遠い国の そのまた向こう 涙する 甘い ラストシーン エンドロールが 終わる頃に 思い出す あぁ 自分だった 電源入れ直して 息を吸う 街 暮れかけて 帰りたくないよ こんな気持ち せめて今すぐ あなたに話したくて とべない羽根 ぶら下げて Sweet swinging darling あらわれて これだけは 本当 あなたがわたしの 天使なんだよ 遠い国のヒロインみたく 堂々と あぁ 歩けたらね 寒空 喫煙所であなた ちょっと 笑ってる 急に ひらめいて わざと遠く 駆け出すから 追いかけて 赤いマフラー 見えないドレス ひらめかせ Sweet swinging in the night 踊るように クリスマスが終わっても 悲しまないように つかまえてほしい 息を切らし たどり着いた 屋上は あぁ なんてきれい ふたりの このシーンよ 終わらないで 願うけれど とべない羽根 やさしくて Sweet swinging darling 見つめてる これでやっと気づいた どんなラストシーンより 今が好きよ 見えないドレス 抱きしめて Sweet swinging in my life まっすぐに 明日から また このわたしを生きるのは わたしだけだから |
春の羊Drop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | すくった 絵の具肌にのせて 重なる いくつもの気持ち まざった 春の夜はアスファルト おぼえてる? 淡いグレーの潮風 ふたつのこころとからだ 時々ほら ジグザグにはぐれて 今 あなたは何をしているの 私をここに置いたまま ねぇ無くさないで ふたりの意味を 目を見て 必要だと ちゃんと言ってほしいの 誰も知らない あの海の色を思い出したら 手をつないだまま 眠ろう さわった 花びらは柔らかく ひんやりとした心地 ひねった 蛇口の水わけあって もう少し 枯れないでいて 床に転がした言葉 自分のじゃないみたいにがさがさで あーわたしはどうしてこうなの? いやだよ 手を離さないで たいせつにしたいのに なんでぶっこわしたくなったり ごめんよ わかってよ 勝手に泣いてるの 本当はもう 知ってるの 言わなくちゃ 言わなくちゃ どこにも行かないで そばにいて |
マイハートDrop's | Drop's | 中野ミホ | 中野ミホ | | まるでどうしようもないような 風に吹かれて いつものようにただ 歩き疲れて わからない 答えはない 巡りめぐって どこへ行ったの マイハート 大人になれない なんか今日はうまくいかない 些細なことに かき乱される チョコレートがないとだめだし お気に入りの曲は流れない ばかにしないでよ 泣けてきちゃうんだよ からっぽに 気づいては 握りしめる ロンリー となりのあの子の芝の 青さに勝手にうろたえてる なんで ないものないものないものねだりで 猫背だって本当は直したいよ ばかにしないでよ ここにいるんだよ からっぽに 気づいても せまりくる サースティー だけどなんだか ふるえてるって感じがする 得体の知れない ひとつの渦に 心臓だけ ひたしてるような それだけなんだ それだけあればきっと 倒れないから まるでどうしようもなく トラックがさらって やっとのことで いま 道に立っている わからない 答えはない 巡りめぐって ここにしかない マイハート 大人になれない |