A HAPPY NEW YEARJUJU | JUJU | 松任谷由実 | 松任谷由実 | | A Happy New Year! 大好きなあなたの部屋まで 凍る街路樹ぬけて急ぎましょう 今年も最初に会う人が あなたであるように はやく はやく A Happy New Year! 新しいキスを下さい そして鐘の音 通りにあふれて 今年も沢山いいことが あなたにあるように いつも いつも A Happy New Year! 今日の日は ああどこから来るの 陽気な人ごみにまぎれて消えるの こうしてもうひとつ年をとり あなたを愛したい ずっと ずっと 今年も沢山いいことが あなたにあるように いつも いつも |
守ってあげたいJUJU | JUJU | 松任谷由実 | 松任谷由実 | Masataka Matsutoya | 初めて 言葉を交した日の その瞳を 忘れないで いいかげんだった 私のこと 包むように 輝いていた 遠い夏 息をころし トンボを採った もう一度あんな気持で 夢をつかまえてね So, you don't have to worry, worry, 守ってあげたい あなたを苦しめる全てのことから 'Cause I love you, 'Cause I love you. このごろ沈んで 見えるけれど こっちまで ブルーになる 会えないときにも あなたのこと 胸に抱いて 歩いてる 日暮れまで土手にすわり レンゲを編んだ もう一度 あんな気持で 夢を形にして So, you don't have to worry, worry, 守ってあげたい 他には何ひとつできなくてもいい 'Cause I love you, 'Cause I love you. So, you don't have to worry, worry, 守ってあげたい あなたを苦しめる全てのことから |
ダンデライオン ~ 遅咲きのたんぽぽJUJU | JUJU | 松任谷由実 | 松任谷由実 | Masataka Matsutoya | 夕焼けに小さくなる くせのある歩き方 ずっと手をふり続けていたいひと 風に乗り飛んで来た はかない種のような 愛はやがて来る冬を越えてゆく きみはダンデライオン 傷ついた日々は 彼に出逢うための そうよ 運命が用意してくれた 大切なレッスン 今 素敵なレディになる つみとってささげたら ひとに笑われそうな 私にできる全てをうけとって ふるさとの両親が よこす手紙のような ぎこちないぬくもりほど泣きたくなる きみはダンデライオン 本当の孤独を 今まで知らないの とても幸せな淋しさを抱いて これから歩けない 私はもう あなたなしで とても幸せな淋しさを抱いて これから歩けない 私はもう あなたなしで |
卒業写真JUJU | JUJU | 荒井由実 | 荒井由実 | Masataka Matsutoya | 悲しいことがあると開く皮の表紙 卒業写真のあの人はやさしい目をしてる 町でみかけたとき 何も言えなかった 卒業写真の面影がそのままだったから 人ごみに流されて変わってゆく私を あなたはときどき遠くでしかって 話しかけるようにゆれる柳の下を 通った道さえ今はもう電車から見るだけ あの頃の生き方をあなたは忘れないで あなたは私の青春そのもの 人ごみに流されて変わってゆく私を あなたはときどき遠くでしかって あなたは私の青春そのもの |
真珠のピアスJUJU | JUJU | 松任谷由実 | 松任谷由実 | Masataka Matsutoya | Broken heart 最後の夜明け 彼のベッドの下に片方捨てた Ah…真珠のピアス 肩にアゴをのせて耳元でささやくわ 私はずっと変わらない 背中にまわす指の力とはうらはらな あなたの表情が見たい もうすぐかわいいあの女と 引越しするとき気づくでしょう Broken heart 最後のジェラシー そっとベッドの下に片方捨てた Ah…真珠のピアス 古ぼけた広告でヒコーキを折ってみる 高台の部屋の案内 いつか住もうと云って微笑んだあの夢へ せめてヒラリと飛んでゆけ どこかで半分失くしたら 役には立たないものがある Broken heart それはあのとき 蒼い心の海にひとつぶ投げた Ah…真珠のピアス Broken heart 最後の夜明け Broken heart 最後のジェラシー Broken heart 最後の夜明け Broken heart 最後のジェラシー |
