MORNINGRISEpolly | polly | 越雲龍馬 | 越雲龍馬 | | 窓際で枯れていった花を見ていた いつか種を落としてまた会えるさ 戻りたいと願っても あの色は戻らない。 散りゆく花を見て ふと別れを想った。 “掛け違い、残ったボタンのようだ”と 孤独さえ着飾ってしまえるさ 振り向くその先に 光を見ないように 残した足跡を消すように雨を降らせた 別れのその先に はじまりの音がする 確かなものだけを抱えて僕らは行く |
ごめんねpolly | polly | 越雲龍馬 | 越雲龍馬 | | 愛されたくて吠えて 馬鹿みたいに声をあげていた。 “もう戻れない”と気づいてからじゃ 手遅れだった。 「ねぇ、君はどうしたい?」 聞かれたって分からないけど “いっそ眠りについて、覚めないままで 風になりたい” ねぇ、あなたはどうして いつも隣で笑ってくれるの? ずっと優しさに怯えて 返せないままで本当ごめんね。 灰になるその日まで 貰った分を返せるのかな。 “死んでしまいたい”だなんて 困らせてばっか 本当ごめんね。 ごめんね もうすぐ夜は明けて 見飽きている朝を睨んで 眠い目を擦っている あなたを起こして今日を迎える。 |
Snow/Sunsetpolly | polly | 越雲龍馬 | 越雲龍馬 | | 思い出した。 冬に落ちた通り雪と あなたと観たあの日の夕焼け 願えば願うほど 遠くに思えてしまうものから 壊れてしまうほど 愛してしまうだろう どこかで声が聞こえたような気がして あなたの影を探すけど 手を伸ばすほど離れて行く いつか観たあの夕影 思い出した。 夜に落ちた砕けた月と ひとりで見たいつかの夕焼け 息を止め、ふと気づく “今ここで生きてる”というリアルを。 その意味を探すけど どこにもないだろう この眼が視力をなくしてしまう時も あなたの影を探すだろう 瞼の裏でおぼえている いつも居たあの夕影 “忘れないように”と仕舞った 奥の方へと あなたと居たいつかの日々だけ。 |
Kpolly | polly | 越雲龍馬 | 越雲龍馬 | | あなたがいつかくれた この眼では見えない 言葉にはできない 確かな深い愛を知る “笑っていてよ” 小さくなるその背に そう願っているよ。 今ならあなたに渡せる “怯えてしまうよ 別れをふと思うと” 書きかけたその文字 続きは滲んで破れる 映していてよ 遠くなるこの両眼に 笑い過ごす日々を 見えなくなるそれまでは 忘れてくれよ かなしみに溺れるなら。 忘れはしないよ あなたがいつかこの場所を 遠く 離れても |
Kikoerupolly | polly | 越雲龍馬 | 越雲龍馬 | | 道端に残ってる雨の跡 映したのは浮かばない顔した人の形 この手は誰かを守る事もできるものなのにね 壊してしまう日が来る事など知らなかったよ。 きこえるよ あなたの声が “別れは終わりじゃないから” 水面がふと映した光に あなたをそっと想った 言葉にできない程の想いを いつか話せるその日まで さよなら そこで僕を待ってて 並んで歩ける日を願って唄う あなたの歌 |