東京五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 長いこと 離れていたら夢にみた 日が暮れてゆく東京 アスファルト 咲いたたんぽぽを思い出す 日が暮れてゆく東京 雨あがりの路に 母ははいてたハイヒール 急ぐように 変わる姿の街並に 想い出あせた東京 訪れる 住んだ瞳の若者が 笑いかけるよ東京 都会のあたらしさ 君は魅かれるかい 今日の日も 東京 私は夢にみたよ 東京 生まれた街だからさ 東京 心に帰ってくる |
ミスター・ハッピネス五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 私は駆けて来たよ もいちどあなたに会いに こんなに離れていたの ほら胸がおどるよ ミスターハッピネス 抱きしめておくれ ミスターハッピネス 私はあなたのもの 私に夢はいらない 望みも…あなたのそばで こんなにやさしくなれるなら ほら風もそよぐよ ミスターハッピネス しばらくの間 ミスターハッピネス 私はあなたのもの こんなに離れていたの ほら胸がおどるよ ミスターハッピネス 抱きしめておくれ ミスターハッピネス 私はあなたのもの |
角砂糖五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | あなたがすねて横をむいたから 私のいれた紅茶も冷めてしまった いつもならうれしそうに 角砂糖かぞえるくせに ほんの少し気づかなかっただけ あなたのさびしさに ほんの少し気づかなかっただけで 紅茶は冷めてしまったのね おもいなおしてカップをよせて 角砂糖紅茶にしずめるあなた けれどもう遅すぎるの 角砂糖はとけはしない ほんの少し前の二人のよう 心がはなれたの ほんの少し前の二人のようだから あなたはすぐに飲みほしたのね 角砂糖くだいて |
バラの香り五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | あなたはおぼえてたのね 私と誓ったことを 三年前のことを 二人別れたあとで もしふしあわせなら 紅いバラを 箱に詰めて届けあおうと あの日は はしりすぎたの 出会えた喜びに満ち 互いの暮らし失くした 二人みじかい恋に「おわり」を告げて いつかもいちど はじめられることを祈った けれど今の私は ひとりじゃないの 眠る恋人 バラの花は 河に流すわ あなたはおぼえてたのね 私と誓ったことを 三年前のことを |
星のきらめく夜は五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 星のきらめく夜は 街に出るのがすきなの 昔なじみの店で 誰かに会えそうだから あなたに抱かれ おどりあかしもしたいわ あの頃あなたは そこでピアノをひいていたっけ 甘くやさしい音色 みんなあなたがすきだった つかれいやしに来たわ 心にひびいたから いつかだれも来なくなり 古くさびれた店にお客は 私ひとりだけ 愛することを その時おぼえていたの 二人で帰った 星のきらめく夜はおもいで 二人で帰った 星のきらめく夜ははじまり |
あなただけに五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 私のこの手ににぎらせてほしい ひとすじの愛あなたの心 そのやさしすぎるほどの微笑と めぐりあえたこの時間のなかで 別れの言葉は口にしないで 今は何もふりかえらずに あなただけを想う私で 居たいの 情熱はいつも結ばれぬままに もえつきることも知らず消えてゆく あなたは私があなたのものだと 言えるくらいに夢中にさせて 別れの言葉は口にしないで 今は何もふりかえらずに あなただけを想う私で 居たいの |
通り過ぎた日々五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 日向のにおいのする やわらかい髪 長いまつげの下の 青く澄んだ目は生きがい やつれた私の心いやしてくれる あなたとなら 青くひろがる空の 彼方にある 永遠のしあわせ さがしに行ける ほほえみがこぼれそな あどけない顔 大きな凧を風にのせて 明日へと飛ばそう いつでも私の夢をさらっておくれ あなたとなら 青くひろがる空の 彼方にある 永遠のしあわせ さがしに行ける あなたとなら 青くひろがる空の 彼方にある 永遠のしあわせ さがしに行ける |
蒼空五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 今の日河はひでりに渇き 路はどこまでも白く 鳥は歌を忘れてしまい 旅人は名前を失くした 雨にうつる夜明けを 私たちは待っている 青い空のしあわせは 今はもう欲しくない いつか雨は河を生かし 路は藍色に染まり 鳥は歌を想い出して 旅人は名前をみつける そのとき 雨に濡れるよろこびを 私たちは知るでしょう 信じることのうれしさ 知るでしょう 雨にうたれ 雨にうるむ夜明けを 私たちは待っている 青い空のしあわせは 今はもう欲しくない |
ゲーム五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | バトンをうけて ぼくは走り出した ひきかえせない 歓声がわくよ ぼくは無我夢中 どこまで走っただろう 目の前は何も見えない ゴールだけが光るよ 誰かが叫ぶ 「ゲームは参加するよりも 勝つことさ」 バトンをうけた ぼくはひとりだけさ ふりかえれない 青春の真只中 いったいぼくは 何を学んだだろう 「孤独」の他に何があるだろう ゴールだけが光るよ 誰かが叫ぶ 「ゲームは参加する事よりも 勝つことさ」 ゴールだけが光るよ 誰かが叫ぶ 「ゲームは参加する事よりも 勝つことさ」 |
巴里の旅情五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | | 巴里 白い陽ざし 巴里 後姿の街 人の語らうカフェテラス 憂いを秘め 私を誘う リラ 冬の名残り リラ 春の想って咲く 花いじらしく この胸は酔い さびしさは今 ともしびに 人の語らうカフェテラス 憂いを秘め 私を誘う 花いじらしく この胸は酔い さびしさは今 ともしびに |