ヒトリエ「HOWLS」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ポラリスヒトリエヒトリエwowakawowakaHITORIE誰が止められるというの 心が叫んだ声を ああ 今すぐに伝えなくっちゃいけない気がしたんだよ  世界はなぜだか知らん顔 僕はいつも空回り ああ 出会いの数は1つで良い。 君がそこにいさえすればいい。  何処に行くにも彷徨って間違うばかりの日々だ ああ 僕はうまくやれるかな また泣きそうになったよ 「きっとあなたは大丈夫」 「とても強い人だから」 その言葉の奥で笑う顔 いつも救われていたの  何億通りの細胞で反応したあの日の君だって この胸に刻まれた痛みは想像なんてしてましたか これほど繰り返した感情で一体何を答えたらいい? これだけ積み重ねた年月で一体何を歌えばいい?  忘れられるはずもないけど 君の声を聞かせてほしくて 泣きじゃくれる場所を見つけて叫んでしまいたいだけ  ひとりきりでも続く生 夢の終わりを告げる声 誰も居ない道を行け 誰も止められやしないよ  また一歩足を踏み出して あなたはとても強い人 誰も居ない道を行け 誰も居ない道を行け  どれだけ涙を流して 明けない夜を過ごしたろう そのすべての夜に意味はある、 そう信じてやまないんだよ  きっとあなたは大丈夫 誰より「ひとり」を知ってる この言葉の意味すら超えてさ、とても強い人だから  何千何万回繰り返した自問自答の果てはどうだ 「孤独だとか弱さだとか、あたし以外の誰もわかるはずがない。」 掃き溜めの中、光る宝石のそのまた影にうずくまって でも、一体あたしは誰なんだって叫べるほど弱くもなくて  色褪せぬ誇りを知れたのは 誰でもなく、あなたのせいで 僕はどれだけ何を与えることができていたのでしょうか  この胸に灯った一欠けらの 明りの意味を今言うよ 喜怒哀楽すべてが僕の譲れない光だってこと  何処にでも行けるはずだ その光に従って 何も言わずともきっと 君は知っているはずだろう その一歩、足を踏み出した あなたはとても強い人 誰も居ない道を行け 誰も居ない道を行け  疑うことばかり覚えた僕らが立つ未来で 声を枯らして叫びたい、叫びたいと 夢を歌うことすら忘れていたけれど 今、どうしようもなく、伝えたい  忘れられるはずもないだろう 君の声が今も聞こえる 泣き笑い踊り歌う未来の向こう側まで行こう  ひとりきりのこの道も 覚めない夢の行く先も 誰も知らぬ明日へ行け 誰も止められやしないよ  また一歩足を踏み出して あなたはとても強いから 誰も居ない道を行ける 誰も居ない道を行ける
伽藍如何前零番地ヒトリエヒトリエwowakawowakaHITORIE何周目の人生だ? それは何回目の失敗だ? 君なんかにわかってたまりますか、あたしの心臓  見えてるものばかり集めて悦に入る奴等は置いてこうぜ 形なきモノに覚えた傷みを抱え転がろうぜ、ね  何周目の人生だ? それは何方様の運命だ? 快楽の価値を忘れて揺蕩う少女は何処へ行った  愛するべきは誰でしょうか 誇るべきものなどあるでしょうか 「あたしなんかにわかってたまるか! くだらないな。」  おざなりな亡霊が掘り出した心の箱 それ、自慢気に見せたんだ  形あるものを壊して この身体に流し込んで 真昼の夢を見させて 如何にでもなればいい。  偽りすら呑み乾して 伽藍堂の言葉吐き出して ねえ、その一瞬で良い 言葉なんて、要らないって、思え。  絶望? それ、現実? それとも冗談交じりの狂騒? 快楽に溺れた先に待つは天国か?地獄か?  愛するべきは誰でしょうか 誇るべきは心なのでしょうか 「琥珀色に濡れた瞳はあたしを騙せますか?」  