影になってJUJU | JUJU | 松任谷由実 | 松任谷由実 | Masataka Matsutoya | なんて不思議な光を浮かべた霧の夜なの どこへ続くの 街路樹の影たち 指が痛いほど 残らずダイヤルしたけど 呼びだしの音だけが耳の底にくりかえす こんなときはすぐにワードローブちらかし くたびれたシャツを選んで 外へ出てゆこう 少し背中まるめ 踊るように歩こう 最終の電車が響き残して流れた いちばんなつかしい遠いイメージのように 冷えだした手のひらで包んでる紙コップは ドーナツ屋のうすいコーヒー 真夜中は全てが媚びることもなく それでいてやさしい むかし確かにどこかで出逢った一枚のネガ 淋しい心から きみを自由にする かるく透き通らせて むかし確かにどこかで出逢った一枚のネガ 淋しい心から きみを自由にする かるく透き通らせて なんて不思議な なんて不思議な霧の夜なの どこへ続くの 街路樹の影たち |
街角のペシミストJUJU | JUJU | 松任谷由実 | 松任谷由実 | Masataka Matsutoya | 8時のロッカー 袋をかかえ 彼女はみんなとスタジオで別れる 少し濃いめにメイクを直し なぜか足がむくあのディスコ 午前1時 空は星も見えない 時は止まり このままがいい 不安な明日をダブルで飲み干す みんな街角のペシミスト 名前も知らぬ誰かの部屋で 土曜の朝を迎えることもある 故郷の冬を歩きたくなる けれど平凡だけはいやよ どこへ行くのあなた 胸にくすぶる 夢の炎 他人は消せない 不安な明日を笑いとばしても みんな街角のペシミスト アスファルトをひたす あのネオンと影の渦は 変わらないけど 娘たちはやがて 踊りすぎた金曜日を 卒業してゆく どこへ行くのあなた 胸にくすぶる 夢の炎 他人は消せない 不安な明日を笑いとばしても みんな街角のペシミスト 午前1時 空は星も見えない 時は止まり このままがいい 不安な明日を笑いとばしても みんな街角のペシミスト |
鍵穴JUJU | JUJU | 松任谷由実 | 松任谷由実 | Masataka Matsutoya | あなたの鍵でしか開かない 汚れた部屋の隅で 鎖に繋がれてる 甘い罠 嵌った時から 逃げることもできない 私はあなたのもの つれていって I want you baby. I want you baby. (hmu...)そっと 目隠しして Don't ever leave me. Don't ever leave me. (hmu…) 夢の中へ あなたのだらしない優しさ 憎むことも忘れて 飼い馴らされてゆくの ジェラシーは床に溶け出して 足元を滑らせて 歩くこともできない 刻みつけて I want you baby. I want you baby. (hmu…)強く あなたの手で Don't ever leave me. Don't ever leave me. (hmu…) 消えぬように もっともっと奪って どんなどんな自由も あなたの他に向ける愛も もっともっと縛って 嵐狂う心で あなたの名前を叫ぶわ そして私はあなただけのものになる つれていって I want you baby. I want you baby. (hmu...)そっと 目隠しして Don't ever leave me. Don't ever leave me. (hmu…) 夢の中へ もっともっと奪って どんなどんな自由も あなたの他に向ける愛も もっともっと縛って 嵐狂う心で あなたの名前を叫ぶわ もっともっと奪って どんなどんな自由も あなたの他に向ける愛も もっともっと縛って 嵐狂う心で あなたの名前を叫ぶわ そして私はあなただけのものになる |
