青いだけの街Girls in MoonGold-roid House | Girls in MoonGold-roid House | 奥山寅男 | 奥山寅男 | | 三年とちょっと前の僕に よく似たクソガキがさ 恥ずかしいと思えたことは 成長と言えるかな 三年とちょっと後の俺はたぶん斜に構えて 今日この頃をしたり顔に ゴミクズと言えるかな 飲み会を何時にするかとか 場所をどこにするかとか 俺にとっては割とどうでもいいし 自由が丘で場ゲロ、あれ最近の俺って? 分からない、分からない 青いだけの街 異なる世界 繋がっているとは気づけない 君と君の街へ 線路の街 走り抜けて 繋がっていると気づけた 夏と冬と君の イヤホンから 零れ落ちた オルタナが君を殺した 違う街の唄が 青い切符すり減らして また次の街へ旅立つ 違う唄を聴いて 青いだけの街 異なる世界 繋がっているとは気づけない 君と君の街へ 線路の街 走り抜けて 繋がっていると気づけた 夏と冬と君の イヤホンから 零れ落ちた オルタナが君を殺した 違う街の唄が 青い切符すり減らして また次の街へ旅立つ 違う唄を聴いて |
Number dead endGirls in MoonGold-roid House | Girls in MoonGold-roid House | 奥山寅男 | 奥山寅男 | | 隠れ蓑は多忙なこの日常 怠いなと愚痴吐くそれはそれ 暇になったら何か変わるかな どっちが僕の現実かなんて どうでもいいかも ロックバンドを鳴らしてさ、何か変わった? 良かったことも大してさ、ねぇのによ うるせぇノイズを追いかけて、なんか変われた? まるでガキに戻ったようで、悪くないな 十一歳頃見たオリオン座の三連星 使ったコンドームより薄いかも 君との信頼感 どっちが僕の道程かなんて どうでもいいかも ロックバンドを鳴らしてさ、何か変わった? 良かったことも大してさ、ねぇのによ うるせぇノイズを追いかけて、なんか変われた? まるでガキに戻ったようで、悪くないな |
カテGirls in MoonGold-roid House | Girls in MoonGold-roid House | 奥山寅男 | 奥山寅男 | | 少年漫画と青年雑誌 どちらも好きだけど興奮の角度は垂直で 才能置いて八分の八の捻りのないズレたリズムの上で 真っ白の頭から出た言葉が人に刺さると信じた 劣等感、糧に生きているフリして 下心を純粋と言い換えた青春の中で君を追いかけた そこで生まれた劣等感なんてちょっと恥ずかしいが 現実味のない現実がそれがいつか終わることを僕に教えてくれたよ 矛盾を抱えて卑しさを抱えて でも何とかやってるように見せた風の がりがりに痩せた腕を振るって 割と恐らくホントの負けん気叫び歌った 歌声に出してまた塞がった 理想と現実見る遠視の目は大人風の でもやっぱなんか幸せだなって 全然嘘の真面目な無表情崩して笑った 自分だけの物を探していた 負けたくないつまりそれは憧れでマネするしか勝ちが分からんくて 自己投影した姿はもう痛いが 勝ちたかったそれはもうどうでもよくて人は変わるんだなんて嘯いた 矛盾を抱えて卑しさを抱えて でも何とかやってるように見せた風の がりがりに痩せた腕を振るって 割と恐らくホントの負けん気叫び歌った 歌声に出してまた塞がった 理想と現実見る遠視の目は大人風の でもやっぱなんか幸せだなって 全然嘘の真面目な無表情崩して笑った 矛盾を抱えて卑しさを抱えて でも何とかやってるように見せた風の がりがりに痩せた腕を振るって 割と恐らくホントの負けん気叫び歌った 歌声に出してまた塞がった 理想と現実見る遠視の目は大人風の でもやっぱなんか幸せだなって 全然嘘の真面目な無表情崩して笑った |
shokaGirls in MoonGold-roid House | Girls in MoonGold-roid House | 奥山寅男 | 奥山寅男 | | 知らない道を歩いてみた 汚い靴がドレスコード 少し寒い半袖の初夏 曇り夜空は灰色だった あぁ俺は迷ったみたい 緑が多い東京都 少しきつい上り坂 たまにゃいいと飲み込んだ あぁ何をすればよかったの 歴史に残る今日この頃 未来の学者に手紙を出した あぁ泣いて笑って愛した SNSとリアリスト 劣情を曝け出した 知らない道を進んでみた 汚い靴はゴミに出した かなり暑い憂鬱な朝 冷たい床を触ってみた あぁ彼も迷ったみたい 悲鳴が混ざる東京都 少し耳を塞いでみた 知らない世界が広がっていた あぁ何をすればよかったの 歴史に残る今日この頃 未来の学者に手紙を出した あぁ泣いて笑って愛した SNSとリアリスト 劣情を曝け出した あぁ孤独で無知で歪で 愚かな彼もその昔は 人々から愛されていた あぁ今も彼は正義を 娯楽で振りかざした先に 血が流れていると知らなかった |
爪切りGirls in MoonGold-roid House | Girls in MoonGold-roid House | 奥山寅男 | 奥山寅男 | | 笑い飛ばして嘲笑を誘って 胡麻化したって隠せなくて 自惚れが強かったあの少年最近静かになった 笑いながら何か足りない日々を なんとなし過ごして騙してた 満ち足りたふりして瞼閉じた夜も 夢の中じゃ爪を噛んだ 割れた虚栄心ぼろきれで隠して 気にしてないふりしてプライドを守った 投げ捨てたあの情熱恋しくなって最近探し始めた 笑いながら何か足りない日々を なんとなし過ごして騙してた 満ち足りたふりして瞼閉じた夜も 夢の中じゃ爪を噛んだ 走り抜けたい 走り抜けたい 目の前の光景信じて 認められたい 認められたい この鳴りが君に届くまで 守り抜きたい 守り抜きたい 目の奥で燃える情熱を 歌い続けたい 歌い続けたい いつの日か 君に届くまで |
ノスタルジアGirls in MoonGold-roid House | Girls in MoonGold-roid House | 奥山寅男 | 奥山寅男 | | 時が経って 話してみて 酒を入れて そうすりゃ変わるのさ 突然降って湧いた幸せを抱き締めた 死ぬほど笑ったあの日々を抱き締めた ズレていった景色が気持ち悪かった 変わらないよって 言えなかった でも今は 酒を飲んだら言えるのさ よくあるさ、よくある話さ |