押し並べて良好だ 奇しくも貴様は綺麗だ 曇りなき眼を見せてよ  これがこれでどれくらいの価値を作り出すのか 伽藍堂の心に何を連れてくるのか 今は見えぬ 何も見えぬ 誰も知らぬ それでも尚、秒の単位毎に刻む頭と心と  誰も彼も皆そう ガワにいつも騙され きっと僕も例に漏れずそんな中の一人だ だけどね だけどね 捨てなくっていいだろう 人の中で暮らしている言葉抜きの心たちを  絶望も現実も 亡霊も人間も あたしのもので良いでしょう? 今この高鳴る胸取り出して  形あるものを壊して この身体に流し込んで 真昼の夢を見させて 如何にでもなればいい。  偽りすら呑み乾して 伽藍堂の言葉吐き出して ねえ、その一瞬だけ我を忘れて 頭を空っぽにして  「夢で踊らせて。」 「いつでもあたしを君に道連れて。」 「何処まででも狂わせて。」 「何処にだって行けばいいよ。」  嘘も本当も呑み乾して 伽藍堂の心吐き出して ねえ、この心臓まで震わせてよ 躍らせてよ 君と  何周目の人生だ? それは何回目の失敗だ? 形なきモノに宿る憧れの元へ転がろうぜ。  ね。
コヨーテエンゴーストヒトリエヒトリエwowakawowakaHITORIE終電 あの娘はイカれてる幽霊 あたしは見惚れてる ふわり、何事も無く飛んだ  伝染するのは翳りもなく酩酊 朝まで浮かれてる ガラクタのあたしが切ないわ  一切報われぬ声が猛烈な雨に見えた 哀しい夜で泣いている ただ狼狽えている  一心不乱のやり取りも一瞬の瞳に勝てない 焦がした胸に飢えている あたしはどうですか  喧々囂々 二進も三進もいかなくなってる世の中で 来る日も来る日もあの娘のことしか 考えられなくなっていた 此れだけ言うのは簡単だけれど 言葉で如何にか出来るほど あたしの心は明快な思いを見附けられなかった  有限の型のあたしもっと あなたいないとまだ足りない! 生命の形なんてきっと あなた以外に有り得やしない!  夢現には嘘ばかり。 青眼のコヨーテは泣きじゃくり。 何処までも脚を引き摺り回し。 正解、正解、正解、 願っている。  終点 あの娘に惹かれてく運命 あたしは認めてる どうせあの娘はイカれてる人間 人間  いっせいのせ、で飛び込んだ センセーショナルなあの瞬間 正しい朝は臆病なあたしを待っている  一線越えた二人も一瞬の独りに勝てない 哀しい夜に薄情なあたしは如何かしら  正々堂々 真正面からあの娘の扉を開けてみたい 方法論も大正論ももういい加減に聞き飽きた いつでもどこでもなんでもかんでも 言葉で如何にか出来やしない それでもあたしが縋っていたのは また言葉でしかなかった  ヒューマンの型で独りぼっち 彷徨った夜まだ癒えない! 明晰夢に踊らされもっとあなたの様な夜を見たい!  胸撃つモノはソレばかり。 赤毛のコヨーテは吼え捲り。 へべれけに記憶を失くして尚、 唄い、唄い、唄いたがって、  正々堂々 真正面からあの娘の扉を開けてみたい 方法論も大正論ももういい加減に聞き飽きた いつでもどこでもなんでもかんでも 言葉で如何にか出来やしない それでもあたしが縋っているのは また言葉でしかなくなった  喧々囂々 二進も三進もいかなくなってる世の中で 来る日も来る日もあの娘のことしか 考えられなくなっていた 此れだけ言うのは簡単だけれど 言葉で如何にか出来るほど あたしの心は明快な思いを見附けられなかった  有限の型のあたしもっと あなたいないとまだ足りない! 生命の形なんてきっと あなた以外に有り得やしない!  ヒューマンの型で独りぼっち 彷徨った夜まだ癒えない! 明晰夢に踊らされもっと あなたの様な夜を見たい!  夢現には嘘ばかり。 青眼のコヨーテは泣きじゃくり。 何処までも脚を引き摺り回し。 正解、正解、願っている。  胸撃つモノはソレばかり。 赤毛のコヨーテは吼え捲り。 へべれけに記憶を失くして尚、 唄い、唄い、唄いたがっている。