TYPHOONJUJU | JUJU | 松任谷由実 | 松任谷由実 | Masataka Matsutoya | 風の音で目覚めた夜明けは薄明かり あなたの肩にかけるシーツ そっと腕をのばしてラジオをつけましょうか もうそこまで来たタイフーン ブラインドのすきまの空は不思議な色 厚い雲が動いてゆくわ 銀色の草も木も妖しくゆれはじめて もう すぐに外はタイフーン あの夏の島の苦しい潮の香り ここへ ここへ ここへ あなたがお茶を飲んでさよなら云う頃は この部屋もひどい雨の中 ちっぽけな町じゅうが止まってしまえばいい 今日はどこへも行かせないわ あの夏の恋の苦しいときめきを ひとり ひとり ひとり 私の胸の奥に生まれた台風が シーツの海を吹いてゆくの 哀しくてこわいからあなたを離さないわ もう すぐに外はタイフーン |
リフレインが叫んでるJUJU | JUJU | 松任谷由実 | 松任谷由実 | Masataka Matsutoya | どうして どうして僕たちは 出逢ってしまったのだろう こわれるほど抱きしめた 最後の春に見た夕陽は うろこ雲照らしながら ボンネットに消えてった ひき返してみるわ ひとつ前のカーブまで いつか海に降りた あの駐車場にあなたがいたようで どうして どうして私達 離れてしまったのだろう あんなに愛してたのに 岬の灯冴えはじめる 同じ場所に立つけれど 潮風 肩を抱くだけ すりきれたカセットを久しぶりにかけてみる 昔気づかなかった リフレインが悲しげに叫んでる どうして どうしてできるだけ やさしくしなかったのだろう 二度と会えなくなるなら 人は忘れられぬ景色を いくどかさまよううちに 後悔しなくなれるの どうして どうして僕たちは 出逢ってしまったのだろう こわれるほど抱きしめた どうして どうして私達 離れてしまったのだろう あんなに愛してたのに どうして どうしてできるだけ やさしくしなかったのだろう 二度と会えなくなるなら どうして どうして僕たちは 出逢ってしまったのだろう こわれるほど抱きしめた |
DESTINYJUJU | JUJU | 松任谷由実 | 松任谷由実 | Masataka Matsutoya | ホコリだらけの車に指で書いた True love, my true love 本当に愛していたんだと あなたは気にもとめずに走りだした True love, my true love 誰かが待ってたから 冷たくされて いつかは みかえすつもりだった それからどんな人にも 心をゆるせず 今日わかった また会う日が 生きがいの 悲しいDestiny 緑のクウペが停まる 雲を映し Sure love, my true love 昔より遊んでるみたい みがいた窓をおろして口笛ふく Sure love, my true love 傷あとも知らないで 冷たくされて いつかは みかえすつもりだった それからどこへ行くにも 着かざってたのに どうしてなの 今日にかぎって 安いサンダルをはいてた どうしてなの 今日にかぎって 安いサンダルをはいてた (今日わかった)空しいこと むすばれぬ 悲しいDestiny |
雨の街をJUJU | JUJU | 荒井由実 | 荒井由実 | Masataka Matsutoya | 夜明けの雨はミルク色 静かな街に ささやきながら 降りて来る 妖精たちよ 誰かやさしくわたしの 肩を抱いてくれたら どこまでも遠いところへ 歩いてゆけそう 庭に咲いてるコスモスに 口づけをして 垣根の木戸の鍵をあけ 表に出たら あなたの家まですぐに おはようを言いにゆこう どこまでも遠いところへ 歩いてゆけそうよ 夜明けの空はブドウ色 街のあかりを ひとつひとつ消していく 魔法つかいよ いつか眠い目をさまし こんな朝が来てたら どこまでも遠いところへ 歩いてゆけそうよ 誰かやさしくわたしの 肩を抱いてくれたら どこまでも遠いところへ 歩いてゆけそう 誰かやさしくわたしの 肩を抱いてくれたら どこまでも遠いところへ 歩いてゆけそう |
ひこうき雲JUJU | JUJU | 荒井由実 | 荒井由実 | Masataka Matsutoya | 白い坂道が空まで続いていた ゆらゆらかげろうが あの子を包む 誰も気づかず ただひとり あの子は昇っていく 何もおそれない、そして舞い上がる 空に憧れて 空をかけてゆく あの子の命はひこうき雲 高いあの窓で あの子は死ぬ前も 空を見ていたの 今はわからない ほかの人には わからない あまりにも若すぎたと ただ思うだけ けれど しあわせ 空に憧れて 空をかけてゆく あの子の命はひこうき雲 空に憧れて 空をかけてゆく あの子の命はひこうき雲 |