ImageThe Sketchbook | The Sketchbook | 多田宏 | The Sketchbook | | 「どうやったって無理だ」なんて 決めつけるにはまだ早いだろ 案外やれば出来るんだって それが想像してたものと少し違っても 理想の未来へ近づくことを 忘れてそれさえもが 言い訳になってたら 次はないだろう 今なんだよ 踏み出すのは 飛べなくても歩いていければいい 壊せるだろう その壁も イメージなんだ 正解だけに目を当てないで大切なのはプロセスで 幾通りもある選択肢 どのルートを選んだとしても辿り着けるんだ どっかの教授の参考書通りに動いたって それが一概に正しいなんて保証はない 答えなら決断なら 誰でもなく自分で出したほうがいい 貫けよ真っ直ぐに イメージするんだ 逃げ出すことなんていつでも出来んだろ そんなのは求めちゃいない イメージし直すんだ 未来の姿 覚悟を決めて 今なんだよ 踏み出すのは 飛べなくても歩いていければいい 壊せるだろう その壁も イメージなんだ全ての始まりは 貫けよ真っ直ぐに イメージするんだ |
シークレットThe Sketchbook | The Sketchbook | 多田宏 | The Sketchbook | | 「本当に秘密なんです 誰にもバレないように」 本当は知って欲しくて 設定が非公開じゃないのは内緒だから 上手く言葉に出来ない想いを 全てさらけ出したい 結局誰かに自分を見られていることに 快感を覚えてるんだろうかな でも心の奥まで見せることは怖くて これ以上は秘密です 「暇潰してるんです 誰かのつぶやきで」 本当は気になるんです だからいつでも見てないと落ち着かない 誰に言ったって聞いてくれないだろう だったらここでいいかな 結局誰かを信じることが出来なくて 話したって笑われて終わるだけなら この心の声は聞かないで欲しいから やっぱりこれ以上は秘密です このまま… 上手く言葉に出来ない想いを 誰に言ったって聞いてくれなくても 全てさらけ出したい 結局誰かに自分を見られていることに 快感を覚えてるんだろうかな でも心の奥まで見せることは怖くて これ以上は秘密です |
LoopThe Sketchbook | The Sketchbook | 多田宏 | The Sketchbook | | どれも空が抱えてしまうなら 混ざる闇も任せられるなら 重ねていないこと数えだしたら 悲しみをいつまでも覗いて 想いみたいなもの拾い集めて どこまでも 君がいるだけ それだけ言葉もなくして どれだけの不安に撃たれて揺れるんだろう きみだけ離さなければいい それだけのぼくができればなって夜を見つめる ひとり溶ける部屋の窓から ぼくの弱さが流れ出してゆく どこにもいないこと数えだしたら 悲しみをいつまでも覗いて 理由みたいなものかき集めて どこまでも君がいるだけ それだけ言葉もなくして どれだけの不安に撃たれて揺れるんだろう きみだけ離さなければいい それだけのぼくができればなって夜を見つめて それだけ言葉もなくして どれだけの不安に君を求めるんだろう いつから孤独の光は 憧れの不安に花を咲かせるんだろう いつかは離さなければいい それまでのきみに 会えたらなって夜を見つめる |
でも思い出せない 最後の君の表情を…The Sketchbook | The Sketchbook | 多田宏 | The Sketchbook | | 散らかった部屋は君が居ないから 頭の中を映したみたいだな 雨の匂いが好きだった君と 真逆だった僕が今では懐かしい 流れる時間(とき)に君と僕の どっちが変わったんだろ? 待ち合わせの場所も僕の4分の遅刻も 誤魔化しの笑顔もいつもと同じだった ただ違うのは君が僕にくれた言葉だけで 思い出せない 最後の君のその表情(かお)を… いつもの道が今までと違うのは 君のいない景色はさみしすぎるから わざと選んだ遠回りの道 二人の時間を巻き戻すような… 流れる景色も歩くペースも 少しずつ変わってく 止まればいいなとか思ってた時間が 過ぎて行くその度に 僕は胸の痛みを また忘れていくけど二人だけのこの空間は 此処にあるからあの日と同じまま 散らかった部屋には 君の笑った写真が… でも思い出せない 最後の君の表情(かお)を… |
brainwashThe Sketchbook | The Sketchbook | 多田宏 | The Sketchbook | | こんな日の朝に横顔が浮かぶなら きっかけを捕まえられるだろう きみがぼくのために指をのばすときの まなざしがぼくを離さないんだ 手に入れたはずのつもりで いつも風が吹いて 抱えたひざの上で迷うけど 照れたように目を逸らす 月が澄ましてるから きみの顔忘れてしまうだろう 数えられることは きみに話せることは ぼくらどこから来た それくらいさ とりかえたはずのつもりで いつか羽が生えて とびこえた壁の向こう見たいけど こんな風にぼくは あてもなく過ごしてる いつか飛んでいきたいなどこかへ |
