2017年2月4日、そんな“タイムリープ”がキーワードとなった、究極の恋愛映画が公開されました。シンガーソングライター・miwaと俳優・坂口健太郎がダブル主演をつとめる『君と100回目の恋』です。劇中でmiwaと坂口健太郎は、お互いに好きな思いをなかなか伝えられないまま大学生になってしまった幼なじみ同士。そして、大学でバンド“The STROBOSCORP”を組んでいる仲間でもあります。今日のうたコラムではその映画『君と100回目の恋』のあらすじと、劇中歌をご紹介！
7月31日、とある理由でバンドのライブがうまくいかず落ち込んだ葵海(miwa)は、帰り道に事故に遭ってしまいます。しかし、気がつくと彼女は大学の教室におり、日付はその事故から一週間前の7月24日に…。動揺する彼女へ、陸(坂口健太郎)が伝えたのは「秘密を教えるよ。俺、時間を戻せる」という言葉。彼は、彼女の運命を変えるため、時間を巻き戻せる特別な“レコード”を使って何度も過去をやり直していたのです。
「運命を変えられた。葵海はもう死なない。絶対に」…やっと想いが通じ合った葵海と陸は“恋人”として日々をやり直すため、さらに二人で1年前へ。そして、あの事故の日に失敗したライブをやり直そうと、特別なラブソングの製作に取りかかります。それが先日、MステやCDTVにてバンド“The STROBOSCORP”として披露された楽曲「アイオクリ」です。劇中では、陸が作った楽曲に葵海が歌詞をつけて完成させていくもので、miwaが作詞を、andropの内澤崇仁が作曲を担当しました。
好きだよって君の言葉 ウソみたいに嬉しくて
まるで違って見える いつも見上げる空も
ギターを教えてくれる指先
伝わるぬくもりその横顔も 特別に変わる
「アイオクリ」／The STROBOSCORP
周囲が羨むカップルとして幸せな日々をおくる二人の姿が浮かんでくるようで、物語と完全にシンクロしている歌詞ですねぇ。しかし、もちろん『君と100回目の恋』にはまだ続きがあります。実は、あの日の陸のタイムリープには、葵海への一途な想いとともに重大な秘密が隠されていたのです。彼が、自身の未来をかけて自分を愛していることを知った葵海。再びやってくるあの7月31日…。愛する彼女の悲しい運命を変えようとし続ける彼と、愛する彼の未来を守ろうとする彼女、二人はこの先のために一体どんな決断をしたのでしょうか。
神様がくれたかけがえのない時
たとえすべて失ったとしても
めぐりくる季節 あおい海のそばで
君と過ごした日々を忘れないよ
何度もたどった時間 2人で巻き戻したレコード
君を守りたいんだ
もしも願い叶うのなら
ひとりになんてしないから
ずっとその手つないでいて
「アイオクリ」／The STROBOSCORP
さて、歌の終盤、重なる葵海(miwa)と陸(坂口健太郎)の声。映画『君と100回目の恋』を観ていただくと「アイオクリ」に込められた本当の想いがわかるはずです。また劇中歌の葵海 starring miwa「君と100回目の恋(movie ver.)」も、ハンカチを用意した上で、必聴…。どちらの楽曲も“もし自分が陸の立場だったら、葵海の立場だったら…”そんなことを考えながら聴いていただきたいラブソングとなっております。まだ映画をご覧になっていない方はまず、楽曲と歌詞をお楽しみください…！
◆Original Soundtrack「君と100回目の恋」
2017年1月25日発売
初回生産限定盤(CD＋DVD) SRCL-9291〜2 ￥3,400＋税
通常盤 SRCL-9293 ￥2,800＋税
＜収録曲＞
01. 単純な感情 / The STROBOSCORP
02. 壊れたレコード
03. インフィニート・ボッサ
04. water pipes
05. 静かな
06. Birthday Morning / アンドーズ
07. in the mists
08. water piper
09. 時の冒険
10. BGM / androp
11. Flip the script I
12. Flip the script II
13. 27 / SUPER BEAVER
14. 図書室
15. in the mists II
16. Lost Script I
17. Lost Script II
18. 時のレクイエム
19. Air-Time
20. アイオクリ（movie ver.） / The STROBOSCORP
21. 君と100回目の恋（movie ver.） / 葵海 starring miwa
22. エンディングテーマ
23. アイオクリ -instrumental-
24. 君と100回目の恋 -instrumental-
ヒトリエ