SLEEPWALKヒトリエヒトリエwowakawowakaHITORIE逃がしてくれって声を枯らした あたしの願いなど叶うでしょうか 目を合わせて喋れないんだ 喜怒哀楽のどれでさえ  愛してくれって何度叫んだって 君が見てんのはあたしじゃないな? 腑に落ちないことばかりだなぁ この世界、世界はさ  「愛し方なんてわからないんだ」って あたしの言葉は伝うでしょうか 振り返ることは出来ないな、ただ唄い続けるだけ  「ねえ神様、視界はどうだい」夜を虚附く彼女は言うよ 「なぜあなたの目に映るあたしの横に誰もいない?いない?」  SOS 鳴らしているんだ もうそろそろ気付いてくれよ 今日もまたアスファルトのグレー照らすだけだね  放蕩しようぜ 徘徊しようぜ 正解なんて誰一人知らない  「愛してみようぜ」 「失ってみようぜ」 あたしの思うまま、逃げ出してみようぜ  探してくれって何度叫んだって あたしの言葉は届かないや 振り回されてばかりだなぁ この世界、世界にさ  愛し方なんて忘れたんだって 君の瞳がささやいたんだ 縋り附くことは出来ないな、また独り声を枯らすだけ  夢の中を歩いてるような夜にあたしは溺れてました 無意識の片隅に眠るあなたの姿が痛い、痛い  その引力に逆らうなんてどうしてもやり切れないんだ 真夜中に交わるその思いドラマみたいだね  不時着した夜の海で 何を祈る 誰を彩る ああ あたしはまだ何も知らない 焦がし続けるだけ  夢の中で遊んでるような夜にあたしはあなたを待った 自意識の裏側に沈むあたしの本音が痛い  痛い  本当の 正解なんて 誰も 何も 知らない  「神様、今日のあたしはどうだい」夜を乱して彼女は言うよ 「もしあなたの目に映るあたしの横に誰もいないなら SOS 鳴らしているのももうそろそろ終わりにしようか」  今日もまたアスファルトを踏みしめるだけだね  話をしようぜ あたしをやろうぜ 世界のルールを壊してしまえばいい  愛し方なんて どうして、どうして あなたの思うままにさせはしないよ  放蕩しようぜ 徘徊しようぜ 正解なんてあたしがもう決める  「愛してみようぜ」 「失ってみようぜ」  あたしの思うままに愛してみようぜ
殺風景ヒトリエヒトリエwowakawowakaHITORIE先入観を抜いて話せ 臆病者のあたしを許せ 絶妙なタイミング寄越せ 殺風景な都市の狂騒  閲覧禁止の袋綴じ 情緒不安定、ただの幻 全細胞を張り巡らして 石鹸色の夜に潜れ  全知全能の大人たちが 今日も賢く世界を滅ぼす 別世界みたいに他人事な ワンルームで始める抵抗  チープで良い イヤホンを刺せ 勘違って泣き踊り明かせ 我を忘れて転げ回れば あたしのことも視得ないでしょう  ねえねえ 聴こえてますか 聴こえてなくてもあたしは言うよ  巡り巡る輪廻の中ですら この感覚は消えないんだ  君はいない 僕もいない 誰もいない これが世界 これが世界 まわる世界 まわる世界 だ  先入観を抜いて話せ 臆病者のあたしを許せ 絶妙なタイミング寄越せ 殺風景な都市の狂騒
NovemberヒトリエヒトリエwowakawowakaHITORIEこっそりと閉じた瞼 灯りを探している 頬を伝ってく風は 何処に向かう 何処に向かう  背高草に隠れた 汗ばんだ夢の匂い 空に飛ばした言葉は 此処にはない 此処にはない  もう一回と思ったのだ 何処へ行くあても無いのだけど 泣きたくて笑ったのだ なぜかいつも笑えたんだ  もう一回と思ったのは 此処にいるわけにいかないから 寂しくて唄ったのが これが僕と思えたんだ  ユラユラと踊るかのように 夜は浮かぶばかり 光を梳かすように 揺れた 揺れた 揺れたのは  カラカラと巡る季節が あなたと横並び あたしの眼の奥に 触れた 触れた 触れたのだ  もう一回と思ったのだ 何処に行くあても無いのだけど 泣きたくて笑ったのだ なぜかいつも笑えたんだ  わかりきったことでも わかりきることはできない ふらふらの足取りは 何処に向かう 何処に向かう  ひとりきりで唄っても 忘れられる気はしないな こっそりと閉じた瞼 此処ではない 此処ではない  浮かべた言葉は 音も無く弾けた あたしが恋した 色の無い街並み  もう一回と思ったのだ 此処にいるわけにいかないから 寂しくて唄ったのが これが僕と思えたんだ  ユラユラと笑うかのように 夜が浮かぶばかり 光を梳かすように 揺れた 揺れた 揺れたのは  カラカラと巡る季節が あなたと横並び あたしの眼の奥に 触れた 触れた 触れたのだ