Lost WordThe Sketchbook | The Sketchbook | 多田宏 | The Sketchbook | | 言葉にならないこの想いを ぶつけることで傷付け合い 素直になれない僕ら 無言のときが過ぎて 壊れるほど強く抱きしめたのは 愛を確かめたいんだ 「好きだ」ってもっと君に 言えていたならまだ知らない明日を それは見つけられたかな? 忘れることで誤魔化してた でもどうしても思い出すのは何故? 失くしてしまうまでは 気付けない…あの日だって 胸を打つ鼓動が痛くなって 目を覚ますのはきっと あの日の夢見たんだろう さよならさえ言えないまま僕ら… 違う明日を選んだけれど 今なら言える いつか君に会えたときには それなら言える 僕ら同じだったんだよ ただ愛してた 今なら分かるんだ 壊れるほど強く抱きしめたのは 愛を確かめたいんだ 「好きだ」ってもっと君に 言えていたならまだ知らない明日を それは見つけられたかな? |
君の声を聞けばThe Sketchbook | The Sketchbook | 多田宏 | The Sketchbook | | 「このまま真っ直ぐに歩けばいい」と言われた それからどれくらいだろう? 僕の足は止まった 沿道には君の姿 そう いつも笑ってさ 「もう少し」って…嘘をつくんだ 体中に君が溶けるような 感覚に僕は目を醒まして 駆け出してく 君の声を聞けば 空だって飛べるはず いくつも重ねた 理由には意味がないように 答えなら誰でもない 自分にしか掴めないけど 君はいつでも優しい そう僕への嘘だって 魔法の言葉なんだ 君の声が僕の心の 深いところまで届いて どんな暗闇も照らしてくれるから 信じていける 信じるから嘘になる そう 君の口癖の 「愛してる」って言葉さえも 体中に君が溶けるような 感覚に僕は目を醒まして 駆け出してく 君の声を聞けば 空だって飛べるはず |
やまない声The Sketchbook | The Sketchbook | 多田宏 | The Sketchbook | | 乾いた声で確かめたけど やっぱり足りないな 覚えていたのは諦めたまま ずっと遠くなった もうすぐ止まる時の中で ひとつだけ見つけられたら 聞こえないけど祈るよ さめないほど そばにいたい すくわれたい夜に やまない雨 ぼくはまだ きみだけに溶ける 変わってく前にやってみたけど 真っ白じゃなかった 覚えていたから気がついたまま そっと目を逸らした もうすぐ止まる時の中で ひとつだけ見つけられたら 聞こえないけど祈るよ さめないほど そばにいたい すくわれたい夜に やまない雨 ぼくはきっと きみだけに溶ける さめないほど そばにいたい すくわれたい夜に やまない雨 ぼくはまだ きみだけに溶けるよ 果てない夜 そばにいない きみだけを想うよ やまない雨 ぼくは今も きみだけに歌う 届いたなら 届いたなら |
RunwayThe Sketchbook | The Sketchbook | 多田宏 | The Sketchbook | | 飛び出して揺れる機体が 幾つもの希望を乗せて 雲を突き抜ける さぁどこへでも行けるよ 僕も期待に揺れた あと数時間後には 知らない世界が 待ってるんだ さぁ行こうか 雲間から射し込んだ一筋の光のように 未来は自分の放つ光で照らすよ 例えばこの手にずっと握ったままの 夢のドアを開ける鍵は 他の誰でもなくて自分なんだってことに 気がついたんだ この想いを 遠く離れた君にも届くように 真っ白な答案用紙に 大きく夢を書いて 折った紙飛行機を投げたら意外に飛んでさ 空を飛ぶために必要だったものは 知識や道具じゃなくてその「想い」なんだろう 想像を越えたとき僕たちは夢を見るんだ 未来は可能性に溢れてる 重ねた時間だけ臆病になるけど その分強くもなれてる どれくらいの想いで明日を信じられるだろう? 不安も連れて行けばいいよ 窓の外にはほら一筋の光 そして僕はあの空の向こうへ 例えばこの手にずっと握ったままの 夢のドアを開ける鍵は |
StoriesThe Sketchbook | The Sketchbook | 多田宏 | The Sketchbook | | 欲しいものは他にはないし 投げ出すぐらいがちょうどいいさ それならなんとなく 置いてきた夢拾いにゆくよ 世界中にそうさ 愛と哀しみのStories 閉じられる前に 辿り着くよきみに 叫んじゃうのもいいさ 傷だらけの恋の果てに きみはほほえんで ぼくにとどめを刺す さがしものはどこにもないし 突然ぐらいがちょうどいいさ それならなんとなく 置いてきた夢拾いにゆくよ 世界中にそうさ 愛と哀しみのStories 閉じられる前に 辿り着くよきみに 叫んじゃうのもいいさ 傷だらけの恋の果てに きみはほほえんで ぼくにとどめを刺す そうなんだ いつも見つけていたのに 何回も 何回も 間違えるのさ きみとぼくのStory 罠だらけの恋もくぐって 閉じられる前に 巡り会えるはずさ 叫んじゃうのもいいさ 傷だらけの恋の果てに きみはほほえんで そっととどめを刺す これはそんなStory 手がかりを掴んだぼくに きみはほほえんで そっととどめを刺す キスをひとつ |