LACKヒトリエヒトリエwowakawowakaHITORIE歪な愛を吐いた 君の秘密に会いたくなった それだけで強く軋んでいる心が 誰でもなく僕だ  夢中になって笑った 地を這いずり廻ってる僕ら 何処へ向かう? 誰一人答えなど 持ち合わせちゃいないようだ  ねえ愛なんて今更 理解りたくもないわ  歪な声で歌って 君の秘密を明かしたくなって 気が付けば淡く霞んでいる景色も 紛れもなく僕だ  ただ「普通」を願った 何処に行く当てもなかった 例えられそうもない孤独をその暁に見たんだ  「足りない僕を埋めるものなんて無いな?」  さあ 自由の方へ遠くへ向かえ つまりそれだけで あなたのこと 忘れずにいれる、はずと疑わないの  この欠けた心の 意味を握り締める度に 足掻くしかないんだって また思い知らされてしまった  未完成の僕を笑えよ! 見てるでしょう、見てるでしょう?  正しくなくてもいいと 特別であらずともいいと 言葉だけ羅列したところで 何も変わりゃしないようだ  それでも「普通」を願った それでしかなかったよ、僕は 抱え切れそうにない嘘だらけの 世界はもういいや  足りない僕を埋めるものなら要らない 全部引き受けてそれでも残る思いが僕だ  さあ 音を纏って独り歌って その身体だけで どうしようもなく叫ぶだけでいい 叫ぶだけでいいんだ  この声で生まれた意味を 明かし続ける為に 誰かの言葉になんて 僕を任せられるはずもないでしょう  さあ 自由の方へ遠くへ向かえ つまりそれだけで あなたのこと 忘れずにいれる、はずと疑わないよ  この欠けた心の 意味を握り締める度に これが僕でしかないんだって 思い知らされてきたんだ  未完成の僕を笑えよ 不完全の僕がこれだよ 非現実に踊るあなたも 見てるでしょう、見てるでしょう
Idol Junkfeedヒトリエヒトリエwowakawowaka・シノダHITORIE不健全な理想で大歓迎さ 嫌い、あなたが嫌い 無段階シフトのギアを 捻じ込んで土埃を上げる  想像力の欠乏症で 気附かず踊るフィクサーも 当たり前だってフリーズした脳で 時代の寵児になる始末だ  絶望、エスケープしろ 雑音でハウリングしよう? 運命に抗うなんてつもりも 無かったのだけれど。  幻想だらけの春に踊らされては恥塗れ 狂騒まがいの夜には転ばぬ先の杖伸ばす 絶世の混沌の中で張り巡らす机上の空論 誘惑に負け続く哀れな姿だ  不格好な嘘をつきまくって 出来上がった偶像様 無感情のリハビリがてらに 踊る振り、何方様  不完全な弱さに目を 逸らし続けるの神様? 如何ともし難く存じます 是程の絶望に於いては  マスマティックな表舞台で 泥塗れの言葉は死んだ 飾りきった服を破って 灰被りになってはみないか  絶望、エスケープしろ 雑音でハウリングしよう? 運命に従うなんてつもりも無かった 不健全な理想論を 笑う奴等は消えな 運命に抗うなんてつもりも 無かったのだけれど。  有形の妄想ばかりを追い求めては嘘だらけ 喧噪に溢れた街がその容れ物を笑うだけ 絶好のコンセンサスに雁首垂れるは強き者 優劣に踊らされそれも認め得ぬ人形だ  幻想だらけの世界も 妄想だらけの舞台も 優越の武器じゃないって どうか信じさせてよ 想像を奪われないで 絶望で理想を呼んで 偶像に持ってかれないで そうだろう?
ヒトリエヒトリエwowakawowakaHITORIE僕らの青はいつまでだって 消えることなんてないって思ってた だから 僕らの恋がいつか終わって それでも残るものを信じるよ  「泣いていいかな」 「笑っていいかな」 何方にも征けず 不思議な表情になってさ  僕ら、 僕らの恋はいつか終わって それでも僕らが終わることはないだろう  馬鹿みたくあどけなく 変われないままでいいよ 嘘みたく嘘じゃない 僕らの唄を  焦がした色が、色が 誰を染めることも無くとも 捨てられやしない 僕にはできない 心なんて自分勝手だ 飛ばした声が 夜の帳を下ろしてしまっても ただの僕らのままここで 今、唄を歌うよ  ふとした拍子に 満たされぬ夜に 軽口を叩いて歩いた帰り道に 今も僕らの恋は置いてけぼりだ 今でも僕らの息はそこにあるんだ  あえて言うなら なんて言うかな 恥ずかしがってさ 目を伏せていた僕ら  いつか 僕らが青を塗り潰したって それでも僕らをやめることはないだろう  くだらなく つまらない 継ぎ接ぎの唄でいいよ 誰にも似合うことはない 形をしているだろう  燃やした色が放つ 光にも似た明日の匂い 言葉にならないことばかりだね わかりきっているんだ、でも あの夜の彼方 抱かれた空に溺れても、ああ 夢のまた夢だと僕らまた 笑っていいかな  くだらなく つまらない 継ぎ接ぎの唄でいいよ 誰にも似つかない あなたのままでいいよ  馬鹿みたく不甲斐なく 頼りないままでいいよ 嘘みたい でも嘘じゃない 僕らを唄おう  燃やした色が放つ 光にも似た明日の匂い 言葉にならないことばかりだね わかりきっているんだ、でも あの夜の彼方 抱かれた空に溺れても 忘れることの出来るはずもない 色を知ってしまったんだと  焦がした青が、青が 誰を染めることも無くとも 捨てられやしない 僕にはできない 心なんて自分勝手だ 飛ばした色は今も 僕らの胸の中で燃えてる そんな唄を歌うよ
ウィンドミルヒトリエヒトリエwowakawowakaHITORIE無我夢中の毎日をやってる 何一つの才もなしに ただ雨に濡れた僕らは その拭い方すら知らずに  それを笑ってみせる誰かの それを笑ってくれる誰かの 瞳の奥の光をまた探しているだけだ  向けられる濁りなき目の色 釘付けにされるこの身体 夢心地の孤独も今ならば 超えられる気がしていたんだ  風、吹く風、抗うのは この声、僕の声でしかないと 唄う、また唄う この姿の居住地が今だよ 何もかもがこの一瞬に 集って弾けまた繰り返して いつか終わってくこの命でさえも 軽々超えてゆく  五里霧中の街で迷って 何一つの誇りなんて この雨に濡れた僕らに 持ち合わせられちゃいないから  それを笑ってみせるあなたが 今も笑っていることをただ 独り願って眠る夜を繰り返しているんだ  後戻りできぬ道を行けば フラつく身体とこの心 振り回した手足もげるよな 悪足掻きでも良いだろ  なぜ、吹く風、見惚れたのか わからずそれでも笑えるかなぁ 唄え、ただ唄え この居場所にいるんだと 殴る様に  なぜ、吹く風、見惚れたのかい なぜ、吹く風、抗うのかい 唄え、ただ唄え、その姿を 笑え、そうだ笑え、その心で  風、吹く風、抗うのは この声、僕の声でしかないと 唄う、また唄う この姿の居住地が今だよ なぜ、吹く風、見惚れたのか わからずそれでも笑えるから 唄え、ただ唄え この居場所にいるんだよ 僕らは  愛すべきもの探してんだ 止まってなんていられないんだ 無我夢中の毎日をやって 夢心地の孤独を超えんだ 何もかもをこの一瞬に 集めて弾き飛ばしていつか 必ず終わってくこの命でさえも このまま超えてゆけ
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